原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

韓鶴子の無原罪独生女神学サタン教を斬る!!! テネシー新清平誕生を祝して 7

七、サタンとは何者か?

 

(一)サタンが神に反逆した意図は何か

位置と役割のすり替えによる原理型非原理世界の構築

 

アダム(エバの夫) ⇔ 天使長(エバの夫)

エバ(アダムの妻) ⇔ エバ(天使長の妻)

天使長(使える霊) ⇔ アダム(使える下僕)

 

サタン中心の三大祝福成就世界へ

 

「神が創造された原理の世界を、サタンが先に占有したので、神に先立って、サタンが先に非原理的な立場からその原理型の世界をつくっていくようになった。」

復帰原理

 


天使長は天使界の愛の位置を人間世界においても占めたかった。
それは具体的にはアダムの位置を奪うことだった。
自分の天使長の位置をどのようにしたらアダムの位置と交換できるだろうか?
天使長がアダムの位置に座り、アダムが天使長の位置に下げ座る。
そのためには神がアダムの子孫をエバとの結婚によって繁殖させようという計画を阻止して、天使長がアダムの花嫁を略奪し、自分の精子によって生まれる子を繁殖して、

サタン中心の三大祝福の実現を意図し決行したのだ。

 

ところが、天使長ルーシェルには肉身がなかった。

この問題をどのようにルーシェルは克服し、サタン的三大祝福を成就しようとされたのであろうか?


(二)精子卵子の受精から見た霊的堕落

 

天使長とエバの霊人体による淫行関係で 
天使長の霊的精子エバの霊的卵子と受精したこと。

 

天使長の淫乱精子エバ卵子=サタンの血統による受精

 

霊的堕落とは、サタンの淫乱精子エバ卵子の霊的受精が結実したことである。

神と同じ立場に立てない心情的堕落をした天使長とエバとの淫行関係とは、

天使長の淫乱精子によってエバの霊的卵子が受精したことを意味している。

エバはこの時堕落してサタンとなった天使長の妻になっただけではなく、

霊的に身籠った母になっていたのである。

 

<姦夫である天使長とアダムの婚約者であるエバの淫行関係の結果>

天使長:エバの夫

エバ :天使長の妻+アダムの母

エバは天使長の種を身籠った母として未成年の子供であるアダムを誘惑し女性上位になり犯した。これは天使長を父としエバを母とするサタン型重生であった。

アダムはこれにより神の子から堕落した天使長であるサタンの子に生み変えられてしまった。

 

これを蕩減復帰するためには堕落の時と逆の経路を行かなければならない。

エス様は母マリアと結婚しなければならなかった。

「母と息子の間に互いに深い関係で密かに工作をしながらも、御旨をなすことができる道を開拓しなければならなかった」

 

「どんな困難があったとしても、マリアはイエスの行く道を整えてあげ、これから天の御旨を抱えて行くべきイエスである故、内心心配しながらイエスの未来に対して深く相談しなければならなかったのです。『あなたはいかなる道を、どのように行かなければならないのか』と言いながら、母と息子の間に互いに深い関係で密かに工作をしながらも、御旨をなすことができる道を開拓しなければならなかったのです。しかし、このように、マリアはイエスの行くべき道を分別してあげる責任を果たすことができなかったのです。」

(1971年1月10日 韓国・江陵教会「根本復帰 」(聖日礼拝))

 

お父様は復帰原理の根本を三段階に述べられたことがある。

 

「復帰摂理歴史は母子協助から始まる。しかし母子協助がある前に夫婦の協助がなければならないし、夫婦の協助がある前に父娘の協助がなければならない。」
(祝福家庭と理想天国)

 

父娘の協助 ザカリアとマリア

夫婦の協助 ザカリアとエリサベツ、ヨセフとマリア

母子協助  イエスとマリア

 

