大学では『公共政策入門』『日本の財政政策』『比較議会論』『アメリカ政治論』『政策形成と政策評価』『地域政策』『アメリカにおける女性の公選公職』などの講義を担当し、財務省や文部科学省、経済産業省を務めるなど、それまで研究や言語の場では、さまざまな”論”をかかげてきた私でした。
幅広い知識をお持ちのようです。
中林美恵子はグローバル人材について10か条を挙げている。
1,ー「闘わない自己主張」を身につける
Assertive but not aggressive.
2,ピープルズ・パーソン ー「あなたのために働きたい」と言われる人になる
3,日本の常識を疑え ー 海外へ出て、広い視野と柔軟性を身につける
4,「新・コネ社会」を生きのびる ー いいネットワークを”一生もの”のスキルにする
It's time to move on.
5,いい人間関係こそ財産 ー 「借り」より「貸し」をつくれる人になる
6,「セレンディピティ」は誰の身にも起こり得ること ー チャンスが来たら、思い切って乗ってみる
7,自立と自律のすすめ ー 自分で考えよう、決断しよう、行動しよう!
自立は「自分だけで物事を行うこと」であり、自律は「自分をコントロールすること」、つまり自分で考え、自分で決断し、自分で行動することです。目標を立て、行動や考え方の規範を自分で打ち立て、しっかりコントロールできる能力。
IBMのグローバル人事政策担当副社長D・バーンズの定義
自律性とは「自らの決定できる能力であると同時に、世界中の異文化に対応した多様な人々によるチームに個人として参加できる能力」
8,感情コントロールを学ぶ ー 「私はプロフェショナルの自覚をもつ」
Don't take it personal.
9,「日本スタンダード」の長所を「世界スタンダード」へ押し上げる ー そのための知恵と努力を惜しまない
10,”学び”を日本に持ち帰る ー 日本に貢献できる人こそがグローバル人材
その他
「agree to disagree(合意できない合意)」とは、世の中には宗教も文化も違う人がいて、合意できないことを受け入れてからでないと物事は何も進まないという現実を認めることで大人の議論が始まるという意味の重要性を語っている。
英語学習についてのアドバイスは、
Fake it until you make it.
ほんとうにそうなるまで、そうなったふりをしろ
中林はアメリカ在住5年を過ぎてから、アクセント矯正のクラスに出ている。
速読の特訓もした。
大学院時代を振り返りこう語っている。
「早く大学院を修了して箔だけ付けても、大した就職には結びつかないと覚悟していた私は、ほんとうの実力をつけるにはどうしたらいいかを考える日々でした。卒業に必要な単位の倍近く履修したのも、英語のテクニカル・ライティングの授業に没頭したのも、そのためでした。夏には、じっくり仕事をしようとインターンシップにも励みました。こうして規定の二年間よりも年月をかけ、規定の二倍近い単位を履修して修士号を取得することを選んだのです。」
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