家庭連合の批判は黒字で書かれた文章で示した。
これに対して、私の意見は青い字で書いている。
双方の主張をよくよく検討されて
聖和された父の御心がどこに在るのか求めていただきたい。
お母様から聖和後3年間は喪に服すようにとの指示を亨進様は受けていない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サンクチュアリ教会を支持する人々の言説の誤り
真のお父様の聖和後、3年間は喪に服することを願われた真のお母様の指示に反し、2015年1月18日、元世界会長がYouTubeで「沈黙を破って」を公開。
その後、本部幹部たちへの批判と真のお母様への批判を開始
①天一国経典『天聖経』に対する批判
②天一国の歌に対する批判
③家庭盟誓に対する批判
④天の父母様の呼称に対する批判
⑤祝福聖婚問答に対する批判
⑥清平 に対する批判
亨進様 解任令 宣布文「天一国の万王の王であられるメシヤにより相続者として冊封(さくほう)され、私、文亨進はここに宣布する。万王の王、メシヤ、真の父母の中心の改訂・編集・削除する異端的な背反の行為に、直接または間接的に同参した理由により、次の者に天一国のすべての公的職分からの解任を命ずる。 ……
すべての国家教会指導者たちは……天一国民たちにどんな権威もないことを命じる。 ……真の父母様の相続者が承認しない新しい教典とすべての異端的宣布文、伝統…はすべて無効……。」(2015.2.8)
この時、宋総会長と徳野会長も亨進様によって、解任された。
「あなたを神聖冒涜しながら、永遠な伝統と八大教材教本、天一国家、天聖経、あなたのすべてのものを削除、削除、削除しながら、自分たちを正当化しながら、今は全世界が、その一人のオモニにより、韓氏オモニの堕落で滅亡している事を見ています。その韓氏オモニの責任失敗に従って今からは世界が審判を受ける事を知っています」(2015.7.14)
2012年1月19日、基元節の一年前、家庭連合/統一教会が事あるごとに「最高教理?」として持ちだす「真の父母一体」の根拠となる「最終一体宣言・救援摂理完結宣言宣布」(2010・07・01/2011・12・11)が出された後の朝の訓読会(天正宮)で、真のお父様はお母様及び側近を激しく叱りつけられた。お父様の 激昂ぶりに訓読会参加者全員が震えあがり、真の父母のみ言葉を漏れなく記録するピースTVも撮影を中断しました。そこで指摘された点は参加者の記録によれば以下の点でした。。
-
「天地人真の父母」というのは父、母に分かれるのではなく一つのものである。
-
「母」は「父」の足場であり、一緒に食事をしたり、ついてまわるだけで自動的に「真の母」になるのではない。
-
別々に行動することは破滅であり死である。
-
お父様に応えず、ただお母様の周りにいる者たちは悪者である。
-
安州(お母様の故郷)と韓氏族を自慢するな。それをしたら真の母にはなれない。
-
お母さまは妖怪(도깨비)のように自分の道を行っている。お父様と同じ道を進んでいない。
-
おまえたち悪党(真の子女、補佐官達、教会指導者の個人名をあげて)はお母様に従うことで私(お父様)とは別の道を歩いている。この悪党達!
-
お母さまに従い、お父様はいらないと考える者は皆、根のない妖怪だ。
-
天のお父様だけが、孤独なお父様と共におられる。
-
お父様の言うことを聞かず、私(お母様)の言うことを聞けというのはルーシェルより怖ろしい。
-
孝進が生きている時、私にこう言った『お父様がお可哀そうです。何故お母様はお父様のいうことを聞かず、自分勝手にするのでしょう』
「アボジが私のオモニを地獄に送る事を願わないから私がこう言うのです。……このようにアボニムに背反すれば地獄へ行きます。……言わなければ、皆さん、オモニは永生が失われます。わかりましたか?」(2015.4.7)
「私たちはアボニムに対する十字架の道、生涯、ある行動をされたとき、霊的な目で見なければ。摂理的に理解すべき」(2015.4.28)
亨進様による詳しい説明は
三代王権・真の御父様に帰ろう!참아버님 문형진님 문신준님 !: 9月20日説教 文亨進師 「バビロンの炎上」 【英語説教日本語訳】
ここから家庭連合による批判が始まる。
一、正統か異端か
1.分派の特徴 「自分たちだけが正統、他は異端」
動画ではもっと別の図解も加えて上記の主張を展開している。
だが、この主張がラビリンス(迷宮)である。
小学生にこんなふうに言われたらどう説明されるのであろうか?
「それって、家庭連合も同じでは?」
絶句することであろう。
それとも
われわれ家庭連合は「自分たちが正統だなんて言い切りません。他は異端だとも言い切りません。なにしろ我々は分派ではありませんから。」
そう言う主張のようだ。
では何故他の考えを持つ人は分派だ異端だという動画をつくるのか?
わけが分かりません。この論理。論理性が高い団体ではないようです。
ラビリンスです。
自分たちの論理で正統を定義したら、意図せざる結果が生じて、異端を容認せざるを得ないという論理的破綻に陥っています。
正統か異端かを判定する際には、必ず他方を排斥し否定することになる。
家庭連合の異端の誤りを指摘するサイトを見ればわかるように、
だから「家庭連合だけが正統、他は異端」という形をとっているのである。
したがって、何が正統の基準となると考えるのか、
また何を根拠に正統と論証されるかの方が大切であり、
上記のようなわけの分からない主張は、小学生にすら意味をなさないのである。
多くの信徒は分派などどうでもいいと思っているが
本部や責任者は何とかならないのかと叫んでいるのである。
このようなとんちんかんな理屈しか言えないのかと怒っているのである。
優秀で切れ味の良い異端の過ちを指摘していた方々が
何故急速に切れ味を失い言論が錆び付いてしまわれたのか?
それは、神様を敵にし、お父様を敵にしてしまったからである。
A.「正分合作用」が教えている、神の創造目的を実現するために必要な要素
a.神の御旨成就のためにという心情の動機に基づいた目的観と主体性
b.神の御旨成就のために最も適切かつ必要な方法手段としての思考・原理観・摂理観に基づいた計画・戦略・組織・実践
原理においては、「自分たちの心情の動機に基づいた目的観と方法手段は神霊と真理に一致している」と考える。すなわち、心情の動機がいかに御旨成就のため、不正を正すためとはいえ、神の愛を中心とした神霊と真理に立脚した思考・原理観・摂理観に基づくものでなければ、正統性を主張することはできない。
二、サンクチュアリ教会の言説の誤り
サンクチュアリ教会の言説は神観、真の父母観、摂理観において正統とはいえない独自な見解になっている。
家庭連合では具体的に真偽あるいは正誤の判定をする際に重要な原則を
もう少し後の方で以下のように語っている。
より発展される真の御父母様の御言葉を学ぶ必要性
「先生を信じて慕う心は、いつも同じ基準にあるのですが、先生はいつも発展していくのです。ですから自分自身がもっと慕おうとしなければならず、昔慕っていたそのような慕う基準を中心としては、もう慕う心が出て来ないのです。」
そのようなお父様の御言葉によって以下のような原則を主張されている。
真の御父母様が発展していかれるため、その都度、より新しい御言を学ぶ必要性を訴えておられた。
この新しい御言によって判断する原則を適用せよ!
