(2) この国は神の一線であると同時にサタンの一線でなければならない
神は、アダムに被造世界を主管するようにと祝福されたので、サタンが堕落したアダムとその子孫たちを先に立たせて、その祝福型の非原理世界を先につくっていくことを許さないわけにはいかなくなったのである。その結果、神はそのあとを追いながらこの世界を天の側に復帰してこられたので、歴史の終末に至れば、この世界は、必然的に民主と共産の二つの世界に分かれるようになるということは、前に述べたとおりである。ところで、イエスは、堕落世界を創造本然の世界に復帰されるために再臨されるのであるから、まず再臨されるはずの国を中心として、共産世界を天の側に復帰するための摂理をなさるということは確かである。それゆえ、イエスが再臨される韓国は神が最も愛される一線であると同時に、サタンが最も憎む一線ともなるので、民主と共産の二つの勢力がここで互いに衝突しあうようになるのであり、この衝突する一線がすなわち三十八度線である。すなわち、韓国の三十八度線はこのような復帰摂理によって形成されたものである。
神とサタンの対峙線において、勝敗を決する条件としておかれるものが供え物である。ところで、韓国民族は天宙復帰のため、この一線におかれた民族的供え物であるがゆえに、あたかも、アブラハムが供え物を裂かなければならなかったように、この民族的な供え物も裂かなければならないので、これを三十八度線で裂き、「カイン」「アベル」の二つの型の民族に分けて立てたのである。したがって、この三十八度線は民主と共産の一線であると同時に、神とサタンの一線ともなるのである。それゆえ、三十八度線で起きた六・二五動乱(韓国動乱)は国土分断に基づく単純な同族の抗争ではなく、民主と共産、二つの世界間の対決であり、さらには神とサタンとの対決であった。六・二五動乱に国連加盟の多くの国家が動員されたのは、この動乱が復帰摂理の目的のための世界性を帯びていたので、無意識のうちに、この摂理の目的に合わせて韓国解放の事業に加担するためであったのである。原理講論 再臨論
韓国が生き残るには、米韓の一体化と日韓の一体化がある。
それが、そのまま「神とサタンの対峙線において、勝敗を決する条件としておかれるものが供え物である。」となるからである。
つまり、「アブラハムが供え物を裂かなければならなかったように、この民族的な供え物も裂かなければならないので、これを三十八度線で裂き、「カイン」「アベル」の二つの型の民族に分けて立てたのである。」というように、アベルである民主世界を表す韓国とカインである共産世界を表す北朝鮮がきっぱりと思想的にも政治的にもその統治下の国民的にも分別され、善悪が聖別されなければならない。
現在の韓国の中心人物である文在寅は、極めて容共的かつ親北的であり、天の思想を中心に北朝鮮を抱合するのではなく、北朝鮮の主体思想を中心に南北統一する方向に加担するような行動を取ってきた。
THAADの配備を環境に対する影響を調査するという名目で延期するばかりか、このミサイルが次々発射され核保有国を目指す北朝鮮と統一チームを作ってオリンピックに臨もうという暴言を吐いてきた。
他の国が4年かけて準備したチームと、半年かそこらで作ったにわかチームで迎え撃つことが可能という愚かな案であった。
4年間苦労して練習してきた韓国の選手のおよそ半分は放り出されることになるという文在寅だけが目立つスタンドプレーであった。
韓国が容共的になっている。
アベルの位置を失おうとしている。
この国民意識を分別しない限り、韓国は北朝鮮に、あるいは中国に飲み込まれてしまう。この件に対する危機意識は高齢者層には共有されている。
そして、運動もあるようだ。
より問題なのは、日韓の一体化の方である。
日韓の一体化を阻んできた主要な問題は、竹島と慰安婦問題である。
特に最近は慰安婦問題が最終的かつ不可逆的合意を形成されたにも関わらず、
左翼工作員の扇動によって再び息を吹き返して国民感情を大きく揺れ動かしてきた。
現在の「日本国民 VS 韓国国民」という構図を叩き壊さなければならない。
では、どのようにしてこれを無きものにするのだろうか?
イエス様は律法学者パリサイ人の陰険な質問にたいして、その質問にそのまま相対するのではなく、まったく別の観点から答えられることがあった。
われわれもこれに見習わなければならない。
もし、韓国で日韓合意を単純に支持すれば、袋叩きにあうだろう。
では、たとえばどのような運動方針で、容共に染まった国民を分別すべきであろうか?
それは、「慰安婦合意を約8割の元慰安婦の方が受け入れた事実と心情を支援しよう」
「部外者である国民は、当事者であった元慰安婦の方の合意受け入れを尊重しよう」という運動方針を掲げて行くことである。
「日本国民 VS 韓国国民」という対立摩擦の構図を
「元慰安婦の方々の意思を優先尊重し日韓両国は協力して支援する」
という構図に変換して世論を形成すべきであろう。
国民に目を向けるのではなく、元慰安婦に目を向けさせなければならない。
一体、誰のための合意なのか?
大統領のためか?
国民感情のためか?
それとも当事者の元慰安婦の人々のためか?
これを国民に問うて啓蒙すべきであろう。
両国民感情の分断を狙うサタンの意図を挫かなければならない。
そのためには、先日当ブログで取り上げた約8割の元慰安婦が合意を受け入れ、支給金を受け取る状況にあることを、もっと繰り返し国民に訴えなければならない。
「元慰安婦のために何が最も望ましい選択か?」
本人以外しか知る者はいるはずがない。
この事実から、一点突破することが期待されるであろう。
ただ、日韓一体化を呪文のように唱えるだけでは、何の解決もない。
天の願う方向に国民を分別する工夫が必要である。
元慰安婦36人現金支給受け入れ 韓国財団 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
より引用 2017年6月29日 17:15
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【ソウル共同】従軍慰安婦問題を巡る日韓合意に基づき、韓国政府が設置した「和解・癒やし財団」が、日本政府拠出の10億円を基に実施している現金支給について、合意の時点で存命していた元慰安婦47人のうち36人、また故人199人の遺族のうち62人が、受け取ったか、受け取る意思を示していることが29日、関係者の話で分かった。
財団は存命の元慰安婦に1人当たり約1億ウォン(約980万円)、遺族には約2千万ウォンを支給。受け取りの申請は30日が締め切りで、存命だった元慰安婦の8割弱が合意を一定程度受け入れる姿勢を示したことになる。
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