原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

アスペルガー症候群? それについて説明しているサイトがあります

SMAPの中居くんが「ATARU」というサヴァン症候群の主人公を演じていたドラマが以前に放映されていたことがあった。

普通の人とは違って知的な障害や発達障害を伴ってはいるものの、普通の人には無い勝れた一面を持っている人たちがいるという。

リルケだっただろうか?それともハイネ?確か・・・

「天才とは、牡蠣の中に生まれる真珠のように、一種の美しい病なのかもしれない」

とかいう言葉があったように記憶している。

専門家は、症候群とか機能障害とかで分類するが、

日常生活で普通の人びとは「一種の個性」あるいは「課題ある個性」として受け止めているのかもしれない。

病や障害と向き合って生きていると思えば、普通の感覚で理解できない困惑からいくらか開放されていくのかもしれない。

最近、アスペルガー症候群という言葉も時々聞く。

こちらは、サヴァン症候群とは違って知的障害はない。

むしろ高度な知性の持ち主にあるという。

アスペルガー症候群の説明をしているこんなサイトがあった。

一部引用します。

 

https://snabi.jp/article/19 より引用

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目次

  1. アスペルガー症候群とは
  2. 「自閉症スペクトラム」という新概念とアスペルガー症候群の関係
  3. アスペルガー症候群の症状
  4. アスペルガー症候群の特性
  5. アスペルガー症候群で起こり得る二次障害
  6. アスペルガー症候群かな?と思ったら
  7. アスペルガー症候群の治療法は?
  8. 大人のアスペルガー症候群の人はどんな支援が受けられるの?
  9. アスペルガー症候群の人が苦手なことと対処法
  10. アスペルガー症候群の人の仕事
  11. アスペルガー症候群の人に周囲の人はどう接すれば良い?
  12. 家族や恋人、配偶者がアスペルガー症候群だったら
  13. まとめ

 

 
出典:amanaimages
 
アスペルガー症候群は、「対人関係の障害」「コミュニケーションの障害」「パターン化した興味や活動」の3つの特徴を持ち、言葉の発達の遅れや知的発達の遅れがない場合を指す、発達障害のひとつです。
発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさ・凸凹(でこぼこ)と、その人が過ごす環境や周囲の人とのかかわりのミスマッチから、社会生活に困難が発生する障害のことです。
厚生労働省アスペルガー症候群を「広い意味での『自閉症』のひとつのタイプ」であると定義しています。自閉症の「対人関係の障害」「コミュニケーションの障害」「パターン化した興味や活動」の3つの特徴のうち、アスペルガー症候群では「対人関係の障害」と「パターン化した興味や活動」の2つの特徴がありますが、言葉の発達の遅れや知的発達の遅れはありません。
アスペルガー症候群の発生率は約4,000人に1人程度であるといわれています。
 
 
自閉症スペクトラム」という新概念とアスペルガー症候群の関係
 
 
アスペルガー症候群は、2013年に公開されたアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)では、「自閉症スペクトラム」として分類されています。
スペクトラム」とは、「連続体」という意味で、イギリスの児童精神科医ローナ・ウイングが提唱し、現在は国際的な概念となっています。
自閉症スペクトラム障害」は、広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorders:略称PDD)とほぼ同じ群を指します。自閉症アスペルガー症候群、そのほかの広汎性発達障害を含み、症状の強さにより診断名が分かれます。
自閉症スペクトラム障害に含まれる症状はどれも「本質的に同じ特性を持ち、特性の程度は異なるものの、境界線のないひとつの群に属する障害である」とすると捉え、かつ「診断名」は、医学的な対応のために必要となるものであるので、幅を持たせて分類されているのです。
DSM-5はこの考え方にもとづき、アスペルガー症候群を「自閉症スペクトラム障害」に分類しています。
DSM-5は、精神障害の診断における国際的なマニュアルとして使われています。このため、日本の病院でも今後は「アスペルガー症候群」との診断は減り「自閉症スペクトラム」名での診断が増えていく可能性があります。
しかしDSM-5の他にもう1つ、アスペルガー症候群の診断分類として用いられている国際的な診断基準が存在します。それは世界保健機関(WHO)の『ICD』(『国際疾病分類』)で、日本の医療機関のほか、日本の行政機関でも採用されています。つまり現在、多くの日本の医療機関は、DSM-5にもとづいて診断を行うところと、ICDにもとづくところに分かれているのが現状です。
現在のICDでは「自閉症スペクトラム」という概念は採用されておらず、「アスペルガー症候群」という診断名が使われています。
日本の行政機関は、ICDによる診断分類を採用しています。このため、障害年金精神障害者保健福祉手帳など、福祉制度に関する申請書に添付が求められる診断書には、ICDで各疾病に付与されている「ICDコード」が記載されていることが必要となります。
※今回の記事で表記する「アスペルガー症候群」という文言は、上記の内容を含め広義の意味をさします。
 
