原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

自民党内だけの実力者内閣では国民は納得しないだろう! 国民サイドからの入閣者を安倍総理は考えよ!

民主党政権時代の大臣たちを思い出してほしい。

大臣をめざして準備してきた人たちだっただろうか?

教育なら教育、財政なら財政、経済や産業の育成など、自分が大臣になったらこのようなことをやり遂げたいという人物が大臣になっただろうか?

このことは、自民党にも言えることだろう。

国会議員は選挙区である地元の要望に応えて、陳情を国政に反映させる活動をしている一方で、国会に提出される問題を審議する役目も担っている。

多忙な議員の中にも、国家が抱える様々な問題を洗い出してどうすれば良いのか考えておられる方もいる。

ある特定の分野でエキスパートになれば、関連する大臣になれば活躍するチャンスは有るだろう。

だが、準備のない者にどれだけの仕事ができるだろうか?

それなりの組織を動かしてきた者ならできるかもしれない。

だがそのような人材は議員ではなく、外部の人間に多いことだろう。

ある程度会社や機関でやり遂げてきた人たちの中には、国のために何か貢献できないものかと考えている方もいるものだ。

 

地域における国家戦略特区だけではなく、人においても国家戦略特区、すなわち大臣枠を広げるべきだろう。

議員のなかにふさわしい人材が枯渇しているのではないか?

 

都議選は都の議会運営にたいする自民党批判という側面は少なく、

国家の自民党議員に対するお灸という異常な方法が都民によってとられた。

大衆は感情的に動く傾向がある。

割が合わないと考える都議もいただろう。

民衆は感情的である。

その感情を受け止めなければなるまい。

 

民主党時代であれ、自民党のときであれ、派閥力学人事が働いていることは周知の事柄であるが、今や国民はそのようなありきたりで期待できないような采配に飽き飽きしている。

 

第四次安倍政権は、以前のような本格内閣を自前で作り上げるだけでは、国民の評価を得るには難しいのではないか?

小泉進次郎は大臣に要請されても逃げるだろう。

彼は優秀だろうが、若いのにリスクをとらなさ過ぎるきらいがある。

官房長官なら可能性があるかもしれない。

マクロンが40前であることを考えれば、そろそろ実権のあるポストで

経験を積んで活躍しなければなるまい。

失敗を恐れず大胆な改革に挑戦してほしいものである。

 

以下のサイトに過去の安倍政権の組閣がまとめられていて詳しい。

安倍内閣改造の予想2017!第4次安倍内閣の組閣人事は如何に?8月上旬か? – Hide Diary

 

三次に渡る安倍政権で民間から大臣になったには1名だけだという。

これでいいのか?

安倍総理は女性が活躍する社会を目指してきた。

自民党だけではなく、民間の女性を起用してほしいものである。

このサイトでは茂木敏充議員を外務大臣と予想している。

岸田文雄議員もそうだが、無難な人事ということで面白みを感じない。

 

櫻井よしこ中林美恵子のような人材を探し調査する、プロ野球のスカウトのようなスタッフを充実しなければならないと思う。

わたしは、櫻井よしこや、最近ではトランプや北朝鮮情報でお茶の間に顔を知れ渡ったた中林美恵子は面白いと思う。

共和党の情勢やアメリカ議会政治をこれほど知っていて、経験してきた女性はいない。

アメリカと意思疎通するためにも、適材であると思う。

 

中林氏は財政の健全化に対しては、今でも高橋洋一氏とは意見が違うかもしれない。

アメリカと違う日本の特殊事情を知れば、連結ベースではそれほど借金は問題ではないことを理解されると考えている。

彼女はアメリカの進んだ国民に開示された財務省のあり方を知る稀な人材である。

都民ファーストに取られないよう三顧の礼を尽くして確保すべきだろう。

 

都民ファーストには、国政に携わる顔がいない。

都民ファーストが小池氏で、

国民ファーストが中林氏になると、

自民党は相当苦戦するだろう。

女性の票を相当奪われると思う。

中林氏は櫻井氏同様の品の良さがある。

これは身につけようと思っても、なかなか身につけられるものではない。

品性と実力を兼ね備えた類まれの女性である。

 

国政進出時は外交や国防などが都政とは違って国政には出てくるので、

おそらく小池氏は民進党系の議員の擁立をしないだろう。

国防に共通理解が得られなければである。

そうなれば、二代保守政党時代が近づくかもしれない。

 

 派閥政治を解体させる単純な方法は、誰でも分かることだが、大臣枠を民間に大きく割譲することである。

率直に言って、総理大臣を含めた大臣枠の争奪戦が派閥の存在理由であろう。

他の点は次点にすぎない。

 

なりたいだけの無能な者を立てれば、安倍政権は浮上のチャンスを逃し、

来年の衆議員選挙は厳しい試練となるだろう。

 

国民サイドの息を政権に吹き込んだということが

広く国民に知れ渡り期待と励ましを受けるようにしなければなるまい。

今回の組閣は、日本とアジアの運命を分かつ大変な人事になることだろう。

 

自民党内だけの実力者内閣では国民は納得しないだろう! 

国民サイドからの入閣者を安倍総理は考えよ!

 

安倍総理の英断に期待したい。

 

 

 


にほんブログ村

 応援して下さる方は上のロゴをクリックして下さい。