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原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

家庭連合のサンクチュアリに対する「父子協助時代」の悪用という指摘の誤り

家庭連合の見解に対して、私の意見を紫の字で書くことにします。

茶色の字は家庭連合です。 

以下は家庭連合によるサンクチュアリ批判です。

 

http://trueparents.jp/?page_id=2569 より引用

お父様の御言は「お母様も堕落した天使長の血統を受けた人です。先生までもそうです」となっている件についての分派の“御言改竄”行為に要注意
― 御言の引用、翻訳、および「父子協助時代」の悪用について

(文責:教会成長研究院)

 

(注)文中、「茶色い」文字は、分派側の主張や御言翻訳文。「青い色」
の文字は、真のお父様の御言および『原理講論』からの引用文

 

(1)「お母様は堕落の血統をもって生まれた」という御言について

 文亨進様は説教で、2003年10月1日の真のお父様の御言を引用し、「皆さんはサタンの教会へ通っています。サタンの教会! お父様も御言ではっきり語っていました。『真のお母様は堕落した天使長の血統から来ました』」と述べ、家庭連合を批判しておられます。
 しかし、この御言引用は、亨進様が、真のお母様を批判し、自らの主張を正当化したいと思う余り、自分に都合良く引用したものであると言わざるを得ません。亨進様が引用されたお父様の御言は正確には次のようになっています。

 「お母様も堕落した天使長の血統を受けた人です。先生までもそうです、先生までも。ですから、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で再創造しなければなりません」マルスム選集、419-102、2003年10月1日)

 お父様は、「お母様も堕落した天使長の血統を受けた人です」に続いて「先生までもそうです」と語っておられます。にもかかわらず「先生までもそうです」を省略し、お母様だけがそうであるかのように引用します。お父様はイエス様についても次のように語っておられます。

 「アダムは神の独り子でした。……神が直接つくった絶対なる独り子でした。エバもそうです。……独り子のイエス様と堕落する前の独り子とではどちらが貴いですか? 堕落しなかった場合には、アダムですか、イエス様ですか? (「アダムです」)。どうしてですか? アダムは神からつくられましたが、イエス様は堕落した後孫の女から生まれてきたのです。キリスト教はこれを知らなければなりません。数千代の汚れた血統を条件的基盤に植えつけて、それを条件的な立場によって独り子として生まれたように認めたのです」(『本郷』320~321ページ)

 お父様は、マタイによる福音書一章の系図にあるように「イエス様は堕落した後孫の女から生まれてきた」と語っておられます。「お母様も堕落した天使長の血統を受けた人です。先生までもそうです」という御言は、イエス様について語られた御言と同じ主旨で語っておられるものです。亨進様の御言引用には“問題あり”と言わざるを得ません。
 他にも、御言引用において注意しなければならない点があります。それは翻訳の問題です。サンクチュアリ教会や郭グループに立つ日本人メンバーが、お母様批判のために引用する彼らの日本語訳の御言には、以下のようなものがあります。

 「皆さん、オモニは生まれながらに王女のように生まれ、オモニのように再臨主の妻として生まれたと思いますか? 言って見なさい。堕落した血統をもって生まれました」マルスム選集、461-26、2004年7月19日)

 彼らは「堕落した血統をもって」と翻訳することで、いかにもお母様は原罪を持って生まれておられるかのように印象づけようとします。しかし、原文は「타락한 핏줄을 받고 태어났어요.」であり、「もって」と翻訳した「받고」は、「受けて」と翻訳すべき言葉です。したがって、「堕落した血統を受けて生まれました」になります。
 これは、前述の「お母様も堕落した天使長の血統を受けた人です。先生までもそうです」という御言の「受けた」と同じ意味合いとして理解すべきものです。
 ところが、サンクチュアリ教会や郭グループの人は、「堕落した血統をもって生まれました」と変えて翻訳することで、私たちを誤導しようとします。私たちは、お父様が次のように御言を語っておられることにも留意すべきです。

 「人間自体の主人として来る再臨主もサタンの血統に乗ってきたのです」マルスム選集、444-197、2004年4月4日)
 「先生も神様の堕落していない父母の血肉を通して現れたのではありません。先生も同じです。人類の始祖が、堕落した愛と生命と血統を通して現れたのに、その中からどのようにして真の父母が現れることができるのでしょうか」(同、481-48、2005年1月1日)

 これらの御言は、ほぼ同じ年代において語られており、同じ脈絡の御言として理解すべきものと言えるでしょう。結局、「받고」(受けて)というのは、お父様もお母様もイエス様も、同じように“堕落の血統”の中から生まれてきたという意味に他なりません。

