原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

永遠の生命を求めてみ言を知り、孝子の中の孝子を知る

福音書を読めばその主調低音には「永遠の生命」がある事がわかる。

自分の永遠の命と関係がなく、み言をああでもない、こうでもないと言ってみたところで、死人のようなおまえに何の意味があるかと言うのだ。

 

聖霊」という言葉は、神にとって何なのだ?
恩讐の言葉である。悲しみの言葉である。
摂理が失敗してイエス様が天に行かれ、仕方なく地上に送ったのが聖霊である。

この恨みを晴らしてくださったのが康賢実オモニであった。

したがって、三次の結婚以降は聖霊はお呼びでないのだ。

もとより代役であったからである。

そうであるにも関わらず、「聖殿」という名称を

新たに掲げている教会もある。

何故だろう?

 

ブッダも毒矢のたとえで同様のことを諭された。

 

マールンクヤプトラという弟子が釈尊に対して、「世界は未来永劫に存在するのでしょうか」「世界には果てがあるのでしょうか」「如来は死後も存在するのでしょうか」などの疑問をなげかけました。
そして、これらの問いに答えてくれないならば、自分は還俗しますといいました。
これに対して、釈尊は次のようにお答えになります。

 

「あなたの疑問に対する答えを求めるのであれば、あなたはその答えを得る前に命が尽きてしまうでしょう。たとえば、ある人が毒矢で射られたので、みんなが心配して急いで医者を呼んできて、医者がまず矢を抜こうとしたら、その男が叫んだ。『この矢はどういう人が射たのか、どんな氏名の人か、背の高い人か低い人か、町の人か村の人か、これらのことがわかるまではこの矢を抜いてはならない。私はまずそれを知りたい』というのならば、その男の命はなくなってしまうでしょう。あなたの問いはそれと同じなのです。もし世界は永遠に存在するとかしないとか答えることができる人がいたとしても、その人にも生老病死の苦しみがあり、さまざまな憂いや悩みがあるのです。あなたの問いは、人間の本当の苦しみや悩みとは関係のないことです。
わたしは説くべきことのみを説きます」

『中阿含経』巻第60「箭喩経」(大正蔵1、804頁上~805頁下)
(国訳一切経6、384頁~389頁)

 http://j-soken.jp/ask/2051

 

 

孝子の中の孝子になる道のヒントはここにある。

信仰がない者は見る必要がない。

サタンに惑わされるだけである。

 

わが父文鮮明の正体 – 洪蘭淑 - 六マリアの悲劇・真のサタンは、文鮮明だ!!六マリアの悲劇・真のサタンは、文鮮明だ!!

 

あなたが女であり、孝女の中の孝女になりたければ、

洪蘭淑様が行かれた道を自分が行くとも

勝利すると神の前に合意して決着を付けなければならない。

それができないなら、孝女の中の孝女にはなれない。

 

あなたが男であり、孝子の中の孝子になりたいなら、

洪性均が行かれた道を自分が行くとも

勝利すると神のみ前に合意して決着を付けなければならない。

それができないなら、孝子の中の孝子にはなれない。

 

「私が体制を、この統一教会を、自分のように信じて30年間任せてきたのに、
洪性杓(ホン・ソンピョ)、こいつは女房の話を聞いて滅んで出て行きました。
原理的基準に合わなければ、皆、反れるんだね。」

 

孝子の中の孝子は死ななければわからない。

死にきってしまえ!兄弟姉妹!

身も魂も引き裂かれる娘。

それを見てやはり身も魂も粉砕される父。

 

たとえ、そのような道を行くとも、絶対にお父様を裏切らない決着を私はつけた!

