「沈黙を破って」我々の前に勇姿を再び見せてくださった王様は、
お父様を裏切った奸臣たちの処分を言い渡されました。
その時名前が挙がっていたのが、宋総会長と徳野会長でした。
この道は山あり谷ありです。見事にそれを受けておふたりとも行かれるだろうと
思っておりました。我々の見本を示してくださることだろうと。
ところが、
お父様が任命し、お父様が直接主管される、代身者・相続者であられる
第二代王亨進様による解任を無視してしまわれました。
このことによって亨進様はあたかも嘘つきで犯罪者のような立場に追い込まれてしまわれました。
「来るべき方はあなたでしょうか？ それともほかに誰かを待つべきでしょうか？」
イエス様の時のように、亨進様は一人浮いた存在となってしまわれました。
証人が背信したからです。
宋総会長と徳野会長その人のことです。
そのおかげで亨進様は狂人のように扱われる破目になってしまわれました。
一人芝居です。自分で自分を証し、自分によって証されるのです。
狂言のようです。
彼らはお母様の「親不孝」発言を、そのまま用いて亨進様を
逆に解任したような立場になりました。
最低最悪の信仰を歴史に残してしまいました。
本来であれば、彼らは第二代王を証すべく、立てられた存在であったはずでした。
現在の洗礼ヨハネのような立場で、亨進様を証すべき人物でした。
お父様はどれほど悲しまれたことでしょうか？
彼らは亨進様と共にお父様がおられるかどうかを精誠を尽くして悟るべきでした。
お父様が亨進様を通して、宋総会長と徳野会長を審判して解任されたのに、
主管性転倒して、宋総会長と徳野会長は亨進様を審判しました。
亨進様の命令を拒否したので、亨進様は狂人扱いされ、反対に追い詰められました。
徳野会長はかって教会の信徒の起こした社会問題の責任を引き受けて会長を辞任しましたが、その時一体誰の言葉に感じて行動に出たかといえば、亨進様の言葉であったと証されてきました。会長という位置にとらわれてはならないことを悟られました。
彼の人生にあって、サタンの三大試練を克服する後押しをしてくださったのが、
亨進様であられました。
その大恩を仇で返してしまわれました。
人から受けた恩は決して忘れず、
人に施した情けは忘れよ
というのが日本の精神です。
醜態を天下に晒してしまわれました。
そこで、亨進様は自分が第二代王であることを自分で証さなければならなくなりました。一人二役をすることになりました。
その恥ずかしい体たらくを我々サンクチュアリは払拭して
堂々と現在の王様を証さなければなりません。
上は天子から下は庶民に至るまで、一切は皆修身をもって根本とする。
根本である身が乱れて末端である家や国家を主管できるものではない。
大学 より
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