原理講論を読む

日常生活の中で 考える糸口を求めて

金正恩は、米中書脳会談(4月6〜7日)から100日後の7月15日までに核実験とICBM発射を完了する気だ!

文在寅が大統領に就任して早々に、北朝鮮はミサイルを発射している。

そのミサイル報道を文章で知った私は、文大統領が親北であることを隠蔽するために示し合わせた猿芝居だと考えた。

ところが実際に報道の動画で文大統領の表情を見て驚いた。

明らかに誰がみてもその顔に狼狽している感情が読み取れたからである。

まさに、「こんなはずじゃなかった!」とでも言いたげであった。

だとすれば、協力せずに金正恩が突っ走る理由はどこにあるのだろうか?

昨日のトランプ大統領が習近平に「100日の猶予」を与えたという報道でわかった。

 

金正恩核兵器を持たない指導者は、やがて殺されてしまうと考えている。

そこで、彼はなんとしても核実験で成果を上げ、小型化した核弾頭をミサイルに搭載し、ミサイル発射後に的確に目標を狙えるような誘導技術を勝利に導きたいと考えている。先日の事件で大気圏外から再突入することに成功し、燃え尽きずに地上の目標を狙える技術を証明した。

 

トランプ大統領は数々の手を打って彼の行動を止めようとしたが、

依然として彼はマイペースで行動計画を進行させている。

それは何故か?

金正恩の立場になって考えてみれば、

トランプ大統領が習近平に与えた100日の猶予期間

まさに仁川上陸作戦に該当するからである。

この期間は北朝鮮が南進すれば完全に中国の面子を潰すことになり、中国の怒りを買うことになる。それはできない。

一方、この期間はアメリカが中国に猶予を与えた期間であり、、中国主導で解決する期間である。そこで南進などの非常事態が起こらない限りは、基本的にはアメリカは静観することになるのである。

つまり、「南を攻撃しさえしなければ、アメリカは北朝鮮を攻めてくるはずはない」というのが北朝鮮金正恩の読みであろう。

そこでこの安全な期間に、電撃的に全てのなすべきこと、つまり核融合やミサイルの開発やその実験などを完遂させてしまおうという魂胆である。

それ以後においては、アメリカが積極的に関与してくることは目に見えている。

そこで、それまでに核兵器保有してしまって、アメリカと対等に渡り合おうとしているに違いない。そのように考える。

6月半ばから7月が、韓半島の正念場なのではなかろうか?

北朝鮮が準備万端になるやいなや、

圧倒的な北爆が実施される可能性が高まったと観測できるのではあるまいか?

 

 

さて、100日猶予についての記事や、今までのミサイル発射の経緯などがまとめられた図解を二つほどいかに引用したので参考にお欄いただければ幸いである。

 

 

北朝鮮対応「100日猶予を」 中国・習主席、米に要求:朝日新聞デジタル より引用

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 北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が4月初旬のトランプ米大統領との会談で、米国が北朝鮮に対して具体的な行動をとるまでの猶予期間として「100日間」を求めていたことがわかった。この会談で合意した両国の貿易不均衡是正についての100日計画と並行し、安全保障分野でも同じ期限を設定した格好。ただ北朝鮮は21日も弾道ミサイル発射を強行しており、どこまで効果が出ているか不透明だ。

 米国や日本の複数の関係筋が明らかにした。会談でトランプ氏は、北朝鮮の対外貿易の約9割を占める中国に経済制裁を強めるよう求めた。その上で、中国が協力しない場合、北朝鮮と取引がある大手金融機関を含む複数の中国企業を制裁対象に加える米政府独自の新たな制裁を検討していると説明したという。

 中国企業が制裁対象になれば米国の金融機関や企業との取引ができなくなるため、習氏から猶予期間を提案。経済分野と同期間の100日間で、中国側が北朝鮮に強く働きかける考えを示したという。中国は秋に指導部が入れ替わる共産党大会が控えており、米中関係がギクシャクしたまま重要な政治日程を迎えたくないという事情もあったようだ。

 関係筋によると、会談で両首脳は、北朝鮮による新たな核実験大陸間弾道ミサイルICBM)発射を阻止することで一致。北朝鮮による「重大な挑発」があった場合、米中がそれぞれ独自の制裁を北朝鮮に科すことでも合意した。習氏は、中国国内の企業からの北朝鮮への送金規制や北朝鮮向けの石油の輸出規制などの独自制裁を検討していることも示唆したという。

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北朝鮮ミサイル発射に関するトピックス:朝日新聞デジタル より図を二つ引用

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