家庭教育局方針 と その落とし込み
本年度の家庭教育局方針が示されたという。
8項目あるようだが、随分多い気がする。
ある構想理想の実現のために戦略を掲げる時には、
どのようなものであるのかが一目瞭然であると末端組織まで浸透しやすい。
念頭標語のようなスローガンに凝縮される事が望ましい。
このスローガンには性相部分として、目的が表現されており、
形状部分としては、それを達成するための実際行動が表現されているとなおよい。
これによって戦略がイメージ化することができる。
戦略は総花的に「あれもこれも」というものではなく、
重点的に「あれかこれか」と絞ったものである。
従って、そのようにして絞り込んだものが「方針」となってくる。
以下がその方針ということである。
1、ビジョン2020に向けた意識改革の徹底
2、全国家庭教育担当者の強化と連携
3、家庭教育推進会議と父母会(幼小・中高・青年)の強化
4、家庭教育プログラムの推進拡大
5、青年祝福(1世・2世)の推進拡大
6、祝福後の教育とサポート体制の整備
7、国際家庭に対する教育とサポートの充実
8、神氏族的メシヤ活動と真の家庭国民運動の展開
以上を整理すると、スローガンが
「ビジョン2020に向けた意識改革の徹底」
1,祝福の価値の相続と伝統の確立
①祝福前の教育と奨励
②祝福後の教育と支援
2,家庭教育プログラムの推進拡大
①家庭教育担当者の強化と連携
②家庭教育推進会議と父母会(幼少・中高・青年)の強化
③国際家庭の教育と支援
3,神氏族メシア活動と真の家庭国民運動の展開
たとえばこんなふうにまとめるとわかりやすい。
「モレなく、ヌケなく、ダブリなく」
などを気にせずとも、伝える相手の立場に立って、相手が理解しやすいようにまとめて差し上げることが大切である。
そうでないと、絵に描いた餅になってしまう。
ここでは、祝福関係・家庭関係・氏族伝道と国民運動の3つに分類してみた。
以前に原理講論の目次の書写を二世に推奨したが、このように階層にした方が、方針の立案者の狙いや意図がわかりやすくなる。
教会発表のものだと、単なる箇条書きになってしまう。
箇条書きもまとめの一種だが、実際行動に結びつきにくいのである。
実際行動に結びつきにくいと、神棚に飾っているようなものになってしまうのである。
たとえば、どこかの会社に訪問すると、立派な社訓や指針が額縁に入れて壁に飾ってあるようなものである。
相対思考を使えば、「要はこのようなことが、この会社ではできていないということか」と言うことになる。
つまり、指針は良いがそれが実際の人間の行動につながるような、「落とし込み」が必要だということが言いたいのである。
方針が組織で機能していれば、改革が前進していることであり、
機能していなければ、一向に前進していないということである。
「落とし込み」をするためには、
「仕組み」と「仕掛け」が必要である。
「仕組み」とは、システムのことである。
「仕掛け」とは、システムが機能するようにするための手立てのことである。
仕組みだけがあっても、動かなければ何にもならない。
そこで前進するような工夫が大切になってくるのである。
ところでカトリックは12億の信者を世界に有する、世界最大の組織であるが、有名なヒエラルキーというピラミッド型組織は基本的には3段階と、極めてフラットな組織である。ローマ教皇も枢機卿も司教であって、キリストの使徒の後継者が司司教である。次には司祭がきて、さらにこれを補佐する助祭がある。
今回階層を一つ削減したことは良いことであった。
先ずは現状の事実関係を正しく判断しなければ、前進どころではない。
これらの方針の中身には教育に関するものが多い。
ところで統一教会では教育と言えば、修練会である。
また今回任命されたような巡回師制度となる。
これはとても効率が悪くて2020どころか
2200に至ってことをなすことができるというものである。
教会に勤労青年が集まる部屋があると居心地が良い。
なければ教会に来て用が済めば直ちに退散ということになる。
居場所というのは大変重要なのである。
そこに来たら誰かが既に来ているかも知れないし、また後から来るかも知れない。
同じ事情を持って信仰を高めようと励まし合い慰労し合うことのできる仲間がいることは頼もしい。なにしろ教会を出ればそこはサタン世界、この世の価値観に汚染された人々と相対基準が次第に結びにくくなるのは当然のことである。
壮年なら壮年にも部屋がほしい。
ではどこに作るか?
バーチャルな世界に作る。
例えば23:00~1:00までの時間に
自発的に訪問したい人はSkypeでつながればいい。
ちょうどSkype Premiumdeの有料契約で10人までのグルービデオ通話が可能でしたが、なんと昨年に無料になった。
Skypeでは何ができるかは以下のサイトの動画をご覧下され。
この中には、グループビデオ通話の解説動画もある。
Windowsデスクトップ向けSkypeの基本 – ステップバイステップの基本操作ガイド
パソコンの画面を共有することもできる。
すると、例えば統一原理の講義のPDFなどを共に見ながら、ここはこうだとか説明することもできる。
情報を共有したり、情報に基づいて教育指導することができます。
今まで修練会場に行かなければならなかったり、教会まで行かなければならなかったりする、空間的制約から解放される。
時間的にも、今日は参加できるから交わりにいってみようと、強制ではなく自発的に時間をコントロールすることだろう。
これを全国的に活用し、活用事例を競って表彰なりをする。
次第にノウハウが蓄積されることだろう。
LINEの場合はグループビデオ通話はできない。
ITを活用した伝道をを模索する時期は当に来ている。
御言葉を理解させるためには、精誠を尽くして復帰した万物を献祭しなければならない。
人間が堕落したことにより、堕落していない万物よりも劣る存在になってしまったので、神により近い万物を仲保として、元返して行かざるを得なくなったのが人間であった。
二世の万物献祭、すなわち献金は、LINEのスタンプを40個を一単位として販売できる。販売か価格の50%が支給される。
世の中では小学生の参加者もでている。
1/10でもそれ以上でも、本人が神様に捧げたい献金を、神の国実現のために捧げていただけば、楽しく、継続でき、みんな幸せの好循環が始まる。
誰でもできる。
若い人には今風のやり方も考えて差し上げてはどうだろうか?
私の経験では、この万物献祭は自分の御言葉理解に大きく影響をもたらし、深く感謝している。
企画書ではないので
かなり荒っぽいが、思いつくままに書き殴ってみたが如何であろうか?
宗教と科学の統一も、このように足下から始めることが大切であるように思うこの頃である。
皆さんの教会に、神が造られたインターネットとITが御旨に活用されんことを!
神の祝福が皆さんにもたらせれる事を!