原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

吉田繁治のビジネス知識源 2017年01月21日: Vol.367にはロスチャイルドの言及がある

以下にビジネス知識源の一部を引用する。

陰謀説が聞かれることが多いが、こうした現実的な見方も必要であろう。

 

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ロスチャイルド家は、近代化(資本主義)の200年、数十年サイク
ルで繰り返した恐慌を機会と見て、理論値のはるか下にさがった資
産(株式、国債、不動産)を買い、その後の回復期に資産を膨らま
せています。

「羊は太らせて食え」というのが、その方法です。バブルの頂点と
見たときに売り、皆が逃げだした底値で買う。万古不変の鉄則です。
これができる理由は、株や不動産で損をした人が、明日しか見てい
ない恐慌のなかで、5年先を見ているからです。

(注)ロスチャイルド家が、FRBと米欧の大手銀行の、株式の所有
を通じて、支配している金融資産は2000兆円と言われます。

例えば、三菱UFJグループも、293兆円のマネーを支配しています
(16年9月:IR)。2000兆円も荒唐無稽ではないことがわかるでし
ょう。平均年率5%の利回りを200年続ければ、1万7292倍に膨らみ
ます。金融資産は、ロスチャイルド家が活動した200年、GDPの成長
率より高い平均5%では増えてきたからです。これが、資本増殖の
秘密に見える複利効果です。平均年率5%での運用なら、いつの時
代も可能です。

多くの人は、恐慌のときは、恐怖から資産を手放します。歴史を長
期的に見るロスチャイルド家は、暴落は常にチャンスとみて、売る
人から感謝されつつ買い漁ってきたのです。

なおロスチャイルド家が、いつも「陰謀論」のなかで語られるのは、
活動を架空のことと思わせるために、自身も意図したことでしょう。

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