原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

大衆迎合という衆愚でも独裁専制でもない決議機関とはなんだろう?

お父様は以下のような御言を語られたと数日前にお伝えした。

 

8 行政体制
 先生は皆さんに体系を立ててあげているのです。体系というのはどうやって動くものですか? 先生は支部、あるいは本部の責任者および指導者たちに耳を傾けるようになるのです。先生は直接一般食口たちに耳を傾けるのではなく、彼らに耳を傾けるほかないのです。甚だしくは、その指導者、あるいは支部責任者が何か失敗をする場合でも、その人が指導者、あるいは責任者として立てられた以上は、本部や先生は特定の問題に関し、その人が言うことに耳を傾けざるを得ません。これが体系であり秩序です。(五二―二一九)
 本来は地区長会議なら、州責任者会議をするようになれば、現在十一の州責任者とその次に巡回師、そのほかに先生が来いという人以外は一切……。全部教会本部指揮下にあって、事業分野指揮下にあるので別の組織になっていて、会議も別にしないといけないのです。先生が主に話すのは、州責任者たちが活動するのを標準にしたものなのです。ですから事業分野だけでなく、各分野はその方向が違うのです。ですから特定のケースとして、今ここに国際機動隊も参席しなければならないのです。カープとどこですか? 国際勝共連合も同じように……。その課以外は日を別に定め、特別に別個に集まらなければならないのです。ですからそれを定める時までは、きょうここに参席せよと話した人たちは、次から参席せよというのです。
 本来は二つに分けて会議をしないといけないのです。なぜそうかといえば、教会なら教会活動するのに指示事項を知らない人責任をなせない人たちが来て、全部うわさを流せば支障が多いからです。ですから誰でもむやみに幹部会議に参席できると考えては駄目なのです。できるなら責任者一人だけ会議に参席せよというのです。バージニアには二人います)。二人いれば、本来責任者が参席し、他の人々はその責任者を通して聞けというのです。二人、三人、全部来れますか? ですからそうせよと言うのです。そうしてこそ統率されます。二人がやれば命令をしても……。(八九―二九七)
 皆さんは直接神様と通ずる道がないので、先生が橋を架けてあげています。ですから先生が今何をしていて、どんな使命を指示しているかを知って、いつもそれを中心に相対的立場で授け受けし自分自身を拡大する時、神様は共にいらっしゃるのです。ですから公文を重要視せよというのです。分かりますか? (はい)。ですから公文を重要視し、本部で送る発刊物を重要視せよという話もするのです。(六〇―二四九)

 

1,会議は本来は各分野ごとに分けてしなければならない。

「全部教会本部指揮下にあって、事業分野指揮下にあるので別の組織になっていて、会議も別にしないといけないのです。」

 

2,本来は2つに分けて会議をしなければならない。

① 指示事項を知らない門外漢は入れない。

② その内容に責任を持てないものは入れない。

③ その分野の責任者は一人だけ入れよ。

<理由>

「本来は二つに分けて会議をしないといけないのです。なぜそうかといえば、教会なら教会活動するのに指示事項を知らない人責任をなせない人たちが来て、全部うわさを流せば支障が多いからです。ですから誰でもむやみに幹部会議に参席できると考えては駄目なのです。できるなら責任者一人だけ会議に参席せよというのです。」

 

クルトさんが会議について取り上げたことがあった。

 

我々の組織にはアテネ直接民主制のような、全員参加政治みたいな形態を望んでいる人がいるようだ。

少なくとも、一部の議決権を持った役員に全体的案件の検討と解決に至る決議に、

自分たちが参加できなくても、オブザーバーとしての参加は認めるべきであるというような風潮がある。

 

だが、大陸会議ではそのようなことは現在認められてはいない。

「誰でもむやみに幹部会議に参席できると考えては駄目なのです。」

これがかってのお父様の指示事項であった。

 

選ばれし者、イスラエル選民思想は、現代のエリート思想を生んだ。

代表者による決議と運営です。

 

会社の役員会議には、そこで検討される議題に関係のある社員は役員ではなくとも呼ばれることはあっても、常に参加することはない。

オブザーバーもない。

何故だろう?

 

八幡 紕芦史(やはたひろし)という経営コンサルタントが書いた

「図解 会議の技術」という本があるが、そこにオブザーバーについて以下のように書かれている。

 

オブザーバーの問題

 あなたの会議にオブザーバーが出席することがある。

これは意外にやっかいな問題だ。オブザーバーは会議に

貢献しない。単に観察しているだけ。できれば、お断り

したい。それでもというなら、オブザーバーする目的を

明らかにし、参加者に断りを入れておくことだ。

 

オブザーバー=会議に貢献しない人

*基本的には参加を断る

*オブザーブの目的を明らかにする

*参加者に許可を取る

 

 

お父様の御言と世の中の経営コンサルタントの意見が同様なことには意味があるからでしょう。

 

 

 低い峰の立場にいる人が高い峰の事情を知るには、高い峰を絶対的に信じなければなりません。ここで批判しては現在の場所から抜け出せないのです。発展できないのです。それ以上越えていこうとするなら、無限なる闘争をしなければなりません。もう一度言うなら、環境が整えられていて、道がすべて整えられていて、その整えられた道を行けばいいのにもかかわらずその道を行かず、自分一人で承知して行くといえば、無限な闘争をしなければならず、それでもそれはほとんど不可能です。(二七―一〇三) 

「牧会者の道」

 

 中央集権は独裁だと安易に考えて、衆愚政治の真似をすることだけは避けたいものです。

ポピュリズムポピュリズムポピュリズム

本当はトランプ大統領ではなく、よく見ればオバマのほうがポピュリズムでした。

 

 

gootarou579のblog : 最近、感じること

 

 


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