原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

たった今現在の摂理の中心人物は誰か? それは真のお母様である!

 

イエス様が三大試練を受けた際に、サタンが用いたものは、もっともそうな御言葉であった。常にサタンは光の天使(善の天使)を装って近づいてくるのである。

映画「エクソシスト」の中で老練な神父が若い神父に対して、

「サタンの言葉を決して聞いてはならない。何故なら彼は嘘つきだ。」

「巧妙な言葉で心理的に攻撃してくる。その力は極めて強力だ。」

といったような台詞がある。

つまり、誰が聞いても一聴もっともそうに語り、そこに御言葉を混ぜて、論理的・心理的・情的に判断を誤らせるように働いてくるのである。

一部の事実に隠れた嘘を混ぜて混乱させるのである。

では何が正しいのか?

如何にして我々はそれを知ることができるのであろうか?

一体何を基準に判断すればよいのであろうか?

勿論。神様である。

では、神様と一体となることができ、神様の心情を語ることのできる資格は何処にあるのであろうか?

基元節とは何か?

基元節を何故我々は迎えることができたのか。

そこで予定されていたものは、真の御父母様の完成・完熟の御聖婚であった。

当たり前の話ではあるが、単独に、真の父の御聖婚でもなく、真の母の御聖婚ではない。お二人で勝利された、いわば蘇生・長成・完成の三次を経て、人類史上初めて間接主管圏を突破し、神の直接主管圏に至ったのである

既に天が認め得る完璧な基準で真の御父母様は勝利されておられたので、

あとは基元節を待つばかりであった。

これが基元節の御聖婚である。

神様と完全に一体化された男女が、人類史上初めて顕現したのである。

このことは、地上に現在、直接主管圏に至り、神と一体になられ、神の心情を語る資格があるのは、真の御母様たったお一人しかいないということである。

これが正しい原理観である。

そこで御母様はご自身のことを「独り娘」と表現されたのである。

我々如きが全て集っても到底理解できない心情の世界に生きておられるのである。

したがって、仮に「私は真の御父様が聖和される以前から、日本人の指導者の教育を真の御父様から任せられ、聖和の直前までそうであったのです」と言う者が現れたとしても、

たった今現在は、真の御母様が公認しない限り、全く意味がないどころか、もしそれでもって活動すれば、目的性を180度反し、悪となってしまうのである。

たとえ、神を愛し御旨を愛すると言っても、結局のところ、神を代身とする真の御母様の指示や方針に反することとなり、永遠の命を失うことになるのである。

真の御母様の判断や指示以外は絶対的なものではなく、その人物の心霊のレベルや御言葉の理解度、また神の心情の復帰度によって、それぞれ単なる相対的な判断しか得ることができないのである。

これが正統な判断を得るための核心である。

どの信徒でも知っている極めてシンプルな事柄である。

そこで、もし仮に真の御父様の御心のためにとか、御旨のために、こうあるべきと立派な講演をあなたが聞いた時には、こう聞いてみるが良い。

「大変素晴らしいお話でした。ところで一つだけ質問をさせて下さい。」

「あなたは真の御母様の指示には100%従うと、神様と真の御父様の前にお誓いできますか?」

もし、ハイと言われれば問題はないが、洗礼ヨハネのように「見よ、神の子羊」と言ったくせにイエス様とは別行動をしたように、口先だけであればその信仰は「白く塗りたる墓」と同じで、外は綺麗だが中身はおぞましいものでいっぱいであることを証明する結果となるのである。

また、「ハイ」と答えることができず黙り込んだり、「イイエ」と言う返事であれば、正体を暴露することになるのである。

孔子は「巧言令色少なし仁」と言ったが

信仰の世界においても、厳に注意しなければならない事なのである。

 

時に、真のご家庭の周辺で問題が起こることがある。

時に、御子女様の周辺で問題が起こることがある。

そこで御子女様の周辺で問題が起こり、

御子女様までも引きずって道連れにしようとする動きがある

そこで地上に真の御父様がおられた時に

御子女様まで連れて行った!と嘆かれた動画が残されているのである。

当然の事ながら

一つである真のご家庭を引き裂いていくような

真の御母様から御子女様を引き裂くような

そのような動きには、我々は本当に注意して

真のご家庭の外堀や内堀を埋めることなく

侍義の王道を歩むことができるよう

心がけたいものである。

念のために老婆心から申し上げたいことは

アベル・カインという信仰用語は

堕落人間や・堕落世界に適用されるための用語である。

これをなんと御子女様に使っている者がいると聞いた。

ここまで来ると言葉が出ない。

 

 問題は常に真のご家庭の周辺に起こる

よもや真のご家庭の問題と見誤ってはならない。

そのような呆れた信徒はいないであろうが、

それほどまでに、サタンの働きとは巧妙であり、

真の父母様にしてはじめて

完全に見切れるようなものだからである。

従って、我々は油断なく、かつ下手な自信は持たないにこしたことはないのである。

 

さて、今、天上世界では忠孝の人である長子・孝進様が真の御父様を支えておられる如く、その相対者であられるヨナ様が、地上において真の御母様を支えておられる姿こそ、我々が見本とすべき信仰姿勢である。

2014年6月23日、世界平和女性連合海外派遣20周年記念 において、文妍娥 会長が清心ビレッジにおいて語られた御言葉より)

「霊肉界全体が祝福を受けて、天の御父母様の前に帰らなければならないという言葉があります。真の父母様は、天の御父母様と一体になって、天地人真の父母としても一体となって準備ができました」

「  なぜそうなのか!?真の父母様はすでに、堕落前のアダム、エバの本来の位置まで戻って行くことができる処にいらっしゃるのに 開いてみると、入籍することのできる祝福家庭がありませんでした。これが真のお父様の結論でした。そうしたら再び原理本体論修練を受けたことを条件にして、真の父母様の祝福家庭の責任を捧げて、基元節を迎えていただくという意味がありました。」

祝福家庭全体が共に行くのに一つになれず、ここは大丈夫だが、ここは大丈夫ではない。というように、ここに問題がありますよね。その後、サタンは、懺訴条件を訴えてきて、その基元節の日を迎えるときには条件がもはやない。すると、真の父母様の立場から、どのようにして迎えようとされたのか!?皆さんが真の父母様の立場の場合、私が悪魔だとしたら何の要求をするでしょうか?というわけで、真の父母様に要求したい放題をする代わりに、貴方達を救うのか!?皆さん、その部分を考えていただく必要があります。熱心に祈りましょう。」

 

神の業は一体化を促進し

サタンの業は分裂を促進する

 

①本来一体化していて一つであるものを二つに分けて見る

 →真の父と真の母は別もの

②本来一つである解釈を二つに分けて見る

 →本当にお父様がそう言ったのですか?

③本来一体化して行動すべきものを分かれて行動する

 →お母様の許可や承認を得ず、自己の位置を離れ言動活動をする

 

 参照

神山元会長の韓国講演での発言の誤りを正す

http://divineprinciple.hatenablog.com/entry/2014/08/06/131256

真の父母様は「公的に愛され、公的に愛する」神山元会長の講演を前に祈る

http://divineprinciple.hatenablog.com/entry/2014/09/17/210537