ソ連とアメリカの冷戦時代が終わり、人々が信じていた共産主義思想が音を立てて崩れます。
その時人々の心の空白を埋めたものは、統一原理ではなくロシア正教でした。
冷戦が終わったというのは、ソ連が敗北し終戦を迎えたということです。
ちょうど日本が終戦を迎えた時、マッカーサーは天皇の要望によって会見し、天皇が命乞いをするかと思いきや、自分の命はどうなっても良いから、国民に食料を提供してほしいと懇願された姿を見て、この国の存立に天皇制が不可欠であると悟ったようで、これを廃止することがなかった。
ロシアにとっても、共産主義時代に回帰すれば、ギリシャ正教抜きにはこの国の成り立ちも存続もありえないとプーチンは考えたのであろうか?
私がこの動画で心に残ったものは、プーチンがロシア正教の集会に参加した際に述べた言葉である。
「国家が歴史的に与えた借りをこれから少しづつ返していきたい」
この言葉は、勿論教会の人々に拍手を持って歓迎された。
もう一つは、十代の少年たちにロシア正教が提供している「軍事愛国団キャンプ」の様子である。
信仰と武器という、一般的には相容れないものを両立させている訓練である。
この外的には軍事訓練が、若者の信仰の強化に役立っていると言う。
何かに似ていますね。
ルツさんが与えてくださった、きっかけを有効に活用して
神が願われるプーチンとロシアについてこれから少しづつ理解を深められれば幸いです。
シリーズの以下の動画も参考にされてはいかがかと思います。
第3集は見当たりませんでした。
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