本物の男たちは、家庭連合の何処に?
少年のころ、本物の男たちに憧れた。
もっとも、堕落世界の中での事だったが・・・
人生はワインが注がれたグラスに、さらにコインを一枚一枚入れるようなものだ。
富を求めすぎると、命のワインは溢れだす。
愛する人を生かし、祖国を愛する道はただ一つ
彼女を手放し、ナチスと戦うラズロに渡し、
共に勝利の復活をする道だ。
恋愛沙汰の後始末をきちんとできたなら
男同士の友情がそこには待っている。
イングリッド・バーグマンは本当にいい演技だ。
少年のころ尊敬できる本物の男を求めていた。
シェーンは言った。
「一度烙印を押されたら、もう戻ることができないんだ」
そのセリフが少年の胸に滲みた。
流れ者には堅気の道は明るすぎ、居場所が見つからない。
ほっと一息つく後で、追い立てるものがある。
拳銃を持つ者は、自分が去ることで、もう誰もいなくなる。
母さんに、もう安心だと伝えるんだ。
そして、親孝行するんだ。
ジョーイ。
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