 堕落した血統を「受けて」でも「もって」でもどちらでも意味は同じです。そんなことはどうでもいいことです。

堕落した血統を「受けて」或いは「もって」生まれた時に、血統転換されて生まれてきたか否かをはっきりさせることが決定的に重要なのです。家庭連合のように主張するならば、お母様が血統転換されたプロセスを示さないとなりません。お母様のお父さんがザカリアのような神の愛する血統でなければなりません。そういう話は聞いたことがありません。お母様のご家庭ではむしろ男性より女性に熱心なキリスト教信仰の伝統があるように誰もが思うのではないでしょうか?

また聖書では、中心人物の男性の血統転換がテーマですが、女性の場合はサタンの懐に抱かれる妾になるところから、アダムの妻として復帰される道を行きます。復帰のパターンが違います。復帰された妻(妾)の摂理、さらに正妻と妾の摂理。

聖書においては女性の信仰には大変注目していますが、女性の血統に対してはとりわけ注目することはありません。復帰摂理は神の前に信仰を認められた男性の血統から、さらに血統転換のプロセスを通して、神の血統に純化していきます。

確かに、お父様の血統転換について詳細に明らかにされたものはありませんが、それを暗示させる言葉や、なにかがあったことを語っているみ言葉は見かけられます。また平和神経のイエス様のメッセージでは、血統を聖別する神の役事があったと語っておられます。そこで多くの信徒はお父様はイエス様と同様に血統転換されて生まれてこられたが故、メシアであると考えていることでしょう。

そもそも、血統転換されてこなかった者に、統一原理を解明することができるでしょうか?あり得ないと私は思います。お母様は聖書を重視しなかったので聖霊がよくわかりません。そこで聖霊の実体についてはなおさらわからないことでしょう。

 

(2)分派の「父子協助時代」の御言の改ざん

 サンクチュアリ教会の人は「父子協助時代」の御言を悪用して、「摂理の流れから見て、1992年から1999年までは『女性の時代』であり、『真のお母様』を中心とした摂理です。当然、その頃の御言は、真のお母様を「後継者」として言及されたような御言もあります。しかし、2000年からは『父子協助時代』に入りました。
 お父様は、2000年1月5日の御言で、『国家時代を越えて、アボジを中心に連結された時、オモニではありません。これで一つになると、オモニは長子に任せるので父子協助時代になるのです。父子協助時代になると、ここで全て終わるのです』(マルスム選集、314-230)と語っておられ、お母様を中心とする時代は終わり、今や亨進様を中心とする時代が来ている」
などと主張します。(注:この部分の翻訳の問題については後述)
 しかし、1999年の「九・九節」の御言、および2000年11月11日にハワイで宣布された「父子協助時代」の御言は、お父様が母の国日本を救うための措置として宣布されたもので、お母様について語られたのではありません。
 1999年、本来なら日本で「祝福結婚式」を挙行すべきでしたが、それができなかったとき、お父様は「父子協助時代」を宣布され、日本の救済措置を取られました。お父様は次のように語っておられます。

 「米国が、日本よりも先立つようにしようと思います。長子が、エバよりもさらに悪いのです。……エバが堕落したあと、実を結んだのが長子なので、長子である米国を通してエバがついていけば、韓国に来やすいというのです。……今後、皆さんが責任を果たせなくなれば、米国についてきなさいというのです。そのため、先生が、既に母子協助時代を否定してしまい、父子協助時代を宣布しました。なぜでしょうか。日本を放り出しても、父子協助時代において息子についていき、母がいなくても、父と息子が一つになれば、母はどこでも、いつでも求めることができるというのです。
 孝律は知っているでしょう?(「はい。」)どこに行って、父子協助時代を発表しましたか。どの島で?(「ハワイにあるカウアイ島です……」)日本語で、カウアイ島です、カウアイ島。その島に行って、父子協助時代を宣布しました。……(日本は)長子の世界を、滅ぼしてしまおうとしたでしょう。それを直して、それ以上のものをつくって男を前に立てなければ、復帰される母の道がないと見るので、そのような危険性があるので、先生が、母子協助時代を通り過ぎて、父子協助時代を、既にハワイのカウアイの地を中心として宣布したのです」
マルスム選集、451-226~227、2004年5月29日)

 

 このように、お父様は「母子協助時代」、「父子協助時代」について語られるとき、明確に、母の国としての日本を念頭に置かれているのです。
 以下、「父子協助時代」に関する分派側の“問題あり”の翻訳を指摘します。例えば、ある人物のブログは、以下のように翻訳します。

