原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

お父様が語られた「原理本体論」についてのみ言

わたしは環故郷をしてよりおよそ20年の間、ファミリーや祝福などの公的雑誌や新聞を購読することがなかった。

ときおり、教会に行き報告を受けるほどの放蕩生活をしてきた。

皆さんは、ファミリーをよく読んで来られたことと思います。

原理本体論については2009年1月号に書かれていますので、お持ちのものを確認されたら良いでしょう。

では、さっそくお父様のみ言を振り返ってまいりましょう。

 

 

 先生が毎回、(年頭)標語を中心として12年間行ってきた内容がすべて残されなければなりません。だれであっても・・・・。劉孝元氏もすべて成し遂げることができずに逝きました。ですから、『原理解説』という言葉が出てきて、その次に『原理講論』、その次に「原理本(体)論」が出てこなければなりません。真の父母、真の師、真の主人です。そうしてこそ終わるのです。そのような家庭的基盤ができなければなりません。

 今皆さんの家庭は、韓国の伝統的な家庭として名のある名家の家門において守られている、父子関係の伝統的家庭制度にも及ばない、野良犬のような家庭が多いのです。それでは、天の国に入っていくことができません。

 ですから、この本も、『原理解説』、その次に『原理講論』です。教えることのできる教材です。その次になんですか?「原理本体論」です。父母様が生きたそれ自体をそっくりそのまま、うり二つに似せて、自分たちが写真のようになり、こちらから見ても、下から見ても、あちらから見ても統一教会の文先生に似ていて、神様が見ても「いやあ、このように統一教会の文教主に似ているのか」と言われるようにならなければなりません。それが「本体論」です。「原理本(体)論」が出てこなければなりません。

 「本論」ではありません。実体が一体となった「原理一体論」、「本体論」が出てこなければならないというのです。神様の「本体論」があるではないですか。思想界において神様の「本体論」が出てきます。根本に関することが出てくるというのです。

 何も分からない群れたちが、天の国に行って王権を相続し、おじいさんを伝道することのできるおばあさんになることができていないというのです。そして、お母さんになることができていません。そして、になることができていません。兄と弟になることができていません。このすべてが「講論」から来たものであるとすれば、「本体論」、「原理本(体)論」では、先生を中心として、(先生の)人生がそっくりそのまま「原理本体論」であるということを知らなければなりません。 

2008年8月31日 天正宮博物館 に於ける訓読会

 

1,原理本体論には「三大主体思想」が説かなければならない。

2,神の原理が真の父母として実体となった証明としての「原理一体論」「本体論」が説かなければならない。

エス様もお父様も、先に完成実体があって後に真理のみ言を語られてきた。

 

3,原理本体論には三大王権と四大心情圏が説かなければならない。

 

 今まで生きてきた女性たち(のおなか)はサタン世界のおなかでしたが、これから再びへそを蕩減してそれ以上の歴史を残さなければ、天の眷属、一つしかないその世界の歴史を相続することのできる家庭の主人になることはできません。どれほど厳格でしょうか?

 そのようなことを望んでいくにおいて、『原理解説』も実践できない群れ、『原理口講論』も知らない群れ、「原理本体」を知らない群れが、天の国の全体の覇権、天の全権を相続し、それを母親の体を通して子孫万代に相続させなければならないのです。子孫たちが生まれるにおいて、本体と同じ血筋を受け継いだ息子、娘にならなければならないのですが、それができていなければ、それは母の責任です。ところが、すべて正しく生まれたと思っています。

 『原理解説』という言葉をだれがつけたと思いますか?それを劉孝元氏がつけたでしょうか、先生がつけたでしょうか?「解説」です。その次に『原理講論』です。「講論」は劉孝元氏も分かりません。1日に前編、後編を7,8時間教えてあげれば、それですべて終わるものではありません。

2008年8月31日 天正宮博物館 に於ける訓読会

 

1,原理本体論は血統転換が説かなければならない。

2,原理本体論には、16万の訪韓女性研修会でお父様が語られた「正妻と妾」に関する根本復帰のみ言が説かなければならない。

3,原理本体論には、原理解説や原理講論にも書かれていない内容も説かなければならない。

 

 『原理講論』が出てきたので、「原理本(体)論」が出てこなければなりません。「本論」ではありません。「本体論」です。その「本(体)論」を成した人が出てこなければならないのです。「原理」の主人が出てこなければなりません。そうではないですか?

