フェイク・ニュース速報:“ホワイト・ヘルメット団”の
偽造ビデオ
CNN がついにフェイク・ビデオだったことを認める
【訳者注】NHK や「サンデーモーニング」のように(他は見ていない)、“フェイク・ニュース”をことさら取り上げて解説するなら、最低限、このような事実を知っておくべきである。過失や誤解でなく、明らかに報道の倫理の問題である。
“ホワイト・ヘルメット団”の正体については、ダマスカス 500 万の市民の水を断とうとしたことを暴いた、記事
http://www.dcsociety.org/2012/info2012/170116.pdf でも明らかである。
この他に、「シリアの“ホワイト・ヘルメット団”ハリウッドへ行く」
http://www.globalresearch.ca/syrias-white-helmets-go-to-hollywood/5576181
「ビデオ:シリアへの戦争:ねつ造された革命とフェイク・メディア物語」
http://www.globalresearch.ca/war-on-syria-manufactured-revolution-and-fake-media-narrative/5577303
「お前がフェイク・ニュースだ」とトランプに言われた CNN が、不承不承でも(これが特別の例外であるかのように)これを認めたことは、彼ら犯罪集団全体にとっては大きな痛手――見事な逆宣伝――になったはずである。
騙しの上塗りとして“crisis actor”(ヨーロッパのテロにも見られた、何度も登場する救助され役)というものがあることについては、メディアの方々、ご自分でお調べください。
Tony Cartalucci
Global Research, November 27, 2017 (Land Destroyer, 27 November, 2016)
http://www.dcsociety.org/2012/info2012/170301.pdf
“ホワイト・ヘルメット団”が、ベスト短編ドキュメンタリーに与えられる、オスカー賞を 受賞することになったことに鑑み、我々は読者の方々に、最初 2016 年 11 月に発表された この記事をお目にかけることにする。
CNN は、他の多くの体制メディア 機関と共に、米‐ヨーロッパの支 援による“シリア市民防衛団”、別 名“ホワイト・ヘルメット団”(最 近、“代替ノーベル賞”を授与され た)を、長いあいだ後援してきた。
ところが、11 月 25 日、彼らは、
「シリアのWhiteHelmetsが、マ ネキン・チャレンジ(やらせ)ビデオの制作を謝罪」という記事を掲載した。彼らはそこでこう言っている――
それはよく目にする光景だ。シリア市民防衛団、別名“ホワイト・ヘルメット団”が、 瓦礫に埋もれた一人の男の救助に駆け付けている。しかし、アレッポからの他の何千と いうビデオとは違い、これはヤラセによるものだった。
スクリーンショット 2017-03-03 18.45.35
CNN は、続けてこう主張している――
この 1 分ほどの長さのビデオは、社会メディアではずっと批判の対象だった。水曜日、シリア市民防衛団は、それは彼らの“判断の間違い”だったという声明を出した。
“このビデオと、関連する掲載資料は、シリア市民防衛団のボランティアをもつ RFS (国境なき記者団)によって記録されたもので、彼らは、拡散用の‘マネキン・チャレ ンジ’を用いて、シリアの恐ろしさを外の世界に知らせようとした。
これは判断の間違いであった。そこで我々は、関与したボランティアたちに成り代わって謝罪する”と、 この声明は言っている。
もし代替メディアの報道がなければ、CNN は “ホワイト・ヘルメット団”の騙しを取 り上げただろうか?
もちろん代替メディアは、何年も前から、この“ホワイト・ヘルメット団”の正体を、シリ アの政権転覆作戦中に世論を動かそうとして、西側軍が賭けとして考えついた、最大の、最 も手の込んだ戦争プロパガンダとして、暴きつつある。
最近の“マネキン・チャレンジ”ビデオが、アップロードされたとき、それを見つけ、指摘 し、世間に周知させたのは、代替メディアだった。
“救助隊”と思われていたものが、戦争 プロパガンダのために、フェイク・ビデオを制作していたという事実を暴いたのは、代替メ ディアだった。こうした行動は、「ジュネーブ条約」に違反する可能性があり、基本的な倫 理問題に、確実に違反するものである。
代替メディアがこれらの問題を取り上げ、RFS やホワイト・ヘルメット団を追い詰めたお かげで、やっと、CNN のような体制側メディアが、普通ならおそらく無視したであろうス トーリーに、反応したのである。
してみると、CNNやワシントン・ポストのような体制メディア機関が、なぜこれほど熱烈 に代替メディアに反対するのか、その理由がわかる。
彼らはもはや、アジェンダを守るどこ ろか、弁解に大わらわである。
真のジャーナリズムとは、世界の出来事を正直に報告し、分析することであって、それらをつくり出して、間違った説明をすることではない。CNNなどについて言うなら、彼らは、重大な結果を招くことなしに、このような勝手なことをする 自由を、もはやもたなくなった。
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=123991
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ネットフリックスやホワイトヘルメットの行動には今後注意が必要かと。