原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

アボジのアダム国家・エバ国家・天使長国家から オモニの摂理国家以外の13の戦略国家へ

サンクチュアリNEWSによれば、去る7月17日から4日間清平で行われた「VISION2020 特別戦略国家選定会議」なるものが開かれ、13の戦略国家にオモニは決定したという国々が以下である。

 

「ビジョン2020」の核心 | サンクチュアリ NEWS より

アジアからフィリピン、ネパール、タイ、カンボジア、台湾
アフリカから コートジボワールコンゴ共和国ザンビアケニア
中南米からは、ドミニカ共和国、ブラジル、パラグアイ
ヨーロッパからアルバニア

 

さらにこれから最終的には7カ国に絞られ、お父様の聖和4周年記念にて発表される予定だそうである。

 

これには本当に驚いた。

神の御心によって立つ国家が誕生することは大いに結構である。

だが、外的に見ても先進国が見当たらない。

もう少し世界に影響力がある国はないのだろうか?

ブラジルがこの中では一番発展している?

 

内的に見ると、すなわちお父様が復帰原理を用いて愛されてきた摂理的国家の3カ国がまったく見受けられないのである。

アダム国家・エバ国家・天使長国家である。

聖書や原理講論を読まなくても何でもわかるというオモニの姿がこれである。

 

お父様は摂理的中心国家、韓鶴子オモニは周辺国家群。

お父様が主体で中心であり、オモニが対象で周辺だからであろう。

アボジは性相的観点を重視したが、オモニは形状的観点で展開するようだ。

結局のところ、王冠や権能の杖を持ったところで、オモニには「お父様よりうまくやれる」はずもなく、追いつきもしないであろう。

 

オモニの姿は、ある意味でエバ国家的神の国の建設なのかもしれない。

島国であるイギリスはエバ国家であるが、エリザベス女王陛下をいただく国は現在16カ国に及ぶという。最近では、香港がまた元の鞘に戻りたいという話もちらほらである。

以下のサイトにその16カ国が書かれている。

 

英国のエリザベス女王はカナダやオーストラリアの女王でもある

 

2015年の7月現在、英国すなわちグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の君主はエリザベス2世女王です。1952年2月6日に即位しました。それと同時に、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの国王としても君臨することになりました。

現在では、その4か国(イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)に加えて、ジャマイカ、バルバドス、バハマグレナダパプアニューギニアソロモン諸島、ツバル、セントルシア、セントビンセント・グレナディーンベリーズアンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネイビスの16か国の女王ということになります。

しかし、それらの国々は、現在イギリスの植民地というわけではありません。あくまでも、共通の国家元首(エリザベス女王)をいただく、独立国家として存在しています。

 

エリザベス女王がオモニと違うのは、国家元首ではあるが、「君臨すれども統治せず」というスタイルである。

そういう意味では女性的かもしれない。

その点、オモニのスタイルはイエス様の時代のローマ皇帝が属国を従えていたような様子を連想させる。

そういう意味では男性的である。

アボジ神の国を先ず、アダム国家に実現することを考えておられた。

アダム文化、アダム国家。

 

われわれがぼやっとしていたので、お父様は聖和されてしまわれた。

もっともっと長生きすることができるはずであった。

今日の状況は、イエス様が十字架につけられ復活して現れた以降によく似ていると考えられる。

アダム国家のイスラエルが背信したため、天運は反対の天使長国家であるローマに移っていった。

復帰摂理のパラダイムがシフトしてしまったように見える。

では、今日のわれわれは当時の情勢を参考にどのような摂理観を持つことができるのだろうか?

先日先輩食口に「今後の摂理的国家はどのようになるとお考えですか?」

と質問しました。

少しばかりですが、そこで話したことを次に書いてみたいと思います。

それにしても、オモニがアボジの正統な後継者であり、

摂理国家に今も何の問題もないとすれば、

 

アボジのアダム国家・エバ国家・天使長国家から 

オモニの摂理国家以外の13の戦略国家へ

 

これは正しい選択なのでしょうか?

 

 

 


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