 「今までの復帰歴史において母子が協助して来ましたが、その母子協助時代が過ぎたのです。蕩減の歴史は母子、オモニと息子娘が犠牲となって復帰しましたが、九・九節を宣布して南北統一が成される運勢圏に入り、統一される日には父子協助時代に入るのです。オモニはいなくてもかまいません。オモニはいくらでも探し立てることができます」マルスム選集、303-264)

 しかし、原文は次のようになります。

 「米国は天使長国家であり、韓国はアダム国家ですが、父と息子が一つにならねばなりません。分かりましたか。今までの復帰歴史においては母子が協助してきたのですが、その母子協助の時代が過ぎていくのです。蕩減の歴史は母子、母と息子娘が犠牲になって復帰しましたが、九・九節を宣布し、南北が統一され得る運勢に入って統一されれば、父子協助の時代に入るのです。母はいなくてもいいです。母はいくらでも探し立てることができます。……日本が今まで責任を果たせなかったので、韓国に接ぎ木してきました。韓国の大統領と米国の大統領も一つになるというのです。それが一つになってこそ、金正日が消化され得るのです」

 このブログは、母の国日本を指して語られている「어머니(母)」をそのまま「オモニ」と翻訳することで、あたかもお母様について語っているかのように思わせます。しかし、ここで言う「母」とはエバ国家について語っているものです。お父様は日本の代わりにカナダやフィリピン等を考えられたことがありました。
 また、同ブログは、前述の2004年5月29日の御言を、次のように翻訳します。

  「先生がすでに母子協助時代を否定し、父子協助時代を宣布しました。なぜ? 〈中略〉父子協助時代に息子に従って、オモニがいなくても、父と息子がひとつになれば、オモニはどこからでも、いつでも連れて来ることができるというのです。孝律には分かるでしょう?」マルスム選集、451-227)

 しかし、先ほど示した2004年5月29日の御言から〈中略〉の個所の前後を照合すると、次のようになっていることが分かります。

 「…父子協助時代を宣布しました。なぜでしょうか。日本を放り出しても、父子協助時代において息子についていき、母がいなくても、父と息子が一つになれば、母はどこでも、いつでも求めることができるというのです…」

 このブログは、「日本を放り出しても」を中略して、それが日本について語っていることを隠蔽したうえで、「オモニがいなくても」とすることで、お母様がいなくてもいいという意味に読めるよう御言を改ざんします。
 次の翻訳も悪質です。

 「文総裁につながれば生きるのです。地獄を撤廃して神様王権即位式を行わなければなりません。『母子協助時代と父子協助時代は根本的に違うものです。父子協助時代、生命の種を抱いて育てようとする女性は、夫に対して絶対服従しなければならないのです』」マルスム選集、340-42)

 『 』で括った部分は、お父様がハワイで日本救済のために「父子協助時代」を宣布した御言を訓読した個所です。その訓読前に、お父様が語られた内容と訓読部分を組み合わせることで、意図的に御言を作り変えています。
 さらに次のような悪意のある翻訳をします。

 「国時代を越えて、アボジを中心に連結された時、オモニではありません。これで一つになると、オモニは長子に任せるので父子協助時代になるのです。父子協助時代になると、ここで全て終わるのです」マルスム選集、314-230)

 この御言は、お父様が各家庭の母親について語った内容であり、「オモニ」は各家庭の母親であり、「アボジ」は各家庭の父親のことです。つまり、お父様は家庭的四位基台復帰の話として、カイン・アベルを母親が母子協助で収拾したなら、父親が正しい位置に立つので母子協助時代が終わって父子協助時代になると話しておられます。それを「オモニ」とすることでお母様のことを語っているかのように思わせます。この人物は何を目的として、このような数々の改ざん行為をするのでしょうか? 悪質です。

 

これも詭弁です。アダム家庭や中心人物の家庭をモデルにして、国家的レベルの国際情勢をお父様は紐解かれました。ちょうど企業にもある人格的な内容が見られるとして、法人という概念があるように、国家も人格的要素があるとみなし、また摂理国家であるアダム国家・エバ国家・天使長国家が定めれられ、家庭的レベルであれ国家的レベルであれ、同じ原理によって摂理は進展していきます。

つまり、家庭的レベルの原理と国家的レベルの原理は対応関係にあり、相似のような関係です。ですから、家庭で言えることは国家においても言えるし、国家で言えることは家庭でも言えるのです。簡単なことです。誰でも食口が知っていることです。逆もまた真なり。

