原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

日米中、さらにフィリピンやオーストラリアによる北朝鮮包囲網の形成

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中国が韓国に経済制裁をもって政治的に揺さぶってきたように、

おそらくアメリカも何らかの経済的カードで中国を引き入れたのではないかと思われる。

ここに来てようやく、北朝鮮に対する態度の実質的一致が進展してきた模様だ。

 

安保理決議「極めて強力な内容」 菅官房長官:朝日新聞デジタル より引用

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 国連安全保障理事会北朝鮮への新たな制裁決議を全会一致で採択したことについて、菅義偉官房長官は7日午前の会見で「政府として高く評価したい」と述べた。

 北朝鮮の石炭、鉄鉱石、鉛、海産物が全面禁輸となる今回の決議が実施されれば、「(北朝鮮にとって)年間約10億ドル(約1100億円)以上の外貨収入減が見込まれる」として、「極めて強力な内容の決議だ」と評価。「米国、韓国と連携しながら中国、ロシアとも協力して、決議を完全に実施できるよう積極的に活動している」と語った。

 制裁決議に反発して北朝鮮がさらなる挑発行動に出るとの見方については、「日頃から情報収集・分析に全力で取り組み、政府として全力で対応している」と述べた。

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国連の決議も過去最大級の経済制裁が決議される。

一方マニラでは、

北朝鮮を「最も強く非難」 | ロイター より引用

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【マニラ共同】河野太郎外相は7日午前、フィリピンの首都マニラでティラーソン米国務長官、オーストラリアのビショップ外相による3カ国会談を行い、大陸間弾道ミサイルICBM)を発射した北朝鮮に関し「最も強い言葉で非難」した共同声明を発表した。中国が海洋進出を続ける南シナ海について深刻な懸念を示し「一方的な行動に強く反対する」と表明しけん制した。河野氏は日米外相会談も実施し、国連安全保障理事会による新たな北朝鮮制裁決議の実行に向け連携を図ることで一致した。

 河野氏はこの後、ティラーソン氏、韓国の康京和外相による日米韓3カ国外相会談を開いた。


共同通信

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アジア情勢は対北朝鮮核武装、また中国覇権膨張主義の阻止のために連帯を強化してきた。

安倍総理が長年主導してきた法の秩序による平和と安全の外交が、多くの国々に評価されてきた成果が実ったものと思われる。

 

 問題はロシアだ。

アメリカの制裁を受け、ロシアも報復があった。

北朝鮮は中国がアメリカに同調するなら、当然ロシアとの関係を強化するよう模索するだろう。

今後はロシアの動向に目が離せない。

 


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