原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

創造原理 相対思考 原因と結果を意識して考える生活習慣

原理講論を読んでいると、日本語の普通の文章に比べて非常に論理的な文章であることに気がつく。WhyーBecause形式である。何々は何々である。何故ならば何々であるからである。こういう文章であるからである。ある結果、言い換えれば事象を見るときに、それが現れた原因は何かと尋ねていく意識と、その継続によって無意識に原因を求めていく習慣を定着させることが、我々に必要であることを御言葉は訴えかけているようである。

つまり一見当たり前のことのようでも、何が原因でそのようになったのかを考えることが大切である。

やしきたかじんが亡くなられた。

たかじんのそこまで言って委員会」は通常のテレビ番組では得られないような情報が得られる関西ならではの番組である。とんがった論客が出演していて楽しい番組である。江戸っ子として東京もがんばってほしいと思う。

さてこのたかじんさんが亡くなる少し前にこんな報道があった。突然30代の女性と結婚したというのである。親しかった方達もびっくりしたようである。

ところでこの件について首都圏に住む娘が家内にこんな風に話した。ついこの間である。

たかじんは近いうちに死ぬよ。結婚したのは自分の財産をその女性にあげたかったからだよ。」

家内は聞き流していたようであるが、いざ訃報を伝わり聞くとその言葉を思い出したようである。

へえ~、結婚したんだ。どんな人だろう。

そんな風にわれわれは考えることが多いと思われるが、一体何故結婚したんだろうと原因を尋ねる人は少ない。娘は本人なりに仮説を立てて見たようであるが、番組でたかじんを見てきた私としては、なるほどと思うところがある。

原因と結果の勉強になると思う報道番組がある。これまた関西の水曜「アンカー」で青山繁晴氏の時事解説である。

青山氏のファンサイトが以下にあるので、8日のアンカーは画像の下 連続再生 等をクリックすれば見ることができる。青山氏の取材報告を聞くと他の番組には戻れなくなるほどである。

 

http://blogs.yahoo.co.jp/tankou_2008/38079058.html

 

せっかくであるからもう一つご紹介したい。ご存じの方も多いかも知れないが、BSフジのプライムニュースである。反町理と八木亜希子がキャスターである。旬で重要と思われるテーマとそれに精通したキーパーソンを招いて問題の本質に迫る番組である。

反町氏は実に質問上手である。

誰でもできる不必要な質問をせず、みんなに有益な質問を出演者に投げかけることのできる珍しいキャスターである。八木は当初はテーマにやや追いつけなかった感があったが、現在は一般の人の目線でとても良い質問をして反町を補完している。それぞれの持ち味が活かされて楽しい。八木は随分努力したのであろう。感謝したい。これもBSを見逃しても以下のサイトで紹介されている。

http://www.youtube.com/user/primenews

 

放送から幾分遅れて見ることができるが、それでも十分有益と思われる。軟弱な番組が多い中フジにもこのような素晴らしい番組があることを誇りとして、健闘してほしいと思う。個人的には報道ステーションやZEROなどのNHKを含む他の番組よりもずっと質の高い番組と評価している。

お二人に共通していることは事実に対する謙虚さである。男性であれ女性であれキャスターには気負いが現れて見苦しい姿を見せる方が多いように思われる。

 

私自身も上記の方々から多くを学びたいと思っている。原因と結果という正しい因果関係をたくさんの事例から学ぶ事ができるこのような番組に勝るものはないと思うからである。