原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

神は何故御自分の性禀を反転対極創造できたのか フーリエ級数をヒントに

性相的神がその正反対である形状的エバや被造世界を何故創造することができたのか?

性相的かつ陽性的かつ主体的なお方が、何故形状的で陰性的で対象的な女性と被造世界を創造できたのか?

御自分の内に無いものを全能ゆえに無から創造できたのか?

 

ある飲料の性禀、ここでは味について考えてみよう。

これには人参20%、トマト20%、りんご10%、セロリ10%、その他の40%は15種類の野菜からなっているとする。

その味を「本陽性」と名付ける。

この喩えのように、神自体の本陽性は様々な要素の統一体と見れば、

神自体内から安定している本陽性とは違った性禀を抜き出すことは可能のように思われる。

 

今度は波で考えてみよう。

ある波、ここでは音波は、

ある条件で安定しているので、ドなりミなりソなりに聞こえるが、

実際には幾つもの波形の和として統一されているものと見れば

この統一、すなわち神の本陽性という統一から、別のものを引き出すことができるはずである。

われわれがドの音だと感じている音の中に、レもミもファもソもラもシも内包しているとしたらどうだろう。

 

そういう意味では、本陽性は神自体内にあると言ってもよいだろうが、

それは原理講論の記述どおりではない。

 

二世の方々には「フーリエの冒険」を読むことをお薦めする。

わたしはこの本を書いた若い人々のように、サンクチュアリの二世が

心情と血統の観点から聖書を解明する協働作業をして一つの作品にまとめられないかと

ずっと考えてきた。

劉孝元先生のような天才の中の天才が今やわれわれの組織には存在しない。

そこで凡才が集まってひとつの仕事を為しえないだろうかと考えたときに、

この本は貴重な示唆をわれわれに与えてくれる。

 

フーリエの冒険

フーリエの冒険

 

 

 

手抜きの記事ですみません。

フーリエ級数をご存じの方ならもっと上手に説明できるでしょう。

春になり環境が整えば、もう少し整理して詳しくお話できるかもしれません。

今は、イメージで捉えてくだされば幸いです。

何しろ神は三次元世界の構造物ではありません。

ですが、われわれは神を構造化してしか理解することができません。

その前提はよく心得ておきたいものです。

 

フーリエ級数 - Wikipedia より引用

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フーリエ級数フーリエきゅうすう、Fourier series)とは、複雑な周期関数や周期信号を、単純な形の周期性をもつ関数の(無限の)和によって表したものである。フーリエ級数は、フランスの数学者ジョゼフ・フーリエによって金属板の中での熱伝導に関する研究の中で導入された。

熱伝導方程式は、偏微分方程式として表される。フーリエの研究の前までには、一般的な形での熱伝導方程式の解法は知られておらず、熱源が単純な形である場合、例えば正弦波などの場合の特別な解しかえられていなかった。この特別な解は現在では固有解と呼ばれる。フーリエの発想は、複雑な形をした熱源をサイン波、コサイン波のとして考え、解を固有解の和として表すものであった。 この重ね合わせがフーリエ級数と呼ばれる。

最初の動機は熱伝導方程式を解くことであったが、数学や物理の他の問題にも同様のテクニックが使えることが分かり様々な分野に応用されている。 フーリエ級数は、電気工学振動の解析、音響学光学信号処理量子力学および経済学[1]などの分野で用いられている。

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神自体内における本陰性は概念としてのみ存在 被造世界の陽陰の展開は神の絶対「性」の形象的また象徴的展開 - 原理講論を読む