とおっしゃられるのではあるが、さて、お父様が聖和された以降はお母様が後継者だとされる根拠として掲げる御言葉の年代をよくよくご覧くだされ。
また、統一原理は、原理原本→原理解説→原理講論と変遷をしてきたが、上記の原則を重視するならば、原理講論の御言葉を最重視せよとの結論に至るのである。
それなのに何故、原理原本の引用に頼らざるを得ないのであろうか?
自分には主張した原則は用いず、相手にはその原則を強要しようというのである。
しかも、通常討論とは双方が確認可能な客観的事実に基づいて行うのが基本であり、礼儀である。
一体、本部のお偉い一部の人間以外にどうやってそれが原理原本の内容を確認することができようか?
フェアプレイの精神にかけていると言わざるを得ないであろう。
だが それが自ら墓穴を掘ることになるのである。
さあ、家庭連合が「新しい御言によって判断する原則」によって
本当に批判展開しているのかどうか見ていこう。
●サンクチュアリ教会の言説 その1
「真のお母様は神様に対する呼称を『天のお父様』から『天の父母様』に変えた」
亨進様 「お母様の指導のもと、…一神教から二元論に変えられ、天一国憲法から『原理講論』が除外されました」(2015.7.19)
1.『原理講論』での「神観」
①「被造世界を創造される前には、神は性相的な男性格主体としてのみおられたので、…我々は神を父と呼んで、その格位を表示する」 『原理講論』p.47
②しかし、一方では「神は陽性と陰性の二性性相の中和的主体としてもいまし給う」(『原理講論』p.46)とも記されている。
2.この事に関する真のお父様の御言
①「神様は、神様の中にある男性の性稟を集めて男性を造られ、女性の性稟を集めて女性を造られた」(1971.2.17)八大教材・教本『天聖経』p.1567
②「神様が男性格主体であるだけでは、絶対ではありません。相対的な何かがなければならないのです。天地父母天宙安息圏に入らなければならないのが絶対『性』ですが、天だけではできません。神様が一人で絶対『性』と言うことはできません」(2009.5.8)『真の父母経』5・4・5・26
③「『原理』を見れば、神様が二性性相の中和的存在だというでしょう。…そこに、愛を中心として統一的存在だ、ということを添付しなければなりません」(1991.11.12) 八大教材・教本『天聖経』p.1564
④「祈祷するときに、私が神様に対して『天のお父様』と呼ぶのが父親だとすると、母のいない父がありうるのか?」(2011.1.22)
これらの御言をみれば、神様が「陽陰の二性性相の中和体としての神」「父母なる神」であると説明されている。
では、 なぜ「神を父と呼んで、その格位を表示」 (『原理講論』p.47)し、また、これまで祈りをするときに「天の御父様」と呼んでこられたのか。その理由について『原理原本』には次のように記されている。
⑤「今まで神様を父なる方として、母のいない父として歴史を通してきたことを人間は知らなければならない。母のいない父なる神様であった…それゆえに天の父と母の成立がなされてこそ子女の家庭組織成就が始まる事ができる」 『原理原本』 第三編第四章
すなわち神の創造目的である「真の家庭の拡大による天国実現」を成就するためには、「天の父と母の成立」が必要であったが、メシヤを立てることができても、「真の母」を立てることができなかったがゆえに、「母のいない父として歴史を通して」こざるを得なかった。
しかし真のお母様の勝利によって、神様が「天の父母」と言える時代になったのである。
家庭連合は「中和的主体」の主体がぬけている表現箇所を探してきた。
挌位性のある表現では困るからであろう。
「お母様はお父様と一体である」と徳野会長などが言う際は、実質的にはお父様とお母様は対等であり、同格であると主張していると考えればわかりやすい。
サンクチュアリ教会はこの点を問題視しているのである。
以上の引用文は挌位性を否定して、お父様の表現に主体という言葉がないのではなく、
お父様が伝えたいことの焦点が中和して一体であることにあり、その事を強調したいからである。
せっかくだから家庭連合が選んだ御言葉ををもう少し詳細に取り出してみよう。
正直に申し上げれば、この部分は実は原理講論中の最も難しい箇所の一つではなかろうかという気がする。難解中の難解の文章である。
それでは、性相と形状の二性性相と、陽性と陰性の二性性相とは、互いにいかなる関係をもっているのだろうか。本来、神の本性相と本形状は、各々本陽性と本陰性の相対的関係をもって現象化するので、神の本陽性と本陰性は、各々本性相と本形状の属性である。それゆえ、陽性と陰性とは、各々性相と形状との関係と同一なる関係をもっている。したがって、陽性と陰性とは、内外、原因と結果、主体と対象、または縦と横との相対的関係をもっている。神が男性であるアダムの肋骨を取って、その対象としての女性であるエバを創造されたと記録してある理由もここにあるのである(創二・22)。我々はここにおいて、神における陽性と陰性とを、各々男性と女性と称するのである。 神を中心として完成された被造世界は、ちょうど、心を中心として完成した人間の一個体のように、神の創造目的のままに、動じ静ずる、一つの完全な有機体である。したがって、この有機体も性相と形状とを備えなければならないわけで、その性相的な存在が神であり、その形状的存在が被造世界なのである。神が、被造世界の中心である人間を、神の形状である(創一・27)と言われた理由もここにある。したがって、被造世界が創造される前には、神は性相的な男性格主体としてのみおられたので、形状的な女性格対象として、被造世界を創造せざるを得なかったのである。コリント・一一章7節に、「男は、神のかたちであり栄光である」と記録されている聖句は、正にこのような原理を立証しているのである。このように、神は性相的な男性格主体であられるので、我々は神を父と呼んで、その格位を表示するのである。上述した内容を要約すれば、神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給うという事実を知ることができる。
(一) 神の二性性相より
天地創造以前に於いては、「 神は性相的な男性格主体」であられた。
これを要約したのがいわゆる神の定義の部分であるとしている。
ここがキーポイントなのである。
順序を間違えてはならない。
初めに、「 神は性相的な男性格主体」在り!
