原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

日本に迫る世界大戦は、完全勝利ではなかったイエス様の十字架と、完全勝利をしたお父様の栄光の聖和を見間違えた江利川日本聖殿の責任!

悪の枢軸を完成させる、江利川日本聖殿の日米韓一体化運動!恐るべし!

 

現在の国際情勢を摂理的観点からどう把握すればよいのかということを先ずお話したい。

お父様の自伝「平和を愛する世界人として」の16ページにはこのように書かれている。

 

「 東西冷戦時代、私たちは理念によって世界が真っ二つになる経験をしました。当時は共産主義さえなくなれば平和がやってくると思っていましたが、そうはならず、冷戦が終わった後に多くの争いが生じました。」 (2008年出版)

 

では、何故そうならなかったのであろうか?

それは共産主義がなくなっていなかったからである。

 

ところで、今保守系の人々に正しい国際情勢を教える人には馬渕睦夫がいる。

彼はディープステイトが世界を破滅の道に追い込んでいることを、

誰でも入手できる様々な一次情報から説明してくれる。

従来の親米保守ではなく、反グローバリズム保守でなければならないとしている。

トランプも最近選挙公約を発表したが、その中には、

「ディープステイトを打倒する」というものがある。

これは異例の公約だ。

参考に、

以下のサイトにトランプの公約「アジェンダ47」のポイントが表にしてまとめてある。

「もしトラ」に備える~トランプ前大統領の公約集の中身とは | 三井住友DSアセットマネジメント

 

また、イギリスの元首相のトラスもディープステイトによって自分がやりたいことができなかったと語っている。

彼女はイギリスでは自分は別の言い方をすると言った。

 

 

 

 

トランプが言うディープステイトの目指すグローバリズムとはトロッキズムだと

馬渕睦夫は言う。

また、政治評論家で的確な情勢判断をして来た藤井厳喜極左グローバリズムと表現する。

イズムであるからには思想がなければならない。

グローバリズムという言葉だけでは何も意味しない。

地の果てまで述べ伝えよというキリスト教グローバリズムだから、

その内容は何かを明確にする必要がある。

 

マルクスレーニンスターリンというように、

ホップ・ステップ・ジャンプで進展してきたマルキシズムだが、

スターリンのときに、一国社会主義をとるか、

世界革命をとるかで意見が割れた。

 

一国社会主義スターリンの立場であり、世界革命がトロッキーであった。

闘争の末トロッキーは追放され、遂にはメキシコで暗殺された。

スターリンの路線はソビエトの崩壊によって頓挫したが、

トロッキーを尊敬する者たちはアメリカにわたってその信念を遂げようと活動してきた。

フランクフルト学派の者たちがそうだ。

また、彼らはイタリアのグラムシなどからも影響を受けた。

グラムシは革命によって社会主義の目的を達成するのではなく、

民主主義社会に溶け込んで、政治・経済・芸術・文化・・・・

あらゆるジャンルにおいて社会主義思想を浸透させ、

各ジャンルを陣地とみなして、陣取り合戦に勝利していくことを考えた。

現在文化共産主義と呼ばれるものもその系譜である。

メディアを握ってしまえば大衆を先導できる。

現在のアメリカはメディアも司法も警察もCIAも軍もかなり極左グローバリストに

コントロールされていることが次第に多くの国民に知られるようになっている。

かって話題になったことのある軍産複合体だけではなく、ユダヤ系を中心とする金融資本、ウォールストリートや薬医複合体ともいうべき存在など、多くの利害関係の影響力がディープステイト(闇の政府)となって大統領であろうと議員であろうと司法関係者であろうとマスコミ関係者であろうと、医療関係者であろうと、その意のままにアメリカを掌握していることが広く国民に知られるようになった。

 

票が盗まれてできた反則の大統領が登場し、本来のトランプの椅子を奪った。

本来なら、第三次大戦はまったく不必要であり、通常であれば不可能なことであった。

そこで、世界大戦で現れる構図が歪められて現れてきているようである。

すなわち過去の大戦の様相がそのままではなく部分的に擬似的に現れざるを得ない。

 

だが、お父様のお考えは、

世界大戦回避のための世界各国内戦により、より少ない被害を目指す。

 

 

では、原理講論の世界大戦に関する御言葉の中から、

現在の摂理情勢を正しく理解するための手がかりや視座を得てみよう。

 

