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ペンス副大統領の記事

トランプはなぜ宗教保守派のペンスを選んだのか | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト より一部を引用

2016年7月19日(火)18時45分
渡辺由佳里(エッセイスト)

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大学時代にキリスト教保守派になったペンスは、自分のアイデンティティについて「まずキリスト教徒、次に保守主義者、最後に共和党員」と述べている。

 ペンスが知事を務めるインディアナ州そのものが、非常に保守的な地域だ。北西部の近隣には、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシンイリノイという州がある。だが、その中でもインディアナは最も平均収入が低く、大学卒業者が少なく、キリスト教福音派が多く(イリノイの13%に比べ、倍の26%)、10代の妊娠と離婚が最も多い。

 ペンスの政治もこの地と彼の宗教観を反映したもので、同性婚禁止」「中絶違法化」に積極的な右寄りの保守派だ。昨年には企業や組織が宗教的信念を理由にゲイ、レズビアントランスジェンダーなどへのサービスを拒否し、差別を正当化できる「Religious Freedom Restoration Act(宗教の自由復活法)」という法律に署名して発効させた。

 また婦人科クリニックを運営するNPO団体「Planned Parenthood」への予算をカットし、その結果、低所得者が性病の検査を受けられるクリニックが閉鎖され、クリニックが閉鎖された地域ではHIV感染者が激増した。この感染拡大の裏には、「Opana」というドラッグで依存者が注射針を使い回しした事実がある。ペンスは、感染を防ぐために新しい注射針を無料提供する「needle exchange」というプログラムに反対して、感染が広がった時にインディアナ州ではこのプログラムが禁止されていたことが指摘されている。

 石炭採掘は現在でもインディアナ州の重要な産業で、ペンスは地球温暖化はただの俗説(myth)」と発言したこともある。

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ペンスはLGBTに反対している。家庭の秩序を崩壊すると考えているのだろう。

LGBTを普通のことと認めることは、保守的な数千年間続いてきた家庭倫理の崩壊の道を切り開くだろう。普通ではない状態に悩んでいる人の心の痛みは理解しても、LGBTの状態が普通であると認定することには違和感がある。

結婚ということに縛られないありとあらゆる愛の形を認めていくことになり、退廃的な文化が世界を覆うだろう。

ペンスは、中絶に対しても反対してきた。キリスト教倫理に従えば当然のことであった。

命を誕生させることも、天に召すことも、神の領域の問題であり、自分の子供の命を親たちが勝手に止めることはできないと考えることは理解に難くない。地上での人生の他に霊界においても続いた人生があると考える人々にとっては、受け入れがたいのが人工中絶であろう。母体の命までも失われかねないなど、考慮されて然るべき理由がなければ、何人も命に手をかけることはできない。

ある個別的なことに対する支援が、結果として普遍的な事柄に多大な影響を及ぼす見込みがある時には、我々は注意深くならなければならない。私自身は母子家庭環境で育ったが、現在の母子家庭に対する支援に対しては疑問を持っている。支援の前に、当事者である親たちが先ず責任を果たすようにすべきである。簡単に離婚しても、国が子どもたちを助けてくれるという認識が、結婚や離婚を安易に考える風潮を蔓延させてきたように感じるのである。

離婚したほうが得であるという判断を招きやすいとさえ考えることができるのではないか。離婚を決断したなら、二人の間に生まれた子どもなので、夫側の所得からは会社の時点で子どもに対する養育義務負担額を天引きして妻側に振り込まれるような仕組みを成立させるべきである。子どもを造った本人たちの努力の及ばないところを国は助けるべきであって、本人たちの努力いかんに関わらずなんでも援助すべきではない。その安易な善意が数千年に渡って維持されてきた家庭を崩壊させるのである。

家庭が壊れた事後処理の援助より、家庭が維持され得る援助を優先させるべきである。三世代が住む家庭には税法上の有利な点を備えるとか、離婚する選択は自由だが、社会がその結果負担する部分が多くなるので、離婚者は相応分の税金を増やすとか、そういう発想も取り入れるべきであろう。

最近の弱者の中には、弱者の利便性を逆手に取って、社会の善意を踏みにじる傾向が増してきているように思われる。この点を政府や各種行政機関は検討しなければならないことだろう。

さて、3つめの地球温暖化については、科学的根拠が疑われて久しい。市のゴミ袋の値段が高いこと。現在のような高温の焼却炉の多く稼働している時代に、本当にこれほどの分別が必要なのだろうか?CO2が温暖化の原因なのか、科学者の意見に耳を傾けたいと思う。

 

 

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武田教授は、我々が思い込みで常識だと思っていることが、誤認であると警鐘している。例えば以下の本の読者はこの本の要点から幾つかをアマゾンで挙げている

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福島第一原発の事故は、想定外の大地震のせいだから仕方ない(ウソ)
 →(ホント)想定外ではなく、普通の地震で日本の原発は倒れる
水力発電風力発電は環境に優しい(ウソ)
 →(ホント)自然からエネルギーを奪うと、奪った分だけ環境は乱れる
*温暖化は地球にとって悪いことだ(ウソ)
 →(ホント)生物にとってはむしろ温暖化したほうがいい
*温暖化は科学的にも実証されている(ウソ)
 →(ホント)科学的に実証されたことではない
*環境のためにもゴミを減らすことが大切だ(ウソ)
 →(ホント)環境とゴミの量は関係ない
*ペットボトルのリサイクルは資源の節約になる(ウソ)
 →(ホント)ペットボトルのリサイクルは資源を余計に使う
*食べ物をムダにしないために食品リサイクルを進めるべきだ(ウソ)
 →(ホント)食品はリサイクルできない

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