原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

三代王権と太后様及び王妃様のイラストを見て

http://h2fanclub.blogspot.jp/2017/10/10990.html より

 

このイラストは作者の信仰と心情が伝わってきて実に素晴らしいものがある。

今回は王冠を皆様が被っておられるのでさらに素晴らしくなったと皆が思ったことだろう。

美術的な意味での構図はとても安定している。

だが少し気にかかるのは、

おそらく康お母様とヨナ様は同じ位置に並んで敬礼しているところを描いたのだと思うが、ヨナ様が長身でお母様がそうではないので、見た感じではヨナ様のほうが前方におられるような錯覚に陥る。

そこで、構図としても、実際の位置としても、何の問題はないはずなのに

格位上はヨナ様の方が康お母様よりも、あたかも上位に描かれているかのように見えてしまう。

これはベストではないかもしれない。

作者の立場で弁護すれば、先ず康お母様が右側で、ヨナ様が左側という配置が、

上下関係としては妥当なのだと考えたのであろう。

 

さて、ではこの左に位置する人、つまりヨナ様が上の方に描かれるのではなく、

単純に逆にして右の方の人、つまりお母様が上になるような同じ間隔の配置で描くと

おそらくうまくいかないと思われる。

左右逆にすれば、構図のバランスはとれず、収まりが悪くなるように思える。

 

そこで、お二人の敬礼されている姿がちょうど一列になっているように見えて、

実際にはお母様が前に立って敬礼しているようにするような構図にすれば

いいかもしれない。

あるいはその時でも多少お母様の頭がヨナ様の頭より上に来るあたりかもしれない。

 

このままでは、ヨナ様よりお母様が下位の存在のように見えてしまうのではないか?

 

まあ、作者は上からお父様が

下からはお母様が二代王の家庭を守っているような構図にしたかったかもしれないが。

わたしの考えすぎなのかもしれない。

 

みなさんが作家ならどうされますか?

画家になった気分で考えてみました。

 

 


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