神側:神の存在の肯定や神の御旨に順応 サタン側:神の存在や御旨を否定

「人間の行動は、当面の現実に対応しようとする外的な自由意志によって決定されるのはもちろんであるが、復帰摂理の目的を指向し、神のみ旨に順応しようとする内的な自由意志によって決定されるものもあるのである。ゆえに、人間の自由意志によって起こる、行動と行動との世界的な衝突が、すなわち世界大戦であるので、ここにも内外両面の原因があるということを知らなければならない。したがって、世界大戦を、政治、経済、思想などその外的な原因を中心として見ただけでは、これに対する摂理的な意義を把握することができないのである。」

 

世界大戦は主権の争奪戦の様相を表す

「蕩減復帰摂理から見た世界大戦の内的な原因は何なのだろうか。第一に、主権を奪われまいとするサタンの最後の発悪によって、世界大戦が起こるようになるのである。」

 

再臨主が顯現することを阻止するために起こる

「サタンを中心とする悪主権の歴史は、再臨主が現れることによってその終末を告げ、神を中心とする善主権の歴史に変わるのであるから、そのときにサタンは最後の発悪をするようになる。」

 

アベル側の世界がカイン側の世界を打って蕩減復帰しなければならない

「第四に、主権復帰のための世界的な蕩減条件を立てるために、世界大戦が起こるようになる。人間が堕落しないで、成長期間の三段階を経て完成されたならば、神の主権の世界が成就されたはずである。ゆえに、この堕落世界をカイン、アベルの二つの型の世界に分立したのち、アベル型の天の世界がカイン型のサタンの世界を打って、カインがアベルを殺した条件を世界的に蕩減復帰し、神の主権を立てる最後の戦争を遂行しなければならないが、これも三段階を経過しなければならないので、三次の世界大戦が起こるようになるのである。ゆえに、世界大戦は縦的な摂理路程において、主権復帰のためにあったすべての戦いの目的を、横的に蕩減復帰すべき最終的な戦争なのである。」

 

神側:キリスト教を肯定した民主政治の国家 

サタン側:キリスト教を否定する反民主主義的全体主義国家

第二次世界大戦は、民主主義によって結託した米、英、仏の天の側国家と、全体主義によって結託した独、日、伊のサタン側国家との対戦であった。それでは、どうして前者は天の側であり後者はサタン側なのであろうか。前者はアベル型の人生観を中心として、復帰摂理の最終段階の政治理念として立てられた民主主義を根本理念とする国家であるから天の側である。後者はその政治理念がカイン型の人生観を中心としており、反民主主義的な全体主義国家であるゆえにサタン側である。また、前者はキリスト教を支持する国であり、後者は反キリスト教的な立場に立った国家であるので、各々天の側とサタン側とに区別されたのである。」

 

神側:神の御旨の方向に直接的か間接的に同調 サタン側:その反対

常識や良心による判断と必ずしも一致するものとはいえない

「(2) 天の側とサタンの側との区別は何によって決定されるか
 天(神)の側とサタンの側との区別は神の復帰摂理の方向を基準として決定される。神の復帰摂理の方向と同じ方向を取るか、あるいは間接的でもこの方向に同調する立場をとるときこれを天の側といい、これと反対になる立場をサタンの側という。ゆえに、天の側であるとかサタンの側であるというのは、我々の常識や良心による判断と必ずしも一致するものとはいえないのである。」

 

サタン側:人間の基本的な自由を剥奪し、その思想統制は宗教分野にまで及んだ

「当時代において枢軸国の中心であったドイツは、人間の基本的な自由を剥奪し、その思想統制は宗教分野にまで及んだのである。すなわち、ヒットラーローマ法王とは別途に協約を結び、厳重なゲルマンの原始的宗教思想を導入して民族的宗教を創設したのち、全国の主教のもとにすべての新教を統轄しようとしたので、新教はもちろん、旧教までもこれに強力な反対運動をしたのである。」

 

キリスト教であっても旧教に戻れば復帰摂理に逆行しサタン側になる

「イタリアはサタン側に立ったドイツと一つになって枢軸国家となり、ムッソリーニは国民思想を統合するために、故意に旧教を国教とすることによって、神の復帰摂理に逆行する道を歩いた。

 

