み言葉の伝達に対する素朴な疑問
重要な御言葉の翻訳に携わってくださり、わたしたちは多くの恵みを受けている。
だが、わたしたちは時折意味不明の題に悩まされることがある。
亨進様がつけた題ではなく、翻訳者が内容を考慮してつけたと思われる題なのだろう。
そのようなことが起きると、以降の翻訳の中にその題の理由が明らかにされる内容が出てくるのではと、心が引っかかって先に進みにくくなる。
新しい内容よりも、解決しないことに留まってしまうからだ。
キングズレポートの6月15日と18日分の御言葉に
真のお父様が下さった福音のみ言葉があるという。
だが、実際に読んでみてもそれに当たる箇所がどこからどこまでなこか
さっぱり見当がつかなかった。
他の人にも聞いてみたがわからないと言う。
真のお父様が下さった福音のみ言
キングスリポート6月15日・6月18日(二日分)
真のお父様が下さった福音のみ言
6月17日は予定されていた先祖解怨式お父様の福音を伝える礼拝になりましたが、6月15日のキングスリポートでその福音の内容が既に伝えられていました。
真のお父様のその凝縮された福音のメッセージを是非お読みください。
福音という意味で永久保存版のキングスリポートです。
2017年9月23日、康お母様が完成期祝福の真の母になられることを事前に悟り、完成期真のお母様をお迎えする祭事を行い、天宙歴史上この日しかない天宙大天運と連結できたのは幸でした。
後半には子羊の婚姻の完全完成完了版である三次の祝福まで書かれている。
ではこのことを指して福音なのか?
いや題は、お父様がくださった、福音のみ言葉、なのだ。
少し前にもあった。
ディープ・ステートと戦うために朝鮮半島を捨てたトランプ
だが、これも前半の「ディープ・ステイトと戦うため」という題にあたる具体的な内容を指していると思われる箇所が見つからなかった。
また、「朝鮮半島を捨てたトランプ」にあたる内容の箇所もよくわからなかった。
ここのことか?
しかし、米国の立場では韓半島から米軍を撤収することが、さらに大きな得であるため、トランプがどのように行動するかはまだ未知数です。今後どのように事が進むかは、見守るべきだと思われます。
「ディープ・ステイトと戦うため」ではなく、
「米国を生かすために、韓国から撤収」という表現がある。
多くの読者は、
サンクチュアリNEWSや真のお父様に帰ろう!『三代王権・心のサンクチュアリ教会』
が亨進様のみ言葉を翻訳する場合は、おそらくメインの題は亨進様がつけたものだろうと思うのではないか?
そうでなければ、内容の中でもっとも重要な要約と捉えるのではないか?
だからその趣旨を取りこぼさないように読まなければと前に進むのだろう。
ところが、それらしきものがないと混乱する。
もしかしたら、翻訳文の要約としての見出しではなく、
翻訳者が主張したい意見が題になったのだろうかと首をひねる。
天聖経の小見出しはほぼその文章の内容を代表している。
同様にみ言葉の翻訳の際の題の付け方もある程度の客観性があったほうがよいだろう。
そうでないなら、読者がはっきりとこれは翻訳者の主観によってつけられた題だとわかるような工夫があると親切だ。
ディープ・ステイトと戦うために朝鮮半島を捨てたのなら
朝鮮半島を捨てることは止む終えないと肯定するというニュアンスが伝わる。
ディープ・ステイトと戦うほうがより価値がある。
だから朝鮮半島を捨てたということが伝わる。
ディープ・ステイトの言葉が出てくる文章は、
しかしこれで、韓国が内部からすごい勢いで中国に向かうようになることは保証してもいい。大きな(中国の)資産になることでしょう。ここ数十年いや、建国以来、もっとも左派の政権と共に。現在の韓国は以前よりも巨大になったディープ・ステート、制御不能の官僚制度を有しているのです。このスーパー左翼、文在寅大統領の仲間で、税金逃れできる者も増えています。(朝鮮戦争の)終戦は、韓国にとっては大惨事です。
