原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

堕落したアダムはサタンの子女、堕落したエバはサタンの妻

ある方から家庭連合のブログ村にある記事を紹介されました。

ブログ記事を書かれた方が独生女に対する本部見解を読んだ感想の一つとして、

書かれた内容がこれです。

 

堕落の血統で生まれてきていながら、原罪がなく、神の血統を持ち、しかも清算すべき霊的堕落の罪を持っている。
このような「独生女」は、どうやったら生まれるのでしょうか??

 

 

原罪がないのに罪があるとはどういう意味か?|笑わせたい お父さんのブログより

 

本部見解によると、お母様は血統転換されたわけではなく、元々原罪もありませんでしたが、何らかの清算が必要だった方、ということのようです。
 なかなかイメージしにくいのですが。

 見出し、抜粋引用、強調は管理人によるものです。


○引用開始

【本部の見解】
 真のお母様が語られる一連の「独生女」の発言は、『原理講論』で展開されている原理の内容(概念枠、思想の骨格)と一致しているというのが、本部の見解です。

【間違った理解】
 多くの人はその〝血統転換〟を理解する場合、それは、世界にいる数多くの女性のなかの一人の女性がお父様によって選ばれて、聖婚をすることで、その女性が「真の母」となったものと考えがちです。

【お母様の血統転換】
 真の母として予定されて生まれてくる女性(新婦)も、いくら真のお父様と聖婚して〝性関係〟をもったとしても、それで血統転換されるわけではありません。
 真のお父様と真のお母様の「聖婚」の場合は、それは、あくまでも夫婦関係であって、父子関係を結ぶわけではないため、血統転換されるわけではない

 「血統転換」は、あくまでも「父母」と「子女」という縦的関係である〝父子関係〟を結ぶときに転換されるのです。
 夫婦関係だけでは、血統的に繋がらない
 〝父子関係〟が生じることで、血統が繋がる

【お母様の復帰】
 完成アダム(メシヤ)によって成されていく、堕落エバに対する救済摂理(再創造)
 エバが自分の犯した霊的堕落の罪を清算するなら、エバは、完成したアダムによって再び本然の立場に〝復活〟することができます。

【独生女が生まれる背景】
 「独生女」が生まれる背景には、「アダムを堕落させた罪」を清算する蕩減条件を立てた女性(マリヤ)がおり、〝肉的堕落の罪〟を清算した基準が立っていなければなりません。

【お母様がお生まれになった立場】
 「真の母」となる女性は、もともと「神の血統」を持った立場で生まれてこなければ、永遠に人類の「真の母」(人間始祖の立場、人類の母親)になることはできない

 「真の母」となる女性が、もともと「独生女」として、神によって選ばれ、予め準備されて生まれておられた女性である
 第2アダム、第3アダムの場合にも、その相対者となる女性を、メシヤの近しいところ(血統圏)に、予め神様がアダムのために準備され、生まれておられた女性(新婦)

 「真の母」となるよう予定されて生まれてこられる女性(新婦)は、完成したアダムによって再創造されなければならない「霊的堕落のみの時の救済摂理」の〝罪責〟は持って生まれてきておられますが、その女性は、生まれながらにして「無原罪」(肉的堕落の罪は負っていない立場として)であり、かつ、神の血統をもって生まれてこなければならないという〝特殊な立場〟

 アダムが地上で復帰して再創造していくエバ(新婦)は、アダムが〝無原罪〟であるがゆえに、失楽園の起こる以前の〝霊的堕落のみの時の救済摂理〟を担当する女性として、神によって予定され、選ばれた血統を通じて生まれておられる

【二種類の堕落圏】
 霊的堕落した時点において生じてしまった「堕落圏」(天使長の偽りの愛の主管圏)は、霊的堕落の後で続いて起こった肉的堕落によって生じてしまった「堕落圏」(サタンの血統圏)とは違っている

○引用終わり

 

血統転換というのは、統一原理の奥義ですし、復帰されたエバやお母様の血統転換は奥義中の奥義ですから、わからなくても恥ずかしいものではありません。

また、我々がいくら考えたからといってわかるものでもありません。

メシアただお一人によってしか解明することができないものです。

ですから、いろいろどういうことなのだろうかと思い悩んで、ああこういうことなのかとわかる時には、自分の中から答えが出てくるのではなく、向こうの方からやってくるという形になります。

そのように神様やお父様から教えて頂くためには、家庭連合の論者のように、お父様の絶対「性」に対する態度が中途半端では、到底教えて頂くことができません。

なぜならば、我々がお父様をメシアだと信仰告白する最終試験が、お父様は絶対「性」の完全な勝利者だと告白することだからです。

ありがとうございます。お父様!

 

家庭連合は「はじめに胎中からの無原罪独生女ありき」

が大前提です。

ふつう問題解決では「前提を疑ってみよ!」とよく言います。

ところが、家庭連合では「独生女」を疑うことは不謹慎なので、疑わないという立場でのみ一貫して説明を試みて来ましたが、支離滅裂になってしまいました。

お父様が聖和された以降は「お母様には原罪があった」と言うことは御法度なのです。

 

素朴に考えてみましょう。

初めから神様が、原罪のない文鮮明という男性と、原罪のない韓鶴子という女性を手に入れているのに、何で復帰されたエバという使命を持った女性が必要だというのでしょうか?

崔元福先生が登場する必要など無いことでしょう。

 

まどろっこしい説明は不用ではないでしょうか?

