原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

中和的主体の「中和的」は「主体」にかかる修飾語、したがって「中和」より「主体」が重要

二代王 文亨進様の御言葉より

また黙示録19章にもあります。ダイス・トマス・マカイダ(両刃の剣)がキリストの口から出てくる、そして再臨のキリストは、鉄のつえをもって諸国民を治めるとあるのです。

6月2日 二代王、GOAラジオに出演(その1)-6月3日英語礼拝 – サンクチュアリ NEWS

 

通常は「鋭い剣」と訳されたりしますが、両刃の剣なのですか?

 口から出てくる鋭い剣だから、sword of the Spirit  神の言葉?

Word of god is both an asset and a liability.

 

つまり終わりの日には御言葉が家庭連合にとっても、サンクチュアリにとっても両刃の剣になるということ?

 Word of god cuts both ways.

こんない言い回しは変かな?

 

神様はお一人でしょうか、お二人でしょうか。お一人です。お一人なのに、どのようにして二人の人に入っていくのでしょうか。この人に入ってからあの人に入っていき、あの人に入ってからこの人に入っていってと、そのようにするのですか。また、世界には数多くの人々がいますが、数多くの人々にどのように入ったり出たり、出たり入ったりされるのでしょうか。これが問題になるというのです。それで、私たち統一教会の「原理」で、神様は二性性 相の中和体だという話が出てきたのです。ここには規則があります。神様は 二性性相でいらっしゃる中和的本体です。これは真に素晴らしい結論です。(41-290,1971.2.17)天聖経:宇宙の根本より
 
この文章を素直に読みますと、単に中和体が素晴らしいと言うのではなく、それには規則があると言います。規則というのは条件があると。
二性性相という規則あるいは条件で中和している本体なので素晴らしいとおっしゃっているかと思います。
 
統一教会の文先生は、知恵深い方なので、「神様は二性性相の中和的主体だ」と結論づけたのです。右側から見れば男性に見え、左側から見れば女性に見えるというのです。二性性相がそうではないですか。内外になっているので、上から見れば男性に見え、下から見れば女性に見えるというのです。それでこそ、女性も「良し!」と言い、男性も「良し!」と言うのです。(139-56,1986.1.26)天聖経:宇宙の根本より

 

中和を強調すると、エバ国家「和の国」的価値観の陥穽に嵌まる可能性があります。

危険です。

中和的主体の「中和的」は「主体」にかかる修飾語、したがって「中和」より主体が重要なのです。

主なる神です。

被造世界が創造される前には、神は性相的な男性格主体としてのみおられたので、形状的な女性格対象として、被造世界を創造せざるを得なかったのである。コリント・一一章7節に、「男は、神のかたちであり栄光である」と記録されている聖句は、正にこのような原理を立証しているのである。このように、神は性相的な男性格主体であられるので、我々は神を父と呼んで、その格位を表示するのである。上述した内容を要約すれば、神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給うという事実を知ることができる。

 

創造以前の神のことを夜の神様といいます。

その夜の神様は

「性相的な男性格主体としてのみおられた」

夜の神が中和した状態が

「性相的な男性格主体」

「我々は神を父と呼んで、その格位を表示する」

 

「上述した内容を要約すれば、」

以上の内容と以下の神の定義は同値だということです。

 

神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給うという事実を知ることができる。

 

 中和を強調すると格位がなくなり、むしろ同格を裏付ける神学になり、

独生女神学に近くなります。

ですから、家庭連合は原理講論を聖典から外しました。

 

中和的主体の「中和的」は「主体」にかかる修飾語、したがって「中和」より「主体」が重要です。

 

二性性相が神自体内において中和されている状態は、性相的であり男性格であり主体だというのです。

神は性相的男性格主体で中和されている。

これが重要です。

神様は男性です。アダムも男性です。

男性には女性性相が潜在しています。

 

人間においても、男性には女性性相が、女性には男性性相が各々潜在しているのである。

 

