原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

「神様の祖国と心身統一」を読む

2004年2月18日から3月13日まで、平昌にある龍平リゾートにおいて、区域長特別修練会が行われた。

全国から3600名が参加している。

三次に渡る修練会で、お父様はそれぞれみ言葉を語られた。

第一回は当時の小山田秀生会長の祈祷によって始められた。

三回のみ言葉の中から幾つか心に残るみ言葉を見ていきたい。

 

<「投入」あるいは「完全投入」>

 

お父様の人生哲学において、「投入」という言葉は重要だと思います。

多くの兄弟姉妹が知っているのが、完全投入のみ言葉です。

 

「完全投入」

同じ戦うなら目標を立ててやるんだ。
神と中心の前に必ず成し遂げることを誓ってやれ。
やらなければ死んでしまうという真剣勝負の心が必要。
冒険的・挑戦的生活が必要。
一心不乱に祈れ!
気狂いの如くやってみよ!
そうしたら先生が啓示を教えてくれる。
霊界が先生を証ししようと準備している。
み旨の為死んだ覚悟で飛び込め!
そうすれば生きる。
ふらふらしていると本当に死ぬ。
先生はみ旨の為いつも無理をしている。
ある時はたまらない程体の調子が悪い時がある。
しかし疲れて死んだとしてもそれがみ旨だ。
だから死んでもっともだと思う。
ありったけの力を尽くせ!
力が完全に尽き果てた時神の前に完全にマイナスとなって再び生きてしまう。
それが原理だ。
だから絶対的信仰をもってやれば後の責任は神が責任を持つ。
故に自己の限界に挑戦せよ。 

 

 

この修練会でも「投入」について語られました。

 

 蕩減復帰により、個人の所有権、家庭の所有権、氏族、民族、八段階を超えてきたのです。そういう蕩減の過程をあなた方は知らないのです。真の父母がみんな蕩減して、それを伝授してやることにより、絶対信仰、絶対愛、何ですか。「服従」ではありません。「投入」して忘れるのです。

 堕落人間から見ると服従であり、神様から見た場合には、自分のすべてを投入して忘れるのです。投入して忘れることにより、地獄のどん底からだんだんと上がって、最高の理想の相対実体になるのです。

神様の祖国と心身統一 P18

 

お父様が語る「真の愛」とは、自分のすべてを対象に注ぐ、完全投入のことです。

私自身が対象、相手にどのような投入をしているのか?

常にお父様が生きた基準に照らし合わせて軌道修正しなければなりません。

実にありがたい存在です。

その他にも、み言葉選集には以下のようなみ言葉があります。

 

創造の起源は、愛を中心として「ために生きる」論理でした。対象のためにすべて投入すること、これが偉大なのです。ここから生活哲学が出てきます。愛は理想的な航海をしなければなりません。私たちがそのような目的世界に向かって、方向性を定めて生きていくためには、ために生きなければならないという生活哲学の論理が出てくるのです。完全投入しながら行く道以外には、  真の愛の道に出会うことはできません。それは、完全に投入し、完全に「ために生きる」ところにおいてのみ可能です。このようなことが、すべて理論的に生活哲学の基盤にならなければなりません。

 

 

投入して忘れてしまう人は、必ず中心存在になるのです。これは天理原則です。皆さんの兄弟なら兄弟、友人なら友人の中でも、全体のために生きれば、自分が願わなくても自然に中心存在になります。私のために生きなさいとすれば、すべて消えていきます。破壊されるのです。自分のために生きる所は、破壊されるのでサタン側であり、人のために生きる所は、全体が一つになるので天の側です。皆さんも、生活哲学において、このような原理的基盤を基調として立て、生活のすべての舞台を整備していかなければなりません。

 

<四代の基台>

 

 アダム、エバが祝福を受けなければ、所有権が出発できません。祝福された基準において初めて、四代の基台になるのです。それは、神様が一代、アダムとエバが二代、その子供が三代です。それを超えた四代目において、真の子女の実が植えられます。

