前回のお話は、サタンの意図をこのように説明しました。
神の三大祝福から堕落天使長に主管されたお母様による偽の三大祝福へ
第一祝福:独生女神学とお母様最終メシア観の偽なる御言葉で子女(食口)を再教育
(神の善の御言葉がサタンの悪の御言葉にすり替えられ、刷り込まれた)
<サタンが食口にかけた魔法の正体>
★ この偽の御言葉が容易に食口に浸透するための悪の条件となったのが
聖和時の天使長主導による祝福と聖酒です。
御言葉に相当通じていた者までもが、魔法をかけられて簡単にはどうしてお母様が間違っているのかわからなくなった。わかっていても抜け出しがたくなっていまったのです。
第二祝福:亨進様が言う「堕落した天使長主導の祝福」
善の繁殖から悪と罪の繁殖に
我々はいつの間にか、祝福と聖酒を条件として、サタン主管下に陥った。
二世の祝福が神とは相反する祝福であったため、祝福は失敗となり、実際に
は二世の祝福は実質一世の祝福になり、その家庭で生まれた子女は三世では
なくなってしまった。
第三祝福:神による祝福がサタンによる黒ミサ祝福となり、全世界的な運動を巻き起こ
して大混乱を起こし、収拾のめどがつかない方向に盲走爆走が続いている。
イエス様時のように、アボジを霊界の王に押し込めてしまおうというのです
。地上はサタンが依然として支配し、アボジには霊的神の国だけ与えてやろ
うというのです。
個性完成とは
神とサタンの側から言えば、
親権の確定です。
誰が人の親かどうかを決定するというのです。
堕落人間は神にもサタンにも相対し得る中間位置にありました。
そこで双方のどちらかを親だと承認するのは
人が善の条件を立てるか悪の条件を立てるかに依りました。
だが、意識的にせよ無意識にせよ我々が立てた条件には永遠性や絶対性がありませんでした。
そこでメシアによる恩賜としての条件として聖酒と祝祷の祝福が必要でした。
サタンは先ずメシアの誕生を阻止します。
それができないと、次にはできるだけ早く殺そうとします。
これが容易でないことを知ると、
真の母の命を狙います。霊と肉の命を。
だから一人目の方は去りました。
真の母ばかりではなく真の子女もそうでした。
キリシタンの迫害の遺跡が多く残る大村は
喜進様が金明煕お母様と罪人のように檻に入れられ過ごされた大村収容所がありました。私たち日本人がお二人を迫害し蹂躙しました。
西川先生に先駆けられ行かれた収容所生活、一視だに顧みることはなさらないで、御旨ゆえに主は窮乏するお二人をあっさり見捨てられた、挙げ句の果ての姿でした。
日本で最も霊界の重い、神と父の恩讐の地です。
聖進様は喜進様を大変愛されました。
喜進様も聖進様を大変慕って尊敬されました。
聖進様はこのような尊い御言葉を無償で読むことはできないと
自ら一週間断食をされてから原理講論を読まれたと私が若い時に伝え聞きました。
喜進様は修練会に参加して初めて自分の父が偉大なメシアであることを知られました。
もう、居ても立ってもいられず、ご自分が志願されて開拓伝道に行かれ、サタンが列車から突き落として命を奪いました。
真の御母様と御子女様の行かれる道は本当に天に捧げ物として引き裂かれ血を流されて行かれる道でした。
悪魔は4代を蹂躙しました。まず王妃、その上は何ですか、王后、その次は王の祖母、次には娘、このように四代がみな生きているのを、王の目前で真昼に裸にさせて蹂躙してしまうのです。娘まで蹂躙してしまうのです。次にはみな殴り殺します。どれほどの怨讐でしょうか。これを処断し得ない神様の悲痛な事情を知らなければなりません。
天聖経 真の神様 第4章 真のお父様の見た神様
1)歴史的な恨、苦痛の神様 ②復帰の恨 子女を尋ねて6000年
これは誰の話だというのでしょうか?
遠い遠い昔の韓国の宮中の話しをお父様がされているというのでしょうか?
