食口というのは、同じ釜の飯を食べるものということで、家族を意味していると聞いています。
家族ですから、ご飯も宿も水も電気も、困ったときはタダでしょう。
困ったときには家族を頼って居候することがあるでしょう。
友人関係でも同じことがあります。
危機的な状況にある国から、出ていくだけでも大変で、
日本に来ても2〜3ヶ月は、職業や住居、子どもたちの学校などの手配で大変なことになるでしょう。
その間の負担をどのようになくすかがわれわれの課題だと思われます。
隣の市の大学には、中国やネパール、フィリピン、ベトナムなどから留学している学生がいます。
彼らは1年間は語学を学び、大学の授業についていけるように準備してテストを受け、
次の年から4年制の大学に進学します。
テストの通過は、日本人に比べるとずっと難しくないように思われます。
受講は春がけでなく、秋からもあるので、半年に1度という感じです。
大学に行く子どもがいればどうすればいいか悩むでしょう。
さて、昨日驚いたことにこんな話を聞きました。
日本サンクチュアリの十くらいの救命ボートに連絡して助けを求めた方がおられたようですが、どこも難しかったようです。
そこでその他のところに相談して世話になることになったといいます。
どんなに大変だったかと思います。
日本の兄弟も貢献してきた人ほど大変な状態にあります。
そういう人は自分のことで精一杯でしょう日本は突っ走ってきましたから。
さて、ざっと受け入れ体制について思いつくまま箇条書してみます。
1,韓国と日本の窓口の一本化
まず、双方の窓口を決めることです。
日本ではサンクチュアリが3つに別れていますが、窓口は一本化することが望ましいでしょう。韓国側に一人日本側に一人です。
一番避けたいのは、決死の覚悟で日本に来られたのに、問題が生じてしまうことです。
2,韓国での問題と日本に来てからの問題を分ける
韓国でメンバーが抱えている問題は、彼らにしかわかりません。
自主的に自分のかかえる問題を整理して解決方法を得ることができればそれが良いでしょうが、あまりにも複雑な問題をいくつも抱えていれば、途方にくれてしまうかもしれません。
アンケートなどでメンバーの異なる情況を把握し、アドバイスができるならしなければならないことでしょう。
会長がされるのであれば、それもよいでしょうし、誰か担当者を決めて進めていければよいかと思います。
韓国での問題は韓国メンバーが解決し、日本に来てからの問題も基本的には本人が勿論決めることですが、こちらに住んでいないとわからないことがありますから、そのような点は調べるなりしてサポートすることができるかと思います。
3,抱えている問題を列挙し本人の情況を見える化し、共通する問題や課題と個別的なそれらを区別する。
したがって共通する問題に対して、こちらのメンバーが提供できることと、
それぞれの方の抱える個別的な問題に対処するのを分けて考え行動する。
おじいさんやおばあさんも一緒にコなければならないとか、学校に通っているとか、
兵役が終わったが赤紙が届いたので軍役に着かなければならない子どもがいるとか、
色々でしょう。
4,問題のパターンの整理とそれに対する対処や解決方法の例を挙げる。
大きな問題を細かな問題に砕いて、それぞれの問題を潰していくことが求められるかと思います。
問題は何なんなのか共有することから全ては始まります。
5,日本のメンバーは大盤振る舞いのようなウェルカムを慎み、
自分たちは何ができるが、何はできないということをはっきり伝えて差し上げなければならないかと思います。
韓国のメンバーが憶測でこうしてくれるだろうと思われる隙間をつくらないように務めるべきでしょう。それが誠実な態度だと考えます。
韓国での問題の整理にも大きなお金がつかわれることでしょうし、移動にもかかるでしょう。
基本的には経費がかからないことが望ましいのは誰の目にも明らかでしょう。
家賃はかかるのか
食費はかかるのか
水道光熱費はかかるのか
その他の支援はあるのか
移動前からその点は少なくとも明確にして、移動後に問題が発生しないようにすべきでしょう。
窓口で問題を処理するのが難しいときに、窓口自体の方も相談することができる人が数人いると良いかもしれません。
これと全体に問いかけることも勿論並行してなされるべきでしょう。
6,審判は終わっていません。
韓国だけではなく、日本もです。
安全なのは今のところアメリカです。
韓国人社会があるアメリカにいけるならそれが一番です。
日本の家庭連合の裏切りがこのまま精算なく済まされるとは、考えにくいことです。
残念ながら日本でも多くの犠牲が起こるのではないでしょうか?
したがって日本のなかでもより安全と思われるところに移動を考えるべきでしょう。
7,個人で献身した時以上の覚悟が必要になりました。
ゼロから出発しました。
今回は家族とゼロから出発です。
生き残るための審判がゼロからの出発に軽減されました。
出エジプトと同様になりました。
多くのものを捨て去る覚悟が審判回避の道には必要になりました。
韓国を振り返れば塩の柱になるようなものです。
すべてを捨てること、これが蕩減条件になりました。
日本もまた別の条件が必要になっていることでしょう。
8,時間がなくなってきました
ミサイルの誘導技術の精度は目標の7メートル以内まで上がってきました。
日本も米軍基地だけではなく、それ以外も標的になるかもしれないと金正恩は言い出しました。
9,万一紛争が韓半島に起こった際には、日本側も入国制限、実際上は入国拒否をする可能性があると考えられます。
フランスで移民の拒否が選挙で議論されたのは、1万人やってくるイスラム教徒の多くはふつうの人々だが、それに紛れて入ってくるテロリストが判別できないからでした。
韓国に5万人いるという北朝鮮のスパイが日本に紛れて入ってくる可能性があります。
日本側の入国禁止と韓国側の出国禁止や出国困難を事前に想定する必要があります。
10,考えれば考えるほどうずくまってしまうような情況のメンバーに対して、
責任者は鬼のようになって追い立てなければならないことでしょう。
本人が動けなくなっているなら・・・
天一国主人になるための自由と責任の重さは大きいことでしょう。
たとえ王様からでさえ強いられることなく、自らの主体性によって
すなわち自由と責任を行使して艱難を切り開いていくのが
われわれの本来天が期待される姿ではないでしょうか?
最後の一言を王様に頼るべきではないでしょう。
とりとめもなく、思いつくままに書いてみました。
もうひとつ、受け入れのための館ですが、
首都圏、例えば千葉や埼玉などにある社員寮を借りたり、空き家になっている比較的大きな家を数家庭で使ったりするのが現実的かと思います。
首都圏や大都市の近くがベストです。
地方は最後の手段かと。
仕事、待遇、活動しやすさなど不都合が多いと思います。
社員寮の場合は、後には教会としてあるいは青年の共同生活の場などとして利用できることも考慮することが大事だと思います。
現在は物件やファームなどで固定資産は持たないほうが良いでしょう。
皆様の愛と知恵と協助で愛する兄弟たちが困難を克服できるようにしたいですね。
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