このことはアダムという男性からエバという女性を創ることが出来る可能性を示しています。

神はどのようにしてそれが可能かを現代人にも理解できるように、ドミニカに実例を見せてくださいました。

 

www.youtube.com

 

以前わたしはNHKの番組でそれを知ったのですが、ノーベル賞受賞者の山中教授が出ていました。

同じものを見た方が番組内容や感想を書いているブログが有りました。

 

(26.4.7) NHK 人体ミクロの大冒険その2 「あなたを変身させる細胞の持つ力」: おゆみ野四季の道 新

より引用

===

人体ミクロの大冒険その2「あなたを変身させる細胞の力も非常に興味深かった。
私は長い間性転換がなぜ起こるのか分からず、神様のいたずらじゃないかと思っていたぐらいだが、すべては細胞が出すホルモンの仕業と聞いて驚いた。
 
  ドミニカのある村では幼児期に男性だったものは思春期以降女性になったり、またその反対の現象が頻発しているという。
性別を決定するのは染色体でY染色体があれば男性、X染色体があれば女性になるのだが、幼児期にこの区別があいまいな人が存在するのだそうだ。
その場合親は子供を適当に男性として育てたり女性として育てたりするが、幼児期はどちらであっても支障はなく性器を除けば身体的特徴は同じでどちらもすらっとしていて見た目には分からない。

 それが思春期になると脳の最深部にある内分泌細胞が目覚め、ここから内分泌ホルモンが放出されると女性であれば卵巣にある卵胞細胞が活性化され、男性であれば精巣にあるライディッヒ細胞が活性化して初めて男女差が出てくるのだという。
この思春期は人間だけの特色だそうだが、人間は脳が発達するまでに10年近くの時間がかかるのでそれまでは待機期間になり、脳の発達状況を確認した後男女差を明確する出産モードに切り替えるホルモンが出る。
ここまで脳も身体も成長したのだから次は出産をしなさい

 ドミニカの例ではそれまで男女差が不明であった人がこの思春期の内分泌ホルモンに反応して男女に体型が変わっていくのだそうで、性差が変わるのではなく判明していなかった性差が明確になるだけなのだそうだ。
だから性転換とはとりあえず男性とされていた人が思春期になって実は女性であったということが分かったという事象に過ぎないことになる。

 今回の番組で特に興味深かったのはこの性をつかさどるホルモン以外に愛情をつかさどるホルモンがあってそれはこれも脳の深部にあるオキシトシン細胞から出てくるオキシトシンと言うホルモンだった。
このオキシトシンは出産をするときに出てくるのだが、従来は陣痛を助けるためだけのホルモンだと思われていた。
確かにオキシトシン子宮の収縮をつかさどっているからその通りなのだが、オキシトシン細胞は血管以外に脳内部にも突起を持っていて、偏桃体と側坐核に対しても突起が伸びていた。

 偏桃体は警戒心や恐怖心をつかさどるのだが、ここにオキシトシンが作用すると警戒心を緩めて感情が非常に落ち着いてくるし、側坐核に作用すると神経細胞が活性化して快感を感ずるのだそうだ。
なぜ出産とオキシトシンが結びつくかというと、出産した後すぐに子供を見捨ててしまうと特に人間の場合は子供が直ちに死亡してしまう。
だから母親が子供に対する愛情が長く続いて生育を助けるようにオキシトシンが出続けるのだそうだ(正確にいうとオキシトシンが出て子供を育て続けた母親だけが子孫を残すことができた)。

 私は生まれたてのサルそっくりの幼児をなぜ母親がいつくしむのか分からなかったし、また母親の子供に対する愛情が異常に強いのに驚いていた。私などは長女が生まれたとき類人猿に見えたので思わず顔をそむけたほどだが、すべてこのオキシトシンホルモンのなせる業だと聞いて納得した。

