アメリカにとって天下分け目の戦いが繰り広げられている。
アメリカが自由を愛する資本主義国家だと思っていたら、
着々と社会主義国家に変貌しつつあった。
そもそも社会主義はキリスト教的価値観を排除する思想とその体制である。
民主党の正体は、アメリカの建国の精神の爆破者・破壊者であった。
7000名の不法移民団がアメリカの国境に向かっているという。
これを受け入れれば、パスポートもビザも必要なくなる。
TBSの報道では、わざと「不法」の言葉を抜いて、「移民」と表現して報道していた。
困ったものである。
移民と不法移民は違う。
我が国に移民に隠れて革命工作員がどっと押し寄せて入国するとすればどうだろう?
オバマケアのときに、はっきりと悟るべきだった。
我が国も仮面をかぶった社会主義状態が続いている。
我が国は「保守」という言葉が意味を成さない。
立憲民主の枝野は、自分たちこそ「保守本流」だと考えている。
保守と革新の対立軸が明確ではないからだ。
今後の日本は、この根本問題を整理しなければならない。
我が国においては、一体「保守」とは何か?
「リベラル」とは何か?
はっきりとした国民的コンセンサスが必要である。
立ち位置が不明なので、不毛な議論ばかりが小田原評定のように国会で繰り広げられ、
片山氏への追求のように、国会は本来の審議を放棄して、人民裁判の場と化している。
両党は国会の審議の本流でないスキャンダルのような案件は、別途委員会を立ち上げて調査するよう、はやくアメリカを見習うべきである。
国民は飽き飽きしている。
草創期の日本に、サミュエルズの「自助論」(西洋立志論)が翻訳され多くの人々の影響を与えた。
福沢の「独立自尊」や国木田独歩の名前の「独歩」なども、そのような背景が関係していることもあろう。
立身出世を夢見た時代であった。
だが、今やお上におんぶにだっこの社会主義政策が行き渡ってしまった。
このままで我が国はいいのだろうか?
ここまで社会主義政策が行き渡ってしまった我が国が
自助努力の国民と国家にこれから変貌する可能性はどこにあるのだろうか?
さて、木村太郎による中間選挙の見通しを2つの記事の引用でご紹介したい。
www.fnn.jp より引用
====
アメリカを目指す「移民キャラバン」
米国を目指す7000人の中米の移民集団が北上中で、その取り扱いが米国の中間選挙に大きく影響しそうだ。
「移民キャラバン」とも呼ばれるこの移民集団、10月12日にホンジュラスのサンペドロスーラを出発した時は約160人だったが、その後グアテマラを通りメキシコを北上してゆく過程でどんどん参加者が増え今や7000人余りに達したという。さらに、エルサルバドルから別の移民集団が北上中と伝えれれ、米国は移民の津波に見舞われる形になっている。
共和党も民主党も歓迎しない“移民集団”
これに戸惑っているのがトランプ大統領で「入国を阻止する」と5200人の兵士を派遣たが、万一流血の惨事になれば世論の非難を浴びるのは目に見えているし、さりとて入国を認めれば移民制限の公約に矛盾することにもなる。
「この移民集団の背後には民主党がいる」と矛先をかわそうとしたが、その民主党も移民の大集団の入国を認めることは米国民の感情を逆なでしかねないので、対応に苦慮している。
民主党のペロシ下院院内総務は「共和党は移民問題を(民主党が有利な)健康保険問題とすり替えようとしている」とコメントを発表して党内を引き締めている。
共和党も民主党も歓迎しないこの移民集団は、いったい誰がこの時期に何のために計画したのだろうか。
根強い憶測が流れる“ある資産家”の存在
さまざまなな憶測が流れる中で、最も多いのが有数の資産家で進歩派で知られるジョージ・ソロス氏の関与だ。ソロス氏はその資産を人権擁護の運動に注ぐことを躊躇せず、特に移民の自由化推進者として知られる。
すでに欧州では中東やアフリカからの移民の保護団体に多額の資金を提供していると言われ、ハンガリーでは移民に反対する政党が「ストップ・ソロス」を標語に選挙を戦うようなことにもなっている。
ソロス氏は、今年4月に今回と似たような、しかし小規模の中米からの移民集団が組織された際に背後で資金を提供していたとされていた。今回も同氏が関わっている憶測は根強い。