「すべての女性は先生の相対である。そして息子を産まなければならない。その息子を成長させて、自分の相対としなければならない。
これは理解できる者だけが理解すればよい・・・」
(1999年5月「血統転換についての文先生のみ言葉」)  

 

天地開闢時代が来れば、天理大道が引っ繰り返るのです。おじいさんが孫になり、お父さんが息子になり、兄が弟になる時、天地開闢が来たということです。歴史上に想像することもできない時代が、目の前に来るのであり、それが現実となるので、すべてのものを開門しなければなりません。」

(ファミリー 2002年12月 P21~22 第15回 世界統一国開天日記 念礼拝の御言 2002年10月3日 中央修練院)

 

さて、この霊的受精は天使長が肉身を持たず肉的精子を持たなかったので

実際にこのままではエバに天使長の子孫を産ませることができなかったのである。

 

(二)精子卵子から見た肉的堕落

エバの霊的卵子と 既に受精していた天使長の霊的精子

アダムの霊的精子を押しのけアダムの肉的精子のみを奪って霊肉の淫乱精子となり

エバの肉的卵子と実体的受精をしたこと。

 

サタンの血統の霊的受精卵+アダムの肉的精子エバの肉的卵子=サタンの実体血統

 

霊的堕落では、

天使長の霊的精子エバの霊的卵子が受精した結果、

エバは受精卵を持った母のになっていた。

肉的堕落では、

天使長の受精卵をもった母になっているエバが誘惑して、

未成年の子供であるアダムと結婚をしたことになる。

したがって、

肉的堕落の蕩減復帰は神を中心として、

アダムが母と結婚をして蕩減復帰して男子の主管性を復帰しなければならない。

 

アダムの霊的精子とは神の絶対精子であった。

ところが

エバの肉的卵子もサタンの主管するところとなり堕落した。

エバはこの時サタンによって淫乱受精卵を受精していた。

この受精卵は肉身を求めてサタンの子女の誕生へと突き進んだ。

 

次にエバがアダムを誘惑して淫行関係を結んだ結果、

アダムはサタンの淫乱精子によって生み変えられることになった。

神の絶対精子は押しのけられて、サタンの淫乱精子をアダムは持つようになった。

 

サタンの霊的淫乱精子がアダムの霊的精子を押しのけて、

サタンの霊的淫乱精子がアダムの肉的精子を主管して、

エバの霊的卵子エバの肉的卵子と結ばれて、

神の子女ではなく、サタンの子女を生む転換がなされた。

 

アダムにとって霊肉の堕落とはサタンを中心とするアダムの血統転換である。

 

それゆえ、アダムはサタンを父としエバを母とする息子になってしまったのである。

そこで天使長の子である男性信徒は三日行事を経て父である再臨主と

母である相対者によって生み返されなければアダムとして復帰できないのである。

 

神はアダムに臨在されエバと結婚しようとされていた。

サタンもこれに見習ってアダムに入ってエバと結婚して子孫を残そうとした。

サタンもサタンの悪性禀をもったサタンの精子を人に植え付ける策略を巡らせた。

人間が霊的部分と肉的部分の二重体であるように、精子も主体である霊的部分と対象である肉的部分が統一された精子エバの霊肉の卵子と結びついて受精し、神の子が命を宿すようになっていたのである。

だが、悲しかなそれは堕落によって、神の血統ではなく、サタンの血統として人類歴史は出発してしまったのである。

 

神の計画を模倣してサタンは、自分の精子で地上に子孫を繁殖することを思いついたのである。

サタン的な霊的精子エバを経由してアダムの肉的精子に繋いで授精するために、サタンの霊的精子エバの霊的卵子に受精させエバの胎を汚して、汚されたエバが女性上位になってアダムにまたがってアダムを犯してアダムを主管し、さらにアダムを上にして種を得る。こうしてサタン的精子がアダムの霊的精子を追いやり、アダムの肉的精子を主管して実体的受精に成功するのである。

