トランプ大統領の初閣議 - 原理講論を読む

「これが初議会となる。米国民と米国の未来に吹けて、すばらしいいごとをしていくという意味において歴史的な閣議になることを期待する」

「この内閣は米国民に奉仕し守るためにある。」

「民主党は閣議候補の承認を妨害し続けているが、この党派的な妨害行為の犠牲者は米国民だ。」

2017/6/13 9:38　より引用

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【ワシントンＡＦＰ＝時事】ドナルド・トランプ米大統領は12日、ホワイトハウスで初めて全閣僚が参加した閣議を開いた。閣僚からは、普段メディアなどから厳しい批判を浴びているトランプ氏を示し合わせたように称賛する声が上がり、政権が成果をあからさまにアピールする異様な雰囲気となった。（写真は資料写真）

〔写真特集〕トランプ氏のキーパーソンたち

　トランプ氏はメディアに公開された会議の冒頭、米政府が「驚くほどの成果」を上げ、「記録的なペースで活発に物事を遂行してきた」と自賛。すると出席者からも政権を褒めそやす発言が相次いだ。
　退任のうわさが絶えないラインス・プリーバス大統領首席補佐官はトランプ大統領に対して「あなたをささえる上級スタッフ全体を代表して、政権の課題に取り組み、米国民に仕える機会を与えてくれたことに感謝します」と述べた。
　マイク・ペンス副大統領は「副大統領として奉仕できるのは私の人生な中で最も名誉なことだ。大統領は米国民に対する約束を守り続けている」と称賛。
　マイク・ポンペオ中央情報局長官も政権で働けるのは名誉だとするとともに、既存メディアに否定的なトランプ氏を前に「メディアの前では下手なことは言わない」と語った。
　ロシア疑惑をめぐり１３日に上院公聴会で証言するジェフ・セッションズ司法長官は、トランプ氏がホワイトハウスに持ち込んだアイデアに全米の法執行官が「非常に興奮している」と語った。
　ニッキー・ヘイリー国連大使は「国際社会はわれわれが戻ってきたことを分かっている」と発言。
　ソニー・パーデュー農務長官も、最近訪問したミシシッピ州ではトランプ氏が好ましく思われていたと報告した。
　一方、野党・民主党からはやゆや批判が相次いだ。
　民主党の上院トップ、チャック・シューマー上院院内総務は自身の事務所スタッフと共に、トランプ政権の閣僚による賛辞合戦を皮肉る動画を投稿した。
　バラク・オバマ前政権で閣議担当官を務めたクリス・ルー氏はツイッターに「私はオバマ政権の１期目に閣議を１６回運営したが、閣僚らがオバマ氏をたたえるよう命じられたことは一度もなかった。彼はお世辞ではなく率直な助言を求めていた」と書き込んだ。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

〔ＡＦＰ＝時事〕（2017/06/13-14:32）

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