約500万のシリア難民の女性たちの中には生きていくために過酷な選択を強いられる人々がいる。ザワージュという結婚を装った売春や児童婚という現実である。
その背景として悪用されているのが、ムトア婚という法的に認められている制度である。
イスラムの女性はその文化によって、自由世界の女性に比べると圧倒的に貞操観念が強い。というよりそれが当たり前という感覚かと思う。
わたしが子供の頃は、不倫どころか離婚の話が近所に起これば、大変な話題となるしまれな話であった。だが、現在の日本ではこんなにも変わるものかというほど情況は変化している。
離婚者が本当に多くなった。いずれはアメリカのようになると言われていたとおりになった。
ムトア婚は、現実の世界では偽装売春婚として利用されているのだ。
本当に酷いことである。
男性の慰みものとして性奴隷に強いられている。
対象格位として健気に生きているイスラムの女性たちに神の哀れみがあることを祈る。
ムトア婚(一時婚)とは より以下に引用
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ムトア婚(一時婚)とは
イスラム教は4人までの妻帯が認められていますが、イスラム法では法的な婚姻関係を結んでいない者同士の性交渉は「姦通罪(かんつうざい)」となります。ただ、抜け道とも言えるようなムトア婚(一時婚)と呼ばれる制度があります。
イランでは、1時間~99年の間で婚姻期間を決め、男女で公証役場に行って、結婚に関する聖典コーラン(イスラム教)の一文を読めばムトア婚が成立します。これは、4人まで認められている妻帯制度とは別の結婚形態です。従いまして、結婚していても、ムトア婚によって期間限定の一時的な婚姻関係を結べば、姦通罪が適用されないで済みます。ただ、下記のように、ムトア婚は女性の権利が不十分と言えます。
ムトア婚(一時婚)の主な権利
・婚姻台帳(戸籍)に登録されないため、ムトア婚の女性には遺産相続の権利がない
・男性は、既婚者でも複数の女性とムトア婚ができる
・原則として、男性が一方的に婚姻契約を破棄できる
あと、子供が出来ても認知しない男性が多いようです。このように、ムトア婚は女性にとって不利な条件が多いのですが、200万組以上のムトア婚カップルがいると言われています。
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