原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

サンクチュアリ教会問題とは何か。      祝福と原罪精算の正統性に関する善悪闘争である

本部公文「元宣教師団特別集会のご案内」によれば

8月22日(土)午前11時~午後16時に集会が開かれるという。

サンクチュアリに関しては

江利川氏を中心とする日本サンクチュアリ教会問題及び分派問題について
 2015年8月8日の公文にある通り、日本統一教会の元会長の江利川安榮氏から「退会届」が届き、江利川氏を中心として日本サンクチュアリ教会が出発しました。この件につきまして、特に元宣教師の皆様におきましては、驚きと困惑と共に大変複雑な心境を抱えておられる事と思います。
情報が氾濫する現代において、いかに正しい情報を獲得できるか否かは死活問題となります。この為、サンクチュアリ教会問題だけではなく分派問題を含め、現在の状況についてお知らせをする場を持ちたいと考えます。

集会の進行は以下のような具合である。

 

(1)宋龍天全国祝福家庭総連合会総会長のみ言
(2)徳野英治会長の説明
(3)サンクチュアリ教会問題および分派問題の解説
(4)今後の取り組み(神氏族メシヤ、伝道、渉外)

 

参加対象は、1600名宣教師、185ヵ国120名宣教師など元宣教師に参加要請しているものである。

 

 

 サンクチュアリ教会問題とは何か。

それは、祝福と原罪精算の正統性に関する善悪闘争である。

 

2010年6月5日の「異端者 爆破者宣言文」をお父様が描かれるの動画には、

亨進様こそが唯一の代身者であり相続者であられることを真のお父様が宣言された。

また、亨進様は真の父母様より後継者及び世界会長として3度の王冠を授かった

 

したがって、祝福の権能を神から託された中心人物に亨進様はなられている。

では一旦父より後継者として祝福された権能を誰かが取り下げることができるであろうか?

正しい聖書観に立って考えなければなるまい。

以下がイサクによってヤコブが祝福された後のエサウとイサクのやり取りのところである。

 

 

:26)そして父イサクは彼に言った、「子よ、さあ、近寄ってわたしに口づけしなさい」。

:27)彼が近寄って口づけした時、イサクはその着物のかおりをかぎ、彼を祝福して言った、/「ああ、わが子のかおりは、/主が祝福された野のかおりのようだ。

:28)どうか神が、天の露と、/地の肥えたところと、多くの穀物と、/新しいぶどう酒とをあなたに賜わるように。

:29)もろもろの民はあなたに仕え、/もろもろの国はあなたに身をかがめる。あなたは兄弟たちの主となり、/あなたの母の子らは、/あなたに身をかがめるであろう。あなたをのろう者はのろわれ、/あなたを祝福する者は祝福される」。

:30)イサクがヤコブを祝福し終って、ヤコブが父イサクの前から出て行くとすぐ、兄エサウが狩から帰ってきた。

:31)彼もまたおいしい食べ物を作って、父の所に持ってきて、言った、「父よ、起きてあなたの子のしかの肉を食べ、あなたみずから、わたしを祝福してください」。

:32)父イサクは彼に言った、「あなたは、だれか」。彼は言った、「わたしはあなたの子、長子エサウです」。

:33)イサクは激しくふるえて言った、「それでは、あのしかの肉を取って、わたしに持ってきた者はだれか。わたしはあなたが来る前に、みんな食べて彼を祝福した。ゆえに彼が祝福を得るであろう」。

:34)エサウは父の言葉を聞いた時、大声をあげ、激しく叫んで、父に言った、「父よ、わたしを、わたしをも祝福してください」。

 :35)イサクは言った、「あなたの弟が偽ってやってきて、あなたの祝福を奪ってしまった」。

 :36)エサウは言った、「よくもヤコブと名づけたものだ。彼は二度までもわたしをおしのけた。さきには、わたしの長子の特権を奪い、こんどはわたしの祝福を奪った」。また言った、「あなたはわたしのために祝福を残しておかれませんでしたか」。