創造本然のアダムとエバがいるというのですから。

 

「 真のお父様と真のお母様の「聖婚」の場合は、それは、あくまでも夫婦関係であって、父子関係を結ぶわけではないため、血統転換されるわけではない」

 

これは、血統転換が理解されていないのでそのようなことを言うのです。

アダムの堕落とエバの堕落は違うのです。

 

アダム:堕落によってサタンの子女になった → 親子関係で解決

エバ:堕落によってサタンの妻になった → 夫婦関係で解決

 

ですから復帰の道は違ってくるのです。

 

血統という観点で男性を見ると

神の精子をもっているか、サタンの精子をもっているかのいずれかです。

 

血統という観点で女性を見ると

神の精子を受けて神の血統を受精し繁殖することができる子宮を持っているか否かです。

すなわち、神の子宮を持っているか、サタンの子宮を持っているかのいずれかです。

 

アダム:血統転換で神の精子を復帰する

エバ:血統転換で神の子宮を復帰する

 

エバには神の種、神の精子がありません。

エバは父親の血統ではありますが、自分には血統の種である精子がありません。

したがってアダムのような意味においての血統転換があるのではありません。

 

アダムは血統である精子を転換し、エバはアダムの血統を残せるような子宮に転換するのです。

ですから、アダムはサタンの子女から神の子女に転換しなければなりません。

また、厳密には子女と言っても精子がない子女なので僕です。

神の子女の立場から天使の位置を押しつけられました。

 

では、エバだってサタンの子女ではありませんか?

どういうことでしょうか?

エデンにアダムと暮らしていた最初のエバと、

アダムとエバが堕落した後に誕生してきたエバは厳密には違います。

最初のアダムは堕落してサタンの子女になりましたが

最初のエバは堕落してサタンの子女ではなく妻になりました。

その後にアダムとエバの子孫として生まれて来たエバは、霊的にはサタンの妻として生まれ、肉的にはサタンの子女として生まれてきました。

 

そこで我々は性別にかかわらず、サタンの子女だというのです。

 

ここで問題なのは最初のエバを復帰することであり、

最初のエバの血統転換です。

堕落によってサタンの妻にエバがされたので

これを蕩減復帰するために復帰摂理に於いてはしばしばサタンの懐にあったエバを

神側が奪い返してこなければならなくなるのです。

「私は神の妻だ」という女が出てきたり、

天使長の妻を復帰する道が必要になるのです。

これが復帰されたエバです。

ところが、復帰されたエバは天使長によって子宮を占領された事のあるエバです。

ですから完全復帰とは言えません。

そこで肉的堕落を精算した勝利の条件を、子宮をまだ汚されていない女性に引き継ぎ、霊的堕落が起こらなかった状態に元返して行かなくてはなりません。

お母様に原罪がないのではなく、お母様の代わりに肉的堕落を精算してくれたのが復帰されたエバであり、この方と一体となることにより相続することができ、また原罪のないお父様と一体化することができて初めて、エバがアダムを逆主管して堕落させてしまった罪を蕩減復帰することができるのです。

ですから、妾と正妻とい摂理が始まります。

 

「独生女」が生まれる背景には、「アダムを堕落させた罪」を清算する蕩減条件を立てた女性(マリヤ)がおり、〝肉的堕落の罪〟を清算した基準が立っていなければなりません。

 

すると、マリアのように大母様が「独生女」であるお母様を産むためには「アダムを堕落させた罪」を精算する蕩減条件を立てなければならないと主張しているのでしょうか?

そうであれば、誰がザカリアなのでしょうか?

 

「真の母」となるよう予定されて生まれてこられる女性(新婦)は、完成したアダムによって再創造されなければならない「霊的堕落のみの時の救済摂理」の〝罪責〟は持って生まれてきておられますが、その女性は、生まれながらにして「無原罪」(肉的堕落の罪は負っていない立場として)であり、かつ、神の血統をもって生まれてこなければならないという〝特殊な立場〟

 

これこそ蛇の二枚舌ですね。

 

 

では反対にお父様も原罪がないのですから、お父様には「霊的救済のみの時の救済摂理」”罪責”ほ持って生まれて来たということになりはしないでしょうか?

 

エバが自分の犯した霊的堕落の罪を清算するなら、エバは、完成したアダムによって再び本然の立場に〝復活〟することができます。

 

「エバは、完成したアダムによって再び本然の立場に〝復活〟することができます。」というのであれば、お父様は誰に頼って本然の立場に”復活”したというのでしょうか?

 

最後に、お母様はお父様も含めて「私は誰からも教育されたことがない」といわれました。この言葉は実際には「私はお父様の教育を拒否した」と同値であるといえます。

何故なら家庭連合は次のよう説明をされているからです。

 

「真の母」となるよう予定されて生まれてこられる女性(新婦)は、完成したアダムによって再創造(教育)されなければならない「霊的堕落のみの時の救済摂理」の〝罪責〟は持って生まれてきておられます

 

お母様はお父様の主管を離れ、対象である位置を放棄され、お父様の御言葉にはない

独生女メシア教の教祖として家庭連合を率いられるようになりました。

それゆえ、お母様のお顔は以前のような幸せそうなお姿は消え去り、苦渋に満ちたお顔になられています。

その状態を助長しているのが家庭連合の頭脳集団ということなのでしょう。

ため息。

 

 

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魔法をかけれれた栄光のお母様を救う為の教科書 ⅠーⅤ、及び総合版
三部構成
 
一部 
Ⅰ は概要
ⅡはⅠの概要+主体対象の正統な理解について
ⅢはⅠ+Ⅱ+主体対象の一体化の摂理的意義について
 
二部 Ⅳ
三代王権について
1、亨進様の正統性
2,ヨナ様の正統性
3 ,信俊様の正統性
4,江利川会長の正統性
 
三部 Ⅴ
6マリアの理解の基礎
 

 


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