より引用
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聖霊派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/09/07 23:41 UTC 版)
聖霊派（せいれいは）は、キリスト教の教派のうち、三位一体の位格のひとつである聖霊の働きを強調する教派ないし集団の総称ないし俗称。 主にプロテスタントのホーリネス教会から1900年頃にペンテコステ運動として始まって結果的に分岐した教派であるペンテコステ派が最初の教派として挙げられるが、ペンテコステ派に限らず1960年代からはじまったカリスマ運動や1980年代からの動きである聖霊の第三の波に属する教団、教派、教会、個人も含めて呼称するのに都合がよい呼称であるため総称ないし俗称として使われる。カリスマ運動はカトリックまでも含めた教派を超えた運動であって、特定の教団、教派という区分がしがたいため、カリスマ派と呼ぶよりも、カリスマ運動と呼ばれる傾向が現在でもあるが、それらと一緒にペンテコステ派を含めた概念として用いられる。
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歴史
キリストの昇天後、ペンテコステの日にキリスト教会が誕生した。初代教会においては、異言、預言、病のいやし、死人が生き返ること、悪霊追い出しがあった[1]。
アウグスティヌスは、使徒時代の終焉と聖書正典の完結により、これら聖霊の賜物が無くなったと教え、ヨハネス・クリュソストモスもこれに同意した。宗教改革者のルターやジャン・カルヴァンもこの「カリスマタ中止理論」「終焉説」を受け入れた[2]。 宗教改革者らが終焉説を受け入れた大きな二つの理由に、宗教改革者が誤りと考えたカトリック教理を承認させるため、ローマ・カトリック教会がその証拠としてローマ・カトリックで起こったとされる奇跡を持ち出したことと、宗教改革者らに実際に奇跡の経験がなかったことがあると考えられている[3]。
初期の聖霊派
テルトゥリアヌスも参加したことで知られるモンタノス派は異言を話したとも言われる。 1830年代の、エドワード・アービングや、メアリー・キャンベルは異言を語り、いやしをした。これがペンテコステ派につながったとされている。
19世紀後半のアメリカで、聖霊の降臨による癒しと三度の浸礼による洗礼、キリストの再来が近いことなどを説き多くの信者の支持を得たジョン・アレクサンダー・ドウィは、1896年にシカゴでキリスト教カトリック使徒教会を設立した[4]。1900年にはイリノイ州シオンに拠点を構え、シオンのキリスト教カトリック使徒教会(CCACZ)として聖霊による治療儀礼を行い、禁欲的な集団生活を実践した。CCACZはペンテコステ運動と同調して1904年に南アフリカで伝道活動を行った。1908年にヨハネスブルグでオランダ人牧師ピーター・ロルフが受けたペンテコステを契機として、聖霊の憑依を受けたと告白するアフリカ人の信者が続出し、伝道は拡大した[4]。1910年代から1920年代にかけてアフリカ人の手によって幾つものシオニスト系独立教会が組織され、今日でも南アフリカ、ジンバブエを中心に南部アフリカの一大宗教勢力となっている[4]。
ペンテコステ派
1901年1月1日、ホーリネス派のチャールズ・パーハム（1873-1929）が女学生に按手をし、その場にいた者が異言を語りだした時から、始まるとされる。パーハムは「聖霊のバプテスマを受けることが大患難時代を逃れる唯一の方法であり、異言がその唯一の保証である」とした[5] 。ウィリアム・ジョセフ・シーモアを指導者とする1906年-1909年のアズサ・ストリート・リバイバルにより拡大した[6]。
教理
伝統的にペンテコステ派は、異言を聖霊のバプテスマを受けた証拠とし、異言を、聖霊を受けることと同一視してきた。ウェスレアン神学、ホーリネス神学に多くを負っている。
教会、団体
1914年設立のアッセンブリーズ・オブ・ゴッドが代表的。日本ではおもに生ける水の川がこの派の書籍を発行している。
カリスマ派
1960年4月3日、米国聖公会の司祭デニス・ベネットは、主日の礼拝説教で、異言を伴う聖霊のバプテスマを受けたと語り、カリフォルニア州の大教会を追い出され、シアトルの教会に移った。そこは東部最大の教会となり、カリスマ派の拠点となった。カリスマ運動は、アメリカ聖公会から、エキュメニカル派のプロテスタントやローマ・カトリック（カトリック・カリスマ刷新）に広がった。
教理
カリスマ派は、異言を、一つの賜物としてとらえてきた。
教会、団体
日本では1970年代にカトリック初台教会でカリスマ運動の集会が行われ、1998年2月、日本基督教団カリスマ派の神学者手束正昭らが聖霊刷新協議会を発足させた。
聖霊の第三の波