 

本来なら、

アダムの霊肉の精子エバの霊肉の卵子=神の子の霊肉の授精卵

堕落によって、

1,サタンの霊的精子エバの霊的卵子=サタンの子の霊的授精卵

2,サタンの子の霊的受精卵+エバとアダムの肉的受精=サタンの子の実体的受精卵

「夜の神と昼の神とがある。そして夜の神は間違いを犯さなかった。身体の神としての昼の神が堕落した。夜の神が男性であるとしたら、昼の神は女性だ。そして彼女が堕落した。エバは神の弟にまたがった。そしてアダムの年下のいとこが事態を逆さまにしてしまった。そのような原理はないし、創造のプログラムの中にそれは見当たらない。昼の神は女である。女が神の弟の腹の上にまたがり、彼を堕落させたのだ。その過程において、彼女は下になり、神の弟を自分の上に乗せ、そして彼女は種を受けた。しかし彼らの子供たちは狂った者の子供たちで、彼らは天国へ行くことができない。事態をどう再逆転すべきかを誰も知らない。ただレバレンド・ムーンだけが知っている。天地人真の父母によって、夜の神と昼の神は解放された。どうして被造物が創造主を解放できるのか? どうしてそんなことが起こり得るのか?」
(2012年1月11日 江原道のホバン室内競技場 注:神の弟=アダム)

 

こうしてアダムの血筋は神の血統ではなく、サタンの血統を受け継ぐ者となったのである。

長子(アダム)が庶子のようになりました血筋が変わりました。本然的な愛を通して神様の血統を受け継ぐべきでしたが、堕落することによって他(サタン)の血筋を受け継ぎました。だからといって、神様は捨てることができません。これは、庶子のようです。野生のオリーブの木です」

(八大教材・教本『天聖經』186ページ)

 

 

(三)天使長とエバによる実体的な霊肉の受精によって生じた関係性の変化

 

原罪には実はアダム型とエバ型の二種類がある

霊的堕落と肉的堕落の結果で重要なことは、

① 堕落前のアダムは真の父である神の子で、堕落後のアダムは偽りの父サタンの子

② 堕落前のエバはアダムの婚約者で、堕落後はサタンの妻でありサタンの子を宿す母

③ 堕落後のエバは母の立場で結婚しアダムを神の血統からサタンの血統に生み変えた

④ 全人類の男たちは全てサタンの子だが、全人類の女はサタンの子ではなく妻

 

言い換えれば、

アダムの原罪は血筋がすり替えられた血統問題だが、

エバの原罪は血統問題ではなく結婚の主管性問題である。

厳密に言うならば、エバは血統を表す種を持っていないので血統転換できない。

創造本然では、

天の父(神様)と子(アダム)は血縁関係だが、

夫(アダム)と妻(エバ)は夫婦関係。

堕落後では、

偽りの父(サタン)と子(アダム)は血縁関係だが、

姦夫(サタン)と妻(エバ)は夫婦関係。

 

アダムの堕落は

アダムは神の子 ⇒ サタンの子 (神の血統からサタンの血統に血統転換)

復帰は

サタンの子 ⇒ 神の子 (サタンの子から神の子に血統転換)

エバの堕落は

エバはアダムの妻 ⇒ サタンの妻 (アダムの妻からサタンの妻に夫婦転換)

復帰は

サタンの妻 ⇒ 実体の神様・アダムの妻 (サタンの妻からアダムの妻に夫婦転換)

 

神にもアダムのも天使長にも精子があるから血統転換ができる。

だが、空っぽのエバには精子がないので血統転換はできない。

エバは正確には父の血統の結果という意味で次への継続性がない。

したがって、神の絶対精子のない韓鶴子には血統転換はできない。

骨髄まで遡ることができない。

だから

たったお一人の方であるメシアたり得ないのである。

しかし、エバはいくらでも取り替えることができる。

いくらでも取り替えることができるエバの中から実体の神様の妻に選ばれたエバ

たったお一人なので独生女というのである。

キリスト・イエスや再臨主文鮮明師を指す「独生子」の意味とは全く違うのである。

これを同一と考えたり、それ以上のお方と考えるようになったのが天の父母様聖会なのである。

 