 神様と、無形世界の神様の実体と、有形世界のアダムの実体が一つになった、その結実体が、神様の三代目の存在です。それは神様の孫の代です。堕落のために神様は、三代目の存在です。それは神様の孫の代です。堕落のために神様は、三代目の孫を持つことができなかったのです。孫をもったのちに、創造世界を相続するようになっていました。それをはっきり知らなければなりません。

神様の祖国と心身統一 P18

 

神様から四代目は我々から三代目で長孫になります。

四数は長孫と関係がある重要な数であることがわかります。

立場で多角的に見るというのがお父様の思考の特徴の一つです。

そして、私たちの立場は、

 

 君たちは、アダム家庭の出発の蕩減が完成された、その上からの出発です。

神様の祖国と心身統一 P23

 

 蕩減の原則を通過するには、上が下になり、下が上になるのです。完全に勝利して出発しないといけません。一つの家庭理想を完成した家庭観念。天宙すべてが、霊界と地上が、家庭基準から、みんな蕩減するのです。第一代先祖、第二代先祖、先祖たちを争いのないようにするのです。一人も残らないように、祝福を完璧にやるというのです。それをそのままやってみて、霊界がそのようになったときは、一遍にやります。

 そのようになれば、神様は堕落した世界とは関係がなくなります。それは天宙を創造した、完成世界を求めた結果になります。これは、神様を中心としたアダム。神様が一代、再臨主、完成したアダムが二代、それから祝福された中で、勝利に立つ第三代、四代。

神様の祖国と心身統一 P27

 

 <「神の絶対良心圏、「絶対圏」>

 

我々が行く道は、「完全に勝利して出発」し、「祝福を完璧にやる」

そして、「そのようになれば、神様は堕落した世界とは関係がなくなります。」

そのことを別のところではこう語っておられます。

 

 それから神の国の中心性を再び、堕落した世界の影もないように、きれいに整備しなければなりません。

神様の祖国と心身統一 P28

 

 お父様が行く道は、千年後にサタンが封印を解いて出てくるような世界では決してありません。

我々は覚悟しなければなりません。

できようができまいが関係ありません。

我々はお父様が行くから我々も行くのです。

大母様は「絶対」を意識せよと警告されました。

 

 あなた方が神の絶対良心圏の、完全なプラスの前に心身一体になる以前には、その絶対圏はもち得ないのです。なぜかというと、血統によって分割されたからです。何の血統を?サタンの血統。サタンの血統は、神様と180度反対になります。神が上ならば、悪なるこれは地下です。

神様の祖国と心身統一 P56 

 

影が生じてくれば神様は囹圄の神様で留まり続けるというのです。

何が何でも、神様だけは、神様だけは栄光を取り戻していただかなければなりません。

 

 

問題の基点は家庭であり、家庭の基点は自分です。自分の心身一体圏。分かりましたか。(はい)。心と体が紛争するものを、いかにして永遠に神様と同じようにするかです。心身が永遠に一体となっているのと同じように、蕩減復帰を完了し、自信をもって立ったとしても、心身紛争の内容があるとするならば、神と一体圏となれないのです。影が生じてきます。そうすると、堕落した権限、サタンがの因縁が残された条件になるので、最も神の願う天国は、つくることができません。その内容を撤廃しなければならないのが、我々の生涯の責任です。解放権、釈放権。牢屋に入っている者が一番願うのは、釈放の日です。釈放の自由権をいかに得るかということです。それが生涯懸けて成さなければならない、その基点です。元の定まった基準であるということを忘れてはなりません。分かりましたか。(はい)。

 

 自分一個人の未完成は、一家庭の未完成は、一国の未完成は、地上のすべての国の未完成に通じてしまいます。すべての地上の未完成は、永遠なる霊界世界の未完成につながるようになっています。大変です。

 神様の祖国と心身統一 P82〜83

 

 

わたしたちは祝福だけただでもらっておいて、

相対圏に生きるというのでしょうか?