そこでわざわざ聖書を引用してくださっている。
コリント・一一章7節に、「男は、神のかたちであり栄光である」と記録されている聖句は、正にこのような原理を立証しているのである
そこで要約文は
神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給う
「神は本性相と本形状の二性性相の中和体」とは決して表現され得ない。
「本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和体」とも決して表現されない。
原理講論は
神は性相的な男性格主体であられるので、我々は神を父と呼んで、その格位を表示するのである。
としているのである。
そこで、「お父様が神様の実体で、お母様は神様の妻」ということになるのである。
天の父母様という言葉自体には、何の問題もないのではあるが、
これが挌位性を無視して徳野会長のように「一体です」と言ってみたところで
正しい原理観に基づいて言うならば、
何も語らないに等しいどころか、天の原理を怖れぬ不届きな発言となってしまうのである。
フェミニズム的神観であり、
フェミニズム的真の父母観であり、
統一原理とは似ても似つかないものである。
「神が男性であるアダムの肋骨を取って、その対象としての女性であるエバを創造された」と聖書にあるように、
原罪のない「独生子」のお父様が、堕落世界の原罪のある韓鶴子女子を選んで、「肋骨を取って、神に選ばれたたった一人の女性という、「独生女」から、原罪のない「独生女」に転換してくださったのである。
ユダヤのタルムードに何故神は男の肋骨から女を造られたのか書かれているという。
それによれば
頭の骨からでなかったのは、男の主人になってはならないからであり、
かかとの骨でつくられなかったことは、女は男の僕としてつくられたからではないからであり、
男の心臓の一番近いところの肋骨であったことからすれば、
女は男の心情の対象としてつくられたからだという。
:22)主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。
:23)そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、
わたしの肉の肉。男から取ったものだから、
これを女と名づけよう」。
創世記2章
さてお立ち会い。
前回に取り上げた、李妍雅様のお母様の証では
完璧にご理解されつつ、お母様の栄光のお姿を証しされたのである。
聖和されたお父様に「天晴れであった」と言っていただきたいほどである。
神のすべての実体対象に備えられている主体と対象において、その対象の中心がその主体にあるので、主体と対象の合性体の中心も、やはりその主体にある。しかるに、その主体の究極的な中心は神であるので、その合性体の究極的な中心もまた神である。それゆえに、神の三対象が相対基準を造成して、それらの三つの中心が神を中心として一つになり、授受作用をすることによって、三対象目的を完成するとき、初めて、四位基台が完成できるのである。(4)四位基台の存在様相
3.より発展される真のお父様の御言を学ぶ必要性
①「先生を信じて慕う心は、いつも同じ基準にあるのですが、先生はどんどん発展していくのです。ですから自分自身がもっと慕おうとしなければならず、昔慕っていたそのような慕う基準を中心としては、もう慕う心が出て来ないのです。それゆえに、出会いの場を失ってしまってはいけません。心が遠くなれば遠くなるほど、もっと近くにいこうと、より御言を学ぶようにという事です」(2006.1.1)
さあ出てきた。よくよく目を開いて御言葉の年代をご覧くだされ。
4.革命的な「父母なる神」に関する御言
①「人間創造とは、神様御自身が成長してきた事を実際に再度展開させてきたものです」(1992.1.20八大教材・教本『天聖経』p.1590)
②「神様も赤ん坊のような時があり、兄弟のような時があり、夫婦のような時があり、父母のような時があったので、(人間を)そのように創造されたのです」(1994.2.15 八大教材・教本『天聖経』p.1591)
③「アダムとエバが真の愛で完成することは、まさに神様が実体を身にまとう願いが成就するのです。…アダムとエバが善なる子女をもって真の父母になることは、まさに神様が永存の父母の位を実体的に確定(することです)」(1996.9.10 『救援摂理史の原理観』)
④「地上天国は、実体としての真の父母様とともに生活することであり、天上天国は永遠なる神様を父母としてともに生活することである…。…アダムとエバが天上天国に行ってどうなるかと言えば、神の御座に立ち神の位置に立つのです。彼らは主体的霊的主人公として現われることになるのです。ですから、霊界に行けば『天のお父様』だけいらっしゃるのでなく『天のお母様』もいらっしゃることになるのです。お父さんとお母さんがそろわずして一人で子女を生むことができるでしょうか」(1977.1.1)
⑤「真の父母様の戴冠式(2009年1月)と金婚式の持つ摂理的意味は実に途方もないものです。…これ以上、実体の神様として役事される真の父母様と無形の神様を区別する必要がない、地上・天上天国が実体的に皆様の目の前に広がる新しい時代圏が開かれています」(2009.6.1)
これらの御言から、真の父母様が最終一体を成して基元節を迎えるまでは、神様を「天の父母様」と呼ぶことができなかったことが理解できる。それゆえ、真のお父様が聖和される以前に最終一体を成された上で、真のお母様が天一国基元節出発に際し、神様を「天の父母様」と表現するよう指示されたのは、真のお父様の御言に基づき、摂理的勝利の上で成されたことなのである。
ここで
「実体の神様として役事される真の父母様と無形の神様を区別する必要がない」
とお父様が語られてこられたことは、上述した正しい神観と正しい真の父母観によって理解すれば、神様とお父様を区別する必要がないと言うことである。
現在迷いの中におられるお母様は
私は御言葉を教えられたことがない。しかし全部わかると言われている。
おやっ、お母様の様子が変だぞと気がつかなければならないであろう。
御言葉必要ないというのであろうか?
お母様の教育書である「平和の主人 血統の主人」は
どのように改竄されたのであろうか?
亨進様が以下のように説明されている。
三代王権・真の御父様に帰ろう!참아버님 문형진님 문신준님 !: 亨進様が指摘した「平和の主人、血統の主人」に施された改竄
オリジナル「平和の主人、血統の主人」では・・・
『このように見るとき、私も心配がありません。アメリカを捨てていくのですが、教材を作りました。母(オモニ)の教材であり、皆さんの教材です。母(オモニ)が果たせずに誤ったならば、「オモニ、悔い改めて下さい。私によって祝福を受けなければ生きる道がありません」といえるような皆さんにならなければなりません。オモニを再び祝福できる教材が出たので、訓読会の祖となるのは皆さんしかいません。』
赤表紙「天聖経」に収録されている同じ個所では
●サンクチュアリ教会の言説 その2
「真のお母様は、真のお父様と一体化せず、人類の真の母として使命を果たせなかった」
1.真のお母様が勝利されたか否かを判断する権限を持っているのは誰か?
