:1)ヤコブは父の寄留の地、すなわちカナンの地に住んだ。
:2)ヤコブの子孫は次のとおりである。ヨセフは十七歳の時、兄弟たちと共に羊の群れを飼っていた。彼はまだ子供で、父の妻たちビルハとジルパとの子らと共にいたが、ヨセフは彼らの悪いうわさを父に告げた。
:3)ヨセフは年寄り子であったから、イスラエルは他のどの子よりも彼を愛して、彼のために長そでの着物をつくった。
:4)兄弟たちは父がどの兄弟よりも彼を愛するのを見て、彼を憎み、穏やかに彼に語ることができなかった。
:5)ある時、ヨセフは夢を見て、それを兄弟たちに話したので、彼らは、ますます彼を憎んだ。
:6)ヨセフは彼らに言った、「どうぞわたしが見た夢を聞いてください。
:7)わたしたちが畑の中で束を結わえていたとき、わたしの束が起きて立つと、あなたがたの束がまわりにきて、わたしの束を拝みました」。
:8)すると兄弟たちは彼に向かって、「あなたはほんとうにわたしたちの王になるのか。あなたは実際わたしたちを治めるのか」と言って、彼の夢とその言葉のゆえにますます彼を憎んだ。
:9)ヨセフはまた一つの夢を見て、それを兄弟たちに語って言った、「わたしはまた夢を見ました。日と月と十一の星とがわたしを拝みました」。
:10)彼はこれを父と兄弟たちに語ったので、父は彼をとがめて言った、「あなたが見たその夢はどういうのか。ほんとうにわたしとあなたの母と、兄弟たちとが行って地に伏し、あなたを拝むのか」。
:11)兄弟たちは彼をねたんだ。しかし父はこの言葉を心にとめた。
亨進様と國進様はアベル・カインの絶対勝利を果たされてきた。
この勝利は兄弟二者間のものであった。
亨進様は聖和されたお父様にお会いされてから、トップスピードで信仰の境地、心情の境地を切り開いておられる。
サンクチュアリ教会の以下のサイトに依れば
亨進様が行った重要な儀式 | サンクチュアリ教会 Facebook(公式ページ)日本語訳サイト
今まで子供達が健全な生活を送れるように極力メディアに晒すことを避けて来たと前置きされた上で、これは公的、公開で行わなければならないと言われ、
5人の子女様をステージ前に呼んで一人一人の名を呼ばれて祝福を与え、
最後に真のお父様が三大王権完成者として指名された四男信俊様をご自分の後継に指名され、
他の子女様に敬拝を求められた。
そしてヨナ様も続いて信俊様に敬拝を行った。
最後の写真では、お祈りされているのか、父親である亨進様と5人の子女様が抱き合っておられる。
ヤコブはエサウとアベル・カイン一体化の勝利を果たした。実体基台である。
ところがこれが伝統として継承されることを神は願われたが、残念なことにヤコブの子女達にもヤコブとエサウの葛藤と闘争が再び勃発し、親子二代に渡っての勝利、すなわち家庭的勝利を樹立することができなかった。
したがって天国の雛形が完成されなかったのである。
亨進家庭はこれを見事にやってのけてしまった。
父母の葛藤、父と子の葛藤、母と子の葛藤、兄や姉と弟や妹の葛藤、上位の者と下位の者の葛藤が溶解してしまったのである。
ハナニムの一心だけがすべての家庭の構成員に現れる伝統の確立を、我々祝福家庭の前に見本として示して下さったのである。
神さまが永遠に安息し、また運行することができる基台が形成されたのである。
「心からお慶び申し上げ、永遠感謝いたします。」
実に見事な見事な勝利を為されたのである。
聖和されたお父様が喜ばれておられるご様子が想像されて大変幸せな想いでいっぱいになる。
仁進様は姉の立場で亨進様がお父様によって後継者に指名されたことを喜んで迎え祝福されておられる。
國進様も兄でありながら同様に亨進様を祝福しておられる。
こうした御子女様の信仰の勝利によって加護され祝福された延長線上に亨進様の御家庭が勝利の前進をされている。
亨進様だけは現在後継者の立場であるので信俊様に敬礼をされなかったようである。
しかし、真の父母様の代身として信俊様が立たれた日には、敬礼する心情を持たれることであろう。
ヨセフの夢は祝福中心家庭が行くべき道を教示しているのである。
祝福中心家庭は一心で生きなければならない。
父母は祝福二世に敬礼を捧げる心情を持ち合わせていなければならないのである。
ヨセフの夢はそれを物語っている。
ヨナ様は見事に勝利された。
亨進様がハナニムやお父様の絶対対象の基準を確立維持されるように、ヨナ様もそのような亨進様の絶対対象として歩まれておられるのは、素晴らしいことである。
祝福二世の方はパラグアイの基盤が拡大しているとか、ナイジェリアの大会がどうのとか、とかく外的なものに心が惹かれることが多いのかも知れない。
そのようなものは中心がぐらつけば、吹けば飛び散るタンポポの胞子のようにあっというまに消失することが起こりうる種類のものである。
復帰摂理は中心が問題であり、周辺は二の次である。
中心人物・中心家庭・中心国家
復帰摂理の中心人物が何をどの程度勝利したがゆえに
それを継承する使命者のメシア家庭である真の御家庭は
彼らの未完遂事項を完全に勝利しなければならないのである。
それは天宙的勝利である。
祝福二世が誰を支持するということは枝葉の問題である。
お父様に長年仕えた神山氏が後継者を認定するものでもない。
四位基台の破壊とはヤコブ家庭の蕩減復帰を目指すどころか、その失敗の二の舞をもたらしてしまうということである。
お父様から聞いたそれぞれの御言葉を正確に理解し伝えることが、そのまま摂理の中心を見据えているとは限らないのである。
またお父様の御言葉をすべて知っている者はいない。
互いに相続すべく代わりに聞いてきているのである。
お父様を中心に真の御家庭が一つになり、
御子女様の御家庭が一つになり
赦すことのできない信徒を
神が幾たびも背信していくイスラエルを赦し愛し続けるように、
姦淫の罪を続ける女をホセアが同様の心情を尋ねて行くように
御子女様も蕩減の何たるかを体恤されてお父様の後継者となるために
われわれの咎に責任を持って下さっているのである。
亨進様には朱蒙の三家臣にあたる人材がないことが残念である。
祝福一世には、お母様との邂逅に道を造る者が現れないようなので、
祝福二世の有志に期待したい。
天一国の門