そうであれば天下の王泥棒です。

大泥棒ではありません。

王泥棒だというのです。

 

天一国は、韓国でもなければ、日本でもなければ、アメリカでもなく、全世界、いかなる国でもないのです。
 天一国とは、二人。「天」の文字は二人が一つになったという字です。「国」は、王様を王宮に守る所なのです。
 二人とは何かというと、男と女です。心を一つにして、王様の上に立った国が天一国家です。「天」と言えば、「二人」です、二人をつながせて、一つの国です。
 一つの国は、一人一人を願う国ではなく、第三者の主体を中心とした国です。王様です。分かりましたか。男、女が、王様になっていません。
神様の祖国と心身統一 P63~64

 

サンクチュアリには統一マークではなく、海洋摂理のマークのついた冠を被る者もいます。
相対を得なければ、王冠を被ることができません。
それが原理です。
 
<絶対中心に繋がる>
 
 中心を決めるお方は、絶対中心のものにつなぐものでなければいけません。木を見てください。たくさんの枝や葉っぱがあるとして、元の中心の根が、種から出たとき、根っこと幹と葉を中心として、幹の上につなぐすべては、中心があるのです。葉っぱにしても中心があり、枝にしても中心があるのです。その中心の所から、葉が生え始め、中心の枝から花が咲きだして、全体に広がっていきます。
 そのような原則的存在をつながなければ、宇宙の全体的世界は、その中心に繋ぐことができないのです。枝や葉っぱ自体が、めちゃくちゃだったら、どうしますか。(笑い)
神様の祖国と心身統一 P66

 

海洋摂理だの南北統一だのお父様が立ち上げた摂理はたくさんあります。
だが、どんなにお父様の理念で始まったものでも、絶対中心に繋がらなければ神のものにはなりません。
サタンの所有なのです。
どんなに一所懸命やっても、サタンが奪っていきます。
神の栄光にはならず、絶対中心につながらないでいる偽の中心者の栄光になります。
見ていなさい。必ずなります。
お父様の権威に服するには二代王に繋がらなければなりません。
それができないものはすべてサタンです。
 
日本人は一神教の背景ではないので、善悪が曖昧になりやすいのです。
キリスト教圏の人々から相続しないとサタンにやられてしまいます。
 

 女性の天照大神とは、天を照らす「おおきみ」だから、天宙の親玉ですが、創造主にはなりません。太陽の王様にはならないのです。太陽がないから月です。分かりましたか。(はい)。太陽がないのです。太陽がないから、月が太陽の代わりです。

神様の祖国と心身統一 P35

 

 神様は男性器を持った父なる神です。

御自分にはないので、女性器を持ったエバと大地を創られました。

独生女は自分が完成していないのに、堕落したのに、

神ではなく天の父母だと言いました。

 

 では、神様は男の姿ですか、女の姿ですか。(男)。(笑い)そうすると、神様が男の姿だったら凹があるべきですか、凸があるべきですか。それは凸です。凸は男にあり、凹は女にあるべきです。それなのに、男ばかりだったらどうします?凸がいりません。凹ばかりでも、凸ばかりだったとしてもいけません。凹凸がなければ愛もなくなります。分かりましたか。(はい)。

神様の祖国と心身統一 P87

 

独生女女性上位神学はサタンの最終兵器です。

 

 「月(オモニ)が中心だ」と言えば、太陽(アボジ)が笑います。驚いて怒ります。馬鹿なことを言わないでください。馬鹿は?(死ななきゃ治らない)。死なないのは、根っこから火をつけて、燃やし、灰が残ったら吹いてしまいます。

神様の祖国と心身統一 P68

( )内のオモニとアボジは私が挿入

 

家庭連合の皆様、

灰となって吹き飛ばされて消されていくことがないように。

今年は独生女滅亡の年です。

 

 


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