1980年代、福音派のピーター・ワーグナー、チャールズ・クラフト、ジョン・ウィンバー、ジョン・ホワイトらを指導者とし、フラー神学校世界宣教学部の「しるしと不思議と教会成長」と題する講座「MC510」により広まった。彼らは自らの宣教師としての経験も踏まえて、宣教論を発展させ、力の伝道、力のいやし、力の対決、霊の戦いを強調した [7] [8] [9]。
教理
福音派がペンテコステ派、カリスマ派の働きを拒否してきた大きな理由は、聖霊のバプテスマと異言についての理解と、直接啓示の問題であった[10]。ほとんどの福音派が聖霊のバプテスマと新生を同一視してきたからである[11]。ピーター・ワグナーは、第一、第二の波と第三の波が同じ聖霊の働きであると認めながらも、自分がカリスマ派と呼ばれることは好まないし、先の二波とは区別されるべきだとしている。
教会、団体
日本では、尾形守によって紹介された。この働きを受け入れた奥山実も宣教師の経験を持っている。関連書籍はおもにマルコーシュ・パブリケーション社、リバイバル新聞、プレイズ出版、新生運動から出版されている。
参考文献
- 『教会成長シンポジウム』新生運動 尾山令仁、有賀喜一他
- 『クリスチャンの和解と一致』尾山令仁 地引網出版
- 『栄えに満ちた喜び』マーティン・ロイドジョンズ 地引網出版
- 『御霊の力に驚かされて』ジャック・ディア 真菜書房
- 『宣教師入門』奥山実 新生運動
- 『悪霊を追い出せ！-福音派の危機を克服するために』奥山実 マルコーシュ・パブリケーション
- 『リバイバルの源流を辿る』尾形守 マルコーシュ・パブリケーション
- 『日韓教会成長比較』尾形守著、古屋安雄序文 ホープ出版 いのちのことば社
- 『聖霊の第三の波とリバイバル』尾形守 ホープ出版
- 『聖霊の第三の波』ピーター・ワグナー マルコーシュ・パブリケーション
- 『ペンテコステ神学』大川修平 マルコーシュ・パブリケーション
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文章ではプロテスタントがいくつかの大きな支流に分かれていったことがわかりにくいが、
ウィキペディアに図があるので、これも引用する。
上記の文章と照らし合わせると理解しやすいかと思う。
ペンテコステ派 - Wikipedia より以下に図を引用する
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また、ひとりの長くペンテコステ教会に通っていた方による個人的な意見として、
この教会の長所と短所が述べられているものがヤフー知恵袋にあった。
参考までにこれも以下に一部を引用したい。
キリスト教でプロテスタントのペンテコステ派に行こうか、迷っています。誰... - Yahoo!知恵袋
より引用
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＜良い点＞
①明るい人、救いの喜びに満たされている人が多い
②信仰熱心
③「賛美」での聖霊様の臨在が豊かである
④目に見えない「霊的な」事柄（異言やいやし・奇跡・・・悪霊問題など）に関しても理解がある
＜悪い点＞
①「神様に用いられている」とされる有名牧師・伝道者・リバイバリスト（海外を含めて）を“追っかけ”、その人たちが聖書的に正しいかどうかをきちんと見分けることなく、半ば無批判で受け入れる。（人間崇拝に近いものを感じます。）
②霊的権威を重んじる結果、牧師の支配が強い
③「繁栄の神学」という、聖書に反する「神の現世利益」を強調する教会が多い
④熱心さが行き過ぎて、「神様に委ねる」より、「人間の努力・方策」で物事（人の救いや教会成長など）を達成しようとする
⑤地道な伝道・牧会より、派手な聖会など「大きなこと」を好む
⑥福音宣教（十字架のことば）より、しるし・奇跡・いやし・預言・異言・悪霊追い出しなどが主体となっている
・・・以上のような事柄から、近年問題になっている教会の「カルト化」はカリスマ・ペンテコステ派に多いようです。
ちなみに「異言」に関しては、パウロは「みな異言を話すことを望んでいます（Ⅰコリント14：5）」が「みながいやしの賜物を持っているでしょうか。みなが異言を語るでしょうか。みなが解き明かしをするでしょうか（同12：30）。」と言って、（聖霊様の賜物は）人それぞれ違っていて、みなが異言を語る訳ではない、と告げています
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同じクリスチャンからの辛辣な指摘がありましたが、「カルト化」と言ってます。
これはどういうことかというと、
我々で言う「善神の業と悪神の業」ですが、
実際には、天使の姿で悪霊がわれわれを主管しようとすることがあります。
大体は最初のある期間は、何かを当てたりして信じ込ませ、次第に悪なる霊の悪なる動機によって地上人を動かそうとします。
自分の欲望を地上人をして果たそうとします。
フェイクペンテコステにはご用心のことを！