「栄光の王冠」を尋ね求めながら・・・

 


サタンが私の家庭に侵入することさえ許可しなければならなかった。そうだよ。ありとあらゆることが起きたよ。孝進を見るたび、孝律(ピーター金)の顔を殴りたくなる。あいつめ。「あいつを殺してやる」と息子皆が言ったよ。孝進は「殴り殺す」と言っていた。顕進も国進も皆、「あいつら、殴り殺してやりたい」といった。あの者たち。だれも信用ならない。

御旨のため、お父様に近いものは裏切るんだよ。お父様の息子も裏切るものが出て来る。

息子、娘も「もう一緒に暮らせない」と言って、祝福の相手と別れたいと言いだすだろう。それを心配しているんだ。何を言っているか分かりますか。

この時は深刻な境界を超えるときだ。サタンは神様を通過してその体にまで侵入した。サタンはアダムとエバの体にも侵入した。その子孫の復帰のときには、寝室まで侵入してその印を残す。しかしそこで終わりだ。サタンは王子を殺すことはできない。その体を切り刻みあざを残すことは出来てもそこまでだ。でもそれが最終段階ではない。最後の破壊的一撃はなんでしょうか。生殖器だよ。生殖器!血統を汚す。

それが最後だ。それ以上サタンは何も要求できない。サタンが真の子女を誘拐できないことを喜ばなければならない。あらゆる噂、あらゆる問題が出てきても命を奪うことは出来ない。もしサタンがそれをすれば、底なしの深みに落ちる。そこには絶対に救いがありません。それを知っているからそれ以上できない。サタンは全部知っているのです。このように全てのことを知って、自分たちの行く道の前に自信をもって進まなければなりません。」

(1999年10月15日 ウルグアイ 文鮮明師御言選集Vol. 312 P179~181)

 

「そこには母親は必要ありません。蕩減というものがなくなったのです。母子協助時代が完全になくなって、神様と真の父と真の息子の血筋が連結しうる解放圏の最上地点に立ったのです。そのような過程で、先生の家庭に様々な問題があったということは、サタン世界にいる祝福家庭たちが責任を果たせなかったためなのです。先生の家庭の子供たちは、どんなに誤ったとしてもサタンとは関係がないのです。」

(2000年11月11日 四十日海洋修練会 ) 

「野生のオリーブの木では、千年を生きても野生のオリーブの種を生産せざるをえない悪循環が継続されるからです。これはどういうことかといえば、先生の息子、娘がたくさんいます。親戚が多いのです。この先生の息子、娘はたとえ今、堕落行為をしたとしても、心配は要りません。これは生まれつき先生の血筋です。ですから、条件に引っかかったとしても、サタン世界に完全に引っ張られていくようにはなっていません。先生が勝利したので、いつでも神側に引っ張ってくることができます。ですから、先生は、放っておいても安心なのです。」

(2006年1月1日 「真の神の日」記念礼拝 ) 

 

 

イスラエル選民と弟子たちの不信仰が重なった時、

サタンはこう神に切り出した。

 

「旦那様、弟子たちを救いたいでしょう?

人間どもを救いたいでしょう?

無駄なことですがね。

旦那様にとって、一体イエスと人類とどちらに価値がありますか?」

 

「もちろん、イエスである。」

 

「ではこうしましょう。あなたが愛するイエスを私が取ります。

その代わり人類の運命はあなた様にお任せいたしましょう。」

 

「おまえがのぞむなら、そうするがよい。

エスが正しい者であることをおまえは知るであろう。」

 

かくしてサタンはイエスを神の元から引きずり出して、

十字架の道をたっぷり与えた。

 

第二イスラエル選民と弟子たちが不信をした時、

サタンは再び切り出した。

 

「旦那様、弟子たちを救いたいでしょう?

人間どもを救いたいでしょう?

無駄なことですがね。

ですが、今度は個人での取引はしませんよ。

旦那様にとって、一体真の家庭と人類とどちらに価値がありますか?」

 

「もちろん、真の家庭である。」

 

「ではこうしましょう。あなたが愛する文鮮明とその家庭を私が取ります。

その代わり人類の運命はあなた様にお任せいたしましょう。

この堕落した天宙を復帰したいというのなら、

一旦、あの家庭から神様の加護される城壁を取り除いてください。

この世のような暴虐をあの家庭に再現させてやります。

すべての食口とやらはことごとく躓くでしょう。

『何故、真の家庭が!?』と。

文鮮明が言う『孝子の中の孝子』など一人も出ないでしょう。

そして、あの男が真のアダムなら、その地獄の家庭をどうやって天国に変えるか、

このわたしに見せて証明していただきましょう。

そうなれば、彼は天宙復帰の王となるでしょう。」

 