アスペルガー症候群の原因は、はっきりとは解明されていません。先天的な脳の機能不全が原因であると考えられていますが、脳の機能不全が起こる理由も不明です。
遺伝子が原因に関係することはわかっていますが、それだけが唯一の原因ではなく、さらになんらかの外的要因も加わった場合にアスペルガー症候群が起こるとする仮説が有力です。
 
 
出典:amanaimages
 
ローナ・ウイングは、アスペルガー症候群の症状として、3つの特徴的なものをあげています。これらをまとめて「3つ組の障害」と呼びます。
 
 
「3つ組の障害」1:社会性の障害
アスペルガー症候群の人は、人間関係において困難が生じることがあります。これは、相手の気持ちや意図を想像したり、その場の「空気」や、しきたりやしがらみなどの「暗黙のうちに成立している社会的ルール」を感じたり理解するのが苦手であるためです。
また、自分の感情を表現したり、自分の発言や行動が他人に与える印象を想像することが苦手な人も多く、このため率直すぎる発言をしてしまうこともあります。
これらの結果、アスペルガー症候群の人は「無神経な人だ」と思われたり、「常識のない人だ」と誤解されやすいですが、本人に悪意はないため、他人からこのような評価を受ける理由が理解できないこともしばしばです。このような感じ方や認知の偏りがあるためにアスペルガー症候群の人は、孤独感や疎外感を抱きがちだと言えます。
 
 
「3つ組の障害」2:言語コミュニケーションの障害
アスペルガー症候群では、知的能力の発達に遅れはありません。しかし、言葉の使いかたが独特であるため、他人との意思疎通がスムーズに行われにくい傾向があります。
たとえば、本などで覚えた難解な言い回しを日常会話でも使うことがあり、年齢や状況にそぐわないことから「変わった人」と思われることもあります。
また、文脈や、言外に含まれる意図を読み取ることが苦手で、相手の発言を文字通りに受け取ってしまいがちです。同様に、相手の声のトーンや表情、身振り・手振りから真意を読み取ったり、ユーモアやお世辞、皮肉や比喩を理解することも苦手な人が多いです。
さらに、耳から入ってくる情報処理が苦手なために、視覚的な情報のほうが理解しやすいという特性もあり、そのため、会話についていけなくなることもあります。
 
 
「3つ組の障害」3:想像力の障害
アスペルガー症候群の人は、決められた手順やスケジュールに強くこだわり、新しい人や状況、予想外の事態への臨機応変な対応が苦手である傾向があります。
予想外の事態に直面すると、不安にかられたり、パニックを起こすこともあります。このため、他人から「融通がきかない」「わがまま」などと思われてしまうことがあります。
また、物事の一部分にこだわってしまい、全体像を把握することも苦手な傾向にあります。興味の対象が狭い範囲のものごとに限られ、深く追求することを好みます。対人関係の困難さもあり、人づきあいを避け、ひとりで自分の好きなことに没頭することを好む人も少なくありません。
 
 
「3つ組の障害」のあらわれかたは、人によりさまざま
「3つ組の障害」のあらわれかたは、人により異なります。このため、アスペルガー症候群の人の性格や行動にはさまざまなタイプがあります。
一人でいることを好むタイプもいれば(孤立型)、反対に、積極的に人と関わろうとするタイプもいます(積極奇異型)。他人からのアクションがあれば応じるが、自分からは他人と関わろうとしない受動的なタイプもおり(受動型)、その特徴は人によりまったく異なります。また、年齢が進むとともに特徴が変化していくこともあります。
共通しているのは、「3つ組の障害」はどれも行動にまつわる障害であるということです。外見からはこのような障害があることがわからず、知的障害はないため、アスペルガー症候群の人は他人から「変わった人」という誤解を受けやすい傾向にあります。
 