おそらく、クリスチャンでしょうが以下のような批判動画をアップしています。
この動画が悪意を持って捏造されたものでないとして、
私自身の稚拙な英語力ではよくわからない。
英語の動画を調べるにも力不足です。
ただ、私自身が若い頃悪霊に主管された直後に聖霊体験した恥ずかしい実感から一つ言えることは、
サンクチュアリの兄弟も多くは悪霊にやられる可能性が大でしょう。
特に霊的体験を重視したり憧れる人は危ない。
奇跡復帰は大きなムーブメントを起こすが、
心霊を失いやすい。
ベニー・ヒンという有名な牧師がいると言う。
ある時夫人と離婚した。
ベニー・ヒンの妻が離婚状を提出 ( 哲学 ) - だいすけのおもいっきり聖書 - Yahoo!ブログ
より引用
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オレンジ・カウンティね。OC
富に仕えるか？
ベニーヒン師を一変させた…体験…(￣。￣;) | 沖縄のピーターパンのブログ。 より引用
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若い頃から、
たくさんの方に…聖書の福音を伝えて
来ました。
神様からの賜物を使い、
多くの奇跡が…起こったようです！。
しかし、
私生活がおかしくなり、
最愛の奥さんとも…離婚し、
たくさんのバッシングを受けていました。
ベニーヒン師の転機は、
2015年。
心臓発作…？
で、
入院した…病院🏥で…臨死体験を
したことを、
公に…証し（証言）していましたので、
その1部を…載せます。
ベニーヒン師は、
臨死体験の中で…、天国の入り口に
並んだそうです…。
入り口で、
天国に入れる人…、入れない人に、
振り分けられている光景を目にして…(*_*;
恐怖と不安になったようです。
緊張の面持ちで…、
自分の番になった時…(--;)
イエス様の側には、
ピアニスト🎹の女性がいて…、
イエス様の合図で、
天国に入れる曲🎶…と、天国に入れない曲♪
に、
分けて…奏楽していたようです。
ベニーヒン師は…(>_<)
…、
イエス様から…今の状態では…天国に
入ることは…出来ない。
もう1度チャンスを与える…。
と、
言われて…、
病院で…目が覚めたようです！。
…それから、すべてが一変したのです！
主のあわれみは、私には全く考えられないほど超越したものです。…
ベニー・ヒン
「彼女はこうして、恐ろしい拒絶の歌を
弾いていました」と語るベニー・ヒン師
私は今、私の内で爆発してしまいそうです。
なぜなら、私の人生が最初からやり直しとなったかのようだからです。
私の生活の一秒一秒、私は彼に喜んでいただきたいと思っています。
たとい、私が持っているものを全部神がお取りになっても、私は気にしません。
私の命も惜しみません！
彼はこういうすべてのもの（ベニー・ヒン師の教会）を取り上げることもできます。
神は私たちに偉大なミニストリーや、大きな建物、美しいスタジオなどを与えておられます。
こういうものは私にとって何の意味もありません！
少しも重要ではありません！
重要なのは彼だけです。
なぜなら、私が見た多くのことは、私をおびえさせることだったからです。…
…（中略）…
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ペンテコステ派について少し調べたことを伝えるつもりだったのに、
何故かこのようなことに。
神の警告でしょうか？
個人的には、霊的な役事はあまり好きではありません。
イエス様は奇跡復帰でしたが、お父様は蕩減復帰だったからです。
霊的役事を見たときには、先ずそれは原理的かを判断します。
また、それはイエス様の時にあったことか？
それはお父様の時にあったことか？
と自分に問います。
無いものには関心がありません。
ただ、摂理的趨勢は霊連世協会の現れるべき時です。
したがって、それに関係があるかどうかがわたしの関心です。
亨進様の鉄の杖の思想を受け入れたことは霊的勝利（条件）です。
知恵のある国進様は木箱を贈り、それを彼らが受け入れることは実体的勝利（条件）です。
サタンが現時点で最も忌み嫌うのが鉄の杖です。
それを霊的にも、実体的にも受け入れていれば
神が主管することができます。
霊的だけではなく、実体的な賛同者になります。
キリストがいるときは、奇跡はそれを主管することができる主人がいます。
霊的役事をする者は、みな主に繋がらなければ、サタンが奪っていくでしょう。
以下は、日本で頑張っているペンテコステ派の人です。
二番目の人は服装で損をしていますね。
人は言葉より非言語の情報に左右されますから。
街頭伝道を横浜、御茶ノ水、新宿などでされているペンテコステ派の人々。
皆様に神の祝福と加護と導きがありますように！
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