長子(アダム)が庶子のようになりました。血筋が変わりました。本然的な愛を通して神様の血統を受け継ぐべきでしたが、堕落することによって他(サタン)の血筋を受け継ぎました。だからといって、神様は捨てることができません。これは、庶子のようです。野生のオリーブの木です」

(八大教材・教本『天聖經』186ページ)

 

 

そこでキリストはサタンの妻を奪って蕩減復帰する。

エス様は女性は主の花嫁であると言った。

だが男性は主の忠臣であることは語られなかった。

ダビデが無理矢理にバテシバを奪わなくとも、

主のためには妻を喜んで捧げる事ができるような、

ウリヤを超えた勝利的忠誠の男になるのことが復帰の御旨である。

 

神が絶対なら、再臨主も絶対である。この絶対感こそが信仰の骨髄である。

 

 イエス様は出家しましたね。それはなぜかといえば、この外で子供を求めようとしたのです。外でヨセフの代わりの人はだれか、考えたことがありますか。イスカリオテのユダは何のために先生を売ったのかといえば、愛のためです。・・・その女性は、イエス様に、天の愛によって引っ張られてくるのです。そういうような闘いが、摂理の背後で闘われてきました。結局、イエス様が失敗したのはだれのためかといえば、ヨセフのゆえであり、イスカリオテのユダのゆえでした。
何の話か、聞いて分かるだけではいけません。実行しなければなりません。そうすれば、皆さんが愛するその奥さんを神の方に捧げるその愛、神をもっと愛するように、奥さんを捧げ物として捧げるような心持ちを持たないと、天使長は復帰されないというのです。
ヨセフもマリヤとの愛の問題で、イスカリオテのユダも愛によって失敗しました。その弟子も分からなかったのです。あなたたちもまずもって、イスカリオテのユダ以上の心情を持った男にならなければなりません。自分の愛する女を盗まれても、(その男を)祝福してあげるような度量と寛容心を持たないというと、天国人となることができません。
(777双聖酒式後のみ言葉 1970年10月18日 水澤里中央修練院) 

 

「 皆さんは天使長の立場です。その奥さんはみ旨のために、いくらでも、どんなことでも捧げる。愛の怨讐の立場にある者に渡しても祝福しなければならないという心持ちを持たなければ、天の真なる子女になれないというのです。自分の奥さんを盗まれても、共にその男の妾のように生活しながらも、共に生きる男がいるというのです。おとなしくて、話もしないで祈るし、嫌々ながらもそういう立場で一緒に生活する男もいるというのです。」

(777双聖酒式後のみ言葉1970年10月18日 水澤里中央修練院)

 

このような心情を復帰して初めて絶対「性」とは如何なるものであるかがわかってくるのである。体恤もせずに絶対「性」を語るものは偽者である。

 

アダムとエバのもたらした原罪の精算には結婚の主管性転倒の蕩減復帰である三日行事が必要となる。

エバがアダムを誘惑する主管性転倒の結婚すなわち性行為で堕落したのだから、

長成期の完成級までの2日は再臨主主導で堕落の時と同じ女性上位で為され蕩減復帰。

三日目は男子の主管性復帰のため男性上位となって蕩減復帰するのである。

 

「では、どのように罪が遺伝するのかというのです。その論理的根拠は、どこから解明されうるのかということです。血筋しかありません。父子関係は必ず似るものなのです。分かりますか?」

(秋夕節の御言2008年9月14日韓国・坡州元殿)

 

 

「愛には縦的愛と横的愛があるのです。父子関係は縦的愛であり、夫婦関係は横的関係です。縦的愛は血統的につながり、夫婦関係は血統的につながりません

(『訪韓修練会御言集』)

 

では母子関係はどうであろうか?