 『原理解説』、その次は何ですか?学ぶ『原理講論』でしょう?『原理講論』を聞いただけであって、『原理講論』に相応する人にはなることができていないではないですか?分かりますか?

2008年8月31日 天正宮博物館 に於ける訓読会

 

 ここでもお父様はお父様のようにみ言の実体になる責任を強調されました。

 

  雀のように、燕のように、遠い南国から帰ってきて洗濯物を干すひもに止まり、ピーチクパーチク、ピーチクパーチクと鳴きながら「春が来た」と賛美し、「子女を持つことのできる家庭理想が来る」と歌っているので、「未来の歌を知らずに訪ねてきたおまえ、死なずに生きて帰ってきてよかった」と言って食べるものを与えてあげなければならないのです。子女を生むことのできる園を用意しておいて、「自分(サタン世界)の畑を飛び回っていては死ぬかもしれないので、わたしの園から食べる物を持っていって食べなさい」ということです。それが「本体論」です。

 何婚ですか?(「交叉交体結婚です」)。交叉は一人ですることであり、交体は、その一族と国がすることです。交叉交体結婚をしなければ天国に行くことができないという原理は教えてあげています。『原理解説』や『原理講論』にはそのようになっているのですが、交叉結婚させようという父母がどこにいますか?そのようにしようとすれば、自分たちが外国に行ってこなければなりません。外国の物を食べられない人は加担することができないというのです。

 「講論」も解説することのできない人が、国家の王たちが守る実体圏をどうして指導できますか?今現在、分捧王は、『原理講論』ではなく「原理本(体)論」の事実を分かっている立場に立っているので、それを歴史で見れば、イエス様の前の洗礼ヨハネと同じです。

 400年前のエリヤの代身として来たのがイエス時代の洗礼ヨハネです。その後継者の復活体として現れ、その理想の世界を、神様の本体的事実を教えてあげるべきなのにもかかわらず、それを考えることができませんでした。

 史吉子さんも、『原理講論』を中心として、「覚えて何々しなければならない」と言っていますが、それは『原理講論』です。実体はどこに行きましたか?自分はかかしのようなことをしているのです。かかしに頼って生きるのではありません。鳥も、行き来する主人が来れば逃げていかなければなりません。逃げずに主人になろうと史吉子さんも考えるでしょう?「本体」である真のお母様以上の位置に立とうという話です。自分が、お母様のように堕落していない本然の息子、娘を生むことができますか?それは真の父母の種を受けて一体圏にいなければ不可能です。永遠にありえないことだというのです。

 ですから、「本体論」を受け入れなければなりません。思想、「本体論」、神様に関することを知ろうとすれば、、先生がすでに説破した家庭理想の内容があります。真の愛を中心として宇宙内外のすべてのものが、その中で魅了されるようになっているのです。ほかの所で成功して輝くことのできる道はありません。

 世界平和統一家庭連合とは何ですか?先生の代身者がサタン世界で金城鉄壁の、万年たっても壊すことのできない城を築くものではないですか?