「おまえがのぞむなら、そうするがよい。

文鮮明とその家族が正しい者であることをおまえは知るであろう。」

 

こうしてサタンは地上に向かって去っていった。

 

 

 私が息子娘を愛せなかったので、今、孫を愛しているというのです。
それが末っ子の息子です。一人しか残っていません。
亨進しか残っていないのです。
皆、ひっかかっていくかもしれない立場にいるのです。
その亨進は、義母が先に逝きました。
オモニがいない中でも...。オモニがいません。
オモニも、今、統一教会でオモニの責任を果たしていない立場において
自分がしなければならないものが幾重にも残されているのです。

ハーバード大学院の歴史科に入ったが諦めて、これから博士(過程)までしようとすれば、
8年の歳月が、7回年、5年以上の歳月をかけなければなりません。
私は博士はするなと言いました。その博士(過程)が終わるのが今から5年です。
5年。8年の前に終えろと言いました。
3次時代にはお前(亨進)が宗教界の全てを知って
てっぺんで捕まえてひっくり返さなければならないという命令をしているのです。

郭錠煥(カク・ジョンファン)!

「はい」
どこのどの息子にできなくても、そのような命令をすることができる人を
育てていることを知らなくてはいけません。
「はい。」わかりましたか?

「はい。」

中間の輩はみな、傷(あら、欠点)があります。傷があります。
先生自身も離婚しただろう。傷があるだろう?
聖進も傷があるだろう?孝進も傷があり、
興進は霊界に行って、顕進もそうだ。自分の勝手にするだろう?
そうかそうでないか?國進も勝手にしただろう。
勝手にやっていない息子(は亨進だけ)...。

先日、父母様が講演をした時に、霊界の現象を体験した時に
亨進がまっさきに走ってきて私をしっかりと捕まえて抱いて、
回生(蘇生)して話をするまで守っていた事実!

あいつは大きくなるにつれ、オモニ、アボジが寝ている布団に入って寝ると、そうしました。

息子娘たちを信じられないが、それでも望みをかけている息子です。
また何でも霊界に(霊的に)早いです。興進君にも会って、栄進も会いました。
呼べば会って相談します。

幼い頃からハーバードの先生が自分を管理しましたが、
間違った日には、間違いなく聖日になる時に来れば、ドアを閉めてしまい入れなくします。
霊的に鋭いのです。何か間違っていれば必ず
「こいつ、これほど悪かったのに、ここに入ってこようとするのか?」と、知っているのです。

先生の息子娘は種が違います。栄進もあの女のために霊界に行きました。
このカンナめ、正否を騙して、霊界、清平まで行って騙して
私が全部、全て信じるしかなくてしたが、栄進自体がそうなって問題が起きました。
「お前にとって正しいことは何か?」と天の号令が降りて、別れて 悩んで逝ったのです。
なんということだ!それを教えた人は誰ですか?

私が体制を、この統一教会を、自分のように信じて30年間任せてきたのに、
洪性杓(ホン・ソンピョ)、こいつは女房の話を聞いて滅んで出て行きました。
原理的基準に合わなければ、皆、反れるんだね。
先生だけが最後のこの碇(いかり)を四方に全てしながら...。

十二人の息子娘、十三人、皆断ち切れました。一人残ったのは亨進しかいません。
亨進も実に...。

名前をつけるのもだね、これは名前を勝手につけるのではありません。
信八、信萬、信宮、これを見ると八萬宮です。
「闕(けつ)」の字 信闕(しんけつ)にすれば、「八萬宮闕」になります。
それはあまりにもみ旨を知っている人として世の中を押しのけるための自画自賛する言葉になるので、それで「俊傑・俊」の字、信俊と付けました。
信俊。「闕」の字にすれば八万宮闕!」

