原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

日本統一教会の組織形態と天一国特別巡回師について一言

今回、天一国特別巡回師に4名が選出されたという。

飯野貞夫、柴沼邦彦、佐野邦雄、可知雅之、

このような方々は老中になった気で

若い二世が活躍できるための環境の整備に尽力を尽くしていただきたい。

佐野邦雄氏も次回の日本協会長選挙ではご自分ではなく

息子さんを立候補させてほしいものである。

立候補資格の条件を知らないが・・・

私に一票を投じる権利があるなら、父親ではなく息子さんにいれるだろう。

 

私は統一教会の組織形態、つまり組織図がどのようになっているのか知らないが、

どうもおかしな形態になっているのではないかと思うことがある。

地方の教会に所属していて何となく感じるのは

総会長→日本教会長→・・・・

というように職位が落とし込まれているのではなく

総会長から二つに枝分かれしている組織なのではないかという疑惑である。

ひとつは、総会長→日本教会長→松濤本部職員(教育や伝道などの担当者)

もう一つは、総会長→全国の教会網というように実質的な組織である。

あるポジションの責任者であるということは、

大ざっぱに言えば決裁権と人事権をもっているか否かが重要である。

カネとヒトを動かせるということである。

仮にこの二つとも持っていないとすれば、実質的な経営なり運営なりができる立場ではないことになる。

お飾りに過ぎないとか、影武者であるとか、傀儡であるとか・・・

とにかく実質的な権限を持っていないということである。

つまり徳野教会長の傘下に日本全国の教会があるのであろうか?

という疑問である。

宋総会長は人事権と決裁権をどの程度、徳野日本教会長から下に権限委譲して組織を作るっているのだろうか?

100%自分が掌握しているのだろうか?

韓日が一体化するためには、

一般の会社で、社長から専務と次々役職を経て末端に組織が展開するように、

教会も指揮系統が総会長の下に日本教会長その下に全ての組織が展開しなければならない。

これができていないと、必要のない問題が次から次に出てくることだろう.

そうでないことを祈るが、通常の組織のようになっていないので

韓国人牧会者が横暴を振りまき続けてきたのではないかと思うにいたったわけである。

私の県には素晴らしい信仰の韓国人の責任者もおられる、同胞が目も当てられぬ有様だと、日本人の我々以上に心痛いことであろう。

日本人の日本教会長にそれなりの権限があったならば、

十年以上に渡っておかしなことが繰り返されるばかりで、自浄作用が働かなかったというのは、あまりのも不思議である。

もし私が想像しているような組織形態であるなら、

何故私のように問題を指摘するものがいなかったのかも、もっとわからないことである。

リーダーというのは問題を解決する人である。

問題を解決するために変革を起こす人である。

現状維持のための管理をする人のことではない。

 

問題は肩書きではない。

肩書きに見合った権限があるかどうかである。

今回、天一国巡回師として4人が選ばれたようだが、

どのような権限があり

どのような目的のために

任命されたかが重要である。

実質と肩書きは同値にした方がいいのである。

もし、日本教会長が主礼としての権限しかないときは

日本主礼長でいいのである。

実体とずれが生ずると様々な問題が生じてくるわけである。

 

善進様が世界会長になられたという。

現在の教会の情況は、男性信徒が信仰を立てることができず、

かえって教会のお荷物やトラブルメーカーになっている感じである。

お母様を先頭に善進様や孝進様の相対者の崔妍娥様、国家ではエバ国家。

つまり現在は女性の信仰でもっている状態である。

 

亨進様が実際に世界会長を解任されたのは二年くらい前のようだが、日本ではあまり公にはされず、解任された気がしない信徒が多かったかと思う。

とにかく役がない方が自由に動きやすい利点もある。

また、お母様の方向と違って見られると困るので

一旦は理由を持って暫定的処分を受けたという形の方が、

双方にとって良い結果をもたらしやすい。

指揮系統も一つになってわかりやすい。

今後は江利川さんだけではなく、徳野会長の信仰の見せ所であろう。

宋総会長の人事がなかったことは日本にとって最後のチャンスになるかも知れない。