原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

Cyberサンクチュアリ人協会(CAS)は何処が違う? の質問について

亨進様が「自由と責任」において発展せよと祝福してくださったのが、

Cyberサンクチュアリ人協会です。

そう言う経緯があるので自然と

「自由と責任」と言うことを重視して出発することになりました。

自由と責任を意識して、家庭連合の失敗の教訓を活かし、いかにして心情組織を築いていくかに焦点をあてて歩んでいるのがCyberサンクチュアリ人協会です。

勿論、試行錯誤の連続です。

だが、我々は明るい未来を夢見ています。

 

家庭連合はお父様に教示されてきた「アベルの正道」を実行する心情文化を築くことができませんでした。

間違ったアベル・カイン観を定着させてしまいました。

アベルがカインを従属させ、ついには奴隷と化するピラミッドを築いてしまいました。

アベルはカインに奉仕する者ではなく、搾取する者に転落して行きました。

上ばっかり見ていて上の評価ばかり気にする組織になりました。

自分の給料は確保されています。

そこで職員の給料の支払いは遅らせてその分を実績として報告をして、自分を認めてもらうことに夢中になり、聖業に精誠を尽くす兄弟姉妹に感謝したり思いやる心を失っていきました。

お父様が我々を真の愛で愛してくださった精神とはほど遠い存在になってしまいました。

まるで、人を見たら金と思えです。

まるで、人を見たら奴隷と思えです。

新約では奴隷から養子にあがなわれてきたのに、

成約なのにまた奴隷生活を強いられることになりました。

二世たちはこれを見て言いました。

「お父さん、お母さんたちは騙されている。上の人たちが搾取しているんだ。」

一部にそのような人たちがいると思ったら、いつの間にかお父様を囲む人々はそのような者だらけになってしまいました。

 

英語には物事を実行する責任:responsibility

物事を実行した結果・実績にたいする責任:accountability

responsibility → accountability

という推移で完結されるということでしょう。

 

エデンでは

御言葉が与えられた:原理のない自由はない

御言葉を強いられたとしてではなく、自ら責任を引き受ける:責任のない自由はない

その結果、善男善女を繁殖して神の御心に応える:実績のない自由はない

 

つまり、英語の説明も、統一原理の説明もそれぞれバラバラに存在しているのではないことを物語っている。

また、もっとも大切なことは

神自ら先駆けて原理を立てられ、自由意志によってその原理に服されて行かれたと言うことです。

決して強いられたのではありません。

 

家庭連合では上から下に考え方や物事を強いていく伝統がありました。

これは蘇生的段階としては、親が小さな子供を指導するような意味において

ある程度機能していたのかもしれません。

しかし、子供が成長するにつけて、本人の自由と責任によって選択し実行し善き実績としての結果を残すようにステップアップしていくべきでしょう。

これを家庭連合はすることができませんでした。

 

そこで、Cyberサンクチュアリ人協会は

お父様が直接主管されている亨進様とともに

「自由と責任」を自覚して心情組織を造っていきたいと考えています。

 

現在は、2月13日までにお父様の権威に戻る為の祝福をしないと、祝福家庭の位相はお父様によって剥奪されてしまいます。

36家庭も72家庭もなくなります。

その時までに世界中で2100組の義人がでて、アブラハムの談判のように、審判を回避していただくよう神に許しを得る戦いが繰り広げられています。

少なくとも審判の内容が少しでも緩やかなものになってほしいと願っています。

 

たとえ、2100組が勝利できたとしても

神様が愛する兄弟

また神を愛している兄弟がほとんど

完全にサタンの手に渡されることになってしまうのですから、

家庭連合にとどまっていようが

サンクチュアリにいようが

本質的には大敗北でしかないことでしょう。

その敗北は我々の敗北である前に、お父様がくださった祝福である故に

まずもってお父様自体の敗北になってしまうことでしょう。

 

家庭連合の勇士烈女の皆様が立ち上がらなければならない理由がここにあります。

 

さて、自由と責任ですが

万物は、原理自体の自律性と主管性によって営み成長します。

iPS細胞の山中伸弥教授によると、細胞は我々が考えているような単なる部分的存在ではなく戦略をもって行動すると言います。

統一原理で言うところの

全体目的と個体目的を兼ね備えているのが全ての存在だと言うところに当たります。

細胞がある数的基盤になると具体的な造形を造り出すと言います。

われわれからすれば当然のことですが、科学者には神秘的なことのようです。

部分と全体は統一原理のように目的として

全体目的と個体目的のように表現されると

活用範囲が広くなります。

二重目的を持って初めて存在しているのがわれわれです。

ホロンではこのことが十分に注目されなかったのではないでしょうか?

 

ここで話したいことは

万物のレベルでも選択的自由度をもっていると言うことです。

人間のように完全ではありませんが

ある種の自由度があります。

 

ところが神の似姿として創造された食口には

上位下達の至上命令しかなく、

それに服従することが堕落性を脱ぐ為の条件なのだというのです。

ところが、御言葉や信仰観が大きくずれていれば、それに従うことは

堕落性を脱ぐどころか堕落行為になります。

このことがわかりません。

実に嘆かわしいことです。

 

2月13日以降に

第二代王様がどのような方針をくださるのかわかりませんが

個人的には一区切りつけて

本来の教育分野について書いていきたいと思います。

 

ハングアウトで8人くらいできるようですから

二世と家庭連合であれ、顕進様支持者であれサンクチュアリであれ

一緒に勉強会をしてもいいかと・・

 

小グループ活動ですが

そのことを書かなくてはなりませんね。

 

また天一憲法についてイエス様からと儒教から見て

何か書けないかと・・・

 

以前に家庭連合の牧会学の不備を批判しましたので

腰を上げなくてはとも思います。

 

心情文化を築く為のコンテンツのいくつかを

Cyberサンクチュアリ人協会の一員として提示したいと思っております。

 

牧会できるようになるには大変時間がかかるものです。

我々の時代はほとんどの兄弟は献身者でした。

一日中兄弟姉妹との授受作用で信仰的な物事のとらえ方がごく自然に学ぶことができました。

そのような環境にない時代には何か一工夫がいるはずです。

本当は全国のカウンセリングに関心がある方やカウンセラーとともに

牧会学を纏めていきたいという夢を持っています。

独りでできることには限りがあります。

わたしの得意なところはこの辺が関係ありそうだよと指摘して差し上げることなのではと思います。

 

サンクチュアリであれ顕進様を慕うグループであれ

神や真の父が願う新しいものを提示できなければ、結局の所

家庭連合と同じ道を行くことでしょう。

我々Cyberサンクチュアリ人協会は

そこに風穴を開けるだけでなく

共生共栄共義世界を築いていきたいと考えております。

是非、趣旨に賛同されて協力してくださる方々の

ご連絡をお待ちしています。

 

Cyberサンクチュアリ人協会 企画本部長・父母会長 玉木円四郎

 

 


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