選集489-24.2005.5.25 清海ガーデン安侍日訓読会

※洪性杓(ホン・ソンピョ):洪 蘭淑(ホン・ナンスク)氏の父で36家庭だった
※信八、信萬、信宮、これを見ると八萬宮です:亨進様の長男/信八、次男/信萬、長女/信宮
※闕(けつ)=宮殿の門、宮門
※信俊 :亨進様の三男

引用先:この道どの道http://ameblo.jp/dlrkdnjs0510/entry-12139903960.html



「先生の時代に来て3代の血統が垂直に連結されました。
天の父、父母の神様、夫婦の神様の家庭を迎え、
神の息子アダムを完成したその夫婦の家庭が
真の父母となった天宙父母を迎えることができなかったのだが先生の時代に来て初めて、3代の血統が垂直に連結されました。

これが全部皆、恩讐なのです。
皆さんを探して、嫡孫(家督を継ぐ孫)を見つけて越えていく儀式が清平で2月14日にやった式(天宙統一平和の王戴冠式)である!
わかりましたか。

オモニははっきりと知らなくてはいません。自己主張はあり得えません。
神様の主張に従わなければならず、完成したアダムの主張に従わなければならず、
完成した孫がいれば、孫を前に立てて神様の代身家庭、真の父母の代身家庭になれるように。
サタンがいなくなり、天使長がいなくなれるようにするためのものが蒙古斑同族
なのです。」

選集489-24.2005.5.25 清海ガーデン安侍日訓読会

引用先:シャボン玉のブログ
http://yuun0726.muragon.com/entry/55.html

 

以下の文章はシャボン玉さんのブログからの引用である。

天宙統一平和の王戴冠式、2005.2.14、天宙清平修錬苑」​ は非常に重要な儀式の日であった。

シャボン玉さん! よくぞ我々に儀式の写真とみ言葉を教えて下さいました!

感謝、感謝、感謝でした。

あなたの家庭と子孫に神の祝福がありますように!

 

(선집489-24.2005.5.25. 청해가든 안시일 훈독회)

 

(選集489-24.2005.5.25 ガーデン安侍日訓読会 
 
선생님 시대에 와서 3대핏줄이 수직으로 연결됐어요.
천부, 하나님 부모, 하나님 부부의 가정을 모시고
하나님의 아들 아담을 완성한 그 부부의 가정이
참부모 된 천주부모를 모시지 못했는데,
비로소 선생님의 시대에 와 가지고 3대 핏줄이 수직으로 연결됐어요.

 

先生の時代に来て3代の血統が垂直に連結されました
天の父、父母の神様、夫婦の神様の家庭を迎え、

息子アダム完成したその夫婦の家庭が
真の父母となった天宙父母を迎えることができなかったのだが
先生時代に来て初めて、3代の血統が垂直に連結されました
 

 

이것이 전부 다 원수예요.
여러분을 찾아 가지고, 장손을 찾아 가지고 넘어서는 의식이
청평에서 2월 14일에 한 식이다! 알겠어요

 

これが全部皆、恩讐なのです
皆さんを探して、嫡孫(ちゃくそん/長男の長男、または家督を継ぐ孫)を見つけて越えていく儀式が清平で214にやったであるわかりましたか。

어머니는 똑똑히 알아야 돼. 자기 주장이 있을 수 없어요.
하나님의 주장을 따라야 되고, 완성한 아담의 주장을 따라야 되고,
완성한 손자가 있으면 손자를 내세워 가지고
하나님 대신 가정, 참부모의 대신 가정이 될 수 있게끔,
사탄이 없어지고 천사장이 없어질 수 있게 하기위한 것이 몽골반점동족이에요.