お母様にだけ当てはまり、日本エバ国家に当てはまらない原理や、日本エバ国家にだけ当てはまり、お母様には当てはまらない原理を想像することができません。

そうであれば国際情勢の把握も正当な摂理観も存在しないことになります。

(3)子女は、「真の母」を中心に一体化すべき

 お父様は、「父子協助時代」になったのでお母様は必要ないと語られたことはありません。『原理講論』に、「父は一人でどうして子女を生むことができるだろうか。堕落した子女を、善の子女として、新たに生み直してくださるためには、真の父と共に、真の母がいなければならない」(264~265ページ)とあるように、真の母は絶対に必要です。お父様は「世界平和家庭連合時代の開幕宣布」で次のように御言を語っておられます。

 「歴史以来、長子と次子が一つになって、母親を天のように侍るという伝統を立てることができなかったのです。本然の母親が現れなかったからです。今は本然の母親が、長子権復帰と父母権復帰をして、母親復帰圏に入ったので、母親を中心として見るとき、長子と次子は母親の名のもとに絶対服従しなければならないのです。服従するようになれば父と連結します。父の代を引き継がなければなりません。……母の伝統を受け継ぎ、父母の伝統を受け継いで代表となるのが長子であり、長子と長子の伝統を受け継ぐのが次子なのです。それゆえ、父の命令に対して母が絶対服従し、母の命令に長子が絶対服従し、長子の命令に弟が絶対服従しなければならないのです。……そのような家庭にならずしては、神様に侍る家庭にはなれないのです。これが原理的な総観です」(『主要儀式と宣布式Ⅲ』151ページ)

 このように、お父様は“神様に侍る家庭”となるには、子女(カイン・アベル)は母の命令に絶対服従しなければならない」と語っておられます。これが、「原理的な総観」であると言われるのです。
 私たちは、真の父母様に侍り、真の父母様と一つになることが信仰の生命線であることを知らなければなりません。特に、子女である私たちは、まず「真の母」と一つにならなければ、「真の父」に連結されません。

 真のお父様は2008年4月6日、第49回「真の父母の日」に、ハワイにおいて「真の母およびアベル・カイン一体化の特別式」を挙行され、真のお母様を真ん中に顯進様、國進様を立てられ、互いに手を繋ぐよう指示されて次のように語られました。【写真参照】

image001 「あなたたちカインとアベルお母様の言葉に絶対服従しなければなりません。……あなたたち兄弟同士で争って分かれることはできません。それが父母を殺した元凶です。
 ですから、我知らず憎みます。声を聞くのも嫌で、歩いて行くのを見れば、後ろからついていって殺したい思いが出てきます。あなたたちに、我知らずそのような思いが出てくるというのです」
(「ファミリー」2008年6月号、30ページ)

 このハワイの式典で、真のお父様が語っておられたように、まず「真の母」を中心に子女(カイン・アベル)が真の母に絶対服従し、一体化することで「真の母」につながり、そうして「真の父」に連結されていくことが、神様の摂理を進めていくための最大のポイントなのです。
 もし、それが成されなければ、真のお父様が語っておられたようにそれが父母を殺した元凶になっていくという事実を知らなければなりません。

確かにお父様がそのような御言葉を語られたことは知っています。顕進様と国進様の一体化は為されなかったようです。そこで国進様と亨進様が後に勝利され、お父様も認められています。ですが、お母様自体がお父様のメシア性を否定する発言やお父様に内緒で金孝南堕落訓母に主導された神、お父様と一体化している神ではない神、すなわち天使長と結婚式を挙げてしまいます。お父様と家庭内別居どころか不倫や離婚を意味することをやってのけたのです。

このような非原理的母には従ってはならず、間違いを指摘してあげなければなりません。子女様ではなく、お母様が問題を起こしているのです。聖和以降お父様の名でお母様が讃えることはなくなりました。真の父母ということばで絶賛されるのみです。

基元節にお父様の席にはマントしか用意せず、お母様はご自分の王冠と杖だけを用意されました。お父様の紋章は使わなくなり、お母様の紋章だけ使うようになりました。

アダムは実体の神様になりますが、エバは実体の神様にはなれません。実体の神様の妻にのみなれます。「私は神です。絶対権力です」という過分な欲望を持てば堕落するしかないのです。堕落した韓鶴子オモニを同情心で仕えて、ともに堕落してはいけません。突き放して、復帰するチャンスを待つべきでしょう。

韓鶴子オモニは責任を果たせませんでした。

 


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