 
出典:amanaimages
 
アスペルガー症候群では、「3つ組の障害」のほかにも、以下のような特性が見られます。
 
 
感覚の過敏・鈍麻
アスペルガー症候群の人には、特定の感覚がほかの人よりも敏感であったり逆に感じにくい人が多いようです。
たとえば、聴覚や視覚、嗅覚、触覚や味覚などが敏感な場合、ほかの人にとっては許容範囲である電話の呼び出し音や電車のアナウンス、他人の香水やタバコの匂い、電灯の明るさなどをストレスに感じてしまうことがあります。また、慣れた肌触りを好むあまり同じ服ばかり着たり、慣れた味を好んで偏食になったりすることもあります。
 
 
体のバランスが悪い
アスペルガー症候群では、筋肉や関節の感覚が脳に伝わりにくい傾向があります。このため、運動が苦手であったり、手先が不器用であったり、姿勢が悪かったりすることがあります。
この結果、他人からは動作がぎこちなく見えたり、乱雑な人だと思われてしまうことも。
 
 
高い記憶力や集中力
アスペルガー症候群の人のなかには、高い記憶力や集中力を持っている人がいます。 興味があることがらには何時間でも集中して取り組み、単純作業や反復作業もいとわずにやりぬくため、探究心の強さとあいまって、特定の分野で他人にはできないような業績をあげることもあります。
 
 
大人になってから苦労する人もいる
学校生活では、達成すべきことや手順があらかじめ決められており、それらをこなすことはできるため、目立った問題が見られない子もいます。しかし、大人になり就職すると、創意工夫や臨機応変な対応を求められる場面が増え、人間関係もより複雑になるため、特性による困りごとが顕著になりやすいと言えます。
アスペルガー症候群の人にとってさらにむずかしいのが、恋愛や結婚生活です。恋人や配偶者、家族はもっとも近い距離で関わる存在である一方、関わりかたにマニュアルや正解はありません。相手の存在を自分の世界に受け入れ、協力して関係をはぐくんでいく必要がありますが、このプロセスでは相手の気持ちを想像したり、自分の気持ちを伝えたりと、アスペルガー症候群の人が苦手な要素がとくに求められると言えます。
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自分自身を見ても、また人様を見ても、色々な特性があります。
普通の特性もあれば、病や機能障害から起こる特性もあるようです。
自覚している人もいれば、そうでない人もいることでしょう。
いずれにせよ、そうした傾向を自分や自分を取り巻く他者が理解していると
ずっとコミュニケーションのストレスは軽減されるのでしょう。
また、神からいただいた賜物は上手に用いたいものです。
 
 
エッグ様からコメント欄に情報が提供されました。
 アメリカのバージニア大学の研究だそうです。
最近の研究では自閉症が発生することに腸内細菌が関係しているというものです。
英語のサイトですので翻訳ソフトで変換したものを掲げます。
原文はリンク先にあります。
英語の分かる方は直接行かれてください。
訳はおおよその目安として見て、日本語としてこなれていない場合はうまく訳されていないかと思います。
 

newsroom.uvahealth.com 

より引用、翻訳文は自動翻訳による。

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マイクロビームは、自然に私たちの体内に生息する細菌などの微生物の集合体です。 新しい研究は、マイクロビームが自閉症リスクを決定することを示唆している。

•UVAスクール医学の新しい研究では、母親の微生物、私たちの体内に生息する微生物の集合体で、自閉症や他の神経発達障害の危険性を判断しています。
•微生物は、プロバイオティクスとして知られている有益な細菌を消費することによって、あるいは糞便物質を人から人へ移植することによって、私たちが食べるものを変えることによって操作することができます。これは、自閉症の発症を予防する簡単な方法を示唆しています。
•UVA研究者は、免疫系によって産生された炎症分子(多発性硬化症および関節リウマチに既に関与している分子)を遮断することにより、マウスにおける自閉症様障害の発症を予防しました。
•発見はまた、妊娠初期に自閉症を検出する方法を提供する可能性があります。