 :37)イサクは答えてエサウに言った、「わたしは彼をあなたの主人とし、兄弟たちを皆しもべとして彼に与え、また穀物とぶどう酒を彼に授けた。わが子よ、今となっては、あなたのために何ができようか」。

 :38)エサウは父に言った、「父よ、あなたの祝福はただ一つだけですか。父よ、わたしを、わたしをも祝福してください」。エサウは声をあげて泣いた。

 :39)父イサクは答えて彼に言った、/「あなたのすみかは地の肥えた所から離れ、また上なる天の露から離れるであろう。

 :40)あなたはつるぎをもって世を渡り、/あなたの弟に仕えるであろう。しかし、あなたが勇み立つ時、/首から、そのくびきを振り落すであろう」。

創世記27章26~40節

 

結論から言って、一旦父によって実行された祝福は、剥奪することができない

誰によっても?

 

祝福を与えた父ですら無効にできない。

ましてや、母にはいっそうできない。

 

お父様とお母様が一体であろうが

一体でなかろうが

祝福による権能は相続者に有効に移管される

 

これが正しい聖書観による祝福の理解である。

 

そこで、イサクは

「わたしはあなたが来る前に、みんな食べて彼を祝福した。ゆえに彼が祝福を得るであろう」

と語り、エサウ

「父よ、わたしを、わたしをも祝福してください」

「あなたはわたしのために祝福を残しておかれませんでしたか」

「父よ、あなたの祝福はただ一つだけですか。父よ、わたしを、わたしをも祝福してください」

何を言っても後の祭りであった。

 

そこで、誰でも信徒であれば心配になるのが

特に二世間の祝福問題である。

天使長主導のお母様による祝福が無効であると亨進様は考えておられる

ということは、

二世同士の祝福であるにも関わらず

実質一世同士の祝福と同様な立場に陥ってしまうかも知れない訳である。

後退である。

子女様であれこの世に人と結婚すれば、一世として出発しなければならない。

厳しい道である。

 

そこで、本来の神の祝福に立ち返るために

再び、亨進様による祝福が必要になってこざるを得ないというのである

 

日本においても世界においてもどんどん祝福が為されていく。

それが正しいものなのか、否かを信徒は知る権利がある。

責任者は説明責任を果たすべきである。

 

これほどの大問題が生じているのに、

一部の信徒にだけだはなく、全ての信徒に

「情報が氾濫する現代において、いかに正しい情報を獲得できるか否かは死活問題となります。この為、サンクチュアリ教会問題だけではなく分派問題を含め、現在の状況についてお知らせをする場を持ちたいと考えます。」

と言う姿勢が示されなければならないだろう。

なにしろ多くの信徒は祝福を受けているのであるから・・・

 

聖和されたお父様にとって、お母様を救い出す最後の切り札であり、頼みの綱が

宋総会長と徳野日本教会長であった。

 

わたしは、亨進様が名指しでお二人を非難したことに、

正論ではあっても同情を抱いた。

だが、こうして御心が理解されずにいることを見ると、

亨進様が厳しくおっしゃっていたように

彼らが傍観することによって間接的に罪を犯したと叱責される

サタンが喜ぶ悪の条件が想像以上に強大であり

身動きがとれない状態なのであろう。

 

間違った支持を受けたものが

忠誠ゆえにそれを実行した結果

多くの信徒に支障が起きた

すると、全ての責任は間違った指示をした

お母様だけに振られてしまうのであろうか?

 

これははたして忠孝なのだろうか?

 

22日は一方的に上意下達形式で集会が終わることなく

本質的な論議が、お父様の代身として世界宣教を歩まれた

諸先輩方に活発な質問や意見や議論を延長してでもなさっていただきたい。

統一教会に未来が切り開かれんことを!

先輩方!頼みます!