韓半島の統一問題は、一人の人間の心と体の統一から始まります。
アダムが神と離れ、心と体が引き裂かれたことが世界と歴史をつくってきました。
そこで、この連載では、後のアダムであるイエス様や再臨主文鮮明師が、人類始祖のアダムが失った心身の統一を取り戻した真の父となって、聖霊の実体である真の母を育て妻とし、夫婦一体、親子一体によって南北統一は成るのです。
アダムが心と体を統一できなかったことは、子女を分立させました。
神側の子女であるアベルとサタン側の子女であるカインです。
この二人の心は二つの潮流を作りました。
アダムの心と体が分裂して、心の文明と体の文明が現れました。
精神文明のヘブライズムと物質文明のヘレニズムが融合するのは、
アダムから分立したアベルカインから生じたので、
後のアダムであるイエス・キリストの時に統一されるはずでした。
先に、ヘブライズムにある旧約の完成者である洗礼ヨハネをカインとして
そして、洗礼ヨハネの出生時の奇跡や彼の修行は全イスラエルに知られていたので
彼がイエス様をメシアとして受け入れ、彼を信奉するイスラエルの民をイエス様に繋げば、ヘブライズムの代表のイスラエルがアベルとなり、ヘレニズムの代表のローマを屈服させ統一することができました。
韓半島の統一もこれと同じです。
韓鶴子の率いる独生女家庭連合は、お父様とお父様の思想を殺しました。
十字架に貼り付けてしまいました。
そこで、イエス様と同様に心と体をお父様は引き裂かれてしまうに等しくなりました。
イエス様以降は、ヘブライズムは神本主義として引き継がれ、ヘレニズムは人本主義を経て唯物共産主義に至りました。
このような
世界的スケールと世界的歴史の流れが終着駅を迎えます。
それが韓半島でした。
この連載では、アダムからイエス・キリストまでの4000年間を省略して、
イエス様以降2000年をお父様御言葉によって、神の祝福と天運を得た文明の推移を振り返ってきました。
一般の方達がこの部分を、省略された説明で理解することは、大変困難が伴うと考えたからです。
そこでイエス様以降から引用してきました。
何が言いたいかと申しますと、
第三のアダムを霊的に殺してしまうと、
韓半島で結実するアベルカインの思想も、両サイドの人々も統一することが出来ないからです。
したがって韓半島に神の統一王国が建国される機運が去ってしまいました。
統一をするところにおいて核心的な基点になるものとは何でしょうか。これが問題です。統一をするには、いかなる基準を中心として統一しなければならないのであり、またその統一の基盤がどこに置かれなければならないかということが問題だというのです。我々統一教会の立場から見る時、その基盤がどこに置かれなければならないかというならば、教会を中心として置かれなければなりません。教会を中心として置かれなければ国を中心として置かれることができないのです。ところで教会を中心として統一基盤が置かれるためには、必ず新しいみ旨と一致する家庭を中心として統一の基盤が置かれなければなりません。家庭にこの統一的な基盤が置かれなくてはならないのです。家庭が合わさって、一つの理想的な民族的形態を備えることができる道場が教会で、理想的な教会の基盤になるのが家庭であるがゆえに、家庭が一つの統一基盤を立てることなしには、教会や国家も統一的な基盤を準備することができないのです。それゆえ、何よりも家庭が問題になるのです。
それでは統一的基盤を造成できる家庭をつくるためにはどのようにしなければならないのでしょうか。個人へ帰るのです。問題は我々各自が統一の基盤の上に立つことです。ここにおいて各自が立てなければならない統一的基盤とは何でしょうか。本来各自が立てなければならない統一的基盤は、堕落する前エデンの園から立てられなければなりませんでした。エデンの園で神様を中心として人類始祖であるアダム、エバが一つにならなければならず、その人類始祖を中心として天使長が一つにならなければなりませんでした。このようになったならば、アダム、エバを中心として、天使長が神様と一つになることができたということを我々はよく知っています。
それでは統一の基準とは何でしょうか。それは結局、神様と我々の人類始祖と天使長が一つになることです。それゆえ、このような基準を今日に代入させて、私自体に勝利的基盤を確保することなしには、我々が願う統一の基盤は家庭でも形成されることができず、教会でも形成されることができず、国と世界でも形成されることができないのです。これはとやかく言うことでありません。ゆえに、どのようにしてでも私の個体が神様と一つにならなければなりません。まず神様と一つになった後に、天使長と一つになる基準をどのように立てていくかということが、今日に処している我々個体において何よりも重要な問題です。