真のお母様が勝利されたか否かを判断するのは、神様であり、真のお父様であって、それ以外の、いかなる人物でもない。
『原理講論』の『予定論』にあるように、「復帰摂理の目的の完成」という神の御旨に対する予定は絶対的である。
「もしこの御旨のために立てた人物がそれを完成できなかったときには、神はその代理として、他の人物を立ててでも、最後まで、この御旨を摂理していかなければならない」 (『原理講論』P.241)
それゆえ、イスラエル民族の不信ゆえに、イエス様が生きて神の御旨を成就できなくなったときに、神様はイエス様を祭物にしてでも、再臨主による人類救済の道を切り開かれた。そのために、イエス様は再臨に関するメッセージを残し、十字架の道を歩まれた。そしてメシヤとしての責任を果たし終えた後に「すべてが終わった」と言われ、息を引き取られた(ヨハネ19・30)。
真のお父様は、万が一、真のお母様が「真の母」として勝利できなかったと判断された場合には、メシヤの責任として、聖和される前に別の新たな女性を真の母として立てなければならない。そこまで責任を持たれるのがメシヤである。しかし、そのような痕跡は皆無であり、むしろ真の父母様が最終一体をなして完成、完結、完了の宣言をされ、再臨主以降の摂理の延長はないことを示された。
残念ながら、上述したお父様の2012年1月19日の御言葉は痕跡は皆無ではなかったことを示している。
そこで三代にわたって延長することになったのである。
「真のお母様が「真の母」として勝利できなかったと判断された場合には、メシヤの責任として、聖和される前に別の新たな女性を真の母として立てなければならない。そこまで責任を持たれるのがメシヤである。」
おっしゃられるとおりである。
①「2010年天暦5月8日(陽6月19日)午前2時20分と、5月15日(陽6月26日)午前3時25分、このように両日にかけてアメリカのラスベガスにおいて神様を中心とした天地人真の父母様の特別宣布が行われました。…すでに真の父母様ご夫妻は最終一体をなして、完成、完結、完了の基準で、全体、全般、全権、全能の時代を奉献宣布されたのです」 (2011.4.24 韓国・仁川)
お母様は王妃としては勝利され
2.真のお母様の勝利を公認された御言
①「私が死んでも(お母様には)統一教会を導くことができる能力もあるので、お母様が説教する時が来るのです。‥‥そのような時は、(お母様に)絶対服従しなくてはなりません」(1989.3.1、188-319)
②「今、先生を中心としてお母様を立てました。先生が霊界に行ったならば、お母様を絶対中心として、絶対的に一つにならなければなりません」(1994.12.24)
③「お母様を中心として皆さんが一体になっていかなければならない時が来ました。もう先生がいなくても、お母様が代わりにできる特権を許諾したというのです。お父様がいない時は、お母様のことを思わなければなりません。そのように理解して、先生の代わりにお母様に侍る心を持ち、祈祷もそのようにするのです。
今までは先生を愛してきましたが、これからはお母様を愛さなければなりません。これからはお母様の時代に入っていくことを理解して、特に女性たちはそのようにしなければなりません。ここにおいて、先生が第一教主であれば、お母様は第二教主であると世界的に宣布し、天地に宣布します」(1994.11.27)265-310
④「今や先生がいなくてもお母様だけいても、み旨に何の支障もないのです。…それゆえ、先生が一人でいても父母様の代身であり、お母様が一人でいても父母様の代身です。…それで先生が第一教主、その次にはお母様が第二教主だというのです」(1990.3.27)
ナレーターの可知氏は以下の御言葉が重要である、悟るべしとされた。
より発展される真の御父母様の御言葉を学ぶ必要性
先生を信じて慕う心は、いつも同じ基準にあるのですが、先生はいつも発展していくのです。ですから自分自身がもっと慕おうとしなければならず、昔慕っていたそのような慕う基準を中心としては、もう慕う心が出て来ないのです。
では、上記御言葉が語られた1994年以降で最晩年に当たる御言葉とは何だったのであろうか?
2012年1月19日、基元節の一年前、家庭連合/統一教会が事あるごとに「最高教理?」として持ちだす「真の父母一体」の根拠となる「最終一体宣言・救援摂理完結宣言宣布」(2010・07・01/2011・12・11)が出された後の朝の訓読会(天正宮)で、真のお父様はお母様及び側近を激しく叱りつけられた。
「真のお母様が勝利されたか否かを判断する権限を持っているのは誰か?」
それはお父様である。お父様が失敗されたとしておられる。
この件を亨進様がもっと詳しく語られた。
三代王権・真の御父様に帰ろう!참아버님 문형진님 문신준님 !: 9月20日説教 文亨進師 「バビロンの炎上」 【英語説教日本語訳】
「お父様が指摘された点は以下の内容です。
・「天地人真の父母」というのは父、母に分かれるのではなく一つのものである。」
韓オモニが数々の異端的な事を行うとき、それを正当化する最大の根拠として挙げるものが「お母様はお父様と一つ」これです。それは間違っています。お父様を少しでも知る者ならお父様が「真の父母」といわれるとき主体としてお父様御自身を指していることは明らかです。天聖経の中には数えきれない位「天地人真の父母である私、文鮮明は…」とあります。「真の父母」の主要な責任者、95%責任を持つ者としてとして、所有者としてご自身を指しておられるのです。
また続けて「『母』は『父』の足場であり、一緒に食事をしたり、ついてまわるだけで自動的に『真の母』になるのではない。」と指摘されています。つまり自分で判断選択しなければならないものがあるということです。極めて重要で究極的な判断をお母様自身が下さなければならないということです。それが真の母であるかどうかを決定するということです。
次に「別々に行動することは破滅であり死である。」と述べられました。このような言葉を聞いた兄弟はショックを受けてことでしょう。聖霊の導きにより有難いことに彼(彼女)はこの一部を記録しました。
また「お父様に応えず、ただお母様の周りにいる者たちは悪者である」。お父様が入院するやいなやこの「悪者」たちは付け込んできました。すべての教会員が祈っても「それがどうした」。すべての教会員が特別な条件を立てていたとしても「それがどうした」といってわれわれの言う通り(お父様の延命装置の)プラグを引き抜けと言っていたのです。真の悪党です。
(カメラに向かって)あなた方は悪党だ。最後の時、お父様に応えようとしなかった。
またお父様は「安州(お母様の故郷)と韓氏族を自慢するな。それをしたら真の母にはなれない。」今、ピースTVはこの反乱をほう助するために、お母様が独生女であるということの神学的支柱を立てようと韓氏族を讃えるビデオ、偽りのサタン的教材を作っては流しています。
「お母さまは妖怪(도깨비)のように自分の道を行っている。お父様と同じ道を進んでいない」
これこそ宮殿の中の最大の秘密でした。実際、お父様からもう離れていました。天正宮で2羽のツルの印章を見た時、これは真の父母を象徴したものではなく、韓オモニと金孝南だと思いました。お父様を鶴で表したことなどこれまでありません。
「おまえたち悪党(真の子女、補佐官達、教会指導者の個人名をあげて)はお母様に従うことで私(お父様)とは別の道を歩いている。この悪党達!」この時もうすでに真の子女の中にも分裂があったのです。お母様の異端を支持する子女と反対する子女です。あからさまな議論があったわけではありません。無意識的に何ともいえず底に流れる感覚がありました。それはある種、霊的でこの世的正義(political correctness)を求める子女達は巻き込まれていきました。その中で、勝利したカインアベルだけは「違う」「進むべき道はこれではない」「お父様に従うべきだ」と言い続けました。
最後「この悪達達!」とお父様は声を荒げて叫ばれました。
「お母さまに従い、お父様はいらないと考える者は皆、根のない妖怪だ」
冒涜者たちがお父様に抱くある種の反感に皆様も気付くでしょう。お父様が聖和されるや否や、「お父様はメシアであり。お父様の栄光を讃えよう。」などと言うと。「何を言っているのか。真のお母様をなぜ讃えないのか」と悪党達は迫り攻撃を仕掛けて来るのです。そのような「警察」が「正義」を掲げて追いかけてきます。再臨主を讃えることが許されないのです。韓国のグループがここに来た時、彼らは「お父様のことを話すことも出来なかった」と泣いていました。それは「頭」、「バビロンの大淫婦」がそれを望まないからです。彼女が世界教会に先駆けて先例を作ってしまいました。お父様の顔を踏みつけたからです。他の者たちも列を作ってそうすることでしょう。オモニがお父様を讃えることをしない、ああ私は子羊の血によって救われた、栄光はとこしえに!とオモニが言わないからです。悪なる先例を作ってしまいました。忌まわしい行いと、その杯を手にして。
「天のお父様だけが、孤独なお父様と共におられる」
「お父様のいうことはきかず、私(お母様)の言うことを聞けというのはルーシェルより怖ろしい」
国進兄さんが時々「お父様はお母様をサタンと呼んでおられた」と言っていますが私も20年間そう言われるのを聞きました。皆さんはこれを聞いて「私はそのようなみ言を聞いたことがない」とショックを受けるでしょう。それはピースTVなどのメディアが「法的問題に引っ掛かる」「イメージを損なう」など小さな言い訳をしながら周到に情報をコントロールしているからです。私はイメージなどどうでもよいのです。個人的評判など一切構いません。ただ真実を知りたいのです。生きた神様と生きたメシアに侍り共に暮らしたいのです。皆さんが私の話を聞いて気分良かろうが悪かろうが私は関心ありません。この世的正義などどうでもよいのです。納得できないのなら去っても構いません。
だれもここに来ることを強制しません。
このメモをとった人もお父様がお母様をサタンと呼ぶのを聞いたのです。エデンの園を思い返してみるとき、エバが誘惑を受けサタンの手を取りました。そしてサタンと一つになり従って行きました。その霊を受け入れてサタンの血統に入りました。サタンの実体となったのです。このようなことが実際に起こりました。
亨進様が大嘘つきだとでもおっしゃるのか?