 

オモニははっきりと知らなくてはいません自己主張はあり得えません
神様主張に従わなければならず、完成したアダム主張に従わなければならず
完成したがいれば、前に立てて​

神様の代身家庭真の父母代身家庭になれるように。
サタンがいなくなり、天使長がいなくなれるようにするためのものが蒙古斑同族なのです
 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

お父様のみ言葉中に『完成したアダム』とあるのは、お父様のことだと思ったのですが、
2代目のことを言及されずに、すぐ3代目、『完成した孫』になっているのです。
これは何なんだろう?とずっと思っていました。

 

あるいはお父様が神の位置に立たれて、2代目が完成したアダム、、?
ん~ 、、という考え方はおかしいですよね、、

 

『これが全て皆、恩讐』?

 

2005年当時には顕進様を2代目と考えていらしたのでそうなのでしょうか?
お父様はお母様に完成した孫が居れば、前に立てて神様の代身家庭
真の父母代身家庭になれるように、孫に従い協助していくことをお話しています。
結局、お母様が失敗されたことで、亨進様の奥様であるヨナ様がお母様の失敗を蕩減復帰する立場に立っていかれたとわかりました。

 

 

・・・・・・・・・ 

 

■ここでふと、「あれ? 清平でやった式って?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
2005年2月14日の天宙統一平和の王戴冠式のようです。
「これもまた何だったけ?」と確認したくなった方はこちらへ。

 

 http://jp.cptc.kr/media/news_view.asp?idx=385&page=103
(天宙統一平和の王戴冠式、2005.2.14、天宙清平修錬苑) 

この日、真の父母様は「本然の創造理想圏とカイン・アベル圏復帰完成完結」という題名の御言を通じて「アダム家庭を中心とした摂理、ノアとアブラハム家庭を中心とした摂理、イエス様を中心とした摂理、真の父母の顕現と大転換期を迎えた私たちの姿勢」について説明してくださいました。

 

 真の父母様は、「真の生命と真の愛の種を蒔くために出発する新しい創造主とその家庭の代身者としての出発しなければなりません」と語られながら、「人種の垣根を壊し、国境を撤廃し、超宗教超国家的次元の交差結婚の結実を収穫し、神様の真なる血統を永遠に保全する大役事を起こし、モンゴル斑点同族圏を交差結婚祝福の摂理を通じて永遠なる神様の真の愛のモンゴル斑点血統圏を中心とした血族に昇華させなければなりません」と力説されました。

 

 また、「太初に、アダム家庭で失った神様の家族の3代を私たちの手で探して立てましょう」と語られながら、「これ以上、カイン・アベルの闘争がなく、真の愛が充満した新天新地の世界、私たち皆が一つの家族を成して生きる平和王国を私たち当代にこの地の上に完成し、真の父母様に侍って生きる永遠な平和王国の生活を誓うこと」を強調されました。

 

 

 
■ついでに、「蒙古斑同族」が何なのか知りたくなった人はこちらもどうぞ。
http://www.pwpa-j.net/activities_i/sonota_mongolian02.html
(カク・ジョンファンIIFWP世界会長の基調講演より引用)

しかし、本会のねらう「モンゴロイド」の概念と範疇は、1万年以上前までさかのぼるものであり、地域的に見てもユーラシア大陸にとどまらず全世界・天宙にまで及んでいる。本会議の提唱者である文総裁は、モンゴロイドの概念・範疇について次の数点を指摘している。
 まず第一に、「蒙古斑」を有する種族ということである。蒙古斑とは、幼年期に臀部に現れる青い斑点をいう。黄色人種のほとんどはこの特徴を持ち、アフリカ・欧州・アメリカの黒人・白人においても一部現れることが知られている。全人類の約三分の一に現れ、遺伝的には優勢形質なので、両親のうち片方が蒙古斑をもつ同族ならば、子どもはすべてその特徴を有するようになる。

ここでいう「同族」という言葉は、民族・人種の概念(tribe, people, race etc.)を超えて血統の根源が同じという意味で使用している。しかし、蒙古斑はなぜ現れるのか、その意味は何なのかについては、科学的解明だけでは真の理解にいたることは難しいであろう。

