原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

ちょうど30年前の今日 妻のために書いた詩 理想相対

http://nature.naturum.ne.jp/e1886916.html より写真を引用

 

鳩の夫婦はこの写真のようによく相手の背中に乗るんですよね。

長針と短針が重なり合う時計のように。

昨日 ちょうど30年前の今日、詩を書いた紙の切れ端がでてきました。

走り書きで、あっという間に書いたんですけどね。

妻が面白いと言ってとっておいてくれたようです。

1987年10月23日のことです。

 

理想相対

 

わたしの足どりは速く あなたは遅い

けれど わたしたちは

時計の長針と短針のように

不思議な調和の中に時を打つ

どんなにわたしが孤り先に進もうとも

それは あなたと再び強く出逢うため

バラバラに動いている時も 二つの針は

いつも愛の誓いを中心にして結ばれている

そして 24時間愛の形を表現している

共にいる時は わたしの陰で支えてくれるあなた

あなたの上には身も心も重ねて包んであげるわたし

やがて二人の間を ちょこまか動く秒針を迎えた時には

五度の和音を次々に奏でよう

神よ!悠久なる歴史の流れの中で

この時計が止まる時が来ても

わたしたちが重なり合っている時を選んでください

死がわたしたちを分かつのではなく

死の中であってさえ

わたしたちが永遠に一つであることを

証すことができますように!

 

 

 

 


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