3,真の母のの否定は真のお父様の勝利の否定
メシヤの一番の使命は人類の真の母を立てることである。イエス様は真の母を立てることができなかった。真のお父様が勝利した真の母を立てられなかったという言説は、真のお父様の勝利を否定することになる。また父母様の結実としての子女様の立場や位置も否定し、すべての祝福家庭の価値も否定することとなる。
その通りである。
お父様が御自身でできることは全て勝利された。
だが、お母様がお父様に一体になって始めて完全に勝利することになる。
そこで、お母様が勝利されるか、お母様に代わる存在が同様の内容を延長摂理で勝利するまでは、厳密には完全勝利はお預けになるのである。
だから、
全ての祝福家庭は聖和時の堕落天使長主導によって祝福を受けてしまったことを
蕩減復帰する必要が生じてきたので、霊的に亨進様に現れたお父様の指示に従って
真のお父様の権威に戻るため亨進様に祝福していただかなければならない。
お父様・亨進様・信俊様の三代を一代とみなす延長摂理に突入したのである。
堕落天使長による誘惑の試練を受けてお父様の対象挌位から離れてしまったお母様に陥ってしまわれたので、聖和以降の祝福は全て天使長主導のものであり、したがって、この間に誕生した二世の祝福家庭は実際には神の容認するものではない。だから子女を持つ前に亨進様の祝福を受けなければならない。二世の子女が三世どころか一世に逆戻りとなってしまうであろう。
世界的に天使長主導の祝福が続いてきていることは、大問題である。
4.「完成 完結 完了」の意味
基元節までに真の父母様が最終一体を成し、『八大教材・教本』などを準備し、人類子女たちを勝利させて国を復帰すべきであった。しかし子女たちの責任が果たせず、その願いは現実のものとして実現することができなかった。しかし、そのような中でも天一国を創建するための真の父母様の責任分担は果たされた。
それゆえ再臨主の再臨は必要なく、悔い改めて真の父母様の伝統を相続した子女たちによって勝利圏が拡大され、必ず神の御旨が成就する道を開かれた。それゆえに真のお父様は「完成 完結 完了された」と言われた。
●サンクチュアリ教会の言説 その3
「2015年8月30日に亨進様夫妻の第二代王権戴冠式が挙行された」
「王の王であるメシヤから後継者として認定されたのは亨進様」
サンクチュアリ教会の李鎬宅氏(天正宮で6年間勤務)は、「摂理的同時性からみた危機的状況とその対策」(メイン講義)の中で、次のように説明している。
「皆さんが知らなければならない事は、独生子と独生女は独生児を生んで、神様の絶対的な直接主管圏をつくるのが目的であるという事です。それで、2008年、2009年の万王の王解放圏即位式をしてからは、お父様の代身者である亨進様は神様の直接主管圏に入ったので、独生子や独生女よりも独生児(亨進様)を中心に神様は摂理される」
「皆さんは、自分がいて自分の子供がいたら、息子に相続させるでしょう? 自分が死んだら妻に相続させますか? とんでもない話です。これが摂理です。
朝鮮王朝500年の間に、なぜ生まれたか知っていますか? 王権の血統的な基台を立てるためです。朝鮮王朝500年の間、王権に対して絶対服従するように韓民族を教育し、その基台の上でメシヤが来ることができたわけです。
ところで、その世子、世孫が成長して王になり、その王が高齢になって太王になります。その太王は、王を中心とした摂理(国政)の手助けをするのです。それで、世子が王になった瞬間にその兄弟たちはどうなりますか? 君(王の従臣)になるのです。臣下になることです。UCIなど多くの出来事がありましたが、(亨進様が)代身者になられた瞬間に、ご子女様といえども君となり臣下となるのは、復帰摂理の歴史です」
私も太字のところはその通りであると考える。
お母様は素晴らしい子女様をお生みになられたので、神の心情と血統の相続を可能ならしめた。偉大な勝利を王妃として歴史に刻まれた。
だが、次に王后として勝利されなければならなかった。
お母様が通過されてきた絶対自己否定の路程には言いしれぬ「恨」が
まだ残っていた。
その
「恨」を「復讐心」に煽動してきたのが、清平の堕落天使長蛇たちである。
それを知っていながら、地上における一時の忠誠という人間信仰で
これをお母様のために隠すことが大切だと考えてきたのが、
宋総会長や徳野会長並びに対策委員の方たちであろう。
だが、地上における人間的な忠誠が
霊界で通用するのであろうか?
もし真の母の永遠の命を失ったら、我々に生きる意味があるのであろうか?