おそらくお父様はこう言うだろう。

 

「母子関係は夫婦関係と同じように血統的につながりません。韓鶴子オモニの子女様は韓氏の血統につながらないというのです。だから子女様はみな文氏を名乗るというのです。文氏の血統だからです。韓氏の血統ではありません。ですから、オモニには種がないのでアボジを血統転換できないというのです。

神の血統なら原罪がない状態です。サタンの血統なら原罪があります。原罪をなくすということは、サタンの血統から神の血統に転換することです。オモニの中に神の精子がないのに、それもどうして先生が原罪があるなどと嘘をいい、自分が血統転換してやったというのか?!あ?

 

堕落したエバ(母)ー アダム(息子) 母子姦淫(一般には母と子二代で堕落)

これを蕩減復帰することは       母子協助(一般には母と子二代で復帰)

 

母子協助とはより本質的には母子結婚のことなのである。

 

(四)サタンの謀略とその動機

 

アダムの位置を奪いアダムを子孫が作れない去勢された天使長にすげ替え、

エバをアダムの相対者から天使長の相対者である妻に略奪し、

アダムとエバから生まれた子孫をサタンの子孫に変換していき、

最後には創造主である神の栄光の御座を強奪して、

「神よ、あなたと最も苦労して来た天使長であるわたしを大切にしないような、

あなたの創造理想は完全に間違っています

と言いたかったのである。

 

エバ韓鶴子の堕落と犯罪>


復帰原理から

 

霊的堕落:神側のアダムが天使長に結婚で許嫁のエバを奪われる

蕩減復帰:神側の天使長が許嫁のエバを結婚で天使長から奪い返す

    (ザカリアがマリアをヨセフから奪い返す)

天使長から奪い返してきたエバが「復帰されたエバ

 

「アダムとエバが堕落するとき、天使長が姦夫サタンとなって、自分の愛する妻を奪い、息子と娘をすべて滅亡させ、その家庭と世界全部を破綻させたという、この事実をどのようにして忘れるというのですか?(中略)そのために(堕落世界は)近親相姦関係まで行くのです。近親とはだれのことですか?親子の関係です。一番近い愛の関係において混乱が起こるのです。(中略)ですから、天の反対の立場であるサタンは、世の中で貴いということのすべてを奪っていったのです。神様が最も貴く考えるのは、近親絶対理想的相対関係であり、近親相姦関係ではありません。それを近親相姦関係にしてしまったというのです。

(1997年8月9日「七・八節」(天地父母天宙安息圏宣布)のみ言 九里市水澤洞・中央修練院 )

 

何故韓鶴子オモニの母は「大母」で、お父様の母は「忠母」なのか?

復帰されたエバが「忠母様」、その使命を引き継いだのが「信愛忠母」

崔元福さんは

崔氏や崔先吉オモニを許すために崔氏の崔元福さんを聖進様の母を身代わりに愛したというみ言に「信愛忠母」と崔元福さんを名付けたとお父様は語られた。

 

 崔元福さんが逝くとき、私が何という名前をつけてあげましたか? (「信愛忠母です」)。信愛忠母とは何ですか? 崔氏が間違ったことを赦してあげなければなりません。それを赦してあげなければならないのです。私が赦してあげなければなりません。聖進の母を身代わりしたのです。

(2006年3月13日『文鮮明先生御言選集』520-175 )

 

 

肉的堕落:サタンの妻であり母となったエバが息子アダムを結婚で堕落させる

蕩減復帰:イエスは善の天使長が奪い返した復帰されたエバであるマリアと母子結婚で蕩減復帰

 

結果:復帰されたエバと主管性復帰の結婚で蕩減復帰

 

