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トランピーベアって何?

トランプ大統領の支持者から愛されるクマのぬいぐるみ「トランピーベア」とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン) より引用

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月曜朝の番組『Fox & Friends』にチャンネルを合わせた方は、「トランピーベア」という商品のCMをご覧になったかもしれない。白い襟と白いカフス、赤いネクタイを身につけ、トランプ大統領のトレードマークの髪型をしたクマのぬいぐるみ。しかも背中のジッパーからアメリカ国旗が出てくる仕様になっている。

アメリカに栄光あれ。トランピーベアに栄光あれ」。年老いた女性が、バルーンのアメリカ国旗の前でぬいぐるみを高く掲げ、高らかに宣言する。プロフィール設定もばっちり。トランピーベアの誕生日は6月14日、星条旗が生まれたフラッグデーだ。


 

トランピーベアはみんなから愛される存在。元海兵隊員のマイケル・ルフィーノは、トランピーベアを誇らしげに愛車のバイクのハンドルに乗せている。ゴルフを楽しむ人々の間では、ゴルフカートにトランピーベアを同乗させるのが常識。「どんなに強面の彼もトランピーベアが気に入るでしょう」と、低音のナレーションがコミカルに語り、疑り深い視聴者を納得させる。しかも、安物のまがい品ではなく「世界にひとつのあなただけのトランピーベア」であることを証明する保証書付き。お支払いは19.99ドルの2回払い、送料別途。愛国者の皆様からのご注文をお待ちしております。

トランピーベアは2017年から既に出回っており、月曜朝のFOXニュースで流れたのはオリジナルCMの短縮バージョンだ(FOXは声明を発表し、CMはあくまでも地方向けで、局としてトランピーベアのメーカーと全国CM契約を結んだわけではないと説明している)。オリジナルバージョンのCMには退役軍人やゴルファーの他、警察関係者や消防士、中小企業のオーナーなどの証言も盛り込まれている。「アメリカ産業はかつて世界を支配していた。いま、アメリカは再び頂点に向かっている」とは、工事現場作業員のコメント。「ありがとう、トランピーベア」
 
誇張がかったトランピーベアのCMは、あえて笑いに走ったのか、それとも大真面目にトランプ陣営にラブコールを送っているのか? あるいはその両方か? その意図は知る由もない。ローリングストーン誌は製造元にメールを送り、売り上げ数を問い合わせたが、いまのところ返信はない。身長22インチ(約56cm)のぬいぐるみは少なくとも1度大統領の選挙演説で目撃されており、購入した人物がいるのは確かだ。

それも驚くことではない。トランプ氏ほど、これだけ熱烈なファン層に恵まれた大統領はこれまでいなかった。その結果トランプ大統領のグッズが次々と現れ、トランピーベアの製造元であるExceptional Products社のような企業も商品化に乗り出した。8月にマイク・ペンス副大統領が政府の宇宙軍構想を発表した際には、トランプ陣営は数時間後にさっそく宇宙軍ロゴのデザイン案を公表した。そのうちひとつはNASAのロゴの色を変えたもの。もうひとつは「火星が待っている」という文言入り。もっとも、宇宙軍構想には火星探索ミッションは含まれていない。トランプ陣営のオンラインショップでは現在、トランプ印のアメフトジャージやコーヒーマグ、犬の散歩用リード、メガホンなどと一緒に、宇宙軍のTシャツが30ドルで販売されている。


トランプ陣営のオンラインショップのトップページを開くと「贈り物をお探しですか?」というメッセージ。まさにトランピーベアも、迫りくるホリデーシーズンを見据えてFOXニュースのCM枠に戻ってきた。だがMAGA(Make America Great Again)支持者にとっては、単なるホリデーシーズンではない。クリスマス商戦の火ぶたが切って落とされ、自らの忠誠心を示さなくてはならない時期なのだ。大統領支持を友人や親せきに示すのに、大統領の赤ら顔が描かれたクリスマスオーナメントほどふさわしいものはない。クリスマスという聖なる日は、大統領の似顔絵にうっとりするにはもってこいだ。ちなみにこのオーナメントは、ローリングストーン誌の政治担当記者ジョン・ヘンドリックソンが、ワシントンDCのユニオン駅で先月見つけてきたものだ。
誇張がかったトランピーベアのCMは、あえて笑いに走ったのか、それとも大真面目にトランプ陣営にラブコールを送っているのか? あるいはその両方か? その意図は知る由もない。ローリングストーン誌は製造元にメールを送り、売り上げ数を問い合わせたが、いまのところ返信はない。身長22インチ(約56cm)のぬいぐるみは少なくとも1度大統領の選挙演説で目撃されており、購入した人物がいるのは確かだ。

それも驚くことではない。トランプ氏ほど、これだけ熱烈なファン層に恵まれた大統領はこれまでいなかった。その結果トランプ大統領のグッズが次々と現れ、トランピーベアの製造元であるExceptional Products社のような企業も商品化に乗り出した。8月にマイク・ペンス副大統領が政府の宇宙軍構想を発表した際には、トランプ陣営は数時間後にさっそく宇宙軍ロゴのデザイン案を公表した。そのうちひとつはNASAのロゴの色を変えたもの。もうひとつは「火星が待っている」という文言入り。もっとも、宇宙軍構想には火星探索ミッションは含まれていない。トランプ陣営のオンラインショップでは現在、トランプ印のアメフトジャージやコーヒーマグ、犬の散歩用リード、メガホンなどと一緒に、宇宙軍のTシャツが30ドルで販売されている。


トランプ陣営のオンラインショップのトップページを開くと「贈り物をお探しですか?」というメッセージ。まさにトランピーベアも、迫りくるホリデーシーズンを見据えてFOXニュースのCM枠に戻ってきた。だがMAGA(Make America Great Again)支持者にとっては、単なるホリデーシーズンではない。クリスマス商戦の火ぶたが切って落とされ、自らの忠誠心を示さなくてはならない時期なのだ。大統領支持を友人や親せきに示すのに、大統領の赤ら顔が描かれたクリスマスオーナメントほどふさわしいものはない。クリスマスという聖なる日は、大統領の似顔絵にうっとりするにはもってこいだ。ちなみにこのオーナメントは、ローリングストーン誌の政治担当記者ジョン・ヘンドリックソンが、ワシントンDCのユニオン駅で先月見つけてきたものだ。
 
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クリスマスオーナメントの画像は省略しています。
 
 


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