官房長官、メイ首相のNSC参加「極めて有意義なこと」 :日本経済新聞
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菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で英国のメイ首相が同日午後に首相官邸で開く日本の国家安全保障会議(NSC)の特別会合に出席することについて「今後の日英関係および日英安全保障協力について意見交換することは極めて有意義なことだ」と語った。英国については「安全保障分野において極めて密接な関係がある国だ」との認識を示した。
外国首脳のNSCへの参加は2014年4月のアボット豪首相に続き2人目となる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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安全保障の協力をイギリスから取り憑いだわが国は、EU離脱で困難な時期にあるイギリスと経済交流を強化して差し上げるべきでしょう。
メイ英首相が来日、首脳会談で貿易交渉に意欲か-産業界幹部らも同行 - Bloomberg
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メイ英首相が30日に来日する。3日間の滞在期間中、安倍晋三首相との首脳会談、天皇陛下との会見が予定されているほか、財界関係者らと会い、国家安全保障会議(NSC)にも参加する方向。メイ首相は、日本が欧州連合(EU)と大筋合意した経済連携協定(EPA)を土台として、将来の日英の自由貿易協定(FTA)の締結につなげるため日本側に働き掛けを強める構えだ。
日本政府はEUとのEPAの最終合意に向けた詰めの交渉を進めている。英国の離脱が選択される前の段階で、日・EUのEPAが英国経済に年間50億ポンド(約7090億円)の恩恵をもたらすとキャメロン前政権が歓迎していたこともあって、メイ首相は難しい立場に置かれている。
英国との貿易交渉の早期開始にEU当局が応じようとしない状況で、メイ首相としては、日本のコミットメントを引き出すためにあらゆる説得力を行使することが求められる。その意味で今回の訪日には、フォックス国際貿易相のほか、英高級車メーカー、アストン・マーチン・ラゴンダのアンディ・パーマー最高経営責任者(CEO、元日産副社長)や英産業連盟(CBI)のキャロライン・フェアバーン事務総長を含む産業界の幹部15人も同行する
メイ首相は29日夜に出した声明で、「最終合意に近づいていることを切に願うEUと日本との協定を土台として、英国のEU離脱後の意欲的なFTAの下地をどのようにつくることができるか、安倍首相との会談ではそれが中心的な議題になる」と表明した。
原題:May Seeks to Reassure Japan and Tease Out Post-Brexit Trade Deal(抜粋)
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