「どんな困難があったとしても、マリアはイエスの行く道を整えてあげ、これから天の御旨を抱えて行くべきイエスである故、内心心配しながらイエスの未来に対して深く相談しなければならなかったのです。「あなたはいかなる道を、どのように行かなければならないのか」と言いながら、母と息子の間に互いに深い関係で密かに工作をしながらも、御旨をなすことができる道を開拓しなければならなかったのです。しかし、このように、マリアはイエスの行くべき道を分別してあげる責任を果たすことができなかったのです。(中略)マリアは、天使長側に立っている僕、天使長の娘でした。神はこの地上に必ず神の息子を送らなければなりませんが、女性なくしては産むことができないので、神の貴い皇太子を送るのに、仕方なしにサタン側の女性の体を借りたのです。神がそのようにしたのは、喜んでしたことではなく、女性がいなくては、この世界を祝福できる子供を産むことができないが故に、仕方なく、僕の体を借りて、イエスを誕生させたのです。マリアは僕です。マリアはイエスの母ではありません。イエスの母の立場に立ってはいましたが、マリアは神がイエスを生むために仕方なく借りた女性なのです。今日、マリアを崇拝しておりますが、それは良いこととは言えません。マリアの体を通さなくては神の息子を誕生させることができなかったために、そのようにしただけの話です。(中略)エスはアダムの代わりですね。アダムにかたどって創造したのがエバであるので、イエスにかたどったエバを創造しなければなりません。エスが生まれたならば、エバも創造原理通りに復帰し、再創造しなければなりません。過ちを正して、本来の姿につくらなければなりません。イエスは先程言ったような過程を経て生まれてきたのです。では、そのように生まれた女性がいましたか、いませんでしたか? (「いませんでした。」)それで、そのように生まれた男性であるイエスは、昔エデンの園において失われたエバを再創造しなければならなかったのです。エバはアダムをかたどって創造したのです。(中略)イエスに残されたことはエバを捜すことでした。(中略)

 イエスの親戚の中で娘がいるか捜してみて、娘がいれば彼女達を集めて基台を作らなければならなかったのに、それができなかったのです。イエスの親戚の中で誰がいましたか。洗礼ヨハネの妹がいたならば、どれ程良かったでしょうか。洗礼ヨハネの母は、マリアがイエスを宿した後、世話をしてくれました。イエスが胎内にいる時から歓迎しました。それ故、洗礼ヨハネの妹や親戚関係の八親等内に娘がいたならば、洗礼ヨハネの母とマリア、そして姉がいたならば、その姉と三人が一つとなって、イエスより年が若いその親戚の娘と因縁を結ばなければなりませんでした。イエスと共に一人の女性を再創造しなければならなかったのです。もし洗礼ヨハネの妹がいたならば、幼い時から、イエスが東に行けば東に付いて行きたいし、西に行けば西に付いて行きたい。付いて行けなければ、「私は死ぬ」と言う程にイエスを思うようにしておかなければなりませんでした。イエスが結婚する前に、そのようにしておかなければなりませんでした。そうであれば、誰が来てもどうにもならないのです。そのような女性は、今まで信じることのできないような、歴史的な全ての内容を話すことのできる特別な氏族の中から出て来なければなりませんでした。それは、どのような氏族でしょうか。洗礼ヨハネの家庭とヨセフの家庭です。ヨセフの家庭には、ヨセフの従姉妹(いとこ)もいたでしょう。神は、イスラエルの国ではユダヤ教が中心であり、ユダヤ教の中でもヨセフの家庭(氏族)が中心であり、ヨセフの家庭(氏族)の中でも、洗礼ヨハネの家庭が中心であることを知っておられました。それ故に、その家庭は最も重要な血族でした。祖先の中の種がいいというのです。神は、イエスを見込みのある家門から見ても、名門である家門を通して生まれるようにされました。また、洗礼ヨハネの家庭を見ても、洗礼ヨハネをエリサベツが身ごもった時、祭司長をしているザカリヤが唖になったのをみると、族譜、即ち家門がいい家だということが分かります。それ故に、それ程良い従姉妹圏内からイエスの相対者を得たならば、神は嫌がったでしょうか、喜ばれたでしょうか?エスの相対は他のところから取ることができません。自分の直系の従兄弟の妹、従兄弟の姉妹からしかありません。血統が異なっていてはいけないのです。このように従姉妹を通して事が良く運んでいたならば、どのようになっていたでしょうか。(中略)もっと詳細に話をしてあげたいのですが、時間がありません。「原理」にはそういう内容がないですね。「原理」はイエス様まで説明しているために、イエス以後、先生に関することを皆さんは知りません。それ故に、皆さんはこれから本当の勉強が残っているのです。まだ私が教えてあげていないのです。」

