CNN.co.jp : 司教全員が辞任を申し出、性的虐待が発覚 南米チリ より引用
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(CNN) 南米チリの司教全員が18日、同国で発覚した聖職者らが絡む未成年者に対する性的虐待問題に関連しローマ・カトリック教会のフランシスコ法王に辞任を申し出た。
これら司教の声明によると、辞意を示したのは現役の司教31人と引退した司教3人。1国の司教全員の同時辞任はカトリック教の歴史で前例がないとみられている。バチカンの報道官は法王が今回の一斉辞任を認めたのかの事実確認は避けた。
バチカンでは最近、チリでの不祥事に対応する3日間の緊急首脳会議が開かれていた。
法王はチリでの性的虐待問題に関する2300ページに達する詳細な報告書を受けた後、同国の司教をバチカンに招集していた。
不祥事の渦中にあるのはオソルノ教区のバロス司教で、虐待の事実を知り、隠蔽(いんぺい)に携わったともされる。ただ、法王は自らが2015年に任命した同司教を強く弁護し、非難は中傷に等しいとも主張していた。
しかし、4月にバチカンの調査報告書を受けた後、判断で重大な過ちを犯したと認め、チリの虐待被害者への謝罪を表明していた。5月にはバチカン内で同司教の主要な告発者3人と私的に面会し、許しを求めてもいた。
法王庁の未成年者保護委員会の元メンバーは今回の司教全員の辞表提出について、事件に関する十分な対応ではないと指摘。誰も解任されず、全員に辞任が許されており、変化は何もないと主張した。
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また別の記事では、
チリのカトリック司教34人が辞意、児童性的虐待スキャンダル受け 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News より引用
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【5月19日 AFP】チリのカトリック教会の司教ら34人が18日、同国でのカトリック聖職者らによる児童性的虐待スキャンダルを受けて辞任する意向を明らかにした。フランシスコ法王(Pope Francis)時代のローマ・カトリック教会はこの問題でたびたび揺れているが、司教の代表団全員が大量に辞任するのは過去2世紀ではおそらく初。
チリの聖職者による児童性的虐待の告発を受け、フランシスコ法王は同国の司教らをローマ法王庁(バチカン)に招集し、3日間の集中的な協議を行った。その後、同司教らは驚くべき声明を発表。
「ローマにいるわれわれ全員は、各人の処遇を委ねるため、法王に辞任を申し出た」ことを明らかにし、「われわれが犯した深刻な誤りと怠慢によって、性的虐待の被害者、法王、神の民、そしてわが国チリに苦痛を与えたことを深くおわびする」と述べた。
チリのカトリック教会の高位聖職にある数人は、1980年代と90年代に小児愛者のフェルナンド・カラディマ(Fernando Karadima)神父による児童性的虐待の被害者らから、虐待の事実を黙殺して隠蔽(いんぺい)を図ったとして告発されている。
フランシスコ法王は17日、チリの司教らへの短い声明文の中で「正義を取り戻す」ために同国のカトリック教会への「改革」を約束したことを発表した。
だが、チリのテレビ局「T13」が18日に暴露した、協議の最初にチリの司教らに手渡された10ページの極秘文書の中では法王はさらに踏み込んだ言及をしている。
同文書は、「犯罪」と「未成年者に対するつらく恥ずべき性的虐待、権力乱用、聖職者らの善悪の観念」について喚起。さらに、一定の司教を解任する措置は必要ではあるが「不十分」であるとし、チリのカトリック教会の「エリート主義者と権威主義者」がこうした性的虐待を許容した「根源」を調査するよう要請している。(c)AFP/ Lucy ADLER, Catherine MARCIANO
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10ページの極秘文書とは、法王庁のアリバイ工作としてわざとリークしたのではないか?
終末はどのような時代かといえば、歴史的なすべてが蕩減される時代です。ですから、混乱した時代が来るのです。宗教、経済、文化など、すべてのものが混乱に見舞われるようになります。それゆえ、終末になった、主が来られる、我が集団を通さなければならない、我々でなければ救いを受けることはできない、という言葉が現れるのです。
そばで見ると、すべてのものが平面的な一つの時代に起こるようですが、その面を見れば歴史的であり、全体的なものが絡まっているのが現実です。現実がこのような世界的な渦中の中にあるので、混迷した状態になるのです。このようなときは、宗教の目的がぼんやりとする時であり、哲学の目的もぼんやりとする時です。さらに、家庭の目的がぼんやりとする時であり、民族の目的もぼんやりとする時であり、国家の目的もぼんやりとする時です。目的を志向するすべてのものがぼんやりとするのです。
終末時代にはこのような複雑な環境が繰り広げられます。宗教界でもそうであり、思想界でもそうであり、家庭でもそのような環境が繰り広げられます。儒教思想の三綱五倫を主張しながら、父母の前に孝誠の道理を果たしなさいと言いますが、その道理が壊れつつあります。皆さんの母親がどこにいて、夫婦がどこにいて、兄弟がどこにいますか。「ああ、私は分からない」と、このようになるというのです。師に対しても同様です。
それゆえ、終末にはこのような混乱を正す目印を立てることができないのです。暗澹としたものから出発したので、暗澹とした結果として現れるのです。(一六―二三五)再臨主文鮮明 「神様の摂理から見た南北統一」P124
エデンの園で堕落することによって、天使長を中心としてエバが怨讐になり、エバを中心としてアダムが怨讐になり、お互いが怨讐になりました。全部怨讐だというのです。それゆえ、皆さんの子女もすべて怨讐です。信じられないのです。終末になれば母親、父親までも怨讐になるのです。兄弟間が怨讐になるのです。国同士怨讐になり、すべての因縁が全部ばらばらになる時が来ます。その時になれば、人倫道徳がどこにありますか。世界の風潮がそのように吹きすさんで方向をわきまえることができず、どのようなものが善であり、どのようなものが偽りなのか、より分けられない時が来ようものなら、その時が終末だということを知らなければなりません。その時がまさに今です。
子供が親を殺す事件が起こり、親が子供を殺す事件が起こります。世の中で天を中心として教える師弟間は、牧師と教会員であるにもかかわらず、教会員が牧師に刃物で刺され、牧師と教会員の間で決闘が繰り広げられるのです。そのような時が来るなら、終末であることを知りなさいというのです。それはなぜでしょうか。エバとアダムが怨讐であり、アダムと天使長が怨讐であり、神様も全部怨讐になったからです。そのような根をもった歴史は、全部戦場として結果を結ぶ世界が繰り広げられるのです。(五〇―二一三)再臨主文鮮明 「神様の摂理から見た南北統一」P134
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