しかしトランプにとっては大きな政治的勝利です。それが韓国にどう影響するかはまだわかりませんが、トランプは今まで以上に経済に集中できて、アメリカを偉大な国にすることができるでしょう。アメリカ人のほとんどは外国でのいざこざに本当にうんざりしているのです。とりわけ、自国の国境すら守れないこと、自国民の経済政策に集中できなかったことに。トランプは大きな雇用を生み出しましたが、とくにこれまでのオバマ政権での話です。
国の借金が大きいのです。21兆ドルの負債があります。トランプは軍事費を増強するために、そこに1.3兆ドルが加わります。これにはロン・ポールをはじめとする多くのリバタリアンが、トランプがディープ・ステートと同じことを言いだした、と批判することでしょう。国民もトランプも巨大な災い、すなわち国が支えきれない財政の問題に取り組まなければなりません。たとえ国際関係の泥沼から足を抜いたとしてもです。連邦政府をカットして縮小したとしても。この国の共産主義の脅威を取り去ったとしても―しかしこれをするにも極端大胆なやり方をしなければなりませんが―。われわれとしては、祈りと共に、ここから動き始め、何が起こるか見定めなければなりません。
ディープ・ステイトと戦うためではなく、
「トランプは今まで以上に経済に集中できて、アメリカを偉大な国にすることができるでしょう。」
本当にトランプはディープ・ステイトと戦うために朝鮮半島を捨てようと考えているのだろうか?
少なくともこれだけでは疑問が残って訳者の意図は伝わらないだろう。
何かが不足しているのかもしれない。
真のお父様が下さった福音のみ言
これも、イエス様が語ってきた福音のみ言葉と
真のお父様が下さった福音のみ言葉とがどう違うのかがさっぱりわからない。
そもそも福音とは神による支配の王国の訪れである。
これをパウロによって、イエス様の十字架が私の罪の代理贖罪だ、それこそが福音であると捻じ曲げられてしまった。神の支配する王国からイエス様の十字架による贖罪に力点が移行してしまった。
ではお父様が下さった(新たな)福音とその内容を語っているみ言葉とは何か?
ここで表現されている「福音のみ言葉」というのを、「福音について語ったみ言葉」という意味で私は捉えている。
普通は初臨のイエス様と再臨のお父様を比較するなら、
イエス様が下さった福音と、お父様が下さった福音
というようになるだろう。
だから、福音のみ言葉とは、福音の意味とそれについて語ったみ言葉ということかと思う。
ところが以下のサイトにこの題に関係するらしきことが報告されているのを知った。
【礼拝】6月17日のサンクチュアリ教会礼拝では、お父様からの特別なメッセージがあります。 - 狐狸庵 より引用
===
第56回真の万物の日、おめでとうございます!
6月16日の先祖解怨は延期になりました。
6月17日のサンクチュアリ教会礼拝では、お父様からの特別なメッセージがあります。
1:24:40~ティム・エルダー氏のアナウンスより
===
「福音」ではなく、「スペシャル・メッセージ」であった。
福音は、「グッド・ニュース」じゃないかと言われればそれまでだが、
相当勘違いしてはいないだろうか?
「福音という意味で永久保存版のキングスリポートです。」
自分の意見を主張したいときには、題としてではなく、
私見として書いたほうがよいだろう。
エルダー氏は、17日に伝えると言っているのに、
いや、既に15日のキングズ・レポートで伝えられているという。
17日の礼拝のメッセージを既に知っているということなのだろうか?
お父様の特別なメッセージがわれわれより先に世の中の人に伝えられていたというのは普通は考えられないことだ。
おそらく自他共みとめる
サンクチュアリのみ言葉を伝える二大情報サイトなのだから、
主観と客観をしっかり仕分けして表現してほしいと願ってやまない。
言葉もそうだが、書き方もそうで、主観と客観、意見とみ言葉がはっきり読み手に分かるようになって欲しいと思う。
特に題の付け方によって、み言葉の内容とはまったく違ったメッセージが多くの兄弟姉妹に伝わってしまうとすれば、その大変な努力が実にもったいないことになるだろう。
17日の特別なメッセージを待ちたい。
いつもたくさんのみ言葉の翻訳に感謝します。
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