(根本復帰 1971年1月10日韓国・江陵教会(聖日礼拝))

 

 

Ⅰ,ザカリアとマリアの結婚

  霊的堕落の蕩減復帰

Ⅱ,イエスとマリアの結婚

  肉的堕落の蕩減復帰

Ⅲ、原罪を持つ独生女とキリストの結婚

  完成期の完遂路程

  長女権の復帰・父母権の復帰(7年路程)⇒ 真の父母

 

 「そういうふうにして、なぜイエス様が三十三歳まで結婚できなかったかというと、(イエス様は)マリヤに何回も言ったというのです。マリヤに何回も、三回も懇切に、神の摂理からして、こういかなければならない」ということを話したのです。お母さん(マリヤ)が中心になってエリサベツと共に、夫婦、姉妹が一つになって収拾しないと大変なことになるのです。それができなかったのです。」

訪韓女性修練会

 

私はこのみ言をじっくり考えた人間である。

 

「堕落は16歳で行われたので、イエス様は新しい年を迎えて、17歳で結婚についてマリヤに話したのです。

 17歳の時に結婚で行くべき道を説明し、10年後の27歳で説明したのです。また、3年後に3回説明してだめなので、涙を浮かべてイエス様は出家をしたのです。」

 (ファミリー 97/3 P31 第14回「愛勝日」の御言 1997年1月2日 サンパウロ

 

 

ここでお父様は単にイエス様がご自分の結婚相手になる婚約者を見つけてその人と結婚させてほしいと母マリアに懇願したのか?

それとももっと別の本質的な内容、すなわち根本復帰の内容をイエス様はマリアに頼み続けて断られ続けたのか?

 

エス様の周りには多くの女性達が集まってきた。本物の男が初めて世界に現れたからだ。イエス様が指名すれば誰でもイエス様との結婚に喜んで同意したはずである。

それなのに何故イエス様は17歳、27歳、30歳の時まで三度もマリアに真剣に語ったのか?

 

神の摂理からして、こういかなければならない」という困難極まりない結婚だったからである。

エバは霊的堕落と肉的堕落を二度経験した。

蕩減復帰も二度でなければならない。

エバの霊的堕落を蕩減復帰したのがザカリアとマリアの結婚である。

エバの肉的堕落を蕩減復帰するのがイエスと母マリアの結婚である。

だから、マリアも悩んだのだ。ヨセフと堕落して心霊が暗くなって神を感じる感性が鈍くなってしまい、ザカリアとの間に生まれたイエスは私生児だと後悔するようになっていたとしても、その子に何の罪があろうか?人並みに母として息子の結婚という幸せを願うのではないか?マリアとは神の目に止まった唯一の女性であるならば・・・。

だがその結婚は諸条件が整って神の加護のうちに成就することができる結婚だったから一度の試練を「御心のままに」と超えたマリアは、二度目の試練は一人では躊躇して超えることができなかったのである。

 

「お母さん(マリヤ)が中心になってエリサベツと共に、夫婦、姉妹が一つになって収拾しないと大変なことになるのです。それができなかったのです。」

 

