エルダーさんによれば、現在も韓国がアダム国家だという。
たがこれはおかしな考えである。
本来アダム国家とは神を中心とした統一朝鮮であるべきであるが、
ご存知のように38度線で北と南に分断されてしまっている。
神が愛する北にサタンは未練があるので北朝鮮をとった。
平壌は東洋のエルサレムと呼ばれるほどの信仰が見られたことは有名である。
お父様が語る韓国あるいは韓国精神とその民族とは、具体的には定州だと考えて間違いではない。定州のほとんどの住民はクリスチャンであった。
そのクリスチャンは独立国家に意識が高い愛国者でもあった。
クリスチャンの篤信者かつ愛国者である人々がお父様の韓国人観の基底にあると考えて大きく間違ってはいないであろう。
相対的に見れば北にアベル的人々がおられ、南には相対的にカイン的な人々が多くいた。
天的な韓国の精神の体現者であった文先生が南の大韓民国に拠点を持っていたが、将来の半島統一を見据えて韓国はアダム国家と認められていたと私は考える。
現在でも北のほうが本来の朝鮮に近い面があると指摘する韓国人もいるというのだから
まんざらでもないのではないか。
地政学的に見ると、韓国は半島ではない。
大陸とは38度線で分断されているというのは、島国と同じだということである。
バビロンの大淫婦に堕落した韓鶴子率いる家庭連合はサタンが主管している。
そして北朝鮮系政府が樹立していたので、霊的にも肉的にもサタンが支配する国家となった。
現在保守系の政権が復活してはいるが政治基盤の脆弱性はよく聞くところである。
現代のソロモン王の神殿である清平の神殿にはサタンが住み着くようになり、
その攻勢の前にお父様は巨文島に新たな神殿を造り凌いで来た。
まるで元軍の来襲を避けて江華島に高麗王朝が逃げたように。
また巨文島は聖書で言う逃れの町となった。
もし、今でも韓国がアダム国家であるなら、この巨文島を取り戻さなければならないだろう。そこも家庭連合の支配下にあり、既にサタンの支配下である。
だからこそテネシーに新たな清平を造らなければならなかった。
宗教的にも政治的にも韓国がサタンの支配下に陥ったとき、
王様は脱出せよと命じた。
ところが出エジプトを果たす韓国人は非常に少なかった。
決死の覚悟で米国に渡って王様を守る基台となり三代王権に侍って、
アメリカにお父様の体現した韓国精神を植え付けることができることを神は願った。
しかし、その国内的危機を天的好機に変えるチャンスを逃してしまった。
これは選民であることを放棄したに等しい。
御旨とは実に厳しいものである。
トランプが大統領であった頃、お父様は北朝鮮を民主化してアダム国家にしようとお考えであったと思われるが、残念ながらこれも流れ去った。
食口の中にはアメリカは天使長国家じゃないかと言う人もいるであろう。
現在の摂理情勢において、第三次世界大戦を阻止するために、
より被害のすくない内戦にお父様が切り替えられてことを知らないのか?
わたしは内戦に舵をきられる前に世界大戦の危惧が有識者から叫ばれている情況を鑑み当時以下のように理解した。
本来であるならトランプの勝利が決まり、アメリカがアダム国家、日本がエバ国家、プーチンのロシアが天使長国家となって世界を福地化していく協力を推進すべきであった。
極左ディープステートの存在が明るみになって、
社会主義世界政府の前段階としてドイツを中心としてEUは、サタン側のアダム
国家、イギリスがエバ国家、中国が天使長国家と対峙するはずであった。
だからこそ、サタンはトランプとプーチンが会わないように工作し続けたのである。
あなたがたは第一次世界大戦や第二次世界大戦のアダム国家がアメリカであったことを知らないのか?
であるなら、第三次世界大戦もその可能性なしとは言えないであろう。
しかし、天は内戦に方針転換したので、各国でアベルカインの戦いが生じてくる。
アメリカはアメリカで内戦状態になり、日本は日本で、ロシアはロシアでウクライナ紛争として現れた。
今までは自由民主党が野党に比べて相対的に保守政党と理解されてきたが、
岸田政権の時代になって自民党内の左翼的色彩が色濃くなった。
LGBTに関する法案を世界に先駆けて作成した。
現在は移民を大幅に受け入れる法案を通そうとしている。
また、パンデミック条約を締結して国家主権を放棄しようとしている。
さらにウクライナ戦争にアメリカ経由で武器を提供し、過去に防具を提供して参戦に抵触したときよりも、はるかに積極的に参戦の実際行動に出つつある。
ディープステイトを背景にしたアメリカの左翼政権に追随する岸田政権は亡国の政権である。親米は親左翼に等しく、ディープステイトのサイドに立つことになる。
これは反保守主義でもある。
救国運動はこれらの岸田左翼政権と戦って我が国を極左全体主義に隷属しないような運動を率先してしなければならない。
ところが、日本聖殿はゼラとペレツに関するお父様にみ言を現在に無理やり当てはめればエバ国家の使命を果たせて救国になると思い違いをずっとしてきた。
それが正しいのなら、何故日本はかってないほど危険な状態にあるのか?