自閉症スペクトラム障害を発症するリスクは、妊娠中の自然に生息する微生物の集合である母親のマイクロバイオームによって決定され、医学部の新しい研究から示唆されている。自閉症の予防は、母親が食事を変更したり、カスタムプロバイオティクスを取ったりするのと同じくらい単純な可能性があります。

さらに、UVA科学者は、実験室マウスにおける自閉症様の神経発達障害の発症を防ぐために、その発見を利用することができました。彼らは、免疫系によって産生される特定の炎症性分子を遮断することによって、そのような疾患の発症を止めることができることを見出した。この分子を標的とするインターロイキン-17aは、人々の自閉症を予防するための別の潜在的手段を提供すると、研究者は言う。しかし、このアプローチは、副作用のリスクがあるため、はるかに複雑であることに注意してください。

「我々は、この微生物が自閉症様疾患に対する感受性の決定に重要な役割を果たしていることを明らかにしたので、母親のマイクロバイオームまたはこの炎症分子であるIL-17aを標的とすることができると示唆している」と、 UVAの神経科学科の 「このIL-17aを早期診断のためのバイオマーカーとして使用することもできます」

マイクロバイオームと自閉症のリスク

Lukensとその同僚の画期的な研究は、母親のミクロバイオームの健康と子どもの健全な発達との複雑な関係を明らかにしています。UVAのBrain Immunology and Glia(BIG)およびUVAのCarter Immunology CenterのLukens教授は、「微生物は、複数の方法で発達中の脳を形作ることができます。「マイクロバイオームは、子孫の免疫系が感染や傷害やストレスにどのように反応するかを較正する上で、本当に重要です。

しかし、母親の不健全な微生物が問題を生み出す可能性があります.Lukensの研究は、未発達の子孫を神経発達障害に感受性にすることができることを示しています。研究者らは、IL-17a分子が実験室マウスにおける自閉症様症状の発症に重要な寄与をしていることを見出した。

良いニュース:微生物は、ダイエット、プロバイオティックサプリメント、糞便移植によって簡単に変更できます。これらのアプローチのすべては、腸内に生息する様々な微生物の間で健康な平衡を回復させることを目指している。

「私たちの仕事を人間に翻訳するという点では、次の大きなステップは、妊娠した母親のうち、自閉症リスクと相関するマイクロバイオームの特徴を特定することだと思います。「本当に重要なのは、母親のマイクロバイオームを効果的に、安全に調整するために、どのようなことができるのかを理解することだと思う」

自閉症予防のためのもう一つの選択肢

IL-17aの遮断も自閉症を予防する方法を提供するかもしれないが、Lukensはその経路がより多くのリスクを伴うと語った。「妊娠について考えれば、身体は基本的には赤ちゃんの外来組織を受け入れている」と彼は語った。その結果、胚の健康を維持するためには、免疫調節の複雑なバランスが必要となるため、妊娠中に免疫システムを操作することを躊躇する傾向があります。

IL-17aは、以前に関節リウマチ、多発性硬化症および乾癬などの状態に関与しており、それを標的とする薬剤は既に入手可能である。しかし、Lukensは、この分子は感染症、特に真菌感染症を止める重要な目的を持っていると指摘した。彼はそれを阻止することで、「あらゆる種類の感染症に罹りやすくなる可能性がある」と言いました。妊娠中にそうすることは、科学者が整理する必要のある子供の発達に複雑な波及効果をもたらす可能性があります。

次のステップとして、Lukensと彼のチームは、自閉症および他のそのような状態の進行における他の免疫分子の潜在的役割を探求する予定である。IL-17aははるかに大きなパズルでは単なる1ピースかもしれない、と彼は言った。

Lukensの研究は免疫系と神経発達障害を関連づけているが、これはワクチンが自閉症の発症に寄与していることを示唆するものではないことを強調した。「免疫応答と発達中の脳との間には明確な関連がある」と彼は語った。「ワクチンとは何の関係もない。それはずっと早い。

