原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

イエス様は平和神経において、文鮮明先生が無原罪で生まれたことを証言し、韓鶴子オモニが言った「イエス様と会った時からだ」ということを否定している

サンクチュアリサイドの信徒が自動書記によって、イエス様のメッセージを伝えておられることはよく知られたことである。

ところが、家庭連合の食口からすれば、それはサンクチュアリに都合がいいメッセージであって、われわれはおいそれと簡単には認めることができるかと思う方も多いことだろう。

だが、サンクチュアリも家庭連合も共通に重要視している八大教材のひとつである、平和神経に書かれているイエス様のメッセージであれば、双方ともに容認できるであろう。

何しろお父様公認の平和神経に記載されているイエス様のメッセージであるのだから。

これを否定するわけにはいかないだろう。

 

韓鶴子オモニは、お父様が原罪を精算されたのはイエス様に会ってからで、生まれた時からではないが、わたしは胎中から聖別されて生まれてきた無原罪の独り娘だというのであった。

要するに、イエス様に会った時にお父さまはイエス様によって原罪を精算されたのだと言わんばかりである。

さらに、2000年のキリスト教歴史は韓鶴子オモニを求めてき来たのだというのである。

では、肝心のキリスト教の中心人物であるイエス様ご本人は如何にお考えなのであろうか?

エス様はそこで「皆さんは、私、イエスの生涯を綿密に検討してみましたか。イエスの懐胎と誕生について考えてみましたか。」と言われた。

平和神経において、イエス様が何を語られたのか確認してみよう。

 

 新約時代にメシヤの使命を抱いてきた私、イエスを、当時の人々は十字架につけてしまいました。そのために、地上には神様が成就すべきみ旨が残され、そのため再臨のメシヤが必要になったのです。新約時代のメシヤは、霊的な救いしか成就できなかったため、肉的な救いは宿題として残されたまま歴史が流れてきたのです。それゆえ、恨めしい歴史の背後で、数多くの悲しみと苦痛を味わいながら神様は、再びメシヤを地上に送るときを待って来られたのです。文鮮明先生の血統を分別して聖別し、メシヤとして送るまで、神様は、この上なく緊張した歳月を送られました

 

ここで言う文鮮明先生の血統を分別して聖別」とは、血統転換のことである。

血統転換されずしてメシヤは誕生しない。

三代の女性が神に忠誠を尽くしても、絶対「性」の血統転換を経ずしては、無原罪の娘は生まれてこようはずもない。

「神様は、この上なく緊張した歳月を送られました」

エス様に会っただけで原罪を精算しメシヤになれるなら、我々祝福家庭は皆メシヤになれただろう。

神様が緊張した歳月を送られるはずがないのである。

 

それでイエス様はご自身の血統転換のお話をされるのである。

 

 私、イエスは、どこで生まれたでしょうか。馬小屋で生まれました。当時マリヤの気持ちはどうだったでしょうか。キリスト教徒の皆さん!聖書を読むとき、容易にその内容を理解できたでしょうか。解けない問題、理解できない問題に直面して、皆さんの苦しむことがなかったでしょうか。天の秘密のすべてを明かせなかったイエスの気持ちを、理解できるでしょうか。聖書に記録できなかった摂理の奥深い内容を、皆さんは、いかに知ることができるでしょうか。エスの父、ヨセフの婚約者であるマリヤのおなかが、どうして大きくなったのでしょうか。復帰摂理歴史において、人類が受け入れ難い、途方もない天の秘密がベールに包まれているのを、皆さんは知っているでしょうか。人類は神様の子女であるため、神様は人類を訪ねてきて、愛するほかはありませんでした。皆さんは、そういう神様の心情を推し量ることも難しいでしょう。

 

同様に文鮮明先生の場合も、

「恨めしい歴史の背後で、数多くの悲しみと苦痛を味わいながら神様は、再びメシヤを地上に送るときを待って来られたのです。文鮮明先生の血統を分別して聖別し、メシヤとして送るまで、神様は、この上なく緊張した歳月を送られました。」

というのです。

 

 この時代に地上に現れた文鮮明先生は、皆さんが待ちわびた再臨のメシヤです。文鮮明先生は、数えの16歳の時、私、イエスからメシヤの使命を引き継がれました。

 

エス様が12歳の時に、家出して教会の中で、御使によってメシヤであることと御旨を知らされたように 、お父様も15歳の日に継承されたのであった。

韓鶴子オモニは、お父様のメシヤたる資格を否定して、自分の位相を高め、かえって私こそが胎中から無原罪の独生女だと宣言され、これをあなたがたは知らなければならないとされてきたのである。

反キリストとして立たれたのである。

自分こそが究極のメシヤだとする過分なる欲望によって、居るべきところを離れ、主管性転倒をして、聖酒を用いた罪の繁殖を実行された。

対象格のはずが主体格へと主観性転倒し堕落してしまわれた。

女性メシヤ、お母様の権威に服するための聖酒式や、天使長主導の祝福儀式が、聖和以降行われてきた。

無精卵の子女繁殖であった。

これは御心に適った供え物とはなり得ない。

カインの供え物が神によって受け取られなかったようなものである。

お父様が神の血統であることをお母様は公然と否定されたのである。

「お父様はメシヤではない」

と言ったも同然の行為であった。

驚くべき背信である。

このようなメシヤ観を持った韓鶴子オモニは、もはや真の母の位置を離れてしまっているのである。

 

すべての食口は、お父様の権威に戻るための祝福を亨進様によって授けていただかなければならない。

 

 


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