1.「人類の真の父母」は永遠に「真の父母様」のみで、「真の父母様」の後継者もない
①「真の父母の二代、三代、四代が出てくることがありますか?このような世俗的な王系統の二世、三世、このように出てきますか? … 『第二の真の父母様』はありません。後継者はないという話です」(TM 2015.3.11)
②「来られる再臨主というのは、一次の真の父母となれなかったアダムとエバと、二次の真の父母となれなかったイエス様が残した御旨を成就する、三次の真の父母です。それ以上は延長できません。…アダム家庭の癌の病原菌がまいたものを根から抜いてしまう人は、私しかいません」(2006.1.1)
③「『真の父母』という人が来て、神様のように数千年間かけて役事するのではありません。┅アダム家庭が、一代で勝利できなかったことを歴史的に総蕩減して、先生一代で整備しなければならないのです」(2011.4.18)
④「真の父母というのは一組しかいないのです。 ┅歴史に初めて登場した、空前絶後の真の父母が顕現した時代が成約時代であるというのです」(1993.10.1 八大教材・教本『天聖経』、p.2400)
「天一国(天宙平和統一国)」における王と女王は地上においても霊界においても永遠に真の父母様一組であって、それ以外の者に引き継がれること自体がありえないことなのである。
真の父母はお父様一代で完結すべきであった。
三代にわたって延長されるとはお父様だに予想されなかった。
だが、最後の最後で神の妻の位置を離れてしまわれたのである。
2.家庭連合の責任者を誰にするか、その決定権は真の父母様が持っておられる
1998年7月19日、真の父母様が顯進様を「世界平和統一家庭連合」世界副会長に就任させたが、その後の動向を見られ、2008年4月18日に文亨進様を世界平和統一家庭連合世界会長および韓国会長に就任させた。それは真の父母様が決定されたのであって、真のお父様のみで決定されたのではない。したがって真のお父様が霊界に行かれた現在、動向の変化によってどうされるか決定権を持っておられるのは真のお母様である。
その後、真のお父様の聖和後の3年間は、真のお母様が國進様・亨進様に対し、喪に服すことを願われた。
ところが2015年3月から亨進様が独自な批判的動きを開始されたため、真のお母様の権限で、文善進様を世界会長にされた。したがってそれ以降の亨進様には世界会長の位置はなく、亨進様が2015年2月8日に世界に向けて発表した解任令宣布はすべて無効であり、江利川氏に発令された人事発令も一切、公認されるものではない。
お母様にも家庭連合の組織にも亨進様以上の権限はないとお父様は語られている。
「真の基台、真の子女、真の父母、万世代のどんなことも、この世の天と地の上に、
万世代の民も一つの血筋の国民だ。一つの天国の子女だ。全て入るのだ。
天宙平和連合、連合、連合は必要ない・・・天宙平和統一本部も絶対の唯一の本部だ。
その代表者、相続者は文亨進だ。それ以外の人は異端者であり、爆破者だ。
爆、(という)文字から・・・無くしてしまう(という意味の)者だ。
その、以上の内容は真の父母の宣布文だ。
文鮮明、印!」
天歴2010年4月23日(陽暦6月5日)と色紙に書かれた。
この動画を見ていて非常に疲れるのは、
お父様とお母様の意向が違うからである。
お母様はお父様に「世界宣教本部の公文指示事項だけを認定しなさい」
とお父様に言っていただきたいと願っておられる。
お母様は下から下からお父様を立ててお話しされてはいるが
お父様は受け入れない。お父様は言う。
「万王の王、万王の王が、真のお一人の神様、真の父母様もお一人の父母様、
万世代を天と地に、どんな国に、時代に、民も一人の血統の国民、
一つの天国の子女だ。血統が同じ。
天宙平和統一連合の本部は、本部は絶対唯一の本部だ。
この本部が二つあることはできない。
天宙平和統一連合という言葉は(二つと)ないと。
統一。統一とします。
統一本部も、絶対、唯一の本部だ。
その代身者、相続者は文亨進だ。
それ以外の人は異端者であり、爆破者だ。
その内容は、以上の内容は、真の父母様の宣布文だ。
文鮮明として印を打ち、2010年4月23日。」
お父様はこれで充分だと考えているが、とにかくお母様が執念深く訴え続ける。
ではそのたびごとにお父様はどのように語られたかというと。
「世界本部をアボジが立ててください」と強くお母様が迫ると
「これ、唯一の世界本部(亨進様のこと)。」
「ここ、代身者、相続者は文亨進だ。それ以外の者は異端者であり、爆破者だ。」
「それで世界本部から出る公文だけ。」とお母様が求めると、
「なぜ何度もそれを?」
「民たちは(亨進様を)信じなさい。」
「いいえ、説明がそのようになるということでしょう。その一言が重要なので・・・十分にわかりますが・・・世界宣教本部を認定しないから、その名前を、少し活かしてください。」
「認定が何だ。亨進が本部だ。これ全て亨進なのに。」
「いいえそれで、今現実がそうだから、もうほんとに。」とあきれ果てるお母様。
「なんと?オンマ、オンマが書いて」
さらに続き、お父様が言われた。
「何の世界宣教本部だ?」
「こいつめ私の(に?)これを信じろと、全て、顕進の名前もここには書かないのだ。」
「誰れも書きたくない。」
これは、お父様の名前によって、世界宣教本部に権威づけられて、顕進様や他の者たちの名前が公文に出ることをお父様は嫌がっておられるようだ。
そのかわり、亨進様にアライメントすれば、そのものは異端者でも爆破者でもないことになるからであろう。名前を使わず救いの道をつくられているのであろう。
すったもんだのあげく、色紙の裏面に特報事項が付け加えられた。
「特報事項
天宙統一教、世界統一教、宣教本部からの公文のみを認定する。文鮮明。
2010年4月23日(陽暦6月5日)
韓国天正宮で宣布する。」
お父様は念を押して言われたのが
「これとこれ二つ、表裏で一つだ。」
また
「中と外。事実だ。わかった?」
お母様
「はい」
お父様
「さあ、一つ、裏表だ。」
亨進様がお父様によって代身者であり相続者と公表されたのであるから、
通常なら世界宣教本部などどうでも良いことである。
お父様が決めた代身者である亨進様の名で世界宣教本部が公文を出せば良いではないか?
何故こんなに不自然に執拗にお母様はお父様に言い寄られたのであろうか?