Lukensの研究は、UVAの最新の研究であり、健康を維持する上での微生物の重要性を語っています。例えば、Alan Gaultier博士は、ヨーグルトのプロバイオティクスがうつ病の症状を逆転させる可能性があることを発見しました。

自閉症リスクの発見

Lukensと彼の同僚はJournal of Immunologyにその発見を発表した。Lukensの研究チームは、Catherine R. Lammert、Elizabeth L. Frost、Ashley C. Bolte、Matt J. Paysour、Mariah E. Shaw、Calli E. Bellinger、Thaddeus K. WeigelおよびEli R. Zunderから構成されています。

この研究は、ハートウェル財団、オーウェンズファミリー財団、シモンズ基金自閉症研究イニシアチブによって支援されました。さらに、研究チームのメンバーは、国立衛生研究所/全米医科学研究所、UVAの医療科学者養成プログラム、およびハッチェソン(Hutcheson)およびストール(Stull)学部研究フェローシップから支援を受けた。

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15年ほど前にある公演を聞いたことがある。

その講演内容の中に母親から子供に母親のもつ免疫情報がどのようにして伝えられるかを説明するものがあった。

おおよそこんな具合でした。

赤ちゃんは子宮という無菌室で育つが、出産時に母親の産道を通過する際に母親の免疫情報を相続する。

それは母親の産道に生息する微生物が媒介となって、実際にはその微生物が子供に伝えられて子供に免疫機能が現れるというものであった。

 

次のサイトには、そのことがこんな風に書かれていた。

マイクロバイオームとは何か。身体のなかの生物多様性 | hirakuogura.com より引用

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お母さんから子どもへ

免疫力や消化吸収機能はお母さんから子どもに受け継がれる。
(残念ながらお父さんは蚊帳の外)

子宮のなかは血液と同じく無菌状態の体液で満たされている。
出産のタイミングで赤ちゃんはお母さんの産道を通るのんだけど、その時にお母さんの膣内マイクバイオームの一部が赤ちゃんに感染するんだね。この時に感染した善玉菌が免疫システムの発達していない赤ちゃんを病原菌から守る働きをする。お母さんの母乳は赤ちゃんの栄養であると同時に善玉菌のエサでもあるんですね。

でね。もう一個スゴい話があるんだよ。
実は膣内の善玉菌だけでは赤ちゃんの身体を守るには足りない。お母さんが出産時に長時間いきむ間にウンチが漏れることがままあるのだけど、この時にお母さんの腸内マイクロバイオームが赤ちゃんに感染するんだね。これが赤ちゃんの腸内環境のスターターになる。だから出産時の排便には生物学的な意味があるんだね。びっくり!

子どもの体質はお母さんのマイクロバイオームの状態が握っている。それを証明するように、女性が妊娠するとマイクロバイオームが「子どもに引き継ぐぞモード」に変わる。前述した善玉菌の数が増える傾向があるんです。子どもが生まれることを、お母さんだけでなく微生物たちも察知するんだね。本当に不思議なメカニズムだぜ。

苦しい思いして産道から子どもを出産したり、母乳で子どもを育てるには微生物目線で見てみるとそれなりの理由があるんですなあ。

ちなみに僕は出産時にお母さんからの免疫機能の引き継ぎがうまくいかなかったようで、生まれて即感染症にかかり、それから今までずっと免疫不全の症状を持っている。なので後天的な対処法=発酵食品食べまくり&ストレスフリーを意識的にやらないと身体がボロボロになる…!

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自閉症とワクチンの関係性を訴える人々もいる。

また、人間の血液中にも、ソマチットという微細生物が存在し、これが腸内細菌のバランスが保たれているように、やはり何らかの状態に保たれていることと病気が関係していると研究する人もいる。

人体はミクロコスモスだと言われることがある。

コスモスと対応しているということだ。

宇宙があらゆる存在の有機的な階層性で構成されているように、

人体も微細な存在から器官まであらゆる有機的な階層で構成され生命は維持され強化せれているのでしょう。

 

エッグ様

貴重な情報ありがとうございました。

 

 


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