原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

お父様は何故江利川会長を選び立てたのか

[聞く]耳のある者は、霊が諸教会に告げることを聞け。勝利する者には、私は隠されたマナを食べさせ、白い小石を与えよう。その小石の上には、それを受け取る者以外は誰も知らない新しい名前が書かれているのだ。

黙示録2章17節

 

 

サイバーに所属していた頃、会長に関する過去の噂が飛び交わっており、その下で働いたことのある人たちがその厳しさを批判し、いわゆる家庭連合の専制的なピラミッド組織の弊害を訴えておられた亨進様のみ言葉に後押しされる形で盛り上がっていることがあった。

 

日本サンクチュアリ以外は彼女に否定的な意見が多かった。

日韓に関わることについても責任を追求する言動をよく聞いたものだ。

 

当時、亨進様は「自由と責任」を強調されていた。

日本サンクチュアリは責任と実績を重んじて活躍していた。

サイバーは本然の自由の文化を築きたいと思っていた。

 

ある時、サイバーの会長と日本サンクチュアリの会長のことが話題に出てきた時に

私はこう言った。

 

「日本サンクチュアリの会長が見た夢は、普通の夢ではないでしょう。夢の中でお父様が江利川会長に石を与えたと言います。石や岩はキリストを表すことはよく知られていることです。江利川会長を批判していくことは、お父様を敵にすることにもなりかねません。わたしたちは彼女を批判するよりも、自分たちの特色を伸ばしていったほうが良いでしょう。あちらは責任ですから、こちらは自由で貢献して行きませんか?」

 

34 ところが、すべての人に尊敬されている律法学者で、ガマリエルというパリサイ人が議会の中に立ち、使徒たちをしばらく外に出させるように命じた。
35 それから、議員たちに向かってこう言った。「イスラエルの皆さん。この人々をどう扱うか、よく気をつけてください。
36 というのは、先ごろチゥダが立ち上がって、自分を何か偉い者のように言い、彼に従った男の数が四百人ほどありましたが、結局、彼は殺され、従った者はみな散らされて、あとかたもなくなりました。
37 その後、人口調査のとき、ガリラヤ人ユダが立ち上がり、民衆をそそのかして反乱を起こしましたが、自分は滅び、従った者たちもみな散らされてしまいました。
38 そこで今、あなたがたに申したいのです。あの人たちから手を引き、放っておきなさい。もし、その計画や行動が人から出たものならば、自滅してしまうでしょう。
39 しかし、もし神から出たものならば、あなたがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」彼らは彼に説得され、
40 使徒たちを呼んで、彼らをむちで打ち、イエスの名によって語ってはならないと言い渡したうえで釈放した。
41 そこで、使徒たちは、御名のためにはずかしめられるに値する者とされたことを喜びながら、議会から出て行った。
42 そして、毎日、宮や家々で教え、イエスがキリストであることを宣べ伝え続けた。

 使徒の働き5章

 

韓鶴子オモニがお父様に反旗を翻す行動にでて、これを日本エバ国家が追随し、独生女王国の建設を下支えすることになりました。
宋と徳野が摂理情勢の判断ミスを犯したからでした。
堕落論の講義にあるように、もしエバが堕落したら、エバを切ってアダムは神と一体化して完成しなければならなかったと学んできました。
これを韓鶴子オモニには当てはめることができませんでした。
 
韓鶴子オモニは97%までお父様と一体化しました。
あと3%が残されていました。
 
「お母様と私は23年間の差のある同じ誕生日を持っている。あなた達はこの違いをどのように調整するのかはわからないだろう。それがDデイであり、統一協会のメンバー達が祝福を受ける最後の日である。」
2012.1.8
 
お父様の歴史的遺産はことごとく処分されてとどまることがありません。
キリスト教徒がイエス様に縁の品があれば大騒ぎするというのにです。
宋と徳野の堕落エバ国家に転落するという事態に対して、神とお父様はエバ国家を象徴する人物を立てなければ、日本があっという間にサタンに奪われていってしまうことを危惧されました。
その女はタマルのような女でなければなりませんでした。
民団と朝総連を一体化させて生み換えて父に繋ぐような女を
神とお父様は探されました。
おそらくは何人かの候補がいたでしょう。
またそのような存在が多ければ多いほど良かったことでしょう。
 
お父様は、絶対自分を裏切らず、どこまでもついていく女の夢に現れて召命されました。
その女は国家的タマルの心情で歩んだものでなければなりませんでした。
それが江利川会長でした。
 
 

 3.母の国としての日本の使命

 日本をエバ国家に選んだので、エバは、カイン、アベルを再び生まなければならないのです。それゆえに、日本には二つの韓国僑胞がいます。韓国僑胞北朝鮮僑胞、カイン、アベルがいます。この韓国僑胞北朝鮮僑胞、カイン、アベルが闘っています。これを一つにしなければなりません。これは、先生がエバ国家に選んだので不回避なことなのです。これができなければエバ国家になれません。腹中でこれを一つにしなければならず、エバは右翼世界と左翼世界を一つにして抱かなければならないのです。

             *

 日本の立場で見れば、日本がエバ国家の使命をもったのでイギリスと同じです。イギリスでは、旧教と新教、アイルランドスコットランドが今でも闘っています。それを消化しなければならないのです。日本がそれと全く同じ立場にならなければエバ国家にはなれません。