 天城旺臨宮殿の「旺臨」というのは、まだ本当の王ではありません。ここで教育を受けたとしても実体になることはできないということです。「降臨」とはそのようなものです。

 個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、世界時代、天宙時代、神様まで、平面的にならしていくのです。その次には、僕の僕から僕、養子、庶子、子女、夫婦、父母、神様までの8段階です。家庭と世界の問題が定着するのです。それはどれほど貴いことですか?天父主義です。

 ついに父母が天の国で一族を治め、大きくなって世界まで、アベルUNまでいけば、万国がすべて第二分捧王を中心として、神様の祖国光復の看板を付け、天一国の解放釈放が成されるのです。地上理想によって永遠不変の後代、一つの統治機構にならなければなりません。それが今すべて終わりました。

 アダムとエバをサタンがすべて奪っていってしまいました。それで、4000年間、預言者を通してアベル(の基盤)が大きくなるのを待ち、イスラエル民族を中心として滅びずに苦労しました。千辛万苦を経て、孤独にさまよいながらどれほど苦労しましたか?エリヤが北イスラエルで苦労しながら850のバアル神と闘い、火で燃やしてしまったではないですか?イエス様の400年前に、エリヤが預言書のとおりに成し遂げました。エリヤの使命を持っているのが洗礼ヨハネだということを知らなかったというのです。

2008年8月31日 天正宮博物館 に於ける訓読会

 

1,原理本体論は血統転換が説かなければならない。

2,血統転換と真の父母の誕生が明らかにされなければならない。

3,分捧王は原理講論によってではなく、本体論的事実によって神と真の父母を証さなければならない。

4,如何にして真の母は「本体」となることができたかを明らかにしなければならない。

5,原理本体論は縱橫の8段階と天父主義を説かなければならない。

6,サタンがアダムとエバからすべて奪い取ってしまったものが本体論

 

(「原理本体論」の基となるものは)内容が欠けずにすべてできています。7大条件の解説から7代条件の内容を把握してつくったのですが、先生の未来に関することを添付して、この最後の『原理講論』の骨子をそのまま入れて新しい時代と連結させておいたというのです。

 ですから、この本は貴い本なのであり、「講論」ではありません。『原理講論』というものは・・・・。今、『原理講論』という「原理」の本があるではないですか?それは、劉孝元氏を中心として出てきたのですが、『原理講論』という言葉は、自分を中心として12巻を代表して書いた言葉ではないですか?そうではないですか?(「今までわたしがいるときに、お父様の御言集を750巻つくりました」)。ああ、ですから、すべて分かっていますが、『原理講論』より「原理本体論」を書かなければならないというのです。史吉子さんはそれを知りません。「講論」時代の主役をする人と「本(体)論」時代の実体とは違うではないですか?

 ですから、「原理講論」よりも「原理本(体)論」という言葉にならなければならないというのです。それは何かと言えば、真の父母様の内容を一番守った者において、アロンのようにモーセのみ言を代わりに代表できる人、今の統一教会では、郭錠煥氏とあなた(黄善祚会長)ではないですか?あなたはアベル的分捧王です。何のことか分かりますか?(「はい」)。カイン的分捧王がいくら優れていても、アベル的分捧王に、分捧王のように侍らなければなりません。

 「講論」の時は女性が先頭に立ちました。真のお母様が出てくるでしょう?創造的女性時代に連結するためには、一般の人たちではだめです。真のお母様が生んでくれた息子、娘と一つになり、お母様の息子、その次に娘たち、カインとアベルの娘たちが生んだ息子、娘を一つにして抱き、エデンで堕落のなかった父母が、アベルUNを中心としてカインUNを一つにして即位式を終えなければならないというのです。

 4年残っています。2013年1月13日には、即位式をしなければなりません。だれによってですか?世界の国家が一つになり、分捧王たちが自分の国の分捧王を代表して、彼らが推戴する精誠を集めて宮殿を建て、宮殿に準備されたその時代にふさわしい歴史時代の伝統を受け継いできたその骨子に橋を架けるのです。これが切れてはいけません。新しく決定した重要な部署の責任者たちは天が任命するようになっているのです。自分たちが選出するのではありません。そうするのは、すべてどろぼうたちです。天使長の時代と変わるというのです。

 アダムとエバをすべて殺しました。その次に、4000年目のイエス時代にメシヤが来るといって、国家基準を中心として、ヤコブが勝利して選民圏となったイスラエル血族が、イエス時代に国の大統領を立て、副大統領を立てなければなりません。ところが、洗礼ヨハネは分捧王になることができなかったではないですか?