話しになりません。
縦的に展開してきた罪悪歴史の一切を、横的に一代で一家庭で蕩減復帰される使命を果たされるのが、真の御家庭でしょう。
そこには、ありとあらゆるサタンの悪事が凝縮して表出し、真の御家庭を迫害し苦しめなければ蕩減復帰できません。
堕落の時と同じ情況を再現して、それを消化してこそ蕩減復帰が成立するというのです。
寸前の一歩間違えれば真の御家庭を失いかねない情況だが、善の天使長たちが真の御家庭を守りきることもできるというのです。
サタンが私の家庭に侵入することさえ許可しなければならなかった。そうだよ。ありとあらゆることが起きたよ。孝進を見るたび、孝律(ピーター金)の顔を殴りたくなる。あいつめ。「あいつを殺してやる」と息子皆が言ったよ。孝進は「殴り殺す」と言っていた。顕進も国進も皆、「あいつら、殴り殺してやりたい」といった。あの者たち。だれも信用ならない。
御旨のため、お父様に近いものは裏切るんだよ。お父様の息子も裏切るものが出て来る。
息子、娘も「もう一緒に暮らせない」と言って、祝福の相手と別れたいと言いだすだろう。それを心配しているんだ。何を言っているか分かりますか。
この時は深刻な境界を超えるときだ。サタンは神様を通過してその体にまで侵入した。サタンはアダムとエバの体にも侵入した。その子孫の復帰のときには、寝室まで侵入してその印を残す。しかしそこで終わりだ。サタンは王子を殺すことはできない。その体を切り刻みあざを残すことは出来てもそこまでだ。でもそれが最終段階ではない。最後の破壊的一撃はなんでしょうか。生殖器だよ。生殖器!血統を汚す。
それが最後だ。それ以上サタンは何も要求できない。サタンが真の子女を誘拐できないことを喜ばなければならない。あらゆる噂、あらゆる問題が出てきても命を奪うことは出来ない。もしサタンがそれをすれば、底なしの深みに落ちる。そこには絶対に救いがありません。それを知っているからそれ以上できない。サタンは全部知っているのです。このように全てのことを知って、自分たちの行く道の前に自信をもって進まなければなりません。
さて家庭完成(子女繁殖)ですが、以下のことを意識してみられたらいかがでしょうか?基本的には公式の解説はしません。
たった今からざっくりつくります。
<アダム家庭に見る家庭問題 サタンの戦術と侵入経路>
エデンの園での家庭問題は以下のようになります。
今後に利用が生じた時のため、とりあえず公式番号をつけてみます。
補助線と言ってもいいのです。
思いついたことを並べてみましょう。
必要ないかも知れないが・・・
<公式 1>
創造本然:アダム→エバ→天使長
息子 娘 僕
堕落以降:天使長→エバ→アダム
<公式 2>
神様は兄、天使長は弟。
これをアダム・エバから見ると
神様は父、天使長は叔父。
<公式3>
堕落以前:神様が兄で天使長が弟
堕落以後:天使長が兄で神様が弟
アベル・カインの嚆矢
<公式4>
堕落以前:神様が親で天使長が僕
堕落以後:天使長が親で神様が僕
一般の原理講義では公式1の観点から堕落論の特に動機と経路が説かれているのです。
例えば、堕落を公式2や3などから読み解くと
一つの家庭に兄弟がありました。
兄には権力も財産もありましたが、弟にはありませんでした。
兄には男の子と女の子がありました。
そこでやがて成人したら自分のもっている権力も財産も受け渡そうと思っていました。
その様子を見ていたらなんだか淋しく思って、兄と共に初めから苦労して事業を発展させてきた弟には、自分を除け者にされたようで、不公平に思われました。
そこである時決心したのです。
兄の神様と弟の私天使長がが、密かに入れ違ってしまえばいいのだと気づいたのです。
ちょうどドラマ「ルビーの指輪」の姉妹が交通事故で激しく顔を損傷して、区別が付かなくなった時に、美しく富豪の家の長男と結婚することになっていた姉が記憶喪失であったことをいいことに、先に意識を取り戻した妹が、富豪の援助で整形手術をして、人知れず入れ替わり姉と妹が逆転してしまった話しのようだというのです。
妹のルナは記憶喪失になった姉のルビーの顔に整形して、姉のルビーには妹である自分ルナの顔に整形させるようにして、本来姉のルビーが結婚する相手だった主体者を奪い、主体者である長男の相続する財産を脅かし、長男ばかりか長男の父も母も祖母も兄弟も支配下におくような権力を振りかざすのです。
神様とルーシェルが兄と弟であることをこのドラマに当てはめてみると
実感を持って如何に神が心情を蹂躙されてきたか、またサタンは執拗に何処までも何処までも自分の王国を築こうとする野心を捨て去りはしないことが、手に取るようにわかるようになるでしょう。
「本当に兄がそう言ったのですか?」となりすまして、
まんまとアダムとエバを自分の子女にしてしまいました。
その間の事情を<公式1>ではなく家庭の構成員の観点から整理するならば
堕落はこのようになるでしょう。
続けましょう。
<公式5>
霊的堕落以前:エバはアダムの妹
霊的堕落以後:エバは叔父である天使長の妻
<公式6>
肉的堕落時:エバはサタンの妻でアダムは神の子
<公式7>
肉的堕落:アダムの叔父でサタンとなった天使長の妻エバと神の子アダム
の姦淫