 それで、日本の中には、異質な二人の息子、娘がいるのです。それが北朝鮮の朝総連と韓国の民団です。エバ国家日本の腹中に異質的な双子が入っているのです。日本政府や日本人すべてがこれを悪いものと考えてきました。エバ国家の使命を果たすためには、これを生んで一つにしなければならないのです。そのような時代になったので、日本では朝総連と民団を一つにすることを中心として活動しなさいと指示しているのです。

 日本が女性として民団と朝総連を愛さなければなりません。日本の中でこの内容を知っているのは、統一教会のメンバーしかいないのです。どのような困難があっても、朝総連と民団を一つにするためのテープを切らなければならず、エバ国家としてその子供たちが復帰されて一つになったカインとアベル、すなわち兄弟になるようにしなければエバの使命を果たすことができないのです。エバは、これを一つにすることによってアダム国家に帰ることができるのです。

 息子、娘と一つになった母が父と一つになる場合には、全世界的なカイン・アベル圏、民主主義世界と共産主義世界が消化されていくのです。それは、韓国と日本にかかっています。リベカやタマルと同じです。腹中で双子が闘ったでしょう。それを産んで一つにしなければ、エバ国家の使命を果たすことができないのです。いくら難しくても、日本女性はイスラエル民族と同じ六十万の韓国人を消化しなければ、国に帰ってくる道がないのです。

 それで、日本人を伝道しようと努力するなというのです。まず妊娠した双子を生んで立派に一つにするように、在日韓国民団と朝総連を一つにして先生と一つになる場合には、日本がエバ国家として収拾されるのです。

             *

 朝総連と民団を一つにしなければ、エバ国家として立つことができないのです。彼ら全員が先生を大歓迎することによって先生と一つになるのです。そして、アダムとエバが一つにならなければなりません。民団と朝総連が一つになることによって、南北の実体である韓国と北朝鮮が自動的に一つになれば、北朝鮮の偽りの父母と韓国の真の父母が条件的に転換されるので、エバがこれを抱いていってその伝統を韓半島に連結させれば、韓日統一圏が自動的に展開されるのです。

             *

 母が左翼と右翼の息子、娘を抱かなければなりません。日本がエバ国家です。日本が島国イギリスの代わりに、男性と女性を抱いて、どこへ行かなければならないのですか。本然の国に入って、万民の父と母を通じて再び産んだという条件を立てなければならないのです。母を通じて、母の愛の懐に抱いて生んであげなければなりません。

天聖経 環太平洋摂理

 

わたしたちは何が正しいのか暗中模索する期間が誰しもありました。

何故なら、お母様は自分の命よりも自分の家族の命よりも大事な存在でした。

ですから、どうすればお母様が本来のお姿に戻られるのか悩み続けてきました。

決定的なお父様に対する反逆なのか、

そこまではいかないがなんとか正気を取り戻す可能性がある反発なのか、

それとも誰かに吹き込まれて操られているのか、

判然としない中でも次第にお母様がお父様と決別をされたことがはっきりしました。

そこにたどり着くまでに、われわれは誰しもそれなりの紆余曲折を通過しました。

 

今でも、会長に反発する別の組織の方が若干おられますが、

では、江利川会長無しで果たしてこれだけ人々が復帰され、み旨を進めることができたでしょうか?

 

まずありえないことです。

 

大変残念で悲しいことですが、

最初から最後までランプの油を絶やさずに主を待ち続け侍ってこられたのは、

韓国を代表する康賢実お母様と日本エバ国家を代表する江利川会長だけだったと思います。

 

あれほど聖書や統一原理を学んできた中でたった二人でした。

 

エス様の時と同じでした。

男どもは皆逃げてしまいました。

墓でイエス様の復活を待っていた女達のように、

ただお父様を慕う女だけが残りました。

 

 1)さて、安息日が終って、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリヤとほかのマリヤとが、墓を見にきた。

:2)すると、大きな地震が起った。それは主の使が天から下って、そこにきて石をわきへころがし、その上にすわったからである。

:3)その姿はいなずまのように輝き、その衣は雪のように真白であった。

:4)見張りをしていた人たちは、恐ろしさの余り震えあがって、死人のようになった。 :5)この御使は女たちにむかって言った、「恐れることはない。あなたがたが十字架におかかりになったイエスを捜していることは、わたしにわかっているが、

:6)もうここにはおられない。かねて言われたとおりに、よみがえられたのである。さあ、イエスが納められていた場所をごらんなさい。

:7)そして、急いで行って、弟子たちにこう伝えなさい、『イエスは死人の中からよみがえられた。見よ、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。そこでお会いできるであろう』。あなたがたに、これだけ言っておく」。

:8)そこで女たちは恐れながらも大喜びで、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。

:9)すると、イエスは彼らに出会って、「平安あれ」と言われたので、彼らは近寄りイエスのみ足をいだいて拝した。

:10)そのとき、イエスは彼らに言われた、「恐れることはない。行って兄弟たちに、ガリラヤに行け、そこでわたしに会えるであろう、と告げなさい」。

マタイによる福音書28章

 

 

 

 


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