そこで第二のポイントして指摘していることは、モンゴロイドの先祖をさかのぼるとノアの子ども(長男)であるセム(シェム)のに至るということである。歴史的に見ると、セム(シェム族)の子孫は、東北アジア、中東、インド、東南アジア、アメリカ、ユーラシア文明を起こし、世界の主要宗教を創始した。そして彼らは、モンゴロイドの長子(長男)として、神の血統を継承しながら人類の父母である神につかえ自己本位 の壁を超えて、人類と自然、万物のための摂理的な使命をもっている。このようにノアの長子セムの後孫であるならば、モンゴロイドの血統と地域的な範囲は当然、全人類と地球全体となる。

第三番目のポイントは、精神的、霊的原型に関する内容である。世界宗教のほとんどは、紀元前後の時期に中東、インド、東アジアなどにおいて発生したものである。交通 ・通信手段の未発達な時代、情報交換や人の往来のほとんどない時代に、しかも互いにまるで孤立したかのような状況の中にありながらも、それら世界宗教の教理の根本精神においてはほとんど同じである。比較宗教学者の研究によれば、世界の主要宗教の教祖が、人生・歴史・宇宙・生と死などに関した教えを比較してみると、70~80%は同じ内容であり、違いは2~3割に過ぎないという。その違いは、地域環境・歴史状況がかもしだす差に過ぎないのである。

それでは互いに連絡もない世界宗教創始者たちは、どうして互いに共通 する内容を語ることができたのであろうか。それは、まさに真理は一つであり、宇宙・人間を創造した創造主も一つであり、信仰の対象である天宙の第一原因者も一つだからなのである。この真理と創造主、第一原因者を、それぞれの地域的な言語、自然的な比喩、文化風習から借用した例話や表現によって違いが生じたに過ぎない。

セム族の後孫であるモンゴロイドの流れの中から生じた世界宗教の共通点は、神本主義、霊性と霊界に対する信仰、救世主・メシア待望論、家庭共同体の重視、性倫理と愛の秩序に対する厳格な道徳性の強調、価値相対主義よりも絶対主義を指向する傾向、肉心の快楽よりも霊性と精神の規律と真理性指向などである。

デジタル通信技術の発達により世界は情報に溢れ、超高速交通手段を備えた現代においても、人と集団の考えの差は縮まるどころか、かえって葛藤と紛争が地域レベル、世界レベルにおいて発生している。それに対して、紀元前の時代に世界宗教の共通 性と普遍性が同時的に現れた事実は、実に驚くべきことといえる。

これは、進化論的思考や人間の感性・理性に基づく科学的分析によっては理解することは難しい。この地上に対して原因的に作用する霊界の働きと、神が歴史を通 して摂理してきたことを抜きにしては理解することができないであろう。

 

歴史認識においては、これまで実証主義的史観、マルクス主義的な唯物史観、文明史観、歴史主義史観、相対主義史観などがあるが、それぞれさまざまな問題点と限界を抱えている。それは人間の認識力とその器官に対する理解の不足に起因するものといえる。通 常人間は、感性・悟性・理性によって認識するが、それらはすべて人間の肉身の五官(感覚)を通 して情報を収集し総合する過程を経る。先験的・先在的認識能力を認めるカントのような哲学者が現れたが、彼らは最後には不可知論に陥ってしまい、理性と感性に訴えた思想家たちはほとんどが懐疑論に帰結してしまったことは、歴史に現れた事実である。

 

それにもかかわらず、人間は肉身から来る感覚と測定可能なことだけが実在し、それが実体であり、事実であると錯覚してこれまで生きてきたと思う。しかし、私は感性・悟性・理性を超えた第四の認識能力があると信ずる。それが霊性である。霊性は肉身の感覚から出発せずに、肉身の原因者である神と無限大の霊界と交流することのできる霊人体の霊感によって認識すするものである。人間は、零落することによって、霊性が脳と実生活において実感的に再現され感じることができなくなってしまったが、実在することは確かな事実なのである。

 

