原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

原理講論を読む 考える糸口を求めて

 統一原理の内容に出てくる言葉に触発されてイメージされた、考えることに関係する事柄を、ざっくりと列挙して、日々の生活で直面する問題の判断精度を上げたり、降着状態を打破して解決する、糸口にしようという願いです。

 

 統一思想を学んだ方なら授受法という方法論があることをご存じかと思います。この授受法は一見アカデミックな様相をしていて、頭の中ではふむふむそういうものかと理解はできるものの、いざ実際に日々の生活に活かしてみようとすると、なかなか難しいものがあります。

 

 そこで高尚な話は一旦横に置いて、日常生活の身近な問題の解決に焦点を絞って、素朴な工夫を思いつくままに綴って参りたいと思います。とはいえ意識的にせよ無意識的にせよ、この「考える」という行為を巡って授受法という言葉は、私の考える基軸として存在しているように思えてなリません。基調低音のようなものです。

 

 近い将来然るべき資格を備えた方によって、多くの信徒が自由自在に授受法を使いこなせるようにご指導頂ける日が来ることを切に望んでやみません。

 

 私たちは不注意によく「原理的」という言葉を使いますが、もしかしたらバベルの塔のようにバラバラの意味で使っていたり、よくよく考えてみたら本当はどんな意味で使っているのか我知らず使っている。そんな事があるかと思います。この際少し吟味してみようと思うのです。深遠な御言葉を正しく理解して体得するのは一生の大事です。一進一退しつつも文先生の元に本当に辿り着きたいものです。