民団の人々とのみの交流ではゼラとペレツにはならず、片手落ちであり、
どうしてそれが胎中転換になることができようか?
民団のアベル的な人たちの伝道にはなっても、救国にはならず、
本質的な問題に目を背け続けてきたので日本は過去最悪の状態になり、
神は日本聖殿を頼ることができなくなり、この世の保守系の人々の中で
親米ではなくディープステイトと戦う人々を探し出し、彼らに働かれて代替の使命を果たさせざるを得なくなっている。
驚くべき醜態である。
とはいえ日本聖殿はアメリカの摂理には貢献してきた。
そこで聖殿食口で救国問題に関心がある者が立ち上がらなければこの国の未来は絶望的である。
1970年代からお父様は組織変革を何度も試みてきた。
統一教会は宗教のない世界を求めてきたが、それがどのようにしてなされるのか、
具体的な方向転換がホームチャーチの思想であった。これはプロテスタントが万人祭司の理想を求めていたが実現できなかった内容を成就するものでもあった。
カトリックのような中央集権的組織は天使長的な組織であって本然の人間に求められるものではなかった。
宗教は天使長的組織であったので中央集権的になりがちであり、統一教会もそうであった。
70年代のホームチャーチがうまく機能せず、実際には家庭連合に取って代わるまで時間がかかったが、宗教法人のメリットにこだわったのか、何故か宗教法人として名義変更して現在も続いている。
家庭連合とはピラミッド組織ではなく、真の父母を中心としたフラットな祝福家庭の連合であるべきだったのに、名前だけ変わって形式も内容の変わらなかった。
失敗したのである。
残念ながら、日本のサンクチュアリも天使長型中央集権組織を多くの信徒が支持して本来の姿を全うできずにいる。
宗教は個人の救いを求めてきた。天使のように独身の教えだ。
だから宗教ではだめなのである。
かってサイバーサンクチュアリが求めていた家庭教会の連合がもう一度何らかの形で求められている。組織ではなく連合あるいはネットワークである。
サイバーサンクチュアリは自体内の問題や日本聖殿による理事への工作によって崩壊した。遠い昔の話だ。
現在どのようなピラミッド型教会に所属されていようと変更する必要は一切ない。
家庭連合や日本聖殿では極力嫌われてきた横の信徒の関係を充実させていかなければならない。
あなたがどの教会に所属していようと構わない。
まずは所属教会以外の信徒とも交流するネットワークに参加すべきである。
その人達が現在の日本の問題やディープステイトの意のままに操られる政権の暴虐を阻止すべく立ち上がらなければならない。
さもなくば、アメリカの摂理は進むが日本はサタンに飲み込まれるだろう。
サタンは帝国を好む。
日本聖殿は依然として帝国型独裁を良しとしている。
したがって、別の解を提供する試みが起きないといけない。
そのためのプラットフォームが必要である。
それは共通善としての連邦、コモンウェルスの形成のための下地である。
独裁帝国型であるピラミッド中央集権組織に甘んじているのか?
それとも主人意識をもって他の主人意識を持つ家庭教会と連携するか?
それはあなたの自由である。
何か良いプラットフォームがあれば提案してほしい。
できれば西欧の家庭教会も参加できるSNSがいい。
まあ、とりあえず、日本だけで通じるものからスタートしてもよい。
アメリカが内戦状態になっている。
ちょうど独立戦争のように、現在の腐ったアメリカから各州が独立する機運が訪れている。もし、そうなれば、あるいは現在のアメリカの憲法下では正常な機能が期待できないのなら、その独立した州には新たな憲法が必要になる。
内戦にはマイナス面もあればプラスの側面もある。
アメリカが限界情況にならずしてどうして新憲法が必要になるだろう。
アメリカに天一国がスタートすれば、その連邦に世界中の国や地域が参加していくことによって世界は神の王国を迎えることになっていくだろう。
その趨勢の中ではアダム国家がどうのということは次第に意味が薄れていくだろう。
憲法改正に賛同してはならない。
新憲法に賛同しなければ摂理的方向性を見失う。
今日は個々まで。お元気でご活躍ください。