<公式8>
霊肉の堕落の結果
天使長→サタンになった偽りの父
エバ→天使長の妻にしてアダムの偽りの母
アダム→父サタンとサタンの妻にして母となった堕落エバの子
<公式9>
アダム自身の責任
①弟の立場から兄の立場を復帰
②兄の立場から父の立場を復帰
③父の立場から王の立場を復帰
④王の立場から上王の立場を復帰
<公式10>
アダムの教育とエバの責任
①失われた真の妹の復帰(家庭レベルのエバ)
②失われた真の母の復帰(家庭レベルのエバ)
③失われた真の王妃の復帰(国家レベルのエバ、王妃は国母)
④失われた真の王后の復帰(三代王権勝利のエバ)
このくらいにしておきましょうか
ある単一の観点で見る(片面思考)
相対的な観点から見る (両面思考)
あらゆる観点から見る(立体思考)
ここでは、ものごとを立体思考で見ましょうというのです。
原理講論の緒論から例を引いてみましょうか
(2) 復帰摂理路程の時代区分
① み言による摂理から見た時代区分
② 復活摂理から見た時代区分
③ 信仰の期間を蕩減復帰する摂理から見た時代区分
④ メシヤのための基台の範囲から見た時代区分
⑤ 責任分担から見た時代区分
⑥ 摂理的同時性から見た時代区分
このように、歴史をいくつもの視点から複合的に見なさいと原理講論はいっているのです。これをエバに応用すればエバにもいろんなエバがあります。
エバの属性のことです。
家庭レベルでは:娘のエバ、妻のエバ、母のエバ、祖母のエバ
宮中の呼び名がわからないので対応する全ての名称はわかりませんが
国家レベルでは:王妃や王后
その他:王妃と側室も重要です
側面観から全面観
部分観から全体観
というようにスイッチを切り替えなければなりません。
数日前にある食口に何か「6マリア」について知りませんか?
とお尋ねしたら「ちゃぬの裏韓国日記」というブログの
「六マリアと真の家庭(1)~(7)」をご紹介頂きました。
さっき読んだのですが、まあ「6マリア」についてはほとんど情報が無いので
誰がその6人に当たるのかを確定しないとならないところですが、
ご苦労のわりには、お気の毒に何もわからないようです。
崔元福先生が何故「お母様」なのかもわからないのでしょう。
賢明な信徒の皆さんなら、公式を用いて解くことができるでしょう。
何のことかわかりますか?
原理原本に母マリアと子のイエスが一体化しなければならないと書かれているならば、
どういうことだというのでしょうか?
お父様は忠母様がいなければどうすればいいというのでしょうか?
6マリアとの仕分けもできず、この方の主張を元に作られた図がこれだそうです。
引用サイトは
六マリアと囲んだピンクの囲みの中には、七マリアがいて
それ以外にも緑の囲みの中に二マリア、
黄色の囲みの中に三マリア
合計12マリアです。
大混乱!
お父様が南米か何処かで「6マリアでなく60マリアだ」と言っていたって?
その場にいたら私ならお父様に言いますよ。
「先生は60億マリアでしょう?」
拈華微笑をいただけたらうれしいのだけれども。
あえてこの図を引用したのは、こんなものに決してだまされたり、振り回されてはいけないからだというのです。
分かるはずがないというのです。
「へびよまむしの子らよ」と言われる罪悪世界に生まれ、サタンの罪悪の血統にある者は、神の創造本性で感じることができず、見ることができないというのです。
堕落人間には血統転換は自分の中にある原罪と堕落性を通してしか見ることができず、
それゆえ自身を鏡で映したように淫乱にしか見ることができません。
ましてや、本義など到底わかりようもないというのです。
それが神の電撃作戦の成立理由だというのです。
血統転換の摂理をサタンはサタンが持っている悪性品からしか見ることができないので
安心してしまうのです。サタンがだまされている間の間隙を突破して、お父様は血統転換摂理を進めてしまい、サタンが気がついた時には手遅れになってしまったのです。
お父様は実に偉大な戦略家であられるというのです。
だが、我々にしたってそうだというのです。
お父様の絶対「性」を100%理解して信じていないなら
わかりようがないというのです。
その基準は、明日に二代王の亨進様にお会いしたとして、そこでたとえ亨進様が
「やっぱり間違っていた6マリアは恥ずかしいことだった」
と語られたとしても、
「いや、絶対にそれはあり得ない。それは間違っている」
と言いきれる基準。
否!たとえお父様が面と向かって
「実は私は6マリアで失敗したんだね。」
と言ってきたとしても
「お父様、お言葉ですがそれは絶対にあり得ません。」
そう3度は言い切れる基準でお会いできなければならないというのです。
だから、パレートの法則のように、
全体の80%を表す20%は何かを我々は見極めて
残りの全ては亨進様の解明をお待ちいたしましょう。
お父様こそは、永遠不変絶対「性」の人類史上唯一のお方です。メシアです。
だから、われわれはお父様の言葉をよくよく知らなければならないというのです。
「タマルがわかれば原理の全てがわかるよ」
アージュ!
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