亨進様の発言ではお母様が女性神であるという発言を何度も諫めてこられている。
お母様にとって、亨進様が代身者・相続者として出てくるのは予想外であったのだろう。そして都合が悪かったのではないか。
お母様はこうも言われている。
「亨進の名前を立てるのでもなく、ただアボジの名で」
お母様は王后になることを望まれていないようにも見える。
とにかく、お父様とお母様は後継者や権威については意見が違う。二心であった。
お父様は言われた。
「天宙平和統一本部も絶対の唯一の本部だ。
その代表者、相続者は文亨進だ。それ以外の人は異端者であり、爆破者だ。」
「認定が何だ。亨進が本部だ。これ全て亨進なのに。」
亨進様の人事に従わなかった宋総会長と徳野会長は異端者であり、爆破者になることを選択したのである。
パウロの回心を期待したい。
●サンクチュアリ教会の言説 その4
「基元節以降の真のお母様を中心とした祝福は無効で、サンクチュアリ教会での祝福のみが有効な祝福だ」
1.祝福結婚の主礼は真の父母様、もしくは真の父母様によって主礼を委譲された者のみが代行できる。
①「天の真の血統をもってこられた真の父母様を通して祝福結婚を受けることが正に真のオリーブの木に接ぎ木される恩賜です。‥‥血統は、父母が子女だけに与え得る特権中の特権です。 ‥‥真の父母様が許諾された聖酒式を通して血統転換をし‥‥真の家庭を探し立てられる道が大きく開かれました」(「平和メッセージ1」)
亨進様ご夫妻ははお父様の指示で主礼を何度も務めておられる。
既に委託されているではないか。誰もが知っていることであろう。
また、お父様が地上におられた時、任されたのは亨進様だけである。
十分資格があると言えよう。
2.「勝利された真の父母」がおられて初めて「真の父母」の代身による祝福の委譲も可能になる
①「父は一人でどうして子女を生むことができるだろうか。堕落した子女を、善の子女として、新たに生み直してくださるためには、真の父と共に、真の母がいなければならない」( 『原理講論』 P.264~265)
②「メシヤは人類の真の父母として来られなければならない。‥‥真の父母として来られなければならない理由は‥‥人類を重生させ、その原罪を贖ってくださらなければならないからである」(『原理講論』P.277)
③「真の母がサタンに奪われたので、本来の人間(メシヤ)は、死を覚悟してまでもサタン世界から奪い返してこなければなりません」(1968.7.14)『祝福家庭と理想天国』(Ⅰ)p.561
④「神様の独り子はいたのですが、独り娘がいません。独り娘に出会うことができなかったので、神様の初愛をすべて受けることができる独り娘に出会うために、イエス様は再臨するのです」(1971.2.17)
⑤「血統転換するには、結婚する前のお父さんの骨肉に潜む子供の種と心情一致する基準を得た後に、お母さんの胎中を通して再び生まれて来たという条件を満たさなければなりません(1988.11.2)
⑥「神様と真の父母、すなわち縦的な真の父母と横的な真の父母の二つの真の父母が一つになって、初めて私が出てくるのです。言い換えれば、神様は縦的な真の父母であり、完成したアダムとエバは横的な真の父母になり、その二つの父母が一つになった基台の上に私の心身統一が成され、天国と神様が連結されるということです。したがって、神様と真の父母に侍らなくては何もできないという結論を下すことができます」(2007.6.13)
真のお母様を失敗者とみれば、「勝利された真の父母」は存在せず、人類への祝福の摂理は不可能となる。ましてや他の者に祝福の主礼の委譲などできるはずもない。結論として、残念なことではあるが、真のお母様を失敗者とみることによって、サンクチュアリ教会での祝福を自らの手で全く無効なものにしてしまった。
お母様の全てが失敗したのではない。
12名以上の素晴らしい子女様をお生みになられ、お父様の心情と血統を相続させることに勝利された。このことにより、一代で終わらず伝統の確立の道を開かれたのである。
だが、お父様の絶対対象の位置を離れた、
お父様の対象にすらならないので
子女である亨進様の対象となり偉大な王后となることも放棄されたのである。
堕落天使長の勢力を封じ込めることのできるような、お母様の善の基台を我々が築くことができず、サタンがお母様を直接に誘惑し試練を与えることになってしまったのである。
そこでお母様が席を離れたので誰かがその席を守らなければならなくなったのである。
その者はお母様を誰よりも愛するがゆえに、死んでもお母様の代身になることを望まない者でありながら、お母様が絶対対象であることを離れたことの蕩減復帰のために、絶対の自己否定をもって心情的な死亡の血を流さなければならない。
また、お母様が亨進様を受け入れることができなかったことを蕩減復帰するために、
信俊様に敬礼を心からなして蕩減復帰しなければならない。
こうしてお母様の勝利された部分の基台の上に、御自身の勝利の条件を持って、
代身として立つ道が切り開かれたのである。
もちろんその前提には霊的に現れたお父様が亨進様に指示されている事実がある。
3.サンクチュアリ教会の「祝福式」の、もう一つの矛盾
真のお母様が失敗しても、真のお父様と一体化した子女様がおれば、その子女様に、すべての権能を相続させることができるのであろうか。
もしそのような事が可能であれば崔先吉女史が不信しても、真のお父様と一体化された聖進様を中心とする人類救済の摂理が推し進められたはずである。そうすれば、それ以降の延長された摂理は一切必要なかったということになる。しかしそのような摂理は一切なされることはなかった。
崔先吉お母様のときも、お支えする基台がなく、直接サタンが試練する状況を招いた責任は我々食口にあるといえる。それ故12名以上の子女様もお迎えすることができなかったので12氏族編成が不可能になってしまった。誠に残念なことであった。それゆえ聖進様を神は立てることができなくなったのである。
●サンクチュアリ教会の言説 その5
「お母様の指導のもと、『天聖経』は80%変えられ、天一国国家、家庭盟誓、聖婚問答も変えられた」2015.7.19
1.八大教材・教本と「天一国の経典」
八大教材・教本は、『家庭盟誓』と、『マルスム選集』を土台にした各テーマごとの4冊と、体系的教理を扱った『原理講論』『世界経典』の三種類に分類される。その中で御言に関しては、『マルスム選集』が土台となっている。本来ならば世界のすべての人々が韓国語の『マルスム選集』を学ばなければないが、それは現実的には難しいため、そこからテーマごとに抜粋された『天聖經』をはじめとする4冊の御言集が創られた。
そして本来、真のお父様が生存しておられる時代に、八大教材・教本をもって、基元節までに神の国家を創建するはずであった。しかし、その願いは実現されることはなかった。
そのため、2020年までに天の国を復帰する新たな摂理を再出発する必要があった。そのため真のお母様は、2000年までの御言から抜粋した先の『天聖經』を土台に、2001年以降の御言を加えて編集し直した天一国の経典として『天聖経』、さらに『平和経』『真の父母経』を出版された。
分派の多くは、新たな天一国の経典としての『天聖経』の出版に対して、御言を改ざんしたとして批判するが、「御言の改ざん」とは、御言そのものを、意味の異なる別の言葉に勝手に書き変えてしまうことをいう。真のお母様は掲載する御言を必要に応じて入れ変えられただけである。二冊の『天聖經』に掲載された御言はどれも貴重な御言集であり、『マルスム選集』にもともと掲載されている御言をそのまま引用したものである。
ただ八大教材・教本『天聖經』(初版)が出版され、何度か修正された後においても、さらなる修正の必要性を真のお父様は語っておられた。また『天聖經』の続編の出版についても言及しておられた。
①「今日は、『天聖經』に対する内容ですが、私がこれに修正することが多いのです。『何ページ、何ページを正しく直すのです』という声が聞こえてきます」(2009.4.27)