 実は現在の細胞が出すホルモンの中で最も注目されているのがこのオキシトシンである。オキシトシンは母性愛や父性愛以外にも夫婦の絆や友情や愛情や信頼に関連していて、オキシトシンので出具合如何でこうした感情がコントロールされているのだという。
そしてこのオキシトシンをうまく出す方法を人間は経験的に獲得しており、たとえばキスをすると男性は平均して26%、女性ならば213%オキシトシンが増加するのだそうだ。
私はこの男女差に思わず笑ってしまったが、女性の方が男性に比べて愛情豊かなことは私も経験的に知っている。
これはもともとオキシトシンは出産に起因するホルモンなので男性はでぐわいが悪いのだ。
だから女性を捨てる男は多いが男性を捨てる女性は少ない。

 それ以外にも目を見つめ合ったり体を触れ合ったりするとオキシトシンが高まるそうで、よくスポーツ選手がハイタッチをするがこれもチームの友情を深め合うしぐさであるそうだ。
私も運動選手の癖として友達としばしばハイタッチをしているが、確かにハイタッチをした相手に対しても警戒心がなくなり友情が深まるのを感じる。

 さらに自閉症に関してもこのオキシトシンホルモンが関係しているのではないかとの研究が進んでいる。自閉症になると他人とのコミュニケーションが取れなくなるが、こうした人にオキシトシンを嗅がす臨床試験が行われていた。
この結果についてはまだ臨床実験中であるが、映像ではある自閉症の青年が立ち直っていく様子が映し出されていた。
もしこの療法が有効であれば多くの自閉症の患者にとって吉報だろう。

 私はオキシトシンホルモンなどは全く知らなかったが、人体の不思議な仕組みに目を見張る思いがしたし、女性がなぜ愛情深いかの理由を初めて知った。

===

 

ところで聖書には、

「男は、神のかたちであり栄光である」

ですからアダムに似ている神様の男性には女性性相がやはり潜在しているはずです。

神様の姿に顕在しているのは性相や男性で、形状や女性は潜在しています。

地上の人間は形状的なものが顕在し性相的なものの方が潜在しますが、

どうやら神様は逆のようです。

勿論、人間が完成して聖和して父の身元に行けば神のように成るでしょう。

 

 個性真理体は、このように神の二性性相に似た実体として分立されたものであるがゆえに、それらは、神の本性相的男性に似た陽性の実体と、その本形状的女性に似た陰性の実体とに分立される。さらに、このように分立された個性真理体は、すべて神の実体対象ともなるので、それらは各自、神の本性相と本形状に似て、それ自体の内に性相と形状の二性性相を備えるようになり、それにつれて、陽性と陰性の二性性相を、共に備えるようになる。

 

「陽性と陰性の二性性相を、共に備えるようになる。」

 

これは個性完成のみならず、夫婦完成でも同じです。

天聖経には、一体化した夫婦の男を見れば、なにやら彼の中に女性が見える。

妻のことです。

また夫婦の女の方を見れば、やはりなにやら男が見える。

夫です。

共に備えるというのはそういうことです。

 

「神様は二性性相の中和的主体だ」と結論づけたのです。右側から見れば男性に見え、左側から見れば女性に見えるというのです。二性性相がそうではないですか。内外になっているので、上から見れば男性に見え、下から見れば女性に見えるというのです。それでこそ、女性も「良し!」と言い、男性も「良し!」と言うのです。

 

 

我々は三次の祝福を受けました。

夫婦が一体化すれば王と王妃になります。

神の祝福する王と王妃が世界中に現れればどうなりますか?

堕落世界の王と王妃が崩壊してゆきます。

王冠をかぶるだけでは王にはなれません。

王妃にもなれません。

 

至る所に天一国の王と王妃が立てば

堕落世界の偽りの王と王妃が衰退していきます。

血統が途絶えるというのです。

 

あなたはこれを信じるか?

 

御言葉は両刃の剣!

夫婦は天国への券!

 

 

 

 


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