 今回(平和メッセージ16章)の最初のページに「洗礼ヨハネ」という言葉を掲げたことは驚くべきことです。それ一つ自体が蕩減復帰歴史において人々が誤ってイエス様を殺したので、これからは、人々が分捧王を中心として、わたしがつくった教育材料を中心として、これが新しい祖国光復の旗印を立てなければなりません。そのために(アベル)UNまでつくるのです。

 ですから、この旗印を立てるときは分捧王ではありません。実体王権です。その王は、自分が王宮をつくり、民をつくることを、すべて一人でするのですか?

 その分捧王自体が、第1イスラエルが第2イスラエルの王権を推戴して侍らなければならず、第2イスラエルは第3イスラエルに侍り、アダム時代を中心として第4次アダム心情圏時代が定着してこそ、カイン・アベルに分かれていた理想的家庭の血筋が一つになり、一つの父母が一つの子女の権威を持って天上世界にそびえ立ち、永遠に灯台のように輝くことができる祖国光復の土台が決まるのです。そのようになれば終わりです。

2008年8月31日 天正宮博物館 に於ける訓読会

 

1,原理本体論は7大条件の内容を解説し、お父様の未来、おそらくは2013年1月13日に予定された即位式に関することが書かれていなければならない。

7大条件とは三大王権と四大心情圏のことか?

2,講論時代は女性が先頭に立った時代で、本体論時代は第四次アダムたちが先頭に立つ時代

3,原理本体論の執筆は、劉大行氏以外には郭錠煥氏と黄善祚会長が候補であった。

4,一つの父母が一つの子女亨進様の権威を持って天上世界にそびえ立ち、永遠に灯台のように輝くことができる祖国光復の土台が決まるのです。そのようになれば終わりです。

 

既に以前に本体論について書いてきたことは、神様の定義に関するものが中心であった。

上記のような内容のみ言も合わせて理解を深めていただければ幸いである。

 

現在講義されている劉大行先生の「原理本体論」は、決してお父様の御意を十分に反映しているものとは言えず、むしろ大きく軌道をそれているようにすら感じる。

お父様のみ言を読むと、原理本体論は原理講論のように組織神学的構成を避けたほうが良いと思われる。

大雑把には改定後のように、神観を明確にすることだが、さらに研鑽されて3度めの改定に進まれることを期待するものである。

◎ タマルの血統転換にはじまり、正妻と妾の根本復帰が説かれるべきである。

そうでなくして、どうして絶対「性」が分かるだろうか?

講論に書かれていない主要な教義はこれだからである。

 

分捧王がお父様を見失ってしまったので、

われわれが王冠を被ることのできる内容を備えなければならない。

 

痛ましいことにお父様のみ言を韓国語ですべて学んで、お父様の指導を直接受けてきた現代の三天使長にあたる人物がいない。

人類史のはじめに天使長が偽の言で人類始祖アダムとエバを堕落させたので、

終わりの日には、お父様ではなく天使長級の人物が正しい真のみ言を語らなければ、

蕩減復帰にはならない。

天の事情と心情を思えば胸が張り裂けるようであり、息が詰まるようだ。

 

食口の皆様が原理本体論を理解するための重要なお父様のみ言をぜひ熟読されて実体王権の勝利者に為られることを願ってやまない。

もはやみ言を語る時代はとっくに過ぎている。

実体が先にあってこそみ言を語れる時代が来ている。

われわれはいい加減、決心覚悟をもって生きていかなければ、

天宙の外に放り出されてしまうだろう。

共に励まし合い頑張ってまいりましょう。

 

                   円四郎

 

参考

原理本体論はどうあるべきか - 原理講論を読む

 


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