米朝会談に関する動画
一対一の差しの勝負でケリをつけるということだ。
自分で見極めたいのだろう。
ポンペイオは緊張した趣で記者会見をした。
金正恩は夜9時頃外出している。
夜景を見たのかもしれない。
自撮りをしている姿は実にリラックスしている。
既に自分の命の保証があったと踏んでいるのだろう。
核の廃棄には想像以上に時間がかかるようだ。
「北朝鮮の非核化まで最長15年…段階的な解決策は避けられない」 : 日本•国際 : hankyoreh japan より引用
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-核物理学者ヘッカー教授、「3段階ロードマップ」を提案-
1段階:1年で軍事的・人的活動を中止
2段階:4年で核団地・武器・施設の削減
3段階:5年で核兵器の除去・NPT加盟
「政治状況によっては10年以上かかる可能性も」
世界的な核物理学者ジークフリード・ヘッカー米スタンフォード大学教授が、北朝鮮の非核化作業が終わるまでは最長15年はかかるとし、「段階的非核化こそが解決策」だと明らかにした。ドナルド・トランプ政権が北朝鮮に「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)を速やかに済ませることを要求する中、この分野の最高権威者がそれは非現実的だと指摘したのだ。米国ロスアラモス国立研究所の所長も務めたヘッカー教授は、2004年から2010年まで4回も北朝鮮を訪問し、北朝鮮のウラン濃縮施設を直接確認した。
ヘッカー教授は28日(現地時間)、スタンフォード大学国際安保協力センター(CISAC)の同僚であるロバート・カーリン、エリオット・セルビン研究員と共に作成した「技術的観点から見た北朝鮮の非核化ロードマップ」報告書を、同大学のホームページに公開した。カーリン研究員は米中央情報局(CIA)北朝鮮情報分析官出身で、ドン・オーバードーファー氏と「二つのコリア」(原題:The Two Koreas: A Contemporary History」を共同執筆した朝鮮半島専門家だ。
ヘッカー教授チームは同報告書で、米国政府が迅速かつ完全な非核化方式として北朝鮮に求める「リビアモデル」を北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が受け入れるのはあり得ないことだと指摘した。彼は「リビアは核兵器の近くにも行けなかったが、北朝鮮は脅威的な核兵器と巨大な核施設を持っている」とし、「(リビアのように)北朝鮮の核兵器を国外に搬出するという提案はナイーブで危険だ」と指摘した。
ヘッカー教授チームは北朝鮮の核開発と関連した領域を、核兵器▽核・ミサイル実験▽プルトニウム▽ウラン濃縮▽輸出統制などの8分野と22の細部事項に分類し、3段階にわたって10年間を必要とする「段階的危機管理アプローチ」を提案した。所要時間1年の1段階では、軍事的・産業的・人的活動を「中断」し、所要時間4年の2段階では、核団地や施設、兵器を「減縮」し、所要時間5年の3段階では、工場とプログラムを「除去」するというものだ。具体的には、1段階で核兵器の生産や核・ミサイル実験、5メガワット原子炉稼動を停止し、核・ミサイル技術の輸出中断宣言などが行われる。2段階では、核兵器の削減や5メガワット原子炉の解体、ミサイル技術管理レジーム(MTCR)への加盟などが進められるべきだと、ヘッカー教授は提案した。最後の段階は、核兵器の除去と検証や核実験の禁止(包括的核実験禁止条約加盟)、ミサイル破壊と開発の禁止、ウラン・プルトニウムの除去、核拡散防止条約(NPT)への加盟などだ。同報告書は「もちろん、政治的状況によって期間が短縮されたり、延長されることもあり得る」と明らかにした。
ヘッカー教授はこの報告書の公開直前の27日、ニューヨークタイムズとのインタビューで、「米国と北朝鮮が直面する政治的・技術的な不確実性からして、個人的には北朝鮮の非核化が15年はかかるものと見ている」と話した。彼は「我々は数十カ所、数百の建物や数千人の(核関連業務に従事する)人たちに関する話をしている」としたうえで、「放射性物質を扱う核施設一つの汚染除去と解体だけでも、10年以上が必要かもしれない」と話した。
ヘッカー教授は報告書で「北朝鮮は電気と医療用アイソトープの生産のような民間の核プログラムと平和的宇宙開発権を必須的なものと考えるだろう」とし、「民間の核・宇宙プログラムに向けた北朝鮮と韓国、米国の協力が必要だ」と強調した。
訳H.J
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