東洋においては、「天の時、地の利、人の和」を重視するが、国家、王朝、集団、家族、個人などさまざまなレベルにおいて運命吉凶禍福がそれによって左右されることを意味するものである。「天の時」とは、意訳すれば、天運、運命、時代精神、時代の要求、流行のトレンドのようなものであろう。しかし、それらは部分的には人間によって形成されているようであるが、実はそうではない。人類歴史をよくよく振り返ってみれば、人間の意志とは関係のない天の時によって歴史が流れてきたことがわかる。それを宗教的表現で「摂理」と呼ぶ。すなわち、神の導きと人間の自由意志による責任分担の遂行如何によって、あるときは前進的発展を遂げ、またあるときは後退することもあるのが、人類の歴史であったといえる。

 

中東地域とイスラエルの文明の影響を大きく受けた西欧においては、聖霊と神聖さに対する認識と文化が発達している。聖霊と神聖さとは、敬虔なもの、畏れ多く冒すことのできないもの、しかし時には歓喜と神秘的体験をもたらしてくれる霊感である。このような感覚によって、中東地域やイスラエル、西洋の文明と文化が基礎付けられてきたのである。

 

このように人間の認識と東洋・西洋の文化の中に、霊性・霊界は実在する実体であった。摂理史は、人間の現実的歴史のみならず、霊界と霊性、その原因者である神がともになす歴史ということができる。
われわれが歴史を認識する際に見落とすことのできない点は、民族、王朝、国家、理念、文明を中心とする歴史観である。このような歴史観、あるいは歴史認識によって、大小の紛争が地球上に発生している。そして歴史の黎明期から始まり、家族は部族に、民族に、国家へと発展する過程において、多くの戦いが繰り広げられ、文化的影響力によって文明圏が吸収統合されて今日に至っている。

 

現代は、グローバル化時代であり、天の時(摂理)から見れば、和合と平和統一の時代である。冷戦時代までは、対立と闘争の時代であり、それらを助長してきた文化・宗教・国家・諸集団・個人は、これからの時代においては主流となることができない。それゆえ今日においては、権力・財力などの力を有するものだからといって、有形・無形の資産の所有権を主張することはできない時代であり、天の時と和合することができない。

 

そのようなやり方は、争いを生むだけであり、いつかは自らを破壊する不幸を生むだけなのである。これまで世界を分裂と対決に導いてきた民族、国家、人種、宗教、理念などの障壁を超えて、和合と平和を追求し統一を指向する時代に入ったのである。すなわち、一つの真理、一つの創造主、一つの先祖から出発した兄弟姉妹であることの認識を基礎におく時代である。ここに「蒙古斑同族世界平和連合」のビジョンの核心がある。

 

 

さて、わたしは今年中にブログ村を退会します。

森さんの要望で来ましたが、一般向けのブログから随分食口向けに変わりました。

もともと、原理的な思考とは何かをまとめるための覚書として始めました。

そろそろ、振り出しに戻る時が来ているようです。

 

自分の思考をもっと効率よくしたいと思ってはじめました。

どうしたらお父様のようになれるのかずっと求めてきました。

善の繁殖をできるような何かを・・・・


 

全文を近く上げますが、

根本復帰に関する短いみ言葉を付け加えます。

 

わたしは仏教徒が好きです。

彼らの真理を求める姿が真剣だからです。

真剣でなければ、サタンに切りつけられ、

血しぶきをあげてしまいす。

 

家庭連合にそのような伝統はなくなりました。

仲良し子よし連合になりました。

しかし、それは今サンクチュアリも問われています。

 

私たち夫婦は洪のような道を越えて行く決着を、

ヤボク川のヤコブのように夫婦で越えて行きます。

お父様の名誉がかかっています。

我々の家族の生命よりも大切なお父様の名誉が!

 

私たち夫婦がお父様の御心と思うなら、

私たち夫婦もそうありたいと思うはずだし、

あなた方夫婦がお父様の御心と思うなら、

同じように歩みたいはずであろう。

 

さようなら、サンクチュアリブログ村の人々!

 

1,真の家庭が試練を受けざるを得ない復帰摂理 - 原理講論を読む

 

2,神の戦略戦術とサタンの戦略戦術 ①神の戦略とこれを阻止するサタンの戦略 - 原理講論を読む

 


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