②「『天聖經』、これが先生が今、出版したのが、400巻を中心として抜き出したのです。今から1200巻となるのであり、 ‥‥ 『天聖經』1巻、2巻、3巻まで出てこなければなりません」2007.11.27)
③「まだ発表していない『天聖經』2巻、あるいは3巻となり得るものが待っています」(2008.9.25)
また『マルスム選集』はまだ完結しておらず、今後、未掲載の多くの御言がそこに加えられなければならない。
④「先生が語る御言は全部遺言にして残さなければならない」『祝福家庭と理想天国』(Ⅰ)P.241
これらのことについて真のお母様は責任を持たなければならなかったのである。
お父様は「天聖経 」として1巻2巻3巻とされることを願われていたことが分かる。
そのようにされれば、お母様の偉大な実績になったことであろう。
しかし、実際にはお父様の意向は無視され、「平和経」だの「真の父母経」だのに変更されてしまった。
お母様の教育書である「平和の主人、血統の主人」の改竄は上述の通りである。
①「原理の御言、先生の生涯のあらゆる記録を天理の根本として理解し、そこに符合する生活をしなければなりません」(2000.10.27)『真の父母經』12・1・1・14
②「先生はこの道を開拓して、復帰の公式を確立したのです。あとに続くあなた方はこの公式をよく理解して、それを応用して歩みさえすればいいのです」(1977.4.18)
③「原理はイエス様までを説明しているため、イエス様以後、先生に関することを皆さんは知りません。それゆえ皆さんは、これから本当に勉強すべきことが残っているのです」(1971.1.10)
④「原理に添付されなければならないものは、統一教会の歴史とその中に先生の歴史が入らなければならない」(1982.4.26)
⑤「先生が生きている時は先生の歴史を書きませんが、先生が死んだ後には先生の歴史を書くでしょう」(1970.8.11)天一国経典『天聖經』p.1005
お母様がお父様の対象に戻られないので
「偽の父母経」でしかなくなってしまったのである。
●サンクチュアリ教会の言説 その6
「亨進様家庭を信じないと、信徒は地獄へ行く」
神様も真の父母様も、堕落人間たちに対する審判ではなく、その救いのために歩んでこられた方である。
①「自分の愛する者を打って怨讐の子供たちを救うのが神の愛の摂理である。だから神は愛だよ。神が自分に忠誠を尽くす僕とか…をみな死の境地、血を流すような境地に落として、彼らが犠牲になる事によって…世の中の人を救っていく」(1967.7.10)
②「北韓の獄中から解放された時、一時間も行けば家族に会えるそのような立場にありましたが、会う事はしませんでした。それ以来、先生は、先生を深く愛していた母親、そして兄に会う事はできなくなってしまいました。共産主義者の犠牲になってしまったのです。先生は自分の親や兄弟を捨てて、見知らぬ人々を集めてやってきたのです。こうしてそれゆえに、皆さんがここに来るようになったのであります。先生は皆さんと会うためにこうしてやって来たのです。これが統一教会の歴史であります」(1973.7.1)
③「父母の心は、死地に向かう子供を呪う事はできません。十字架を背負ったとしても、子供を生かしてあげられる道をかき分けていくのが父母の心なのです。ですからすべての十字架を先生が背負い、子供である皆さんを生かしてあげ、行かなければならなかったのです」(1970.10.19)
亨進様はお父様が生きておられる時に、後継者として任命され、聖和後もお父様が霊的に現れて直接指示され、その如く歩まれておられる。
その方の指示に従わなくてどうして霊界でお父様と暮らすことができようか?
お父様がおられるところが天国であり、
お父様がおられぬところは地獄である。
三.最後に
1.試練を超えるための秘訣は神霊と真理の体恤
『原理講論』では、神霊と真理について、次のように記されている。
①「神は、堕落によって無知に陥った人間を、神霊と真理により、心霊と知能とを共に開発せしめることによって、創像本然の人間に復帰していく摂理をされるのである」『原理講論』P.169
また、2006年1月1日に、真の御父様は、分派からの災いを避ける秘訣について心霊と知能の両面から次のように語られている。
②「何かが良いからと言って、誰もが行くからと言って、行ってはいけません。…皆さんは『原理』の御言を知らなければ、すぐに引っかかって倒れる人が多いでしょう。あらゆる災いを受ける人が多いのです。 …災いを避けるただ一つの秘訣は何かといえば、文先生を忘れない事です。…サタンが…妨げる事ができないものは…真の父母を慕う心、会いたいと思う心です」(2006.1.1)
その通り。
2.心霊が主体で知能が対象ゆえにもたらされる状況
心霊が主体で知能が対象ゆえ、真のお母様との心情的関係が深まれば忠誠心が強まり、逆にこじれれば批判的となる。どんなに論理的誤りを指摘しても、こじれてしまった心情的関係を修復しない限り、問題解決はむずかしい。さらに真のお母様との心情的関係よりも、もっと強い他との心情的関係をつくれば、その関係を優先することになる。エバも神様との心情的関係より、天使長との関係が強くなったため、ルーシェルに付いていってしまった。
その通り。
①「堕落するときに良心を中心として神様を愛する欽慕の愛、追慕の愛よりも堕落的愛が大きかった…。愛の関係を結ぶとき、良心基準がその長成期完成級からもっと上がっていき、一つにならなければならないはずでしたが、そこに到達する事ができずにサタン的愛が入ってきて、それが強かったので堕落したのです」1998.10.3
だから神観を正しく持たなければならない。
男性格主体である真の父に相対すべきである。
3.真のお母様に対する批判は真の御父様に対する反逆行為
真の父母を受け入れ、共に御旨成就のために苦労してくれた食口たちを、敗北者ではなく勝利者として立たせてあげたい、そのために真のお父様が祭物となって真のお母様を中心とする2020年までの摂理を与えて下さった。今、心情の動機が御旨成就のためであったとしても、真のお父様が我々を勝利させるために投入して下さった最後の愛に対する反逆の道となってしまうことを理解しなければならない。
①「個人として神様の御旨と一致する伝統を受け継ぐ道を見い出せなくなる時は、彼がいくら努力をし、いくら忠誠を尽くしながら行くといっても、その結果は、必ず神様の御旨に背く立場に帰結するようになります」(1974.5.5)天一国経典『天聖經』p.878
お母様が御旨を成就したいという気持ちに偽りがあるとは、これっぽっちも我々も考えてはいない。
つまるところお母様が
1,私は無原罪で生まれたのではなく、無原罪で生まれたお父様によって復帰された。
2,私はお父様の絶対対象であり、絶対従順を貫く。
3,お父様の御心で立てられた代身者・相続者である亨進様に従う。
この3つを認めてくだされば何の問題もないのである。
「平和の主人、血統の主人」でお父様は我々に言われた。
「オモニ、悔い改めて下さい。私によって祝福を受けなければ生きる道がありません」といえるような皆さんにならなければなりません。
「オモニ、悔い改めて下さい。私によって祝福を受けなければ生きる道がありません」といえるような皆さんにならなければなりません。
「オモニ、悔い改めて下さい。私によって祝福を受けなければ生きる道がありません」といえるような皆さんにならなければなりません。
「オモニを再び祝福できる教材が出たので、訓読会の祖となるのは皆さんしかいません。」
アージュ!
外国では退会届など必要ないのである。
日本人だけが必要だと勘違いしている。
私の所属する以下の協会は
二世が幸せになることを最優先するところに特徴がある。
二世を幸せにしたい一世の方!
真の幸せを求めておられる二世の方!
神様が愛するかけがえのない貴方のためのに
奉仕し仕える協会は
皆様を待ち続けている。
私もあなたの良