世界大戦は民主と共産の二つの世界を統一するための戦い

「人類歴史の終末には、サタン側も天の側もみな世界を主管するところまで行かなければならないので、民主と共産の二つの世界が両立するようになる。そして、この二つの世界の最終的な分立と統合のために世界大戦が起こるようになるのである。このように、第一次、第二次の大戦は、世界を民主と共産の二つの世界に分立するための戦いであり、このつぎには、この分立された二つの世界を統一するための戦いがなければならないが、これがすなわち第三次世界大戦なのである。第三次世界大戦は必ずなければならないが、その戦いには二つの道がある。」

 

世界大戦は、有神論と無神論の戦いであり、

この世の神であるサタン主権を神側が奪い返す戦いであり、

サタンにすれば再臨主が世界に現れるのを防ぐ戦いである。

この戦いはキリスト教を肯定した民主主義国家と、

キリスト教を否定する反民主主義全体主義国家の闘いであり、

神のみ旨の方向に直接的にせよ間接的にせよ同調するかで決まり、

人間の常識や良心と一致しないこともある。

枢軸国家の主役は基本的人権や思想や宗教の自由さえ奪うが、

この戦いは分立された二つの世界を一つにする戦いである。

 

以上を踏まえて考察すると、

トランプ・安倍時代の日米韓の一体化は、

福音派などキリスト教会」に支持されているトランプであり、

本人の家系はリバイバルの家系であり神側であることは容易に理解され、

日本はキリスト教国家ではないが、このトランプと一体化することによって間接的に御旨の方向に同調することになり、神側ということができたのである。

 


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そこで、当時江利川日本聖殿が日米韓の一体化の運動を展開することには、韓国の問題はあるにせよ、一定の意義があったと言えないことはない。

しかし、西側である日韓米はいつでも正しいという常識や良心的判断が御旨に一致しないことがある。

これを見逃してはならない。

 

バイデン政権を見てみよう。

バイデンは旧教すなわちカトリックである。実質はわからないが・・・

その支持母体である民主党無神論である。

 

ではもう少し別の観点で整理してみよう。

 

第一次世界大戦を挑発したドイツのカイゼル(ウイリアム二世)は、サタン側のアダムの蘇生級個性完成型の人物として、汎ゲルマン主義を主唱して子女繁殖の型をつくり、世界制覇の政策を立てて万物主管の型を成し遂げ、サタンを中心とする三大祝福の蘇生級完成型の非原理世界を達成したのである。」

 

第二次世界大戦を挑発したドイツのヒットラーは、サタン側のアダムの長成級個性完成型の人物として、汎ゲルマン主義を強化することによって子女繁殖の型を成し遂げ、世界制覇の政策を樹立して万物主管の型を実現し、サタンを中心とする三大祝福の長成級完成型の非原理世界をつくったのである。ここにおいて天の側は、第二次世界大戦に勝利することによって、三大祝福を完成した世界を復帰する長成的な蕩減条件を世界的に立てなければならなかったのである。」

 

「 そのサタン側の再臨主型の人物が正にスターリンであった。したがって、スターリンはサタン側の個性完成型の人物として民主世界に対抗し、農漁民、労働者の大同団結を主唱して子女繁殖の型を成し遂げ、世界赤化の政策を樹立して万物主管の型を実現し、三大祝福を完成した型の共産世界をつくったのである。ゆえに、共産主義世界は、将来きたるべき神を中心とする共生共栄共義主義世界を、サタンが先に成し遂げた、非原理世界であるということを我々は知らなければならないのである。」

 

第一次世界大戦
第一祝福:サタン側のアダムの蘇生級個性完成型の人物 カイゼル(ウイリアム二世)
第二祝福:汎ゲルマン主義型子女繁殖
第三祝福:世界制覇による万物主管

 

第二次世界大戦
第一祝福:サタン側のアダムの長成級個性完成型の人物 ヒトラー
第二祝福:汎ゲルマン主義型子女繁殖
第三祝福:世界制覇の政策を樹立して万物主管

 

第三次世界大戦
第一祝福:サタン側の個性完成型人物 スターリン
第二祝福:労働者団結型子女繁殖
第三祝福:世界赤化の政策を樹立して万物主管

 

実際には共産主義の中心人物は、スターリン毛沢東金日成というように、
まるでアブラハムのときのような延長を見せてきた。
だが、それでも決着がつかない。いったいこれはどうしたことだろう。

 

原理講論ではすでに終息しているはずの世界大戦だったが、

第三次世界大戦に向かうディープステイト(極左グローバリズム

を無理に三大祝福に当てはめて振り返ってみると、

第一祝福:バイデン(操作するオバマ

第二祝福:同性愛者の結婚と養子縁組による子女繁殖(LGBTQ)