そして「この時期に何のため」だが、中間選挙で米国民の政治への関心が高まっている折に集団移民が問題化すれば、米国政府の妥協的な対応を引き出し移民自由化の突破口を開く狙いがあるとも考えられる。
とすれば、この集団移民は一過性のものではなく、欧州のように移民集団の流れが絶えず米国国境に迫ってくるということになるのかもしれない。
いずれにせよ、中間選挙の投票日に向かって米国国境の緊張は高まるのは間違いなく、選挙の行方を左右しそうだ。
(執筆:ジャーナリスト 木村太郎)
(イラスト:さいとうひさし)
====
もう一つ、
より引用
====
「隠れトランプ」が増えている
「トランプ共和党は過半数を維持する」
米中間選挙の投票日を間近にひかえて断定するのは無謀極まりないとは重々承知の上でこう予測する。その根拠は、世論調査に現れない「隠れトランプ」が増えているらしいからだ。
有力な世論調査会社「ラスムッセン」は2日「また静かな赤い波が押し寄せるのか?」との分析記事を配信した。同社では全米1000人の有権者を対象に「中間選挙で誰に投票するか他人に知られても構いませんか?」と質問した結果、民主党支持者の60%は「構わない」と言ったのに対して共和党支持者でそう答えたのは49%に過ぎなかった。
最近、米国の都市の一部ではトランプ大統領のスローガンの「アメリカを再び偉大に」と書いた赤いキャップをかぶっていると袋叩きにあったり、レストランで共和党を支持するようなことを喋ると他の客の嫌がらせを受けて店をおいだされるようなこともあるらしいので「トランプ共和党を支持する」と公言するのをためらう空気があるのかもしれない。
この差が世論調査に反映されると、共和党支持の声は民主党のそれよりも低く出るということになって選挙予測を誤らせることになりかねない。
「誰に投票するか知られたくない」
実は同社は二年前大統領選挙の際にも同様の調査を行なっており、「誰に投票するか知られたくない」とした者が共和党支持者の間で民主党支持者よりも6%多く、この「隠れトランプ支持者」を読み切れなかったことが大方の予想を誤らせた原因とされた。
しかし今回は、その差が11%と二年前よりさらに広がっている。つまり今回の中間選挙では「隠れトランプ支持者」が増えているということなら「また赤い(共和党色)の波が押し寄せるのかもしれない」とラスムッセンは分析しているのだ。
移民キャラバンは民主党に不利
その中間選挙だが、「大統領政党が負ける」というジンクスに加えて、民主党が潤沢な選挙資金を武器に初戦は大きくリードし「青い(民主党色)の波が押し寄せてきた」とも言われた。しかしその後カバノー最高裁判事の任命を巡って民主党が露骨な妨害をしたことで批判され、その一方で景気は上向き続けて共和党が盛り返していると言われる。
特に最近は中米から数千人の移民キャラバンが米国国境を目指していることが米国民の危機感をあおり、移民に寛容な民主党にとって不利な材料になっている。
各社の世論調査をもとに選挙予測を行う「リアル・クリア・ポリティックス」の最新の分析では、上院では共和党がすでに過半数の50議席を確保しており、下院では民主党203、共和党196で未定36と接戦になっている。
しかしこれには「隠れトランプ共和党支持者」は考慮されていない。とすれば、共和党は下院でも世論調査に現れている以上の得票を得て、民主党に過半数の218議席を与えないのではないか。
改めて無謀を承知の上でこう予測してみたのだが果たして・・・
(執筆:ジャーナリスト 木村太郎)
====
アメリカが社会主義化していけば、自由主義世界は崩壊せざるを得ない。
日本もやがてその渦に飲み込まれてしまう。
世界史的な事件がアメリカで進行しているというのに、
日常的な取るに足らないことばかりに目を奪われて生活していていいのだろうか?
オバマが選挙応援に戻って来た。
大統領経験者がそのようなことをしたことはあっただろうか?
詐欺師がトリックを暴かれないために最後のあがきをしているかのようだ。
トランプ大統領が薬価を引き下げる理由は、インチキなオバマケアにあった - 原理講論を読む
応援して下さる方は上のロゴをクリックして下さい。