ここで天使長は天使世界を代表したものであり、「私」は神様の愛を受けなければならない息子を代身した立場です。天使長が僕の立場ならば、我々人間はその僕の立場を抜け出して、息子の立場を代身しなければならないのです。(三八―一三)
統一の根本核心はどこにあるのでしょうか。神様の愛で私から始まり、世界を経て、勝利して帰ってくる所だけに統一の根拠があるのです。体と心がそのようにならなければなりません。それが先で、その次に家庭を経て、宗族を経て、反対する立場をみな愛で克服し勝利するところに統一の根拠が連結され、これがみな成されて帰ってきて、神様と一つになってこそ初めてこのすべてのものが完結されるのです。(九四―三〇四)
歴史が願う基準と神様が願う基準に一致される、そのような人が出てこなければならないのです。それでは、そのような人が出てこなければという問題の起源がどこから起こったのでしょうか。人間の堕落によってそのような問題が起こったのです。人間の過ちゆえに問題が起こったのだから、これを再びひっくり返さなければなりません。何が誤ったのでしょうか。第一は心情問題です。二番目は血統問題です。三番目は人格問題です。四番目は言語問題です。五番目は生活問題です。六番目は国家問題です。七番目は世界問題です。このような問題が起こったのです。
堕落という問題をおいて見る時、本然の価値を喪失することにより、いかなることが起きたのでしょうか。心情の交差路が生じました。その次は血統の交差路が生じました。そして人格の交差路が生じました。また言語の交差路が生じたし、またさまざまな交差路が生じて生活に連結されて出てきています。全部がこのようになっているというのです。
しかし神様が復帰摂理をして来られるところにおいて、これがみな分かれていてはなりません。最初の問題から七番目まで、天を中心として統一されなければならないのです。堕落した世界での問題が何でしょうか。分かれたものが合わさるために交差される時が問題だというのです。今は民主と共産が交差される時になりました。交差される前までは統一されず、一つになりません。ここに理想的個体が合わさって、一つの方向を備えなければならないのです。これが統一方法です。(二八―二四六)
「神様の摂理から見た南北統一」 第四章 統一の基本理念 第四節 統一は一個人から 一、統一の核心的起点 P458〜461
韓半島の南北統一、すなわち神による統一王国の誕生は、
天一国という名称で知られています。
その天一国という神の愛の支配による王国を表象するものはなんでしょう?
ざっと上げてみましょう。
もはや家庭連合には見る影もない天一国の姿がそこにある。
説明せよ。
お父様の思想 家庭連合
1,憲法 心情と血統の相続者による統治 民主主義的代表者による統治
2,国旗 統一旗 ?
3,国歌 お父様が作詞した天一国表現 ありきたりのぼやっとした歌
4,元首 実体の神様独生子と直系男子 独生女
5,家庭盟誓 神は天の父 神は天の父母
6,王国の家紋 お父様の家紋 お母様の家紋
7,国家の理念 アダム文化 エバ文化
8,国民の訓読 八大教材 改竄天聖経 真の父母経 平和経
9,祝福 アダムの絶対精子中心 エバの胎中中心の無精卵血統転換
家庭連合は律法学者パリサイ人です。
これだけの異変を知りながら、御言葉を教条的に捉え韓鶴子オモニがお父様と一体化していると言います。
お母様の指示通りすることがお父様のみ心だとうそぶいてきた。
家庭連合はすぐにこの言葉を引用する。
「天地のすべての存在が焦点を合わせ、創造主天の父母様が創造本然の基準を探し立てられた中で、
すべての摂理の完成・完結・完了と最終勝利を宣言する」
「すべてのことを成し遂げた」
(最終勝利宣布 2011年12月11日 韓国天正宮博物館)
これはお父様の勝利のことである。
オモニにはまだD-dayが残っていた。
だから、この時は三次の結構式をあげることができなかったのです。
家庭連合の律法学者パリサイ人家庭成長研究院のメンバーは
この矛盾を信徒に説明する責任がある。
夫婦の統一を拒否した韓鶴子堕落オモニと行動をともにする愚かな家庭連合の指導者に従ってはならない。
彼らこそお父様を蟲師否定する最悪の分派です。
彼らに従えば心身統一が破壊される。
南北統一は一個人の心身統一と、一夫婦の統一からはじまり、
これに食口が各自心身統一し、夫婦統一することから始まる。
だから正午定着だというのです。
このような韓鶴子と家庭連合に神様中心の南北統一は出来ません。
韓鶴子こそは南北統一の爆破者なのです。
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