母マリアはイエス様と結婚しなければならなかったのだ。

そして神の前に「忠母」とならなければならなかった。

 

 マリアの腹中から生まれたイエス様は、サタン世界の血統を転換させた上で生まれました。そうではないですか。血統を転換させた位置に来たのですが、エス様の相対になる新婦は、血統転換の過程を経ていません。ですから、それが複雑だというのです。イエス
 ここには、必ず平面的(横的)に母が娘になり、娘が母になる、ひっくり返ることが起きなければなりません。天地開闢が起きるというのです。女性の世界で母が娘になり、娘が母にならなければならないのです。

(1986年2月9日『文鮮明先生御言選集』140-150)

 

エス様:「サタン世界の血統を転換させた上で生まれました。」⇒再臨主も同様

エス様の相対の新婦:「血統転換の過程を経ていません。」⇒再臨主の相対も同様 

 

再臨主文鮮明師は原罪がないメシアで、その相対である韓鶴子は原罪をもって生まれる

 

母が娘になり、娘が母になる、ひっくり返ることが起きなければなりません。天地開闢が起きるというのです。女性の世界で母が娘になり、娘が母にならなければならないのです。」

 

それゆえ、母である崔元福が娘になり、娘である韓鶴子が母になる、ひっくり返ることが起きなければならないのである。(7年路程)

 

 

「先生の蕩減路程は、キリスト教の蕩減路程を経て、統一教会で再蕩減路程を歩んでいるのです。それで、先生の家庭において、子女たちを供え物として捧げるという歴史的な事件が起きるのです。

 

 (崔元福女史とお母様はレアとラケルとなって)七年間でこのすべての世界的蕩減路程を歩まなくてはなりません。先生はこの勝利的基盤を築いたのですが、お母様は(崔元福女史をとおして)築くことができていなかったので、それを築いて越えていくことができる道をすべてつくってこそ、(お母様は)天の中心女性として堂々と立つことができるのです。それゆえに、(お母様は最後の最後まで、闘わないで許して愛すれば良かったのですが、七年の間、個人として三年の闘い、それから四年間の家庭的闘いをなしてきたのです。

 母子、兄弟、前妻後妻関係において、愛の闘いが今までの人類歴史の闘いでした。

 

崔元福先生は、マリヤとイエス様の夫人格であると同時に、レアの立場です。したがって、先生のみ言に絶対服従しなければなりません。また長成期完成級まで復帰なければならない堕落した母の型です

 

完成期は堕落人間の心情では通過できないので、完成期に到達しようとすれば、(レアとなる女性と、ラケルとなる)お母様が絶対的に必要です。それゆえに、お母様が(レアだった崔元福女史の存在に)苦しんだのであり、先生の家庭において惠進が蕩減を受けたのです。」

(真の父母様の生涯路程 4 第五節 五)

 

 

霊的堕落:天使長とエバの不倫なる淫行関係

1,エバはサタン側の天使長(ヨセフ)から神側の天使長(ザカリア)に主管され復帰

2,天使長(ヨセフ)はアダム(イエス)に主管されて復帰

肉的堕落:堕落したエバとアダムの未成熟期の結婚

1,洗礼ヨハネの妹が復帰されたエバ(マリア)から長女権を復帰

2,洗礼ヨハネの妹がイエスに絶対服従して完成

 

 

「聖書には出ていませんが、元来はイエス様も、27歳から33歳までの7年間を中心として出発したのです。そこから40歳まで第2次七年路程であり、エス様が20歳から始めていれば、それが3次七年路程になります。そのようにしてイエス様は40歳までに世界的な基盤を築かなければなりませんでしたが、民族が従わなかったことにより死んでいったので、それが聖書に七年大患難として残っているのです。」 

(祝福家庭と理想天国 1 P1951)

 

 

 

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