第三祝福:気候・医療・食品などの統制監視による極左全体主義新世界秩序

 

おわかりであろうが、これは無理筋の強引な当てはめである。

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唐突だが、ブログを昼にアップしてだいぶ経った夜遅くにこんな動画がでた。

参考まで。

 

www.youtube.com

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今起きつつある世界大戦はキリストとの関係で復帰摂理上に起こらざるを得なかった何らかの蕩減復帰というよりも、もしかしたら韓鶴子の堕落と再臨主に対する反逆に関係した蕩減復帰なのかもしれない。

 

わたしは彼女のクーデターという堕落が、人類史始祖の堕落が長成期完成級であったのに対し、完成期の長成級あたりを意味しているように思われ、とてつもない怖ろしさを感じてきた。

人類始祖が成長期間の約2/3で堕落したので、共産主義は世界の2/3を超えることができなかった。

真の母の完成期の責任分担の全うを5%だとすれば、

お父様が支援されてあと3%が残されていたことを考えると、

2%は超えていたことになる。

完成期の責任分担を5%を100とすれば、責任分担2%はその40%である。

しかし、実際行動でみると、二度の祝福は勝利して最後の祝福を待つばかりであった。

ということは、韓鶴子の堕落は完成期完成級で起きたと考えざるを得ない。

 

まあ、これは後の時代にはっきりさせればいい問題で、

いずれにせよ、完成期で堕落したということは、

その悪なる影響は世界中のほとんどに強く影響せざるを得ない。

2/3どころではないという話である。

 

この危険極まる摂理情勢に拍車をかけてしまったのが、

お父様を失敗者、敗北者にした成約の同時性であった。

 

再臨主であるお父様にして言えることだが、

エス様はゲッセマネの祈りで、「父よ、願わくはこの盃を過ぎ去らせ給え!」と祈られた。これが禍根の一言だという。神とイエスが一心同体であるはずなのに、分離して二心になったことをこの言葉は意味する。次に「わが神、我が神。何ぞわれを見捨て給もう。」イサク献祭を知っておられたであろうイエス様は、従順に屠り場に引かれていけば、イサクのように生きる道を神が示されるとお考えであったようだ。

たとえ後半に神の栄光を称える聖句が出てこようとも、それを言ってはならなかった。

おそらくはローマ兵の槍で突かれたのはそのためではないかと思われる。

エス様は十字架上で完全勝利をなされなかった。

それゆえ、十字架に至った失敗と十字架上の失敗がある。

しかし、神に委ね神の栄光を讃えて勝利した姿で天に行かれた。

 

エス様のときには十字架が神の目から見ても、サタンの目から見ても、

完全勝利とは残念ながら言えなかった。

そこで神は一旦サタンにイエス様を渡さざるを得なかった。

それが地獄の3日間であり、出発のための3日間であり、

サタンのあらゆる試練に打ち勝ったイエス様は、

再びキリストとして、霊的にではあるが人類を救う道となられた。

 

この十字架とお父様は何の関係もない。

その証拠に、お父様にはサタンの讒訴条件がないので、

復活して見せる必要がない。

否、復活はお父様自体が失敗を自認することになるのである。

 

そうであるにも関わらず、江利川日本聖殿はお父様を敗北の再臨主と認めるような成約の同時性の出版物を本部スタッフと共に公認し普及に努めた。

これが、江利川会長がアメリカを中心とする摂理の重要事案を見事に支えてきたにも関わらず、

日本における摂理情勢を判断することができなくなった根本原因である。

 

エス様の時とお父様の時の死の意味は全く違うのである。

お父様はその生涯をメシアとして完全勝利され、

人類史上誰一人できなかった偉業を

愛する天の父の御前に捧げられたのである。

 

十字架のイエスと復活のイエスが違うことをはっきり知るクリスチャンが本者であるように、

十字架のイエスとお父様の聖和が違うことをはっきり知る成約聖徒が本者である。

 

小林さんと松岡さん、また心ある食口!

その埋め合わせを神が貴方がたに期待していないと誰が言えよう!

神の祝福が小林、松岡、そしてアベルサンクチュアリの聖徒にある!

強く雄々しくあれ!

お父様の聖和が栄光の聖和であることを前線で証せ!

汝ら以外に頼むべき聖徒が神にいないのであれば!

アージュアージュアージュ